知識集

  • オーナーについてネイルサロン経営について2016.05.14

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンは、夏に向けてぐっと忙しくなるものです。夏の季節にいかにお店のファンを増やせるかがサロンをやるにあたってかなり重要ですので、気合いが入るオーナーも多いのではないでしょうか?
    ですが、この頑張り時の繁忙期目前、オーナーにとっていちばん打撃を受けるのが、スタッフが突然辞めてしまうことですよね。これには、きっと頷いている方も多いと思います。

    ■日頃のコミュニケーションがピンチを救う
    基本的に繁忙期前、特に夏前にお店を辞めるというのは、ネイリストとしてはあり得ないといった雰囲気はあります。この時期にサラッと「辞める」といえてしまうのであれば、ちょっと問題でしょう。ですが、どうにもならないような体調不良やプライベートの出来事が起こってしまうことはあります。

    ネイリストが余っているサロン、というのを私は見たことがありません。どこのサロンにしてもギリギリの人数でやっていたり、常に足りない状態が現状だと思います。
    故に突然のスタッフの退職、ましてや繁忙期直前であれば、急いで求人をかけてもスクールを卒業したての未経験の人ですら来ない、という状態になるので、かなり追いつめられてしまうことになってしまいます。
    これには、残念ながら「はい、これが解決方法です!」というものはありません。

    ですが、こういったピンチを救ってくれるのは、いつも私がいっているようにスタッフとの日頃のコミュニケーションに尽きると思います。コミュニケーションを日々密にしていれば、スタッフの微妙な変化を察知できて素早い対応が取れることは多いはずですし、どうにもならずに辞めてしまったとしても、残ったスタッフたちがその穴を埋めようと頑張ってくれるはずです。
    こいうった対応が出来るかどうかは、オーナー次第だと思います。

    ■スタッフたちとの信頼関係を作るために
    例えば別店舗からのヘルプや、スタッフが通し勤務、連続勤務をしてくれるか、人数が足りないときに代わりに出てくれるかどうかは、オーナーへのリスペクトがあるかどうかで変わってきます。
    いちばん簡単なのは、時給などをアップして対応してもらう、ということですが、これが出来るか出来ないかというのもオーナーの力です。スタッフたちはお金を稼ぐために働いているのですから、無理をして貰うことに対しての対応としては当然のことです。
    ただ、信頼関係というものは決してそれだけでは作れないものだとも思います。

    日頃、スタッフたちとのコミュニケーションはちゃんとできていますか? スタッフ一人ひとりの顔と名前は解りますか? ほんのたまにしかスタッフたちと接していないのであれば、よく解らないかもかもしれませんよね。

    時間があるときにサロンに顔を出す、現場の様子を見てみるなどをして、何気ない話しでもかまわないのでスタッフたちと会話をするのも大切なことです。
    マイサロンで働いていて、お店のことをどう思っているか、現状で気になる部分、自分の将来をどう考えているか? などを聞いてみるのもいいでしょうし、仕事のこと以外でも音楽や映画、趣味の話しをしてみるのもいいでしょう。場合によっては聞くだけではなく、オーナー自身の話しも色々としてみるといいかもしれません。年齢や立場に限らずに、スタッフたちから教えられることも色々とありそうです。

    コミュニケーションの場のひとつとしては、本当は食事や飲み会などが適しているとは思うのですが、最近の若い人たちはそういうものを嫌う傾向にあるとも聞きますし、そうであれば、サロンにいるちょっとした時間を活用するしかなさそうです。ですが、それでもいいと思います。
    来るだけでサロンに緊張感が走りピリッとする…オーナーにはこういう存在感も必要だとは思いますが、やりすぎると避けられるようになってしまいます。わりと気軽に話しかけられる存在感、というのも必要ではないでしょうか?
    “サロンのために頑張れる”
    “同じ職場の仲間たちを助ける気持ちを持てる”
    “同じビジョンに向かうためにピンチを乗り越えようと協力する”
    スタッフたちにこれらの思いがあるのであれば、それはオーナーやサロンにそれだけの魅力があるということです。

    よく“ピンチはチャンス”といいますが、オーナーとスタッフたちが苦難を乗り越えることが出来たときに、さらに深い信頼関係が生まれることもあると思います。ピンチの時にこそ、それを信頼関係が生まれるキッカケにしていきたいですね。
    問題が起きたときこそ、オーナーとしての器が試されます。冷静に、しっかりとした対応をしていくことが大切です。

  • オーナーについて2016.05.13

    こんにちは。

    仲村和也です。

    私は日頃から、沢山の方に会わせて頂くことが多いです。
    経営者の方や経営者になりたい方、上手く行っている方、上手く行かなかった方など、本当にさまざまな方とお話しをさせて頂きますが、その中でも経営者として上手くいっている方というのは、やはり行動力とスピード感が違います。

