知識集

  • ネイルサロン経営について初期投資2016.04.12

    こんにちは。

    仲村和也です。

    前回に続いて、「投資と回収」のお話しを続けます。前回、ネイルサロンでは人件費がいちばんかかると話しました。ネイルビジネスは、お客様にネイルの施術をすることがビジネスです。

    売りものは、お客様の代わりにネイルをしてあげる、という技術サービスです。ですから、人件費がいちばん多いのは当たり前のことといえるのですが、この人件費を払う前に、即戦力の方をサロンに入れること自体が中々難しくなってきています。
    現在では、幅広い年齢層で多くの方がネイルをするようになっていますし、お客様たちもネイル技術を見る目が養われてきているので、当然技術的に優れているネイリストのいるサロンに集中することになります。
    ネイルサロンの数が次々と増えてサロン同士の競争が激しくなっている中で、技術的にどうこういう以前に、まずネイリスト不足が解消されていないという現状があります。

    新人が使えるようになるまでの投資は約50万円

    即戦力の方が雇えないことで、ネイリストがいなくてサロンを閉めるオーナーも多くいます。集客はそこまで難しくはないのですが、人材不足で上手くいかないパターンというのを、本当によく聞きます。
    こうなってくると、否応なしにネイル未経験の方を雇うことになります。この場合には、その方がネイリストとしてデビューするまでも基本的にお給料が発生します。
    新人の方のお給料については、サロンによって色々なパターンがあると思います。デビューするまではお給料を全く出さないというお店もあるようですが、それは労働基準法に引っかかることになるので注意して下さい。

    例えば、週40時間働いてもらうとして、ざっくり4週としてかけて160時間。都内の最低時給額932円(2016年10月1日に907円から25円値上げ)として、160時間×932円で149120円となります。
    これに関しては、まだ施術には入れないわけですから利益は出ていない状態です。
    そこにおおよその求人広告費が約5万円程度が加わります。
    こうして考えると、新人がデビューするまでに3ヶ月かかるとすると、
    約15万円×3ヶ月=45万円。
    これにプラスして求人広告費約5万円なので、トータルで約50万円の投資が必要となります。
    ネイリストは技術職でもあることから、少しの期間ですぐに実戦に出られるわけではありません。もし投資額を減らそうと慌ててデビューさせたとしても、きちんとした技術が身についておらずお客様離れが起こってしまえば、本末転倒もいいところとなってしまいます。

    ちなみに、これは新人1人にかかる投資なので、もし2人雇えば100万円、3人だと150万円の投資額になっていきます。
    もちろん、電話対応や雑務、施術の際のちょっとした補助など、新人の方でも出来る仕事は多々あります。
    ですが、ネイルサロンの場合には“お客様1人対ネイリスト1人”でのビジネスモデルが基本なので、いくら雑務が出来たとしても、そこまで利益貢献が出来るか? と考えると難しいところです。このことから、人件費の投資としてやはり負担となってきます。

    また、新人ではないにしろスクール出たてで実戦経験のない方などの場合、中には何も問題がなくそのまま施術していく方もいますが、大体は足りない部分を補いながらの施術になるはずです。
    もしお客様からクレームが入るようであれば一時的にでも現場に出せなくなるかもしれませんし、そうなれば利益も生めなくなります。

    利益となるまでには、我慢が必要

    いくら新人に投資をしたからといって、その方が必ず長く働いてくれるかといえば、その保証もどこにもありません。仕事を覚えてデビューして、少しでも利益を上げてから辞めるパターンもあれば、覚えた途端や覚えるまでもなく辞めてしまう、ということもよくあることです。こうなってしまうと、投資した分はそのまま無駄になってしまうわけです。

    人を雇うということには、さまざまな出来事が起こるのは付きものですし、これを見越した上で人件費をかける、という気構えも必要となってきます。
    他の部分で何か設備投資をして必ず利益が出る、という保証もないわけですから、ここがネイルサロン経営の難しいところでもあるのです。

