知識集

「サロンオーナー」
  • ネイルサロン経営ネイルサロン開業について2022.05.30

    ネイリストの個人独立について その2

    こんにちは仲村和也です

    ではネイリストの独立ですが

    時代的に個人でサロンを開く場合初期投資を多くかける事は厳しいかと書かせて頂きました。

    ちなみに独立する時に初めからお客様などがもういる状態

    60〜70万程の売上見込みがあったり

    最初に投資した費用が一年で全然回収出来る

    などもう見込みがあればいいかと思いますが

    それがないのなら

    いかに初期費用をかけずに独立をするかがポイントです

    この事からも最近は

    美容室の空いている席の間借りや

    ネイルサロンで空きスペースを使う

    など自分の城を持たずに経営する事を私は勧めでいます。

    大手企業ですらもうテナントから出てそれぞれが

    リモートでいこうと

    していたり

    シェアオフィスにしていたりと

    今の時代は自分で所有しない

    これがトレンドだと思います。

    私が始めた10年前はまだまだ所有の時代でしたが

    いまはこのように持たない時代だと思っております。

    私もサロン展開しないのは

    自前で持たずに何か他の事で規模を大きくしていきたいと思っているからです。

    ただ昔から自分のサロンを持つ事が夢など

    それをしたい方はそれでいいのです。オーナーの自由ですから。

    ただ経営者として稼ぐ事をしたい

    しかしあきらかに稼げる計画がないのなら

    自分で持たない今はこれをおすすめします

  • オーナーについてネイルサロン経営について2016.05.15

    こんにちは。

    仲村和也です。

    経営者として求められることの中でも、「行動力」「スピード感」「決断力」などが必要なときはとても多いのではないでしょうか?
    ただでさえ世知辛い世の中で生きているのに、さらにさまざまなことを求められるのはかなり辛い、と思うこともあるはずです。それに加えて、スタッフたちのことも考えなければなりません。例えば、スケジュールがパンパンに詰まっている中で、スタッフから入る連絡に正直いってウンザリすることも多々あるでしょう。

    そんなように、毎日が何かしらの決断を迫られる連続で疲れたときには、あえてゆっくりと過去を振り返るような時間を作るといいと思います。

    ■過去の自分の行動を振り返ってみる
    そんな時間なんてない! といいたくなるかもしれませんが、これはとても大切なことなのです。
    一概にはいえないかもしれませんが、私たち経営者は、会社員として給料を頂いて生きている方たちよりは、先を見ている、見る必要があると思います。
    その理由は、経営者である自分次第で会社やサロンが変わってしまう可能性があり、そのために従業員を守れなくなる状況にするわけにはいかない、という使命感があるからです。このためにも、将来へ向けてのビジョンが大切なのです。

    “ビジョンを描くこと”これは私が一貫してお伝えしていることですが、ビジョンに向かうには、過去をしっかり振り返るという項目が必須だと思います。

    未来は今日、そして過去の積み重ねから作られています。

    前へ前へ進もうと前のめりになっていると、そんな当たり前のことも忘れがちになってしまいますが、描いたビジョンはいきなり達成できるわけではないのです。
    「過去に上手くいったとき」
    「過去に失敗してしまったとき」
    そのときの想いはなんだったのだろうか? と、自分と向き合う時間はとても貴重です。
    人間は成長するものではありますが、ただ漠然と、前のめりになるだけでは成長することは出来ません。ときに立ち止まって過去を振り返り、その経験を基にしてさらに考えていくからこそ成長できるものです。
    現在はすっかり忘れてしまっていることでも、もしかすると過去には出来ていて、今は出来ていないことなどにも気づくかもしれません。

    ■過去を思い出すために日記を付けてみる
    ただ、記憶を蘇らせるのは大変なことだと思いますし、曖昧にしか覚えていないこともたくさんあるはずです。人間の記憶はけっこういい加減なものです。
    このようなときのために、日記みたいなものを付けておくのもいい方法かもしれません。といっても毎日付けるとかではなく、良いことでも悪いことでも、これはちょっと覚えておきたいと感じたら書き記すようにしておくのです。本当の日記のように毎日付けるとなると、それ自体がストレスになってしまい続かないことの方が多いと思います。

