知識集

収支関連
  • ネイルサロン経営について収支関連2023.03.15

    今回のテーマは、「利益が出てるのに現金が減っている!?」についてです。

    独立して、やらなければならない業務の1つに日々の会計業務があります。手段として、

    ・自分で会計ソフトを購入して帳簿をつける
    ・税理士に資料を全て郵送して帳簿をつけてもらう(記帳代行)

    がありますが、どちらにしても月々の経営成績が「試算表(損益計算書や貸借対照表)」
    という形で出てきます。

    みなさんは、この試算表を見て利益が出ているのか赤字になっているかを判断することになります。
    数字を見慣れない方は、ズラリと並んだ数字に最初は苦手意識を持ってしまうかもしれません。
    しかし、独立したからには試算表の数字は毎月チェックしたいところです。

    損益計算書は売上と経費を集計して利益を計算する表です。
    損益計算書の最後の行に利益が記載されているはずです。
    この数字だけ見て、「今月は儲かった」とか「今月はイマイチだったなー」と思っていませんか?

    最初はそれでいいかもしれませんが、ある時こんな風に思うことがあるかもしれません。
    「あれ?今月は30万円も黒字なのにお金が減っているような気がする、、、」

    そう、それが本日のテーマです。

    数字に不慣れな方は「利益=現金」と勘違いしやすいのです。
    いや、数字に不慣れな方だけではないですね。黒字倒産という言葉を聞いたことがありませんか?
    これは、上場しているような大きな会社でもあり得ます。
    黒字ですから、利益は出ているのに倒産してしまうのです。

    今回全てを説明するのは難しいので、みなさんには利益から現金残を簡易的に計算する方法をお伝えします。

    まず、御手元に試算表をご用意ください。

    そして、損益計算書の利益の金額に、
    損益計算書の経費の中にある減価償却費(資産がない場合には記載がない場合もあります)の
    金額を加算してください。そして、借入金がある人は元金の返済金額をマイナスしてください。

    その金額が簡易的に計算した現金残の金額になります。

    個人事業の方はさらにここから生活費をマイナスしてみましょう。
    その金額がマイナスだった場合には、黒字で合っても現金は減っていくことになります。
    逆にプラスの数字であれば現金はその分増えているはずです。

    上記はあくまでも簡易的な計算方法ですので、現金残がピタッと一致するものではありませんが、
    概算では計算できます。

    みなさんに本日覚えて頂きたいのは、利益が出ている=現金が増えているではないということです。
    特に店舗が増えてくると、この考え方は非常に大切になってきます。