    ですが、そうはいっても上手くいけばリターンも大きいのです。
    今回は人件費をかける上でのデメリット的な部分を中心に話をしましたが、次回ではメリットの部分、具体的なリターンについてお話ししていきます。

  • ネイルサロン経営について2016.04.12

    こんにちは。

    仲村和也です。

    いつもビジネスは投資回収業だ、と話していますが、なかなかピンとこない方もいると思います。
    私はファイナンシャル・プランナーでもあり、仕事上その辺も扱っているので、この手のことは得意分野でもあります。
    そこで今回から3回に渡って、投資と回収についての具体的なことを説明していきましょう。

    トップの仕事とは、回収の時期をしっかりと計算すること

    これはネイルサロンに限らずどんな仕事でもそうなのですが、まず何をするにしても、ビジネスの中では投資が先になります。投資をしなければ、仕事を始めることすら出来ないでしょう。
    そしてこの時に、いったいどの位の期間で投資分を回収できるのか? ということをしっかりと計算して計画を立てるのが、トップの重要な仕事になります。
    ここが解っていれば焦る必要はありませんが、この分岐をしっかりと把握していないと焦ることになってしまいます。

    会社経営の規模が大きくなればそれだけ投資金額も多くなり、上手くいけばリターンも大きいのですが、その分失敗したときは多大な損失を出すことになります。
    大会社が倒産することもよくありますが、投資に対してリターンが小さければ損失ですし、回収できなければそれで倒産してしまいます。
    よく聞く話しだと思うのですが、簡単にいえば、これが経営というものです。
    しっかりと計画を立てて、回収できるものに投資をしていく。ハッキリいって、この繰り返しなのです。

    この計画を上手く立てられれば、それは優秀な経営者ということになります。このことを考えると、ネイリストと経営者はまったく別だといっていいでしょう。
    今現在、顧問をしているサロンがいくつかあるのですが、オーナー様たちから「私はネイルサロンをしたいので、その数字の部分を見て下さい」というケースが多いです。
    この時に、ある意味ブレーキをかけることもあります。また、より良い情報を伝えて、少しの投資で大きなリターンを取って貰うためのノウハウをお教えすることが私の仕事です。
    といっても、これだけで全てが上手くいくわけではありません。私の情報などを元にして、状況をよく見ながら自分なりに試行錯誤していくことが必要です。
    数字が苦手、という方も多々いるとは思うのですが、この部分はしっかりと考えていかなければなりません。

    仕入れにかかる経費をなるべく抑える

    今回は具体的なことがテーマですので、ネイルサロンを例にとって話しを進めていきたいと思います。
    まず、ネイルサロンでいちばんかかる経費とは何など思いますか?
    それは人件費です。ネイルサロンの経営では、仕入れにさほど経費はかかりません。
    マイネイルの仕入れは約5%程です。これは店舗の拡大と共に下がっていきました。

    仕入れの場合、仕入れ数が多ければそれだけ単価も下がるので経費も安くなっていきます。逆に、店舗が1店舗の場合ではやはり経費は高くなりますが、どちらにしても仕入れの部分もしっかりとパーセンテージを考えて計算して下さい。
    特に、ネイルを知らない男性オーナーの方は注意が必要です。
    どんなものがどれ位の値段で仕入れられるのか? 本当に必要なものは何なのか? また、いくら安いといってもサロンとして恥ずかしくない品質のものを仕入れるのは当然のことですので、これらの見分け方など、もし解らない部分があるようならば詳しい人に聞いて必ず確認することが重要になります。ここを適当にやってしまうと、余計な経費をかけることになりますし、後々も大変です。

