知識集
今日はデザインがテーマですが、基本ホットペッパーやクーポンランドに載せるデザインについて書きたいと思います。
広告デザインこれはかなり集客に対して重要なポイントになってきます。当たり前のことだと思われるかも知れませんが、本当にここにこだわって広告を掲載してるサロンは僕の目から見てかなり少ないです。そして僕が集客に成功している一つのポイントがここにあります。ここに手を抜くと本当にお客様は来ないです。要は看板になります。
ここでのポイントはデザインと価格。これは大切!
まずデザインと価格で他のサロンとの共通点はありますか?
例えば新宿で出した場合とにかく周りの価格に合わせるか。もしくは下げるかです。ここでまわりに比べて高いとまず集客が難しいです。ただ下げすぎるのも禁物です。
お店の名前が売れていたりすれば別でしょうが、最近の傾向として有名店より価格が安くデザインがこっているまたは価格が安く洗練されたデザインを出しているお店の方が集客できている傾向にあります。
カリスマ美容師や、カリスマネイリストはいますが今時代が求めているのはこの価格でこのデザインができるといったようなお客様が圧倒的です。
だから簡単に言えばまず
①エリアの広告のデザインの方向性と価格を調べる(このときホットペッパーやクーポンランドの担当を呼んで相談しながら調べるとなお良いです。) ②そのエリアの人気店の人気デザインを実際施術してもらいに行きます。下記の内容の調査です。(普通のお客様として)
・デザインのクオリティー ・所要時間 ③ ②に基づき価格設定に入ります。下記の条件をもとに電卓を弾いて価格時間を決めて行きます。 ・材料費 ・人件費 ・固定費等 シンプルに言いますと
一番人気のデザインをどこよりも安く早く
集客の大事な一つのポイントになります。
オーナーについて自分はネイリストではありませんがやはり長く安定してこのビジネスをやられていくのでしたら、オーナー兼ネイリストが一番理想です。
フランチャイズとして数店舗やられるのなら別ですが・・・
僕はネイリストにはなれないので店長クラスの数人と組んで経営させていただいていますが、要は役割分担です。
僕は経営、ネイリストは現場です。
ネイリストに早くオーナーになってもらい独立して欲しいのですがそのスキルや勇気、経営に関して知識がないので僕がそこを後押しする感じになります。
やはり僕はネイリストオーナーが経営が一番安定すると思います。
なぜならネイリストがオーナー業を一度覚えてしまえば食べて行けますが僕のようなただのオーナーはネイリストがいないと食べて行けなくなってしまいます。
ただ一度成功すればリアルビジネスでのコツは掴めますが・・・
だからネイルサロンはオーナーネイリストが最高です。
男性でもできますができれば女性で将来不安な方、野心のある方なら今からネイリストでオーナーもオススメです。
フランチャイズにしていくには?