    ■過去の失敗を転換させる行動力
    上手くいっている方といっても、過去に失敗のある方やとんでもない苦労をした方はとても多いです。それを乗り越えられたのは、失敗を上手く転換させる行動力があったからなのです。
    逆に、何かを始めたい、経営者になりたいといいながらも、全く行動しない方もいます。話しを聞いていると、とても立派なことをいっていても行動が伴わないのです。どんな素晴らしい考えや理論を持っていたとしても、それを実現させるために動くことが出来なければ意味がありませんし、とても勿体ないことだと思います。
    ただやみくもに行動すれば良いわけではありませんが、自分のビジョンがしっかりと固まって、それに向けての準備が整ったら、即行動開始です。多少の疑念などは、動いている中でも対応することが出来るはずです。実際に行動してみないと解らないことというのも、沢山あるのですから。途中でこれは違う、と解ったのであれば、その時点で立ち止まって考えればいいのです。

    何か障害になるようなことが起こったときにも、それに対応するためにとにかく動きましょう。そこで立ち止まったままになっていると、何も解決することはできないですし先へ進めません。問題に気づいたときには、素早く対応できるフットワークの軽さが大事なのです。これは、問題を最小限に止める、という意味でも重要なことです。
    また、失敗する、ということは何かしらの原因があってのことなので、過去にやって来たことをチェックしてみることも必要だと思います。その失敗を成功に導くように転換させるには、行動あるのみなのです。

    ■何事に対応するにも大切なスピード感
    何かをやり始めるのも続けるのも、ついこの間いっていたのにもう始めたの!? というくらいのスピード感がないと難しいことだと思います。
    男性ももちろんそうなのですが、女性で家事や子育ても両立されている方などは、仕事にかけられる時間が限られてきます。

    何店舗もサロンをやっている、ある女性経営者の方は、
    「何事も人の3倍で動く。人より秀でたいのであれば当たり前。家事に至っては5倍速で動く。」といっていたそうです。
    これは同じ女性にとっては励みに、男性にとっては身が引き締まる言葉だと思います。
    家事や子育てだけでも、大変な労力と時間が必要なことだと思うのですが、この方のように、アグレッシブに素早く行動することで全てを両立させて、成功している女性経営者の方も多く存在します。

    蛇足ですが、男性の脳はひとつのことを集中して考えるタイプで、女性の脳は同時に複数のことを考えられるタイプだといいます。このことを考えると、女性が活躍できる場が多くなった現代になってやっと、女性のその能力が家事や育児だけではなく、仕事でも発揮されてきている、といっていいかもしれません。

    今の世の中、もう男性だから女性だから、ということはありませんが、私的には、女性が多く活躍するネイル業界にいるせいもあるのでしょうが、もっともっと女性も経営者として活躍していけるようになることを願っています。ライバルとして考えると、とても強敵になってくるとは思いますが!

    男性女性に限らずに、物事を始めるときもトラブルに対応するときも、まずは行動することが大切なのは間違いありません。行動力があるということは、それに伴ってそれなりのスピード感も付いてくるものです。自分のビジョンに向かって、まずは行動してみてはいかがでしょうか?

  • ネイルサロン経営について2016.05.12

    こんにちは。

    あなたのビジョンは何ですか? と聞くと、よく「お客様を幸せにしたい」「スタッフを大切にして幸せにしたい」という方がいます。
    これは確かに素晴らしいことですし、経営者をやる以上の究極の目標としてはここに行き着くと思います。その言葉通り、例えばスタッフを幸せにする一環として福利厚生を充実させてスタッフ全員に社会保険を付け、有給を与える…これももちろん素晴らしいことですね。

    ですが、その前に考えたいのは、これを始めから実行してその状態を継続していけるのか? それだけの資金力と器を持っているのか? ということです。

    サロンを長く続けることへの責任

    無理をして福利厚生などを充実させたとして、それで1年で潰れてしまったとしたらどうでしょうか? 1年間きちんと給料を支払ったのだからそれでいい、という考え方もあるかもしれませんが、それでスタッフを幸せにしていることになるのでしょうか?

    まだ若い新人ネイリストの方や独身の方であればそれでもいいのかもしれませんが、ある程度キャリアを積んだ方やある程度の年齢の方、家族を持っている方などの場合、その1年という期間が重要になることも多々あります。
    大げさに聞こえるかもしれませんが、その1年がスタッフやスタッフの家族に変化を及ばせてしまうことがある、ということをまずしっかりと理解して、腹をくくる必要があるのがオーナーです。人を雇い入れる以上は、スタッフたち一人ひとりの生活にも責任を持たなければなりません。その自覚を持てないのであれば、オーナーとしては失格といえます。

    やみくもな理想を追うのではなく現時点での自分に出来る範囲をよく考えて、そしてそれは法律的にも問題はないのかなど、まずは最低限のことをきちんとやって経営の基盤を作ることが大事です。もちろん人件費や教育に関して資金をかけることは大切ですが、それがしっかりと投資勘定になっているかが重要なのです。
    現在どんなに大会社であろうとも、最初から全てが充実していたわけではありません。その時その時の経営状態を見据えた上で、徐々に充実させていった結果なのです。