    基本的には、現場のネイリストたちが好きなアイテムではなく、あくまでも経営が成り立つものを揃えていくようにして下さい。
    ネイリストたちが好むようなものの仕入れなどは、余裕が出てきた後からでも遅くはありません。もし、スタッフから理由を聞かれたとしても、きちんと説明して納得して貰えばいいのです。
    そして、仕入れるものを変えていくときなどにも、店長らと相談しながら進めていくといいと思います。こういう場合には、もちろん経営のことは考える必要はありますが、ある程度はスタッフたちの要望に応えるようなものを仕入れていくことも必要かもしれません。経営が上手く回っているならば、ある意味でスタッフへの還元、ということでいいと思います。

    ちなみに、マイネイルではスタート時は7%でやっていました。店舗が増えていったことで2%を抑えることが出来たのです。
    ここら辺は、最初は大変でしょうが、しっかりと詰めることが重要となってきます。

    それでは次回では、ネイルサロンでいちばんかかる人件費のことについてお話をしたいと思います。

  • ネイルサロン 一般業務2016.04.10

    こんにちは。

    仲村和也です。

    4月に入って、集客の具合はどうでしょうか? 全体的に3月後半から4月の初めにかけては閑散期が続く印象があります。
    ですが、ゴールデンウィーク前は忙しくなってくる時期でもあります。サロン内のことやお客様への広告などで、今出来ることをしっかりとやっておくといいと思います。

    サロンの状態を見直してみる

    時間があるときこそ、サロンの中の色々な部分を見直してみるいい機会だと思います。忙しくなる前に新人ネイリストのトレーニングの仕上げや全体の技術を底上げするための講習
    などをやったり、全体的なミーティングで気がついたことや変えた方がいいことなどを話し合うなど、やれることは沢山あります。
    忙しい時期にはついつい見過ごしてしまうことや後回しにしていることなどをチェックしておくことで、全体の作業が円滑に回るようになると思います。
    お客様があまり来ない時期、というのは1年間の中で必ずあります。「ダメだなー」といっているのではなく、そういう時期にこそ出来ることをやろうと、ポジティブに行動することが大切なのです。

    ホットペッパーやブログ、SNSを活用する

    最近予約の入りが悪いな…と感じた時などは、何をするかによって全く変わってきます。
    常日頃から、今出来ることを考えていくべきです。
    例えば、ホットペッパービューティーのクーポン写真やギャラリーを一新するなどで、集客力が大きく変わったりすることもあります。クーポンの見出しひとつをとっても、同じことがいえます。

    やはりお客様は目新しいものが好きですし、そちらのほうに目がいきます。
    常に「新商品=新しいサンプル」を求めているといっていいでしょう。そしてサンプルからは、季節を感じて貰うことも大切です。
    ただし、同じようなサロンの写真が沢山載っているので、いかに目を惹かせるか? も重要となってきます。
    ギャラリーを変えるとなると、新しいサンプルを沢山作ったり写真を撮ったりしなければならず、思った以上に手間がかかるので、時間があるときにやるといいと思います。
    いくらサロン内に新しいサンプルが沢山あっても、これだけでは来店して頂いたお客様にしか解りませんので、ホットペッパービューティやブログ、SNSなどをしっかりと活用したほうがいいでしょう。
    掲載される写真は、いわばお客様をサロンへと導く顔となる存在なので、片手間ではなくしっかりとしたものを載せることも重要です。
    ちなみに、ホットペッパーに掲載しているサロンは、サロンレポートのフォトギャラリーのクリック数を参考にすると求められているデザインが見えてくるので、チェックしてみて下さい。

    ブログやSNSの更新はしっかりと行う

    ブログやSNSなどは時間がないと更新しなくなりがちですが、この状態はなるべく避けるようにした方がいいです。
    いつ見ても情報が古いままだと、閲覧してくれる方が来なくなってしまいます。まずは更新する頻度を自分で決めて、必ずそのペースでアップすることが大切です。毎日が厳しければ3日おきや1週間に1度でもかまいませんが、仕事への影響も考えると、最低でも週間ペースでの更新は守りたいところです。
    閲覧者の方に、いつ見れば最新の書き込みがあるのかを浸透させられればベストでしょう。