    利益も出ているし問題ないと思って融資を受けないで新店舗を増やしてみたけど、
    すぐに現金がショートしてしまうなんてこともあります。

    試算表を見るということは、本業ではありませんが、非常に大切な業務になります。

  • 収支関連2017.09.22

    ネイルサロン店舗を拡大する際の“落とし穴”
    こんにちは。

    仲村和也です。

    前回の「経営で重要なポイントとなる、キャッシュフロー」の続きのお話しをしていきます。

    ➡ 続きを読む

  • ネイルサロン経営ネイルサロン経営について収支関連2015.11.18

    こんにちは

    仲村和也です

    今回は売上200万の達成方法です。

    個人でサロンをやっている方からしましたら200万はすごく大きな数字に感じるかもしれませんが

    この数字は難しいようでそうではありません。

    現にコンサルをさせて頂いているサロンでもこの売り上げは出でいますし行こうと思えば行ける数字です。

    この数字を出すためにはまず

    「仕組み」ここから考えます。

    でもその前には何故ここまで売り上げをあげたいのか?も考えた方がいいです。

    今日はそのような話ではなくとにかく売り上げ200万というところなのでここの話をしますが

    200万これは都内でサロンをいくつかお持ちの場合一つの目安にもなります

    大体宣伝費や人件費など差っ引くとこの位の売り上げがないと満足がいく収益は出ないと思います。

    ですのでまずはとりあえず200万をだすために計画を立てます

    大体平均として単価が一人5500円としますと

    363人の集客が必要になります。

    まず一人では無理な数字です。

    30日で毎日10人やっても無理な数字です。

    よくクライアントさんからオープンしてお客様から予約入りました

    ときますが戦略を間違えなければ集客は簡単です

    200万を出すために考える事はまず
    そもそもの仕組みが大切ですが

    立地
    集客媒体
    人材

    これが揃わないと200万はいけません
    小手先のテクニックでどうこうするのは後の話で
    例えばスタンプカードを作る、客単価を上げる、等々です

    ここの3点が崩れれば目標の200万はいきません

    ですからまず

    推測で来るだろうでの立地ではあまりにもリスクで
    あくまでもデータを元ここなら大丈夫というところがポイントです

    そして宣伝媒体
    200万だと363人の集客です

    これが明確に出来る媒体です。
    基本的にこの位の人数ならこの集客媒体は業者に任せる方がいいです

    そして最後この363人を対応出来るスタッフです
    この時の施術時間など考えてこのサロンでは施術時間はどの位にしてなど考えますと
    必要なスタッフの人数が見えてきます

    このようにまずおおよその仕組みの柱を作る事が大切です

    ただしビジネスで大切なのは売り上げもそうですが利益です
    いくら売り上げがあっても利益がなければ倒産しますので200万の達成が正しいという事ではありませんので
    そこは注意して下さい

  • etc収支関連2014.03.05

    そろそろ確定申告の時期です
    今回マイネイルは個人で行う最後の確定申告になります。

    オープンしたばかりの方は最初にかかる経費で収める税金がとても少ないと思います。

    もう経営が長い方や税理士にお願いしている方は何も心配する必要はないと思いますが
    まだ独立した事がない方やこれから考えているネイリストの方々は
    このような事も勉強していく必要があります。

    僕も税理士と二人三脚で色々相談をしています

    マイネイルのように毎年店舗展開をしていく場合利益があがっても年に一回
    オープンすればその時に300万位経費を使うので純利益が少なくなります。

    だから会計上会社にあまり利益が残らず払う税金も安いです。
    このように丸々使わないお金がたまればたまるほど気持ち的には嬉しいですが

    日本の税法上そこに税金がかかります。
    簡単な話このお金が多い程税金が高くなります。
    だから経費として皆さん使うのです。

    マイネイルはまだまだ若い店(会社)ですし新しい店に投資をしてますから
    例えばよくある話車やマンションを会社名で買うなどはできません

    でもお金が余ってくればそれを税金でもっていかれるのなら何かに使おう!!
    というのがよくある話です。
    これを何に使うのか?は基本的オーナー次第。

    ただこの時注意しないといけないのがあまりにも節税ばかりしていると
    会社の信用がなくなるのでもしもの時にお金を借りる事ができなくなったりするので

    注意が必要です。
    ある程度このネイルサロンをここまで広げたいな
    と思うのでしたらこのように経費をどう使っていくのか?
    も考えながらやるといいと思います。

    何も考えず後で大変な思いをする事も多いので・・
    でも難しく考えずまずは会社にお金を残す事
    残ったお金を更にちゃんと使う事

    これでいいと思います。
    残った時にそういえば税金がなんとか言ってたな?でまずはいいです。
    その時に行動しても大丈夫です。

    うちのスタッフもそうですが結構このような話が苦手な方が多いので
    最後はいつもこんな感じになります・・・

     

    でもプライベートサロンで一人でやっていくのならそこまで考える事はもちろん
    ないと思います。
    ここがネイリストが選ぶポイントでもあると思いますが・・・

     

    本日も最後までありがとうございました
    これからも皆様からのメッセージ、コメント気軽にお待ちしいおります!!