    当たり前のことのようですが、スタッフやお客様を幸せにしたいのであれば、サロンはあり続けなければなりません。誰かの役に立ちたいのであれば、利益をガンガンと出して税金を沢山払えるようになるべきなのです。
    そんな会社になったときには、スタッフへの充実した福利厚生も当たり前にできるようになることでしょう。

    今できないことを、スタッフに理解して貰うことも大切

    スタッフたちからは、待遇などについてのさまざまな要求があるかもしれません。自分や家族の生活がかかっているわけですから、不満があれば当然のことです。問題はその時にどう対応するかです。
    目先のスタッフの要望を受け入れることが本当にスタッフのためになるのか、自分がオーナーとして出来る範囲なのか、ということをよく考える必要があります。
    もしその要望を叶えられないのであれば、いつどのような状態になれば可能なのか、そのためには今何をやる必要があるのかなどを、スタッフに明確に説明することもオーナーにとって大切な仕事です。そしてそのことをスタッフに理解して貰えるようにするのです。
    無理して要望を受け入れたことで、サロンの経営を続けていくことができなくなってしまえば元も子もありません。スタッフ自身にしても路頭に迷うことになるかもしれないのです。

    その上で万が一、それが原因でそのスタッフが辞めてしまうことになったとしても、それはそれで仕方のないことだと思います。ただ、実現できないにしてもスタッフそれぞれの要望や状態を聞いてそれを頭の中に入れておき、気にかけておくという細かい配慮も必要かもしれませんね。これができるオーナーというのは、スタッフからも信頼を得られる存在になるのではないでしょうか。

    逆にサロンの経営も順調で、スタッフへの待遇にも十分対応できる状態だったとして、それでもサロンの拡大や新しい機材導入を優先して福利厚生などをどんどん後回しにしているようであれば、それは問題です。お客様のことを考えたお店への投資も必要なことですが、スタッフへの待遇をないがしろにしていては、幸せどころかみんなはついてきてくれないでしょう。

    “今”受け入れられない、ということが、必ずしも悪ではないのです。それをスタッフのこれからのビジョンに加えてイメージさせて、経営戦略を考えられるオーナーでいたいですね。

  • ネイルサロン経営について2016.05.08

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイル業界も含めて、時代も人もどんどんと変化をしていきます。ネイルサロンも昔と今では、その在り方もやり方も全く違います。
    ネイルサロンがまだそう多くない時代に出店して、その時には凄く稼げたのに今は赤字続きで…といった相談もよくお聞きしてきました。上手くいっているときに顧客をガッツリと掴み、ファンを沢山作っていたとしても、時代と共に変化していかなければ継続は出来ません。
    現在でも変わらずにあり続けているサロンこそ、変わり続けてきたともいえると思います。

    時代のニーズをいち早くキャッチする

    ビジネスを続けていくには、お客様、時代のニーズは何なのか? ということをいち早くキャッチしていくことが大事なのです。
    サロンを出すことも店舗展開することも、そう難しいことではありません。いってしまえば、勢いに乗れば出来てしまうことなのです。
    ですが、それを“継続すること”は全く違いますし、これができなくては意味がありません。

    もちろん、ビジネススタイルのひとつとして、今だ! という時を見極めて、一定期間に一気に稼いで終了、というやり方もあります。これをやるには、直感力とそれにかけられる気持ち、行動力などが必要となりますし、そのスタンスで出来る方はそう多くはないはずです。

    長く続けていくための手段として、時には店舗などのリニューアルといった大々的なことも必要かもしれませんが、まずは日々の変化に気づいてそれに対応、改善していくことが重要だと思います。
    世間では今、何が流行っているのか? どんなことに人々は関心を持っているのか? サロンの顧客となる年代の人たちの嗜好は昔とどう変わってきているのか? そしてサロン業界全体はどんな状態なのかなど、あらゆる方面にアンテナを張っている必要があります。

    サロン業界内での知人と食事などをしながらの情報交換、というのもいい方法だと思います。お互いの店の状況や業界内の動向などは、きっとお相手の方も知りたいはずです。同業他社ではありますが、ライバルであり仲間でもある関係なので、何かと厳しい現在ではお互いの意見交換も必要となってくるのではないでしょうか?
    さらに、自分の視野を広げるためにも、まったく関わりのないような業種の情報なども知っておくといいかもしれません。友人と話すのもいいですし、今ではネットを見れば色々な業界の情報を手軽に手に入れることが出来ます。もちろん、その際には情報の確実性を考えて取捨選択は必要となってきますが。