    ひとりでの更新が大変なようであれば、アドバイザーや店長などに協力して貰って持ち回りで書くようにするなど、方法はあるはずです。
    少し細かいことですが、ブログやSNSにはなるべく多くの画像を掲載すると見てもらいやすくなります。他にも、ホットペッパーへと飛べるリンクを貼っておくこともポイントです。
    ホットペッパー&ブログ&SNSなどを連動させる、というのも広告戦略のひとつとなります。

    “今を把握すること”“お客様から何を求められているのか?”を考えることはとても重要です。
    その上で、今出来ることをやるのが、サロンの発展へと繋がっていくでしょう。

  • ネイルサロン経営について2016.04.09

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンをこれから始める方にオススメなのは、自分がやりたいお店のモデルサロンを見つけることです。
    これは内装がどうこうなどということではありません。もちろん、雰囲気などを掴むというのはいいと思います。
    いきなり独自の方針だけでやるよりも、上手くいっているサロンの真似をする、このようにいうと、せっかく自分のサロンを作るのに…と違和感を感じる方もいると思いますが、実はこれはビジネスの上での鉄則なのです。

    まずは成功パターンを研究して真似てみる

    マイネイルにもモデルサロンがあります。
    今でこそ、そこに囚われずに自分の考えも取り入れるようになっていますが、まずはモデルサロンの研究をしました。なぜ、あのサロンは上手くいっているのか? 体制のしくみやターゲットにしている客層、サービス内容、広告の仕方などを徹底的に研究です。
    そしてそれを基にして仕組みを作っていきました。

    日本のトップ企業も、先進国の真似を経て作られてきています。
    経営は「理論主義=経験」によって成り立つといえます。
    ですので、しっかりと上手くいっているビジネスモデルを研究してまずは真似てみる。
    ただし、真似ることが最終目的になっては意味がありません。真似ることは、あくまでもそこから学ぶための手段です。成功モデルを通じて学んだり改善をしていき、オリジナリティを見出した企業こそ、大きくなっていくのです。

    小さい部分でいえば、ネイリストたちにしても、最初は先輩たちのやり方の模倣から始まります。大きい部分では、かつてコピー大国といわれた中国の企業も同じです。そこから自分なりのやり方を見つけ出していき、カリスマネイリストになったり、中国の企業などは現在では世界でもトップクラスの規模へと成長していきました。
    これを考えると、まずは成功パターンを研究して真似てみる。自分なりの創意工夫は、その土台がしっかりと出来てからする、ということが成功に繋がるいちばん良い方法だと思います。

    自分のスタイルを模索していく

    ネイルサロンだけに限らず、取り入れたいところがあるのであれば、ラーメン屋さんの仕組みを取り入れてもいいのです。かなり大胆な発想かもしれませんが、時には枠に囚われない考え方も必要だと思います。特にお客様を相手にするビジネスの場合には色々なお店でも共通する部分が多いので、参考になるポイントは沢山あると思います。ジャンルに限らず研究してみることも必要かもしれません。

    そして、成功パターンというのはひとつだけではなく、様々なパターンがあると思います。いいとこ取りだけで上手くいけばそれに越したことはありませんが、何でもかんでも取り入れればいいというわけではありません。
    それらをきちんと研究してしっかりと理解した上で、自分が目的とするビジネスモデルを作り上げていくのです。

    土台ができあがったと思っても、全てを一度に変えようと焦ることも禁物です。全体的なバランスを考えながら、ひとつひとつの部分から独自のスタイルを模索していけばいいと思います。
    ビジネスモデルの真似したい部分をどう取り入れていくのか? そこからどこをどう変えていくことでさらに良くなっていくのか? などを常に考えることが大切です。
    失敗することも多々あると思いますが、そういう場合には自分の考えに固執せずに、すぐに方向転換することも大切です。

    もうひとつ個人的な部分として、オーナーとしての考え方や立ち位置なども、成功者を真似して学んでいくことも必要かもしれません。どんなビジョンを持っているのか? それに向かってどうビジネス戦略を立てているのかなど、自分にはなかった発想を知ることも成功していく上でのポイントではないでしょうか?