  • etc収支関連2013.06.11

    損益分岐の話しですが簡単にいいますと

    「売上高がこの額を超えていれば利益がでて、この額を下回れば赤字」

    みたいな感じです。

    これをシフト作りに使っています。

    友人オーナーはこれを自分で作成していましたが僕はあえてネイリストに作ってもらっています

    もちろんネイリストの負担にはなりますがこれを作りながら経営感覚を養うためです。

    ただ僕らは税理士ではないのでそこまで細かくはやりません。

    でも「ここだけは」というところは抑えます

    どこかといいますと僕は損益と言っていますが

    固定費、例えば家賃や光熱費、税理士や労務士など毎月必ずかかる経費があります

    それらを当サロンの売上から考えて「3000円」をポイントにしています

    ちなみに当サロンは大体売上が200万、固定費が70万位です。

    ですから「売上」÷「その日の労働時間」=3000円になるように設定すれば利益が50万になります。

    例えば昨日の売上は・・・

    71080(売上)÷23.5(合計勤務時間)=3024円

    でした。これだと問題がないのです。

    但し例えば

    95000(売上)÷40.5(勤務時間合計)=2345円だと売上はあっても人件費がかかりあまり利益率はよくありません。

    だからシフトの作り方は

    目標売上÷勤務時間=3000円がいけば当店は問題がないとしております
    もちろん人件費が据え置きで月の売上が200万以上の場合はそのまま損益は変わりませんので丸々利益が出ますがここはあまり狙いません。

    あくまで素人が作った計算式ですがとりあえずは上手くいっております

  • etc収支関連2013.05.03

    当サロンではクレジットカード決済を使用しています

    他のオーナーさんからはカード手数料がもったいないなど言われますがうちではカード手数料を払ってもカードを使用しております。

    ちなみにカードはVISAかマスターカードです。JCBも取り扱いたいのですが手数料の関係で扱っておりません。

    扱う理由は

    ・都内でのネイルサロンですとほぼ当たり前の感覚でカードが使われている事

    ・普段現金を持ち歩かないカード払いのお客様が多いので集客につながる事

    ・現金で払う方より単価が高い

    など利点はあります。では今当店はどのくらいの売上を決済しているか?

    売上200万のうち約40万位です。5分に1ですね 手数料は約ですが40万÷3.5%=14000です。

    お客様3人の売上に相当します

    カード決済はこのようにかかってしまいますがこれ以上にカードのおかげで売上もあがっておりますしお客様の事を考えてカード決済はこのまま続けていきます。

    余談ですが・・・業種によってカード加盟店手数料は違います。

    家電量販店やコンビニ・・・・・・1%

    デパート・・・・・・・・・・・・・・・・・・2~3%

    小売業や専門店・・・・・・・・・・3~5%

    バーやクラブ飲食店・・・・・・・4~7%

    風俗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7~10%

    と一般的には言われています。まあこれはあまり関係の無い話しですね~

     

     

     

     

  • etc収支関連2013.04.18

    店舗を借りるのはもちろんネイルサロンOK物件ですが中にはネイルサロンNG物件でサロンをやっている方も多くいらっしゃいます。

    中にはというか個人でやられてるかたはかなり後者が多いようです。

    プライベートサロンでの完全予約制と唱いブログで集客するのであれば問題は起きにくいと思います。

    しかし僕が提案しているようなビジネスモデルは基本ホットペッパー掲載するパターンなので禁止物件では難しくなってしまいます。

    ただ本当に趣味の延長でご自分のペースでゆっくりやりたいのであれば全然ありだと僕は思います。

    基本的に店舗契約しますと保証金+消費税が追加されますので結構高くなるとは思いますが住居用で借りる事も可能です。

    通常料金でいけます。不動産屋さんに住居ようでいけるかどうか聞いてみても損はないと思います。稀にうまく安くして下さることもあるので。

    ホットペッパーに掲載するかしないかや物件の最初の経費など、で最初は口コミオンリーお店を安定させてから店舗可能な物件に移動するのも手ですね!

    サロン運営の方法は色々あると思いますが是非小さい一歩でもいいので頑張ってください。

     

