知識集

ネイルサロン開業について
  • オーナーについてネイルサロン経営ネイルサロン経営についてネイルサロン開業について2024.01.22

    みなさんこんにちは

    2024年今年も宜しくお願い致します。

    早速ですが今回のメルマガの内容はこちら

    「独立と会社勤務はどちらがいいのか?」

     

    この質問もよく頂きます。

    ようは店で働きながらと個人で独立する

    としたらどちらがいいのか?という事。

     

    こちらですが

    ポイントは2つ

    ・自由

    もしくは

    ・安定

    このどちらに焦点を合わせるか?これにつきます。

     

    正直100人以上今まで独立している

    ネイリストと話をしてきましたが

    個人サロンのレベルではよくて大体60万の売上がいいところです。

     

    自宅ならさておき、マンションなど物件を

    借りてやるならそこから宣伝費など

    引くと残り25〜30万位が相場です。

     

    正直お勤めしている給料とさほど変わりません。

    そこに有給も無ければ

    社会保険的な保証もないです。

     

    独立=稼げる!というイメージが

    あると思いますが

    人を雇ったり、店舗展開などしなければ正直そこまで変わりません。

    ちなみに人を雇ったり店舗展開をしたら

    一気に自由度は下がります。

     

    ここのカテゴリーは自由とはちょっとニュアンスは変わりますね。

     

    なので金銭の自由ではなく

    1人で気楽に出来る。

    自分だけの好きなネイルに没頭出来る。

    休みたい時に休む事が出来る。

     

    このようなところが自由というところです。

     

    ですから独立=好きなネイルでお金持ち!とはならないので注意。

     

    まとめると

     

    ・独立に向いている人。

    1人が好き、組織に向かない

    責任は自分でしっかり取れる人

    野心があり将来的に業務拡大をして金銭的に豊かになりたい人

     

    ・会社勤務に向いている人

    安定が好きな人。基本的に守られていたい人

    責任は取りたくない

    ネイルも好きだがプライベートもそれ以上に

    充実させたい人

     

    こんな感じかと思います。

    もちろん会社勤務もサロンによるので

    自分に合ったサロンに勤める事が大前提にはなります。

    ご自分がどちらがあっているのか?考えてみて下さい!!

  • ネイルサロン経営についてネイルサロン開業について2023.12.15

    今日のテーマはセミナーでもっとも多い質問は?
    という事で書いていきたいと思いますが

     

    ネイルパートナーや最近その他色々とご依頼がありセミナーを
    やらせていただいてまずが毎回沢山の質問
    をお受けします。

     

    例えば
    開業届出はどのように出したらいいのか?
    融資は受けた方がいいのか?またやり方
    集客方法や集客をする為に使う媒体は何か?
    店をどこに出せばいいのか?
    コンセプトの作り方や価格の決め方

    などなどあげれば沢山出てきますが
    1番多い質問は

    「扶養内にて独立をしたいがどうしたらいいのか?」

     

    これが1番多い質問です。

     

    要は一番独立をする方で多いゾーンは
    リスクをかけず扶養内で小規模からの
    独立というニーズが多いという事ですね。

     

    これに対して毎回税理士を入れて
    セミナーをやってますので興味がある方は
    是非次回のセミナーに来てちゃんと確認をして欲しいのですが

     

    扶養に関係するポイントは2つ

    ・売上による問題
    ・旦那様(奥様)の社会保険問題

     

    大きくはこの2つになります

    売上に関しては利益ベースになりますが
    社会保険に関しては組合などにより
    利益ではなく売上で判定するなど
    さまざまですので確認は必要。

    とりあえず文章では中々説明が難しいので……
    興味ある方はセミナーでお待ちしております!!