    スタッフの変化への気づきも忘れてはならない

    そしてもう一方で、マイサロンのスタッフの変化に気づいて対応することも忘れてはなりません。これができるオーナーは強いといえます。
    誰にしても、いつも同じモチベーションでいられるわけではないですし、ライフスタイルも変わってきます。それらのことを、自分から上手く伝えられるスタッフならいいのですが、そういう人ばかりではありません。
    スタッフたちの少しの変化に気づいて、話しを聞く時間を取るだけでも全く違うはずです。
    また、店長やアドバイザーに聞いてみるのもひとつの方法です。「最近、○○さんの様子はどう? ちょっと落ち込んでるみたいだけど?」という感じで何気なく聞いてみるのもいいと思います。
    スタッフたちの変化への気づかいは、サロンが発展していく上で重要なポイントとなることを覚えておいて下さい。

    マイサロンの外側と内側の両方で、常にアンテナを張って変化に気づく、というのはとても大変なことだとは思いますが、この両方が出来ているサロンというのは、安定感のある見習うべきお店ということができるでしょう。

    「経済は常に変化する生き物だ」とよくいいます。だからこそ、目に見えるものだけで判断するのではなく時には“感性”が必要になってきます。
    ネイルサロンにも同じことがいえるのではないでしょうか? 自分の感性を磨いて、常にアンテナを張って変化に気づくようにする。経営者とはかくも大変な立場であり、それだけやりがいのある仕事といえるでしょう。

  • オーナーについてネイルサロン経営ネイルサロン経営について2016.05.07

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンをやっていく上でいちばん重要なのは「人」です。
    ネイリストオーナーであれば、自分の腕ひとつでやっていくことも可能かもしれませんが、身体はひとつしかありませんから、一定額以上の売り上げは不可能です。ある程度の規模までは自分が施術に入れるネイリストオーナーはとても強いですし、その後も全くネイルが解らないオーナーよりはメリットが沢山あるとは思います。
    ですが、ビジネスとして大きく成功したいのであれば“自ら稼ぐ”のではなく、自分がリーダーになって稼げるチームを作らなければいけません。実は、このシフトチェンジはとても難しいのです。

    思考が異なるネイリストとオーナー

    それまで現場で働いていた人間が部下に現場を任せるようになった場合、よく聞くのが「自分でやった方が早い」や「部下にも自分と同じようにすることを望む」ということです。
    これはネイリストオーナーでも同じで、施術を自分で出来てしまうが故に、全て同じようにしてもらわなければ気が済まない、という気持ちになってしまいがちですが、これではチームを作るのは難しくなってしまいます。このような思考は、技術者としての思考といえるでしょう。

    オーナーとして、店舗展開をビジネスとして考えるのであれば、思考を変えていかなければなりませんし、早い段階から自分の分身や協力者を作ることが重要になってきます。全ての方がそうではなのですが、技術者の方はビジネス思考というよりは、職人気質な方が多い傾向にあると思います。

    技術者であるネイリストと経営者であるオーナーとでは、考え方が異なってきます。両方の思考をバランス良く持っていればいいのですが、中々そうはいかないでしょう。
    最初のうちはいいと思うのですが、ある程度キャリアを積んできたら、ネイリストからオーナーへとシフトすることを考えた方がいいかもしれません。

    人を見極める力がいいチームを作る

    自分の足りない部分を補ってくれるビジネスパートナーを見つけたり育てることも重要です。どちらにしても、自分自身に何らかの魅力がないとパートナーを作るのは難しくなってきます。“秀でた技術力を持っている”“人心掌握術に長けている”などがあると思うのですが、そういう意味では、ネイリストオーナーはまずパートナー候補の方に技術力という点でアピールするのもいいかもしれません。もちろん、相手の方の持つ魅力も、しっかりと見定めることは必要です。

    そしてもうひとつ、チームを作るのに必要なのは、適材適所を見極める力と人に任せていくための仕組み作りです。
    一緒にやっていこうと決めた方たちはどんな部分が優れているのか、何を任せれば能力を最大限に発揮してくれそうなのかを、しっかりと把握することが大切です。
    ここで重要なのは、アドバイザーと店長の存在です。アドバイザーはオーナーと現場の人間との橋渡し役的存在となり、店長は技術的指導はもちろん、現場の人間関係などを把握してまとめてくれる立場です。
    この2人が優れていると、まとまりのあるいいサロンとなり、その魅力はお客様にも伝わっていくはずです。それだけに信頼できる方に任せたいところです。

    チャンスを活かすために

    ネイルが好きで、しかも自分自身も施術に入れるというのは、私には真似の出来ない素晴らしいことです。オーナーの立場としても、現場で施術しているスタッフたちの考えや悩みなどをリアルな感覚で理解することが出来るのではないでしょうか? 時間のあるときなどに自分も現場に立って施術を行うことで、お客様やスタッフたちとコミュニケーションが取れる、というのはとても大きな武器となるはずです。

    施術することが大好きでずっと技術者でいたい、と思っているネイリストの方も、もし大きなチャンスが来たときには、自分の立ち位置を変えることも視野に入れて、それをさらに拡げていくにはどうすればいいのか…? ということも是非思い描いてみて下さい。