    専用のノートを作るのもいいですね。日にちと起こった事柄、そのときにどう思ったか? どう対処をしてその結果はどうなったか、などを書いておきましょう。後で読み返したときに、そのときのことを思い出せる内容であれば簡単でいいと思います。何年も経ってから記憶を蘇らせるには最適な、大切なものになっているかもしれません。

    ■同時に、気持ちをリフレッシュすることも効果的
    過去を振り返って、良いことであれば問題ないでしょうが、辛いことを思い出してしまって疲れがさらに溜まってしまう、というようであれば、一度気持ちをリフレッシュすることも考えましょう。
    これは逃げるとかではなく、少しの間は仕事のことを忘れて好きな趣味をやったり休養したりして、何でもいいので気持ちをスッキリさせることです。その後に、辛かった過去でも正面から向き合うのです。もし問題を抱えているときなら、過去の経験から新しい思考も生まれるかもしれません。

    やることが山積みでとても…という方が多いと思いますが、逆に忙しいときほど、1日でも半日でもかまわないので、携帯などもオフにして過去を振り返る時間を作ったり、少し休んで気持ちや体調を整えることも重要なことです。
    自分自身の体と心をしっかりと管理することも、オーナーとして大切な責務だと思います。

  • オーナーについてネイルサロン経営について2016.05.14

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンは、夏に向けてぐっと忙しくなるものです。夏の季節にいかにお店のファンを増やせるかがサロンをやるにあたってかなり重要ですので、気合いが入るオーナーも多いのではないでしょうか?
    ですが、この頑張り時の繁忙期目前、オーナーにとっていちばん打撃を受けるのが、スタッフが突然辞めてしまうことですよね。これには、きっと頷いている方も多いと思います。

    ■日頃のコミュニケーションがピンチを救う
    基本的に繁忙期前、特に夏前にお店を辞めるというのは、ネイリストとしてはあり得ないといった雰囲気はあります。この時期にサラッと「辞める」といえてしまうのであれば、ちょっと問題でしょう。ですが、どうにもならないような体調不良やプライベートの出来事が起こってしまうことはあります。

    ネイリストが余っているサロン、というのを私は見たことがありません。どこのサロンにしてもギリギリの人数でやっていたり、常に足りない状態が現状だと思います。
    故に突然のスタッフの退職、ましてや繁忙期直前であれば、急いで求人をかけてもスクールを卒業したての未経験の人ですら来ない、という状態になるので、かなり追いつめられてしまうことになってしまいます。
    これには、残念ながら「はい、これが解決方法です!」というものはありません。

    ですが、こういったピンチを救ってくれるのは、いつも私がいっているようにスタッフとの日頃のコミュニケーションに尽きると思います。コミュニケーションを日々密にしていれば、スタッフの微妙な変化を察知できて素早い対応が取れることは多いはずですし、どうにもならずに辞めてしまったとしても、残ったスタッフたちがその穴を埋めようと頑張ってくれるはずです。
    こいうった対応が出来るかどうかは、オーナー次第だと思います。

    ■スタッフたちとの信頼関係を作るために
    例えば別店舗からのヘルプや、スタッフが通し勤務、連続勤務をしてくれるか、人数が足りないときに代わりに出てくれるかどうかは、オーナーへのリスペクトがあるかどうかで変わってきます。
    いちばん簡単なのは、時給などをアップして対応してもらう、ということですが、これが出来るか出来ないかというのもオーナーの力です。スタッフたちはお金を稼ぐために働いているのですから、無理をして貰うことに対しての対応としては当然のことです。
    ただ、信頼関係というものは決してそれだけでは作れないものだとも思います。

    日頃、スタッフたちとのコミュニケーションはちゃんとできていますか? スタッフ一人ひとりの顔と名前は解りますか? ほんのたまにしかスタッフたちと接していないのであれば、よく解らないかもかもしれませんよね。

    時間があるときにサロンに顔を出す、現場の様子を見てみるなどをして、何気ない話しでもかまわないのでスタッフたちと会話をするのも大切なことです。
    マイサロンで働いていて、お店のことをどう思っているか、現状で気になる部分、自分の将来をどう考えているか? などを聞いてみるのもいいでしょうし、仕事のこと以外でも音楽や映画、趣味の話しをしてみるのもいいでしょう。場合によっては聞くだけではなく、オーナー自身の話しも色々としてみるといいかもしれません。年齢や立場に限らずに、スタッフたちから教えられることも色々とありそうです。