     

    とりあえず今回1番お伝えしたい事は
    このくらいの小規模でやる方が
    1番多いという事。

    特に今お持ちの固定客様がいるなら
    自宅サロンなどでやれば
    ほぼ初期投資はかからないで済みます。
    ほとんどリスクはないという事です。

    自宅で出来るならまずは物件など借りるよりも
    こちらがおすすめです。
    上手くいけば物件を借りればいいのです。

     

    美容業でも最も独立のハードルが
    低いのがネイルサロン。

    もちろん物件借りたり雇用などしたら
    また別物になりますが
    自宅で扶養内位なら特にリスクはないので考えているかたは是非挑戦
    してみて下さい。

     

    次回のセミナーはこちらになりますのでお待ちしております

    ネイルパートナー セミナー予約サイト (e-shop.co.jp)

  • ネイルサロン経営についてネイルサロン開業について2023.01.20

    こんにちは仲村和也です。

    12月は売り上げの良かったサロンも多くあったと思います。

    コロナになりそこからの年末としてはとても勢いがある年だったと思います。

     

    この事からも今年はまた開業する方や店舗を増やす方が増えると思います。

     

    ありがたい事に実際開業の問い合わせや店舗フォローアップの依頼も増えております。

     

     

    開業に関しては

    繁忙期に合わせて46月位のオープンが理想かと思います。

    ちなみに目標は初月損益分岐突破です。事業計画はしっかり行って下さい。

     

    その際立地の選定、これは非常に大切。

    どのように調べればいいのか?方法は色々ありますが

    大きく二つ

     

     

    ①ホットペッパービューティー

     jSTAT MAP

    この二つは基本ベースです。

     

     

    大商圏(大きな街)でオープンを考えているならホットペッパービューティーの

    担当からその地域のPV数やライバル店調査をしてもらう。

     

    それ以外の立地ならjSTAT MAPのサイトから

    人口を割り出しその地域のサロン数を割り出す。

    人口に対してライバル店が少ない地域の選定です。

     

     

    立地はお店を出してから変更は不可なので

    しっかり集客が出来る立地を探しましょう

     

    ちなみに個人サロン、顧客ゼロでスタートする場合は大商圏での開業は

    リスクがあるのでローカルエリアでの開業がお勧めです。

     

    ローカルエリアで人口が多い割にライバル店舗がいない

    これです。

    ローカルエリアでもたまに激戦地域があるのでそれは要注意。

     

    逆にネイリスト34人規模のサロン運営なら

    ライバルがいなくても

    ローカルエリア過ぎるとネイリストの求人にハードルが上がるので

    そこはしっかりバランスをとりながらになります。

     

     

    どちらにせよ

    今年サロンオープンの場合はそろそろ準備スタートです。

  • ネイルサロン経営ネイルサロン開業について2022.05.30

    ネイリストの個人独立について その2

    こんにちは仲村和也です

    ではネイリストの独立ですが

    時代的に個人でサロンを開く場合初期投資を多くかける事は厳しいかと書かせて頂きました。

    ちなみに独立する時に初めからお客様などがもういる状態

    60〜70万程の売上見込みがあったり

    最初に投資した費用が一年で全然回収出来る

    などもう見込みがあればいいかと思いますが

    それがないのなら

    いかに初期費用をかけずに独立をするかがポイントです

    この事からも最近は

    美容室の空いている席の間借りや

    ネイルサロンで空きスペースを使う

    など自分の城を持たずに経営する事を私は勧めでいます。

    大手企業ですらもうテナントから出てそれぞれが

    リモートでいこうと

    していたり

    シェアオフィスにしていたりと

    今の時代は自分で所有しない

    これがトレンドだと思います。

    私が始めた10年前はまだまだ所有の時代でしたが

    いまはこのように持たない時代だと思っております。

    私もサロン展開しないのは

    自前で持たずに何か他の事で規模を大きくしていきたいと思っているからです。

    ただ昔から自分のサロンを持つ事が夢など

    それをしたい方はそれでいいのです。オーナーの自由ですから。

    ただ経営者として稼ぐ事をしたい

    しかしあきらかに稼げる計画がないのなら

    自分で持たない今はこれをおすすめします

  • ネイルサロン開業について2020.02.13

    ネイルサロン店舗を拡大する際の“落とし穴”