  • ネイルサロン経営ネイルサロン経営について2016.05.06

    こんにちは。

    仲村和也です。

    現在ネイルサロンを経営されている方も、これから経営していこうと思っている方にも、まずお伝えしたいのは、あなたがネイルサロンをやる“目的”は何であるか? ということを明確にして欲しいということです。
    目標ではなく“目的”です。
    この2つの言葉はとても似ているようですが、大きな違いがあるのです。

    目的のために目印となるのが目標

    “目的”と目標、この2つの違いとは、
    「目的」最終的に実現する、到達するために目指すもの
    「目標」目的を叶えるために必要なことをクリアしていく目印みたいなもの
    ということだと思います。
    簡単に例えると、
    ◎彼女とドライブに行く(目的)
    ・クルマの免許を取る(目標)

    ・クルマを買う(目標)

    ・彼女を作る(目標)

    ・彼女をドライブに誘う(目標)
    という順序で、目的を達成できることになります。そして、目標をクリアするためにどうすればいいのかを考えていくのです。

    “目的”を持って、それを叶えていくために目標を作ってクリアしていくことが、ビジネスをやる上で大切なことだと思います。
    この時に気をつけたいのは、目標の立て方です。“目的”が大きければ大きいほど、ひとつひとつの目標も大きくなりがちです。目標自体があまり大きいと、それをひとつクリアするだけでも大変になって精神的に続かなくなる可能性もあります。上の例でいえば「クルマを買う」という目標にはそれなりのお金が必要となります。漠然とクルマを買う目標があるよりは、「クルマを買う」の前に「お金をいくら貯める」という目標があった方が、それに向かいやすいと思います。
    最初のうちは自分が行動しやすい、達成しやすい目標を考えるという方法もあっていいと思います。これはビジネス上でも同じことがいえるはずです。

    某芸能人がよくいっていますが、「小さなことからコツコツと…」というのは“目的”達成のためにも当てはまると思います。
    最初のうちは小さな目標を立てて、それらを確実に達成していく方がスムーズにいくでしょう。

    “目標のためには、まず行動に移すこと

    何のために? どうしてやりたいのか? いつまでに実現したいのか? それはどのように行動すれば出来るのか? という道筋を考えて動くことが必要だと思うのですが、頭の中でいくら立派に考えたとしても、行動に移せないのであれば何にもなりません。
    実際に動いてみないと解らないこと、頭の中では考えなかったような問題が多数出てくるはずですが、ここで自分を支えるのが“目的”だと思います。

    到達点である“目的”はひとつで、目印となる目標は複数あるものです。どうしてもクリアできない目標にぶつかってしまった場合、その目標だけに執着することをせずに、違った角度から目標を立て直す、ということも必要だと思います。“目的”さえブレなければ、そこへ辿り着く道筋は決してひとつではないと思います。恐らくこのことも、実際に行動に移してみないと解らない部分だといえます。

    目標は“目的”を叶えるためのものなので、より具体的なものとして、それをクリアするにはどうすればいいのかに頭を巡らせるのです。経営者として成功したいのであれば、そのための第一歩として「今月・来月の売り上げをいくら上げよう」という目標の下、そのためにはどんな方法が必要か? スタッフをどう動かせばいいのか? と考えていくわけです。
    “目的”のために行動していると、不思議と思考も変わってくるものです。メンタル面でも、そのうちに些細なことには振り回されないようになってくるはずです。

    “目的”と目標は混同しがちですが、そうなると思考も行動も空回りしたり、ただただ目先にとらわれて疲れ果ててしまうことになるので、これは避けなければいけません。
    あくまで自分の“目的”のためにビジネスがあると、まずは主体的に物事を見ることが大切になってきます。

    スタート時には小さな目標を立てて、ひとつの目標がクリアできたら次の目標、そしてまた次の目標へと進んでいくのです。そのうちに“目的”に近づいていく、これを継続していくことを考えて目標を設定していくことがベストだと思います。

  • オーナーについてネイルサロン経営ネイルサロン経営について2016.05.05

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンを経営していると、日々色々なことが起きると思います。
    頭を悩ませていた問題がやっと落ち着いたと思ったら新たに何かが起こったり、自分がやっと休めると思っていた日に限ってスタッフから急に連絡が入ったり。オーナー様に会うと、多くのみなさんから同じようなことをお聞きします。
    もちろんマイネイルも同様です。
    色々な問題が発生したり、どうしてこんなことが出来ないんだ? などと思うことは多々あります。ですが、トップはオーナーです。
    様々な諸問題などに対してどこに責任があるのか? とシンプルに考えると、全てはトップであるオーナーにあるのです。