    コミュニケーションの場のひとつとしては、本当は食事や飲み会などが適しているとは思うのですが、最近の若い人たちはそういうものを嫌う傾向にあるとも聞きますし、そうであれば、サロンにいるちょっとした時間を活用するしかなさそうです。ですが、それでもいいと思います。
    来るだけでサロンに緊張感が走りピリッとする…オーナーにはこういう存在感も必要だとは思いますが、やりすぎると避けられるようになってしまいます。わりと気軽に話しかけられる存在感、というのも必要ではないでしょうか?
    “サロンのために頑張れる”
    “同じ職場の仲間たちを助ける気持ちを持てる”
    “同じビジョンに向かうためにピンチを乗り越えようと協力する”
    スタッフたちにこれらの思いがあるのであれば、それはオーナーやサロンにそれだけの魅力があるということです。

    よく“ピンチはチャンス”といいますが、オーナーとスタッフたちが苦難を乗り越えることが出来たときに、さらに深い信頼関係が生まれることもあると思います。ピンチの時にこそ、それを信頼関係が生まれるキッカケにしていきたいですね。
    問題が起きたときこそ、オーナーとしての器が試されます。冷静に、しっかりとした対応をしていくことが大切です。

  • オーナーについて2016.05.13

    こんにちは。

    仲村和也です。

    私は日頃から、沢山の方に会わせて頂くことが多いです。
    経営者の方や経営者になりたい方、上手く行っている方、上手く行かなかった方など、本当にさまざまな方とお話しをさせて頂きますが、その中でも経営者として上手くいっている方というのは、やはり行動力とスピード感が違います。

    ■過去の失敗を転換させる行動力
    上手くいっている方といっても、過去に失敗のある方やとんでもない苦労をした方はとても多いです。それを乗り越えられたのは、失敗を上手く転換させる行動力があったからなのです。
    逆に、何かを始めたい、経営者になりたいといいながらも、全く行動しない方もいます。話しを聞いていると、とても立派なことをいっていても行動が伴わないのです。どんな素晴らしい考えや理論を持っていたとしても、それを実現させるために動くことが出来なければ意味がありませんし、とても勿体ないことだと思います。
    ただやみくもに行動すれば良いわけではありませんが、自分のビジョンがしっかりと固まって、それに向けての準備が整ったら、即行動開始です。多少の疑念などは、動いている中でも対応することが出来るはずです。実際に行動してみないと解らないことというのも、沢山あるのですから。途中でこれは違う、と解ったのであれば、その時点で立ち止まって考えればいいのです。

    何か障害になるようなことが起こったときにも、それに対応するためにとにかく動きましょう。そこで立ち止まったままになっていると、何も解決することはできないですし先へ進めません。問題に気づいたときには、素早く対応できるフットワークの軽さが大事なのです。これは、問題を最小限に止める、という意味でも重要なことです。
    また、失敗する、ということは何かしらの原因があってのことなので、過去にやって来たことをチェックしてみることも必要だと思います。その失敗を成功に導くように転換させるには、行動あるのみなのです。

    ■何事に対応するにも大切なスピード感
    何かをやり始めるのも続けるのも、ついこの間いっていたのにもう始めたの!? というくらいのスピード感がないと難しいことだと思います。
    男性ももちろんそうなのですが、女性で家事や子育ても両立されている方などは、仕事にかけられる時間が限られてきます。

    何店舗もサロンをやっている、ある女性経営者の方は、
    「何事も人の3倍で動く。人より秀でたいのであれば当たり前。家事に至っては5倍速で動く。」といっていたそうです。
    これは同じ女性にとっては励みに、男性にとっては身が引き締まる言葉だと思います。
    家事や子育てだけでも、大変な労力と時間が必要なことだと思うのですが、この方のように、アグレッシブに素早く行動することで全てを両立させて、成功している女性経営者の方も多く存在します。

    蛇足ですが、男性の脳はひとつのことを集中して考えるタイプで、女性の脳は同時に複数のことを考えられるタイプだといいます。このことを考えると、女性が活躍できる場が多くなった現代になってやっと、女性のその能力が家事や育児だけではなく、仕事でも発揮されてきている、といっていいかもしれません。

    今の世の中、もう男性だから女性だから、ということはありませんが、私的には、女性が多く活躍するネイル業界にいるせいもあるのでしょうが、もっともっと女性も経営者として活躍していけるようになることを願っています。ライバルとして考えると、とても強敵になってくるとは思いますが!