  • etc収支関連2013.04.18

    ネイルサロンで仕事をする上で「広告費」と「人件費」という一番かかる経費があります。

    路面店や商業施設の場合は「広告費」の代わりに「家賃」だと思います。

    どこを削減しどこに投資するか。ここが中々悩みどころですが大切なのは純利益をどれだけ出したいか。ここにつきます。

    ここがしっかり決まらないときりがないし目標も定まらないので余計な出費がかさむはめになります。

    だからまずは純利益でいくらを設定するかです。

    例えば50万ならそうなるように数字を書各セクションでたてて行きます。

    もっと経費を節約したい!!とか営業をかけられてもっと投資したい!とかあると思いますが小さなマンション経営で勝って行くなら基本的な仕組みを作る事が非常に大切です。

    パイが小さい分色々な動きをするより確実な利益を安定的に出す事が僕は重要だと考えます。

    小さい崩れが大きな崩れの原因になります。

    人件費を節約してハードワークになればスタッフは辞めてしまいますし、欲をかいて宣伝にどんどん投資してもお客様を受けきれなかったりと・・・

    ですからしっかりとした経費の流れを欲をかかず最初は作る事が僕は大切だと考えています。

  • etc収支関連2013.04.18

    4月に入りますとあっという間にGWになります!!

    去年の傾向ですとGWは混みます。

    もちろんお店を出す場所によると思うのですが。

    例えば・・・新宿・渋谷・池袋・銀座などの都市部は買い物に出かける方も多いのでついでにお店にネイルをされにいらっしゃる方が結構多いです。

    逆にオフィス街の場合休日はあまり混まないことが多いです。

    ちなみにネイルサロンはこれからが稼ぎ時で繁忙期になってきます。

    もしサロンを出店したいと考えている方がいらっしゃるなら今が出し時です。

    多少お金がありお店を回せるネイリストがいるなら今すぐ物件を抑えても良いと思います。

    GWで集客できますからここでご新規様→リピーター様へつなげます。

    そして今月からフットのお客様がかなり増えてきます。

    大切なのはフットが入ることで普段はネイルをやらないお客様の確保とハンドとフット両方されることで利益を大幅に上げる事ができるのです。

    そのための仕掛ける時期がGwでもあります。

    ①GWからのお客様を夏のリピーター様にするように意識する。

    ・・・・・ハンド&フットが増える(クーポンではなく再来されるお客様の利益率が高い)

    ②ネイリストの技術向上・サービス向上

    ・・・・・ハンド&フットでの施術時間をかけずに数をこなす。

    ここに意識をおきます。

     

  • etc収支関連2013.04.18

    いよいよ3月も終わり4月に突入です。

    昨日は月に一度のミーティングを行いました。

    先月の売上と今月の売上目標そしてそれにかかる人件費はどのくらいか?等を打ち合わせします。

     

    先月3月の売上が210万。

    目標が230万だったので20万マイナスですね。

    このマイナスが悪いのではなく何故行かなかったのか?を検証しました。

    ここポイントです。悪かったのではなく何故行かなかったのかの検証です

    そこでまとまったのは

    ・土日の売上をもっと上げる。

    ⇒やはり土日のお問い合わせが多いので、スタッフを必ず4人体制のシフトを組み確実な土日でしっかり売上を立てて行く。

    ・施術時間の短縮

    ⇒新人スタッフの時間が押してしまう為攻めの予約を取れない。徹底して新人ネイリストの時間短縮を図り予約を取れるか確実な枠の確保(1週間以内で)。1.5Hで上げられるデザインは佳必ず1.5Hで上げる。技術の無駄の見直し。

     

    ・ホットペッパーのネットの席数の徹底

    ⇒去年今の時期はお電話のお問い合わせがほとんどだったが、今はネット6割、お電話4割とネットがかなり強くなっているのでネットの細かいフォローに気をつける。

    など色々ネイリストに課題を出してもらい今月実践してもらいます。

    しかし3月もこれでも純利益が上がってるので経営としては問題ありません。

    最近、店長、チーフの数字が大切な事や、数字に対する意識があがってきているので利益の安定につながっています。

    ちなみに3月内訳

    売上210万

    人件費 85万

    家賃10万

    材料費 15万

    雑費 10万

    宣伝費 21万

    こんな感じでした。

    4月はGWもありもう少し数字を上げて行けそうです。

中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
企業が優秀なマネージャーを雇用するのではなく、
低コストで外部の専門マネージャーに任せませんか?

他にも開業コンサル、美容商材、顧問コンサル、集客・広報、ネイルサロンM&A、など、
様々なことに対応できます。まずはお問い合わせください。