    誰かに全てを任せることの大変さ

    私は分業をすることを推奨していますが、それぞれの立場の方たちには、分業したパートについては責任を持ってやって貰うのを基本としています。これらがきちんと出来ているかを店長が確認して、さらにアドバイザーがチェックするという流れになっています。
    マイサロンの場合は、アドバイザーが色々な問題をほぼ解決してくれますので、アドバイザーの力はかなり大きいです。
    アドバイザーがいるからいいですね、といって頂くことは多々ありますし、私自身、アドバイザーがいなければマイネイルはやっていけないと断言できます。アドバイザーには、それくらいの信頼を置いています。

    しかし、誰かに任せる、ということは実はとても大変なことなのです。
    もちろん、ビジネスの基本であるホウレンソウ(報告・連絡・相談)は絶対ですが、任せた以上は基本的にはその人の考えで判断して構わない、ということになります。
    ここで思考や目的にズレがあると、必ず問題が起きます。
    アドバイザーや店長など、責任のある立場を人に任せるときには、ある程度自分と同じような思考や目的を持っている人にしたいところです。この判断はとても重要であり、それを決めるのはトップであるオーナーの責任になります。

    アドバイザーを雇ったけど上手くいかない、というのであれば、それも自己責任です。
    完璧な思考や目的を持った人を探すのは難しいですが、コミュニケーションをしっかりと取って、それぞれお互いの目的や目標を明確にして同じ方向を見られるように持っていくことが大切です。これが出来るオーナーと出来ないオーナーで全く変わってくるでしょう。
    もし、上手くやってくれていないな、と思うことがあったとしても、一度は見込んでその立場に立って貰ったわけですから、何度か膝を詰めて話しをしてみるといいと思います。こちらの意向は汲み取って貰えているのか? 自分の思う目的や目標はどういうものなのか? 同じ方向で一緒にやっていく気持ちがあるのか? などを再度確認して、意思の疎通を図ってみましょう。

    何に対しても、責任の所在は自分にあると自覚する

    アドバイザーや店長のことだけではなく、ネイリストたちスタッフに対しても同じことがいえます。お客様とのトラブルはもちろんのこと、サロン内での色々な諸問題に対して、アドバイザーや店長を無視するということではなく、オーナー自らがスタッフたちと話しをすることも時には必要だと思います。
    スタッフの考え方が間違っているようであればそれを諭し、正しいと判断できるようであれば、思うようにやらせてみるのもいいでしょう。その時には、全ての責任はオーナーである自分が取るから心配しなくていい、というようなことを話しておくのです。
    このことでスタッフたちも安心して仕事が出来るでしょうし、オーナーに対する信頼感もより厚くなっていくと思います。

    ただし、責任は全て自分が取るわけだし、それならばオーナーである自分のいうことを全て聞け、というようなことではダメです。これはワンマンオーナーの悪例といえるでしょう。
    スタッフたちそれぞれの考えも尊重して自己判断で仕事を任せながらも、最終的な責任は自分で取れる。ある程度理不尽なことだったとしても、それを飲み込める度量がオーナーには必要なことだと思います。

    立場が違う以上、目的が違うのは当たり前ですが、少なくとも同じ方向を向いているのであれば、考え方や行動も同じようになっていくはずです。
    たまには“同じ夢を持って頑張っていこう!” とアツくいうのもありです。

    問題を誰かのせいにスリ替えることをせずに、まずは潔く自分自身の問題として考える。サロンで起こる様々なことの責任の所在は、全て自分にあると自覚する。
    これが人を雇う以上大切なことであり、スタッフたちからも信頼を得られることだと思います。

  • ネイルサロン経営について2016.05.01

    こんにちは。

    仲村和也です。

    経営をしていて、いつも身をもって感じるのが人との繋がりの大切さです。
    ネイルサロンをやる上のベースであるネイリストやアドバイザーたちもそうですし、税理士や社労士など、色々な方がいてくれるからこそ今が成り立っていることを実感しています。
    どんな人でも、出会う人間によって生活や環境は変化していくものです。
    人間はひとりでは生きていくことは出来ないので、人生においてこの人間関係は、自分に大きな影響を与える重要なものといって間違いないでしょう。

    学生の頃には友人たちとの出会いがあり、社会人になってからはそれに加えてビジネス上の知人との出会いが生まれます。利害関係が発生するビジネスでの知人の場合、友人関係とは違ってその関係は複雑にはなってきますが、さまざまな出来事の中で自分にとって信頼できる人と出会えれば、その喜びも大きいはずです。本当に信頼できる人との出会いは、そうそうあるものではないので、その関係は大切にしていきたいところです。

    ■とても重要なメンターの存在
    よく聞くかもしれませんが、メンターの存在は最も重要だと思います。
    メンターとは、仕事や人生におけるサポートやアドバイスをくれる、優れた指導者や恩師、助言者、信頼のおける相談相手のことをいいます。
    メンターと出会うことによって自分の思考パターンが変わったり、自分では思いもよらないような考え方を知ったりして、それまでとは違った物事の捉え方が出来るようになります。