    男性女性に限らずに、物事を始めるときもトラブルに対応するときも、まずは行動することが大切なのは間違いありません。行動力があるということは、それに伴ってそれなりのスピード感も付いてくるものです。自分のビジョンに向かって、まずは行動してみてはいかがでしょうか?

  • オーナーについてネイルサロン経営ネイルサロン経営について2016.05.07

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンをやっていく上でいちばん重要なのは「人」です。
    ネイリストオーナーであれば、自分の腕ひとつでやっていくことも可能かもしれませんが、身体はひとつしかありませんから、一定額以上の売り上げは不可能です。ある程度の規模までは自分が施術に入れるネイリストオーナーはとても強いですし、その後も全くネイルが解らないオーナーよりはメリットが沢山あるとは思います。
    ですが、ビジネスとして大きく成功したいのであれば“自ら稼ぐ”のではなく、自分がリーダーになって稼げるチームを作らなければいけません。実は、このシフトチェンジはとても難しいのです。

    思考が異なるネイリストとオーナー

    それまで現場で働いていた人間が部下に現場を任せるようになった場合、よく聞くのが「自分でやった方が早い」や「部下にも自分と同じようにすることを望む」ということです。
    これはネイリストオーナーでも同じで、施術を自分で出来てしまうが故に、全て同じようにしてもらわなければ気が済まない、という気持ちになってしまいがちですが、これではチームを作るのは難しくなってしまいます。このような思考は、技術者としての思考といえるでしょう。

    オーナーとして、店舗展開をビジネスとして考えるのであれば、思考を変えていかなければなりませんし、早い段階から自分の分身や協力者を作ることが重要になってきます。全ての方がそうではなのですが、技術者の方はビジネス思考というよりは、職人気質な方が多い傾向にあると思います。

    技術者であるネイリストと経営者であるオーナーとでは、考え方が異なってきます。両方の思考をバランス良く持っていればいいのですが、中々そうはいかないでしょう。
    最初のうちはいいと思うのですが、ある程度キャリアを積んできたら、ネイリストからオーナーへとシフトすることを考えた方がいいかもしれません。

    人を見極める力がいいチームを作る

    自分の足りない部分を補ってくれるビジネスパートナーを見つけたり育てることも重要です。どちらにしても、自分自身に何らかの魅力がないとパートナーを作るのは難しくなってきます。“秀でた技術力を持っている”“人心掌握術に長けている”などがあると思うのですが、そういう意味では、ネイリストオーナーはまずパートナー候補の方に技術力という点でアピールするのもいいかもしれません。もちろん、相手の方の持つ魅力も、しっかりと見定めることは必要です。

    そしてもうひとつ、チームを作るのに必要なのは、適材適所を見極める力と人に任せていくための仕組み作りです。
    一緒にやっていこうと決めた方たちはどんな部分が優れているのか、何を任せれば能力を最大限に発揮してくれそうなのかを、しっかりと把握することが大切です。
    ここで重要なのは、アドバイザーと店長の存在です。アドバイザーはオーナーと現場の人間との橋渡し役的存在となり、店長は技術的指導はもちろん、現場の人間関係などを把握してまとめてくれる立場です。
    この2人が優れていると、まとまりのあるいいサロンとなり、その魅力はお客様にも伝わっていくはずです。それだけに信頼できる方に任せたいところです。

    チャンスを活かすために

    ネイルが好きで、しかも自分自身も施術に入れるというのは、私には真似の出来ない素晴らしいことです。オーナーの立場としても、現場で施術しているスタッフたちの考えや悩みなどをリアルな感覚で理解することが出来るのではないでしょうか? 時間のあるときなどに自分も現場に立って施術を行うことで、お客様やスタッフたちとコミュニケーションが取れる、というのはとても大きな武器となるはずです。