人ありきなのですが、まずは自分が成功することです。
当たり前ですがこれが一番大切。自分がサロン運営でまず安定した収益を
出す事が最低条件です。
その後自分がやったスキームをある意味売って行くのですが流れとしては・・・
サロン経営での安定収益の後にそれをスキーム化して売るのですが基本そのスキームを渡したからといって誰ですぐ成功・・・正直厳しいです。
何故ならネイリストとは職人だからです。マクドナルドのように誰でも初日から少しはできるという職種ではないという意味です。
これは経験したら分かるのですが通常新しく始めたオーナーさんたちは人材確保でつまづきます。要は人が集まらないのです。店長クラスは特にです。
ジョブネイルやリジョブで求人かけても中々集まりません。そしてここにも経費がかかりますので最初に投資するお金がない場合皆さん躊躇される所になります。
ですのでフランチャイズ本部で成功するとしたらスタッフを常に安定的に確保し、オーナーさん達に紹介して行くことも大切なポイントとなります。これがもっともうまくいく本部のポイントの一つとなります。
ですのでまずは
①ご自身での一店舗めの成功 ↓ ②ご自身の二店舗めの成功 ↓ ③二店舗めの成功のタイミングで研修生の採用を始め技術研修&業務全般(予約のとり方、接客など)の教育に入ります。
ネイルサロンの業務は、 ・ネイリストとしての施術の業務 ・カルテの管理等のデスクワークなど事務 ・在庫管理、材料の発注等の業務・・・etc
つまり施術だけできてもネイリストとしては無理な訳です。マルチな対応力が必要となってきますので最初からしっかりと教えていきます。ここで数ヶ月研修したネイリストを中心に新しい店舗を広げて行きます。
要はここで教育した人材もスキームとして紹介します。もちろん研修を受けたネイリストがそのままオーナー、店長として育てて行かれるのもお薦めしています。
フランチャイズを起こす事は非常に魅力的です。ただそれだけにリスクも多々あります。リスクというようりは抑えるところは抑えないといけないところがあります。
まずネイルサロンでしたら自分がある程度起動にのり成功したとしたらそのスキームを作りフランチャイズにしていくのですがここで注意するのはフランチャイズにならないと得られない何かがないと厳しいです。
やり方のみ教えてそこからロイヤリティーをもらい続けるの事は不可能です。
社労士にしっかり規約を作ってもらい書面を交わしてもはい独立っていうパターンはいくらでもあります。
ラーメン屋さんも非常に多ですね
最悪のパターンは自分の店の近くに店を出される事です。これで潰れた例も沢山あります。
ではネイルサロンはどうか?
正直スキームとして誰にでもマネが出来るとは思います。
そこでないといけない仕組みを作るのは正直厳しいですがネイルサロンで一番厳しいのが「ネイリスト」です。
ネイリストが誰にでも出来るような仕組みを作りフランチャイズ化になかなかならないのは誰でもがネイリストにも慣れないしもし辞めた場合の損失が大きいからです
レストランのウエイターとはいかないのです
中心のネイリストが辞めただけで潰れるサロンもありますから・・・
だからもしサロンオーナーでフランチャイズをやるなら常に安定したネイリストがいる事です。大手は基本必ずといっていい程これが必須になります。
ではこの流れについてまた書きます
ネイルサロンでの年間売上ですが1年を通してみてみるとやはり6〜8月がMAXの売り上げです。やはり夏がくるのでフット(足のネイル)がきますので単価が倍になるのです。いつも職場ではできない方が夏になりサンダルを履くのでその分お客様が増えます
ただやはり1、2月は売上は落ちます
これは大体のサロンさんが当てはまると思います。皆さん12月、1月で結構お金を使うようですね。うちのサロンはお客様はそこそこ入っておりますがやはり予約の入りは弱いです。なんだかんだで当日予約でも結構入れます。
ここで大切なのはおおよそ売り上げが見込めるのなら前もって戦略を立てる事ができます
例えばシフトもそうです
今日お客様がいないからスタッフを帰す事は基本NGです。時給が発生してますので稼ぎたいスタッフもいるはずですから、まあでも帰りたいなら別ですがだからスタッフが余るようなシフトを組まずまえもって売上を意識していればしっかりとしたシフトを組めば純利益は安定します
さあいよいよ宣伝の使い分けです
戦略になってきます
まずサロンを場所が決まったらホットペッパービューティーでマーケティングをしてもらいます。 この地域にどれくらいのサロンがあって価格帯はどのくらいか?デザインはどうか?等々。