    独立開業を考える方なら、「青色申告」という言葉は聞いたことがあると思います。
    でも、意外と正確に理解している方はあまり多くありません。

    青色申告をかなりかみ砕いていうと、「個人事業主の税金の計算において、ちゃんと
    帳簿をつけてマジメに申告することを条件に、税金をサービスしてくれる」という制度
    なのです。

    具体的にどういうサービスをしてくれるかというと、こんな感じです。

    ■10万円または65万円の経費のボーナスがある。

    ■赤字の場合、3年間繰り越して将来の経費として使うことができる。

    ■専業で手伝ってくれる家族への給与を経費にすることができる。

    ■1個あたり30万円未満の物品購入を一度に経費にすることができる。

    ■家賃など一部しか事業で使っていないものをその割合で経費にすることができる。

    ■税額控除など税金上の特別な制度は青色申告を条件にしていることがほとんど。

    ・・・それぞれに細かい要件はありますが、ざっとこんな感じです。

     

    ちゃんと儲かってい
    る方であれば、税金が軽く数十万円は安くなっても驚きません。

    青色申告でない方は「白色申告」になりますが、白色申告だからと言って適当に申告
    してよいわけではなく、結局資料の保存義務などもあるので、実質的に青色申告には
    デメリットはないと言えます。

    青色申告をやる場合の注意点は、次の2つです。

    ■事前に「所得税の青色申告承認申請書」を提出しておく必要があります。

     例えば、2019年分の確定申告(2020/3/15が申告期限)から青色申告をやりたけれ
    ば、すでに2019/3/15までに届出を出していないといけません。
     新規開業の場合は、開業から2か月以内に提出すればOKです。

    ■期限後申告にペナルティがある

     期限後申告をすると、65万円の控除はつかえません。
     また、2年連続で期限後申告をすると、青色申告の承認が取り消されます。

    少しだけ簿記の知識が必要になりますが、ぜひ青色申告に挑戦してみてください!

  • ネイルサロン開業について2016.03.05

    こんにちは。

    仲村和也です。

    前のブログで、「起業したいのであればまず決めること」といったことを話しました。
    それでは、決めたら次にすることは何か…?
    これは、とにかく情報収集することだと思います。

    メリット・デメリットにかかわらず必要な情報収集

    この情報収集については、既にサロンを経営されている方にももちろん重要なことですし、私も常にしています。
    これからネイルサロンを始めようとしている方となれば、尚更のこと情報収集が大切になってきますし、それはずっと続けていかなければならないことです。
    そして情報の収集で大切なことは、メリットもデメリットもきちんと集めることです。

    それと同時に、ここは人それぞれではありますが、家族などの理解もあった方がいいと思います。
    例えば、主婦の方がサロンを始めようと思ったのであれば、ご主人の了解なしには始めるのは難しいでしょうし、男性の場合にしても奥さんや家族たちに理解して貰うことが大切だと思います。
    物理的にはもちろんですが、心情的にもやはり協力してくれる人は多いに越したことはありません。

    どんな場所にどのような形で出したいのか? 規模はどれくらいか? それには資金はいくら必要なのかなどを調べていかなくてはなりません。
    まずは、自分がどんなサロンをどういった形でやっていきたいのかを、整理するためにも書き出してみるといいと思います。
    そして、協力者との関係にもよりますが、こういった詳細をその人にも伝えておく必要もあります。
    気をつけたいのは、自分にとって都合のいい情報だけを取り入れないことです。
    また、起業したいというと必ず、嫌なことを色々と言ってくる人たちが不思議といますが、これにも惑わされないようにすることです。