    施術することが大好きでずっと技術者でいたい、と思っているネイリストの方も、もし大きなチャンスが来たときには、自分の立ち位置を変えることも視野に入れて、それをさらに拡げていくにはどうすればいいのか…? ということも是非思い描いてみて下さい。

  • オーナーについてネイルサロン経営ネイルサロン経営について2016.04.16

    こんにちは。

    仲村和也です。

    オーナー業は毎日が決断、決断の連続だと思います。
    当然、大きな経営判断もありますが、小さなものまでを含めるとなかなか休むヒマもないかと思います。
    食事をしているときも布団に入った後も、肉体的には休息を取っているときでも頭の中では常に仕事のことを考えている方が多いのではないでしょうか?
    ですがこれは経営者の宿命でもあり、自然とそうなってしまうものかもしれません。もっといえば、これくらいではないと経営者として成功しないともいえそうです。

    物事の大小に係わらず、確認することが重要

    サロンの経営に関することを始めとして、大きな決断はオーナーがしていくと思うのですが、日々の細かなこと、例えば仕入れひとつを取ってもオーナーがきちんと見て確認しながら決めていくことが重要です。雑多な部分をやってもらえればそれは楽になると思うのですが、ここをスタッフに完全に任せてしまうと、やはり無駄が生まれてしまうことが多くなります。
    発注する業者や物の種類などが固定して決まってきたとしても、価格は常に動くものですので、定期的にチェックしていくことも大切なのです。経営を考えていく上で、変えなければならない部分もきっと出てくるはずです。

    これは、スタッフとオーナーでは視点も立場も違うので、ある程度は仕方のないことと割り切る気持ちも必要かも知れません。現場なら現場からの立場で考えるスタッフと、全てのバランスを考慮することが求められるオーナーとでは、基本的に決定する基準が違います。きちんとチェックして、最終的なジャッジはオーナーがするようにしたいところです。
    スタッフでは、よほどの変化でもない限り価格の変動などはあまり気にしないで発注するかもしれません。慣れていて使いやすいと思う商材であれば無条件で受け入れることもあるでしょう。ですが、立場を考えればむしろ当然のことだといえると思います。だからこそ、オーナーの目を入れることが大切なのです。

    もし、スタッフに任せっきりの状態で何か問題が起こったとしても、スタッフを責めることはできないです。任せっきりにしたオーナーである自分に責任があるからです。こうなると結局は自分に返ってきてしまうわけで、楽になるどころか余計な仕事が増えてしまうことになるかもしれません。

    現場スタッフの意見とのバランスをとる

    ただ、ここに全く現場のスタッフたちの意見を取り入れない、というのであればそれもまた問題になります。
    そのバランスが難しいところではありますが、一方的に指示するのではなくきちんと従って貰おうと思うなら、きちんとした理屈が必要です。ただただこっちの方が安いから…こっちのほうが良さそうだから…では現場は納得しないでしょう。ですが、スタッフとしては立場を考えればオーナーの意向に従うしかないわけですから、建前的には理解するようにしたとしても、心情的には納得できていない、ということになっていくはずです。
    こういう部分が積み重なっていくと、スタッフたちの不満も溜まっていって大きな溝になりかねません。

    「この商材を使いたいかもしれないけど、それを使っていくよりこっちを使う方がサロンの成長が早くなり、結果的にはネイリストたちスタッフ自身に還元されていく」「ビジョンを考えてサロンをこういう方向に持っていきたいから、これまでとは変わるけど慣れていって欲しい、スタッフたちのためにもなることだから」というような、具体的な説明をしていくといいと思います。
    このときには、スタッフたちの意見を聞いておくのもありかもしれません。それをオーナー自身が判断すればいいのです。あまりに一方的になりすぎないように、現場が納得できるようにすればいいのです。
    オーナーの考えが理解出来れば、スタッフたちの動きも必ず変わってくるはずです。

    経営をするに当たって、ときにはスタッフたちに任せることも大切なことですが、最終的なジャッジはオーナーがしていき、抑えるべきところはしっかりと抑えて、しっかりとビジョンに向かっていって下さい。