勝算があれば店を出すわけですがホットペッパー+クーポンランドで様子をみます。
最初は全く知名度がないので(マンションサロンの場合)とにかく宣伝の意味を込めて同時にスタートをお薦めします
ちなみに両方とも支払いは後払いなのでその月の売上で払う事ができます。
ここで2〜3ヶ月リピータが増えてきましたらホットペッパー一本で大丈夫だと思います。そして店も安定しリピーターが50%しめ80%にいったらサイズダウンそして定期的連載に切り替え、平行で自社のHPでの集客が理想です
ではクーポンでくるほとんどのお客様は俗にいうクーポンでしか来ないお客様です。だから最高のサービスをしなければよほどの事がない限りリピーターは厳しいと思います。
ですのでグルーポンはやはり保険として集客が落ちる時に活用するのがオススメです
ネイルサロンの宣伝で一番メジャーな宣伝媒体はホットペッパービューティです
僕のサロンも基本ここ一本です。関東ですとプラス、クーポンランドがありますが今はリピーターが様が増えたのでホットペッパービューティー一本です。
ちなみに料金は1年契約で紙面とHP合わせて4分の1サイズで21万(税込み)但しこれで約6~8倍のリターンがあります
後クーポンでは最大手グルーポンがあります
ここは掲載料をとらないかわりに激安クーポンを載せるという形です。おわかりのようにほとんど利益がはないです。
はたしてどちらがいいのか?先に払うか?後で払うか?みたいな感じですね
これはしっかり使い分けが必要です。この使い方を間違えると大変なのでまた詳しくご説明します
ネイルサロンのオーナーさんや店長とこの一年沢山会ってきましたがオーナーの多くは ネイリスト→オーナーのパターンが非常に多く経営が好きで稼ぎたい!などでやる方はあまりいないのです。
そこでよく売上の話しになりますが多ければいいという事ではありません。
以前相談されたオーナーさん売上は本当に高いのですが利益がないのです。
だからまず最初に何が必要か?それは利益です。
どのくらい稼ぎたいのか?管理会計が多少必要になります。
①売上ではなくまずは①利益
利益+固定費=粗利がでます
この粗利に仕入を入れたものが目標になります。
この売上目標にお客様1人単価を割れば今月何人のお客様に施術すればいいのか?わかります。
もちろん僕は会計士でなければ税理士でないので財務会計はわかりませんが多少の管理会計があればしっかり利益は出せます。
ネットなどでネイルサロン経営を調べると自宅サロンでのBSがよく書かれていますがもし経営するならどちらがいいのが?
これはそのオーナーの経営戦略によりますが基本ネイリストでない方がオーナーでやる場合自宅サロンはよほど大きな家でない限りあまりお勧めはできないです。
自宅サロンをやる多くの方はネイリストである程度顧客がいる状態ならいいとは思いますが基本それだけですと収益は難しいと思います。
1人のネイリストだけの収益はたかがしれています。
よほどのスキルがない限り安定したリピーターがずっとつくのも難しいと思います。趣味の延長で自分が食べていければ・・・ならいいですが「稼ぐ」となった場合は難しいです。
だんだんリピーターも減ってきて結局宣伝費もかけなくてはならなくてしまい利益が宣伝費でとんでしまいます。
ですのでもし「稼ぐ」というスタンスであれば2~3人いたほうがいいです。必ずかかる固定費を考えると人件費をかけても売上をあげた方がいいとは思います
最近よく聞かれるのですが僕はまだ個人事業です
税理士とも相談させていただいて今はそうしてますが夏過ぎには法人にする予定です。
基本最初は小規模でサロン展開をしていくなら個人事業で大丈夫だと思います。
法人と個人の大きな差は税金です
売上、利益ががつがつあがってきているのならそれは法人がいいとは思いますがまだ売上が200万位なら個人で大丈夫です。
それに個人でしたら雇い入れの人数によりますが社会保険も強制ではありません。労災のみで大丈夫です。
でも2店舗など事業拡大をしていくなら法人・社会保険等は必要になってきます。その時のメリットは会社として信用がつきいい人材が集まる事です。
会社として大きくしていくなら絶対必要ですね。
ここはいいか?悪いか?ではないので自分の目標設定にそってやるのがいいとは思います。
後別件ですがネイリストはシングルマザーも多かったりしますからこの場合助成金がもらえたりします。最寄のハローワークで是非聞いてみて下さい。
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
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