    しっかりと自分を持って起業することが大切

    資金については、貯金などの余裕資金で始めるのももちろんありですが、しっかりとした事業計画を立てて、あくまでも事業資金として融資を受ける、というのもゆくゆくのことを考えるといいのではないかと思います。
    なぜなら、実際にサロンを始めた後に、キャッシュフローが上手くいかなくなってしまって融資を受けようとしても難しくなるからです。
    もちろん、お金が回らなくならないように計画してはいくわけですが、何が起こるか解らないのが商売ですので、いざという時のための保険はあるに超したことはありません。
    ここに関しても、色々な情報収集が重要になってきます。融資の受け先や方法はもちろんですが、どれくらいの余裕があればいいのかなどの情報も必要です。
    サロン開業で起こりやすいトラブルなどもチェックして、それを潰していくにはどうすればいいのかなども、まずは知識として知っておくといいです。

    そして自分が目指すサロンのビジョンにあった出店先を考えて、その地域のお客様層や、ネイルサロンが既にあるようであればそこはどんな売りで商売をしているのかなどの情報も掴んでいかなければなりません。
    この他にも必要な情報はまだまだありますが、その情報をどこで得るのか、というのも大切です。ネイルサロンをやっているオーナーに知り合いがいるようであれば、その人に相談に乗って貰うのがいいと思いますが、そうではない場合には、経費はかかりますが私のようなコンサルタントに頼むのも方法です。
    その際に気をつけたいことは、できるならサロン開業に携わった経験を持った方を選ぶということです。ビジネス全般のコンサルティングを理論的に行うような方はダメというわけではありませんが、実際の経験からくる生の情報やアドバイスというものはとても重要です。

    ただし、どんなに情報収集してもアドバイスを受けても、ただ右から左へというのではなく、それを自分なりに分析して理解しなくては意味がありません。
    得られた情報を考えて、もしかすると当初の予定を変更する必要が出てくるかもしれませんし、最悪断念したほうがいいと思うかもしれません。
    どうするのかを決めるのは、自分です。
    起業する以上、誰かのせいには出来ません。しっかりと自分を持って、ブレないことが大切です。

  • ネイルサロン開業について2016.03.04

    こんにちは。

    仲村和也です。

    先日、仲よくさせて頂いているサロン様のお客様に、このブログの読者の方がいらっしゃったという嬉しいお話しを聞きました。
    読者数は現在777名になって、沢山の方からお問い合わせを頂いて本当にありがたく思っています。
    たまたま確認したところ、ゴロのいい数字だったのでビックリしました。

    決めること、行動すること

    ブログを読んでいるそのお客様が、「あのブログを読んでいると私もサロンを出せるかも、と思っちゃうけど無理ですよね~」とおっしゃっていたと聞きました。
    なぜ、無理なのでしょうか?
    その理由でいちばん多いのがお金です。
    やりたいけどお金がないから…。これはもっともな理由ではあると思います。
    ですが、私も始める時は融資を受けましたし、そのような方法で始める方は沢山いらっしゃいます。

    では融資を受けるにはどうしたらいいのか? と調べてみればいいのです。
    これはネイルサロンをやりたいという方だけではなく、全ての起業したいという方に当てはまると思いますが、“行動するか、しないか”のどちらか、それだけです。
    現在の職業も環境も、関係ありません。
    やろうと決めたら、やれるように行動して変えていけばいいだけです。
    もちろん、それなりのリスクを背負うことにはなりますが、それは何をやろうとしても同じことだと思います。
    自分は何をやりたいのか、現状では出来そうもないから諦めてしまうのか、やれるように積極的に動こうという意思はどれくらいあるのか。
    大げさではなく、人生は一度きりです。それまで自分が思ってもみなかったことを始めることで、その後の生き方が変わってくることもあります。
    単純に、“決めること”これが大事だと思います。

    信念を持って行動することが必要

    実際コンサルティングに入らせて頂いてきた、現在はオーナーになっている方々も、主婦だった方や夜のお仕事だった方、OLだった方など本当に様々です。
    何となく起業したりサロンを出すのは、何かに恵まれた限られた人にしか出来ないように見えますが、そうではなく、行動が出来た限られた人ということなのです。
    行動すると決めたならば、ひとつひとつ目標をクリアしていく。この繰り返しです。