  • オーナーについてネイルサロン経営について2016.01.05

    こんにちは。

    仲村和也です。

    今日はオーナーのメンタルについて書きたいと思います。

    ネイルサロンのオーナー様とはよくお会いしますが、色々なタイプの方がいます。

    単にビジネスとしてやる方もいればメインのビジネスの税金対策の方もいますし、ネイルが大好きで始める方もいます。

    このブログでもよく言いますが、ネイルサロンの経営はまだまだやり方次第では稼げます。

    ですが、それは同時にどんどんネイルサロンは飽和状態になっているのも事実です。

    そして意外かもしれませんが、黒字なのに辞めてしまう方も多いです。

    これはなぜかというと、一言で言ってしまえばメンタルが保てない。という事です。

    これは男性オーナーでも女性オーナーでも同じ比率くらいです。

    何が大変か。 これはもちろん色々ありますが、まずはキャッシュフローでがこれよりもネイリストを束ねて引っ張っていく事が皆さん大変で疲れてしまう方が多いです。

    自分がネイリストとして現場に第一線で入っている場合はわりと1店舗のみの場合はうまく回ったり、他のネイリストとのコミュニケーションも問題がないことが今までの経験からいうと多いです。

    ですが、オーナーと現場ネイリストという立場の違いがあると急に難しくなってしまう事があります。

    年内で営業終了をしたネイルサロンのオーナー様の話を伺う機会があったのですがとにかく次から次へと現場からの要望が続き半分は嫌がらせのようになってきて、、、とのことでした。

    なのである程度利益は出ていたが精神疲労の度合いと比べると辞めたほうがいいと判断したそうです。

    これはオーナー様サイドの話しか聞いていないのでジャッジは難しいですが、こうゆう話はよくあります。

    やはりオーナーがリーダーシップを取れないと厳しいです。

    逆に同じような状況になっているサロン様にアドバイザーを派遣したところ今ではしっかり立て直しているサロン様もあります。

    これはアドバイザーがはいることにより各々の立場や役割がはっきりし、分業体制が整ったからだと思います。

    どのビジネスもそうですが問題は次々に色々と起きるものです。

    ですが焦らならければ必ず対応策はあるはずですので、問題に気づきながらギリギリまで放置することだけは避けるべきです。

    基本的に経営者は孤独です。

    ですので私も悩む事があると経営者である先輩の話を聴いてモチベーションを保つようにすることもあります。

    私もまだまだ学ぶ事が多い立場ではありますが、タイミングや機会があれば沢山の方と関わり、ご相談等に乗らせていただければと考えていますのでお気軽にお問い合わせください。

  • オーナーについてネイルサロン経営について2015.12.19

    こんにちは。

    仲村 和也です。

    ネイルサロン含め美容業界全般はまだ一般的な企業に比べると残念ながら給与体系などがきちんと整っていない傾向はあると思います。

    ですがやはりそこはしっかり体制を整えていくべきです。

    例えば店長が時間外労働する事など当たり前になってしまっているサロンも多いかとおもいますが、それが無理なく負担なくスムーズに行うことができればこれがベストです。

    そしてもちろん残業代も支払わなければいけません。

    ですがここでオーナー様に気をつけて頂きたいのが、自分(オーナー)とスタッフとの温度差です。

    もちろん働いている以上、スタッフも経営状態がいいのにはこしたことがありません。

    ですがこれをオーナー目線でみてしまうとあきらかな温度差がうまれてしまいます。

    ホットペッパーのサロンボードを使用しているサロンはわかると思いますが、現場から離れていてもリアルタイムで予約状況がみれます。

    それゆえにオーナーが予約がとれるようにシフトの時間を移動し予約がはいったら当日に早出、残業をするように指示を突然出すという状態になってしまったサロンがありました。

    これではもうワンマン経営になってしまいます。大切な人財を潰してしまうことになりますのでやはり決められたシフトなどは突発的な例外を除ききちんと守るべきです。

    残業代を支払うからいいだろう。ではスタッフの生活は守られません。

    基本的にマイネイルでは時間外は基本的にありません。

    営業終了後すぐにスタッフ、店長含め撤収作業に入ります。

    技術者ですから居残りで練習もありかもしれませんがそれもやるならしっかりスケジュールを組んでやる事が理想だと思っておりますのでサンプルづくりや、わからないことを先輩に聞ける日を毎月設けています。