    直接的にメンターの存在がなかったとしても、みなさん誰かしら憧れの人や尊敬する人などがいることと思います。
    以前、ビジネスはまず成功しているビジネスモデルを参考にして真似るのが近道だと、このブログでもお話ししたことがありますが、その人だったらこういう時にどうするだろうかと考えたり、やっていたことを取り入れたりするのもありだと思います。この場合は、例えばその人の書いている本を読んだり講演会に行ったりして、その人生や考え方をよく知ることも大切なことです。
    ちょっと異なるかもしれませんが、メンターとまではいかずとも、自分の心のよりどころとなる存在があるのとないのとでは、何かあったときの気構えが違ってくるかもしれませんね。これはビジネスにおける著名人だけに限らず、それが芸能人であっても、スポーツ選手などであってもいいと思います。

    ■沢山作りたい、オーナー同士の繋がり
    少し話しが逸れてしまいましたが、ネイルサロンをやっていくのにも色々な情報が重要になってきます。そして人間関係を大切にすることによって、より良い情報をいち早くチャッチ出来ることも多々あります。
    同じビジネスをやっているオーナー同士の繋がりがあることで、ネイリストを紹介して貰えたり、最新技術や機器、優良な空きテナントの情報が入ってきたりと、さまざまなメリットが出てくると思いますし、逆にこちらからお役に立てることもあります。
    この他にも、オーナー同士の繋がりを沢山持つことで色々な体験談を聞けたり、その人の考え方が自分とどう違うのかを知ったりすることもできるはずです。長年経営に携わっている人などに出会えれば、前述したメンター的な存在になることもあるかもしれません。

    同じ苦労を分かち合う、という意味でもちょっと他ではいえないようなことも話し合えるでしょうし、ネイル業界の今後などに関して意見を出し合ったりも出来ます。
    気心が知れて、ビジネスだけではなくもっと突っ込んだ友人関係が築ければ、こんなに嬉しいことはないでしょう。社会に出てからは、友人を作る機会というのはとても少ないと思いますし、好感度の高い相手と出会ったならば、積極的に交流を持つようにするのもいいでしょう。ただ、その相手が自分にとって信頼できるのかどうか、ということには気をつけたいところです。

    もちろん、外部の方たちだけではなく、出会いがあって一緒に働いているマイサロンのスタッフたちとの繋がりも、より大切にしていければいいと思います。

    私は日頃から、さまざまなオーナーの方とお会いする機会がありますが、これからもより多くの方との出会いがあり、ギブアンドテイクの関係が生まれていけばいいな、という思いでいます。
    ネイル業界においても、さらに発展していくためには色々な技術や情報を共有し合って、発信していくことが重要ではないかと感じています。

  • ネイルサロン経営について初期投資2016.04.30

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンだけに限らず、お店などの経営をしていくのであれば徹底的に無駄を省き、ここぞという時に資金を投入することが必要です。これが出来なければ、細々とした経営は成り立つかもしれませんが、大きな成長は望めません。
    オーナーとして、それはいつなのか? どこになのかを判断していくことはとても重要なことです。

    利益が生まれる前に必要な、資金を使う決断

    基本的に、目先の求人費や教育などにかかる人件費に投資が出来なくては、会社としての発展はありません。
    ビジネスの大半では、どうしても仕入れから始まります。ですので、当たり前のことではありますが利益が生まれる前に資金が必要となってきます。人件費なども含めて、まず最初に投資をしなければ発展は出来ないのです。

    例えば店舗展開をしたり、ネイルだけではなくマツゲエクステなどを取り入れるなど、どれをとっても初めに資金は必要になってきますが、それらによってしっかりと利益が上がると見込めるのであれば、資金をかけていく決断は大切です。特に、新しいことを始める場合などには、投資する資金の額も多くなってくるはずなので、より大きな決断が必要です。

    もちろん、投資をする前にはそれなりの準備は必須です。
    事業を広げるための店舗展開などでは、良さそうな立地条件の場所があったとしても真っ先に飛びつくのではなく、ライバル店の有無を始めとする周辺の地域情報をチェックして、どんな風に展開していくのかなどの考察が必要となってきます。マツエクの場合などは、店内の改装はどの程度になるのか? 新しく美容師免許を持っている方を何人雇えばいいのか? 往来のスタッフとの兼ね合いなども考えなければなりません。
    また、マイサロンで普段からお客様からの要望などを何気なく聞いておくようにする、というのも、今後のサロンの新しい展開を考えた場合には有効なことだと思います。
    いずれにしても、十分なリサーチをしてこれならいける、と確信ができてから資金の投入をしたいところです。
    ビジネスにおいてリスクのない投資などはありませんが、そのリスクをいかに最小限に止めるかも重要です。