    ただし、実現するためにやらなければならないことは山ほどあります。その中には難題となるようなことも多々あるでしょうし、途中で辞めたくなるかもしれません。
    特に資金繰りに関しては、中々うまく融資が受けられないこともあるでしょう。
    これらを全てクリアしていくには、それなりの覚悟も必要となってきます。
    覚悟を持って行動するには、それ相応のビジョンがないと難しいと思います。ネイルサロンでいえば、自分はどんなサロンを作りたいのか? 小さくてもいいので純粋にサロンを持ちたいのか? ビジネスとしてゆくゆくは店舗展開も考えたいのか? など、ビジョンによってやらなければならないことは変わってきます。

    やると決めたならば、まずは自分の確固たるビジョンを持つようにすることが大切です。
    そしてサロン起業のためにしなければならないことを徹底的に調べて、ひとつひとつを確実に潰していくことです。
    最初は解らないことだらけかもしれませんし、整理するためにもやる必要のあることを書き出しておくといいかもしれません。

    さらにいえば、無事にサロンオープンにこぎ着けたとしても、今度はそれを軌道に乗せるための行動が始まります。
    いくらビジョンを掲げたからといって、当たり前ですがいきなり達成できるわけではありません。ここでも、そこに辿り着くまでの道しるべとして小さな目標を作っていくことも重要です。
    ひとつひとつの目標をクリアしていくことで、自分のビジョンに少しずつ近づいていくわけです。

    簡単なことではないかもしれませんが、このブログがキッカケとなって、何かを始めて人生が豊かになる方がいらっしゃれば本当に嬉しいです。
    そのために、みなさんのお力になれることがあれば喜んでお手伝いをさせて頂きたいと思っています。

  • ネイルサロン開業について2016.02.11

    こんにちは。

    仲村和也です。

    これからネイルサロンをやりたいと思う方と沢山お会いしますが、今「ネイルサロンで大儲けしよう」というのは、このブログを読んで頂いている方には解っていると思いますがなかなか難しいことです。
    自分がネイルサロンを経営し、さらにはネイルサロン開業のサポートをする仕事をしている身でこんなことは正直言いたくありませんが…。

    サロンを存続させていく大変さ

    ですが、私はやり方や考え方さえ間違わなければ、ネイルサロンはとてもいいビジネスだと思っています。
    もちろん、ネイルサロンが登場し始めた頃と比べれば飽和状態になってきている部分もあるので、年々難しくはなってきていますが、まだまだ大きな可能性があることはハッキリと言えます。
    ただ、決して失敗して欲しくないという思いがありますので、カンタンに稼げます! というようなことは言いたくありませんし言えません。
    今までの実績やデータ、マーケティングによる統計や時代背景など、全てを加味した上で、色々な情報を発信していきたいと思っています。

    まず私は、お店を出す以上は“潰さないこと”“存続し続けること”を中心に考えています。
    何だか夢のないようなことを言う、と感じるかもしれませんが、存続させていく、ということはそれだけ大変なことです。
    特にネイリストがネイルサロンをオープンしたいと思った場合や、ネイルが好きでサロンを持ちたいという方には注意して欲しいことがあります。

    趣味の延長などではなく、ビジネスとして考える

    ネイリストの方に多いのが、“自分の好きなお店を作る”ということです。
    決してこれが悪いといっているのではありません。
    しかし、それが趣味の延長みたいなことや自己満足で終わっては、借金を抱えてしまうだけです。
    ビジネスは“豊か”になるためにあります。
    それが苦しみに変わるようなことは避けなければいけません。

    例えば、ネイリストとオーナーで基本的に意見が食い違うことが多いのが、ネイルの商材の価格です。
    ネイルのプロとしてこだわったものを使いたい…これはよく解るのですが、それを使ってお客様が来てちゃんとサロンが回っていれば全く問題かありません。
    ですが、残念ながら回らない場合も多く発生します。
    そのときに、当たり前ですが自分の店なので補填するのは自分自身なのです。
    ネイリストとして働いていたときのように、オーナーから小言を言われるだけで済むわけではないのです。