    これはあくまでも世の中のチェーンストアー的な考えですが基本的に組織を作るのであればそこにマニュアルルールが存在します。

    これは何もビジネスだけでなく法律もそうですし学校もそうです。

    組織にはこのルールがありそれを明確にしないビジネスとしての目標達成は厳しいのです。

    オーナーも独りよがりになっていないかを自分自身で確認し、周りの声にも耳を傾けることが大切にです。

  • オーナーについてスタッフ教育ネイルサロン経営について2015.12.07

    こんにちは

    仲村和也です

    ネイルサロンでも他のビジネスでもそうですがずっと優秀なスタッフが自分のサロンにいるという
    保証はありません

    よく私は未経験者を雇いトレーニングをした方がいいとブログやセミナーでも書きますが
    ここには落とし穴もあります

    何が落とし穴かと言いますとサロン業務になれてくると他のサロンでもやってみたいと思う方が出てきます

    これは当たり前といえばそれまでですがようやくサロンの軸としてなれそうな時にと思うオーナーも多いかと思います

    ちなみに経験上サロン経験が数年ありいくつかのサロンを経験している方の方が落ち着くと
    長く働いてくれる傾向はあります
    ようは業界も色々経験し自分にあったサロンだと認識してくれるという事です。

    未経験はその点このように他も経験したいと思う方は多いです

    もちろん本音をいえばずっといて欲しいですがやはりそうはいかないのが通常です。

    しかし人を雇うというのはずっとそんな事が続く事が多いです。

    ですのでオーナーとしてどこをみて経営をすればいいのか?となります

    どこを見ればいいのか?

    ここででるのがオーナーのビジョンです。

    何故サロンをしたかったのか?
    何故サロンをしたのか?
    など

    まずはオーナーの思いがあります。

    そこから形にしパートナーが現れるという事ですが慣れてきますとこのパートナーに依存をしてしまう事が多くなります

    ここが問題で仮にここにいるスタッフがいなくなっても会社運営は問題ないという仕組みを作らないと店舗展開は難しく
    そこに一喜一憂はしていられません。

    ですから常に先をみて誰がいても出来る仕組みを作る事です。

    本当のパートナーは10人いて1人いればいいと思います。

    オーナーはスタッフに期待し信頼しても依存をしては経営になりません

  • ネイルサロン経営2015.12.06

    こんにちは。

    仲村 和也 です。

    オープンしてから半年経ったころに、まだお店の売上げが安定しない場合これはなにかしら問題がある場合が多いと思います。

    基本的には何かしら明確な問題があるはずです。

    そしてその問題にオーナー自身も気付きながらも先送りしている事が多々あります。

    また、別のケースではビジネスモデル上プラスにいっていない場合もあります。

    例えば価格帯が安すぎてやってもやっても利益が上がらないケースがそれです。

    どちらにしてもその何かを改善していかないといつまでたっても利益は出ません。

    今までの経験上オープンしてから2.3ヶ月でトントンにもっていくことは可能ですし、もっていくのがオーナーの仕事です。

    まずはここをしっかりとトントンにもっていくことが大事ですがそれができてもその後の大きな黒字には中々いかない店舗が多いのです。

    これはいつも言いますがネイルサロンは上お客様と1対1でビジネスモデルですし、クーポンを使えば平均単価約5000円という世界ですので、この時点でただ単に仕事をこなしていては大きな利幅はありません。

    オーナーがネイリストを雇いそこで利益をとその作戦をこなす事が出来る土台これがまず大切です。

    ですのでオープンして利益に納得がいくようにするには、まず、2.3ヶ月で土台を作りあげ、そのサロンの強みや戦略を早く見つけそこを伸ばす必要があります。

    この戦略についてはなんでもいいです。

    オープン3ヵ月まではとりあえず損益がトントンになることを目標にするのがいいと思います。

    オープンしてその目標に対し達成していけるメンバーがいて役割分担が出来ているかの確認も必要ですし、問題に気づいたら面倒くさがらずひとつづつきちんと対応していくことが大切になってきます。

    飽和状態になりつつあるネイルサロンですがまだまだ勝てる方法はいくらでもあるので大丈夫です。

    大それた何かではなくまずは気づいたことを地味に対処していくことが成功に繋がっていきます。

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