    どこに資金をかけるか、も重要なポイント

    サロンがある程度軌道に乗って店舗数が増えていくと、事務所などを作ったりするオーナーも見受けられます。より豪華で広い事務所を持ちたい、という気持ちも解らなくはないですし、それこそ本人の自由ではあります。ですが、こういったところに必要以上にお金をかけるのであれば、お客様やスタッフのことを考えたサロン作りや人材育成、新しい機器の導入などに資金を使っていく方が、会社にとってよりよい未来があるのは明らかだと思います。極端なことをいえば、事務所などは必要最低限の広さと場所であれば仕事は十分に出来ます。もう一度、マイサロンを中心にいろいろな部分を見回してみるのもいいと思います。もしかすると、真っ先に資金を投入しなければならない部分を見落としているかもしれません。
    要は、本当に必要だと思える部分に資金を投入することが大切だ、ということです。

    そしてもうひとつ考えたいのは、スタッフたちへの給料面です。仕事が上手くいっているならば、ある程度はスタッフへの還元も考えてもいいと思います。サロンの月の売り上げが目標以上になったときには多少なりとも金一封を出すなど、やり方は色々あると思います。スタッフたちへのこういった待遇も、更なるやる気を促すという意味ではひとつの投資と考えてもいいのではないでしょうか?

    とはいえ、全てにおいて自分のビジョンはどこなのか? ということが重要ですので、それがきちんと見えていればいいと思います。

  • オーナーについてネイルサロン経営について2016.04.29

    こんにちは。

    仲村和也です。

    経営に関してネイルサロンが初めてという方や、現在他にも経営をしていて副業でサロンをやりたい方、以前経営をしていたけれどそれを辞めて新たにネイルサロンをやろうとしている方など、色々な方がいると思います。
    今回は、以前何かしらの経営をしていたが上手くいかなかったという方にスポットを当てて、話しをしてみたいと思います。

    経営に失敗したときのトラウマ

    一度経営で失敗を経験してしまうと、もう二度とやらない、出来ない、という方が多いと思います。失敗するということはそれなりの理由があるわけですが、「従業員に裏切られた」「予想より遙かに集客数が少なかった」「思うように収益が上がらない」など、あれがこうだったこれがこうだったと、トラウマになってしまうことも沢山あると思います。
    自分がもう一度やろう…と思ったとしても、さらに周りの反対も大きくなることでしょう。

    ですが、初めから成功している経営者などはそう多くはいないものです。一時的に成功したとしても、それが長く続かずに苦労している方も沢山います。
    失敗して苦労を重ねて、経営の難しさを知って初めて、成功の道を歩み始める方が大多数ではないでしょうか?
    この事を考えると、再チャレンジする事は良いことだと思います。
    ただ、自分には向いていなかった、とスッパリ辞めるのももちろんありです。経験を元にそう判断したのならそれがいいと思いますし、変に固執して失敗を重ねてしまうようであれば、違う方向を模索した方が賢明でしょう。

    成功者に共通するのは、諦めず、失敗を分析できる能力

    どんな成功者にも共通していえるのは、粘り強く諦めないことと、過去を反省して失敗を分析する力があることだと思います。

    何が原因で失敗してしまったのか? あの時の判断は間違っていなかったのか? 他に方法はなかったのか? など、単純で当たり前のことのようですが、ここを明らかにせずに過去から逃げたまま再チャレンジしても、必ずまた同じ過ちを繰り返すのがオチです。
    また、失敗したことを自分以外のせいにしてはダメです。もちろん、外部的な原因によるものもあるかもしれませんが、それを見抜けなかった自分にも責任はあるわけです。

    「失敗は成功のもと」ということわざがありますが、この言葉の意味は、失敗することで自分のどのようなミスが原因だったのか、何をすると失敗してしまうのかが解るので、それを改善すれば成功へ繋げることが出来る、という意味です。

    嫌な経験を思い出すのは辛いことですが、そこから眼を背けずにじっくりと考えてみることはとても大切なことです。もし、自分ではどうもよく解らない、というのであれば経験豊かな経営者の知人などに相談するのも方法のひとつです。成功している方であればアドバイスのひとつもしてくれるかもしれません。
    再チャレンジを考えるのであれば、まずその前にこれまでの自分の行動を分析するのです。そこから見えてくるものはきっとあるはずです。その時に初めて「失敗は成功のもと」になるんだと思います。

    決して諦めない

    学生のスポ根ドラマみたいなことを、と思うかもしれませんが、これはビジネスの上でも必要なことだと思います。
    自分が正しいと思ったことをして失敗したのであれば、それを軌道修正しながら諦めずに再チャレンジしてみることです。一度では解らないこと、というのもあると思います。ただし、無駄に時間と資金をかけるわけにはいかないので、前述したようにしっかりと自分の過去の失敗と向き合うことは必要です。

    初めて経営に携わるよりも、過去に失敗の経験がある方の方が断然強いはずです。それは、お金を払ってどんなセミナーに行くよりも、どんなノウハウを買うよりも、実体験に勝るものはないからです。

    もし再度の挑戦をしたい方がいるのでしたら、過去をじっくりと見直して、改めてチャレンジして貰いたいです。

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