    経営者としてのオーナーと、技術者としてのネイリストでは、はっきり言って立場が全く異なります。
    ネイリストがサロンを経営するということは、この2つの立場を、ひとりでバランスよくこなしていくことが重要になってきます。
    これはとても大変なことではあるのですが、どちらか一方に傾いていてはやがてサロンが上手くいかなくなることは明白です。

    ネイリストとは逆に、ネイルのことをほとんど知らない方がサロンを経営しているというパターンもありますし、それで成功している例も多くあります。
    かく言うこの私もそのひとりです。
    この場合だと、技術者としてのこだわりもあまりないので経営者としてのみの考え方ができます。
    もちろんネイリストたちスタッフとの折衝はあるでしょうが、冷静に物事を考えられることになります。
    有望なスタッフやアドバイザーがいてくれればしっかりと分業できるので、ネイリストオーナーと比べて有利な部分もあると思います。

    ですが、技術も知識もネイルのことを熟知している方が、全体的なバランスを考えてサロン経営が出来たとすれば、これほど強力なことはないのです。
    ところが、どうしても技術者としての考え方が優先してしまう傾向にあるのは事実です。
    これも大切なことではありますが、そのこだわりがお客様に伝わってサロンに来て貰えるようでなければ、それも意味のないものになってしまいます。

    自分のサロンを出すのであれば、まずはニュートラルな状態になってお客様の立場を考えることが大切です。
    この価格、立地条件、デザイン、サービスであれば集客できるのか? を考えてみて下さい。
    この商材を使ってこの価格でいけるのか? これはお客様のニーズに合っているのか? そのこだわりはお客様にも受け入れて貰えるものなのか? などひとつひとつを考えて下さい。
    時には諦めなければならない部分も出てくると思いますが、サロンの将来を考えた経営戦略としてはそれも必ず必要になってきます。
    ネイリストとして自分の理想のサロンを作りたいならば、まずはお店を存続させて軌道に乗せることを第一に考えることです。
    本当にやりたいことは、その後でも十分にできるはずです。

    これらが出来るならば、ネイリストとしても現場に一線で立てるあなたのサロンは、人気店になる可能性がグッと高くなるはずです。

  • ネイルサロン開業について2016.02.04

    こんにちは。

    仲村和也です。

    今回はネイルサロンをオープンする際の大切な第一歩である、物件選びについてのお話しをしていきましょう。

    何より重要なのは“立地条件”

    路面店である物件を探している場合には、ネイルサロンを出したいといっても大家さんからNGが出ることは少ないと思いますが、マンションタイプの場合には断られることが比較的多いのです。
    クライアント様と一緒に物件を探していてもNGと言われてしまうこともよくあるのですが、ここは割り切ってどんどんと他の物件を当たってみましょう。

    物件を選ぶポイントといえば立地条件・家賃・広さなどがありますが、この中でも商売が成り立つかどうかを確実に左右する立地条件がやはり最も重要だといえます。
    サロンの看板になるカリスマネイリストがいたり、顧客が沢山いるネイリストオーナーがオープンするのなら別ですが、一般的には駅から徒歩5分圏内は必須かと思います。

    また、立地条件を考えるときには、その街にはどんな年齢層のどんな人々が多く集まるのかなどのリサーチも必要になってきます。
    若い年齢層が多いのか? 大人といえる年齢層なのか? オールラウンドなのか?
    これによって、サロンのサービスなどの方向性が変わってくることもあるからです。
    もう最初から出したいサロンのビジョンなどが決まっているのであれば、それに見合った人々が集まる場所を探す必要がありますし、まずは出すための場所を探すのであれば、その場所のニーズに合ったサービスができるサロンを作っていかなければなりません。

    他にも、いいと思った物件の周囲にはライバル店となるサロンがどれくらいあるのか、どんなサービスが売りの店が人気なのかなどをチェックしておくことも大切になってくるでしょう。

    自分の考えているサロンに見合った広さと家賃で

    広さと家賃に関しては、自分が出そうと思うサロンの席数や価格設定によって違ってきます。
    単価3980円のサロンと8000円のサロンでは席数も変わってきます。
    ネイリストたちスタッフを何人雇用して、どれくらいの価格設定、時間で回すのかをしっかりとシミュレーションしてみて下さい。

    物件を内覧していると、ついつい外装や内装の新しさや綺麗さに左右されてしまいがちですが、個人的にはそこはあまりこだわらなくてもいいところだと思っています。
    もちろん清潔感は必要ですが、外装や内装によって人気サロンになるかというと、私の経験上では全く関係がないからです。

    心情的には新しくて綺麗なのがいいと思うのは当然ですが、もし立地条件と内装などで悩むならば、迷わずに立地が少しでもいい方を選んだ方がいいです。
    これは資金や大家さんとの契約条件にもよりますが、内装などは後からでも変えることができますが、立地条件だけは変えることができないこともあるからです。
    やっぱり他の立地条件の方がよかった…となっても後の祭りです。そのためにサロンを移転するとなるとお金もかかりますし、また大変な思いをします。

    ちなみに、物件を探す際には、大家さんに契約条件などの確認をしておくといいでしょう。
    内装はどれくらいまでいじれるのか、契約更新や立ち退く際の条件など、契約条件の細かい内容は物件のタイプによっていろいろと異なる部分が多いので、最初のうちにしっかりと確認することが大事です。
    契約後に思っていた内容と違っていたりすると、サロンの運営に影響をきたすこともあり得るので注意しましょう。

    本当に自分の理想となる物件に巡り会えることは少ないと思います。
    ですので、どの部分を妥協すべきなのかを考えておくことも必要です。
    前述してきましたが、その時にはまず基本的な立地条件は外さずに、他の部分で妥協できるならする方向でいくといいと思います。

    あとは資金との相談、そしてその物件の立地条件、家賃や広さが、集客出来る見込みの人数や価格設定、スタッフ数などとバランスが取れているかどうかを、しっかりと見極めて決めることが大切になってきます。
    そのためにもあらゆる方向からリサーチを行って、十分な情報を収集することからはじめるのがいいでしょう。

  • ネイルサロン経営ネイルサロン開業について2015.11.28

    こんにちは。

    仲村 和也です。

    11月も終わりに近づきこれから年末に向けての繁忙期がはじまります。

    新規オープンするサロンも多い時期です。

    12月オープンのサロンは今がオープンに向けてのラストスパートだと思います。

    オープン前は、やらなければいけないことが沢山あると思いますが、極論をいえばテーブルとイス、最低限のネイル商材、そしてネイリストが居れば大丈夫です。

    何よりも問題になるのはとにかくネイリストの人数が揃っていないことです。

    オープンまでにしっかりとネイリストを集める。これは必須です。

    4席~5席ほどのサロンの場合、経験者2人に未経験2人が理想です。

    全て経験者でもいいのですが中々集まらない事とある程度新人がいた方が自分なりのサロン作りがしやすいというポイントもあります。

    人件費的にも全員ある程度のキャリアがある場合厳しくなります。

    そしてオープンを控えている場合はホットペッパーなどのクーポンに載せているデザインを皆が当たり前に出来るようになっていないといけません。

    ここは正直場数なのでモデルを探し繰り返し練習するしかありません。

    新人ネイリストはやはり時間がかかってしまうのでここも短くもっていけるようにしなければ利益をだすのが難しくなるので重要です。

    サンプルやカラーチャート作成もあるので経験者の方はチップ作成、未経験の方はハンドモデルをひたすらこなすのが理想です。

    この未経験の場合ですが、すぐに上達する方もいればなかなか難しい方もいます。

    この個人差はある程度はしょうがないですがやはりお給料を支払う以上ある程度の期間までにはというのを決めたほうがいいと思います。

    サロンにいる間のみの練習ではやはり厳しいので努力しようと思えるような雰囲気や空間をつくるのもオーナーの大切な仕事だと思います。

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