    初めから独自の方針で上手くいくほど、ビジネスは簡単ではありません。まずは、成功例をしっかりと研究することから始めて下さい。

  • スタッフ教育2016.04.08

    スタッフの技術や接客対応の差をなくす

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンの店舗展開をする際はもちろんですが、1店舗のみだとしても、お客様から「このサロンはどのネイリストに当たっても大丈夫」と思って頂けるようになることが大切だと思います。
    これは技術的なことに関してはもちろんのこと、接客待遇など全てにおいてのことです。

    新人を育てる期間をいかに短くするか?

    電話対応ひとつをとっても、スタッフによってバラバラではお客様からの信用や安心感は得られません。
    前にも話しましたが、こういう接客面も含めて、他のサロンを経験していない新人は以前のクセがついていないので教育がしやすいです。
    ただ技術面に関しては、やはりキャリアのある方に敵わないのは仕方がありません。
    新人ネイリストが入ると、どうしてもお直しは増えますし、お客様からの指名で新人ネイリストを避けられることが多くなることもあります。

    これはある程度は育てていく過程で仕方がないと割り切り、いかにこの期間を短く出来るかを考えていくしかありません。
    初めの段階からいつまでにこの課題をクリアする、それが出来たら次の課題をいつまでに…というように細かい設定をしていかないと動けない場合が多いので、しっかりと伝えていくことが大切です。
    店長やアドバイザーと相談しながらカリキュラムを組んで、それに添って教育していく、ということも必要かもしれません。
    また、新人たちにしても、飲み込みの早い人や遅い人など様々だと思いますので、あまり急かしすぎるのもミスの原因になりかねません。この辺のサジ加減は難しいとは思いますが、ダラダラとさせるわけではなく、なるべく早く覚えて貰うようにしましょう。

    さらに、ホットペッパービューティーでのお客様からの声なども参考になると思います。これは新人だけに限らずに全てのスタッフにいえることですが、技術面から接客態度を含めて、特に不満などのコメントがあればその内容をチェックして改善することで、ポイントを絞った教育も出来るはずです。お客様から不満の声でも聞かせてもらえるうちが花です。何もいわずに離れていってしまうことほど恐いものはありません。
    逆に好評な部分があれば、それを徹底させていけばいいのです。

    クオリティの均一化を目指す

    マイサロンでも、どのネイリストに当たっても同じ値段で同じクオリティのサービスを安心して受けられる、というのを目指していますし、そこに重点を置いた教育をしています。

    技術などはトレーニングでレベルの底上げや均一化を目指しますが、接客面などは基本的なマニュアルを作って、最初のうちはそれに従って貰う、というのも方法だと思います。
    接客業にとってお客様への対応は基本中の基本ですし、そのことをスタッフ全員に十分心がけて貰うことが大切です。
    もし自分のサロンなりの接客応対の仕方などがあるのでしたら、たとえ他店から来たキャリアのある方だとしても、基本的には自分のサロンのやり方に従って貰うことも必要だと思います。

    全てにおいてムラのない技術とサービス、接客対応が出来ていれば、お客様にも安心してご来店頂けます。このことが浸透することで、リピーターも増えていくはずです。
    例えば、コンビニのセブンイレブンなどでは、どこの店舗に行っても同じ物を購入できますし、セブンイレブンに行けばお弁当やおでんが買える、ATMがある、宅急便が送れる、ということが認知されています。
    これが重要なのです。
    もちろん、店舗によってのオリジナル性というのも必要なのですが、それは基本的に提供できるサービスがしっかりと固まってからの話しです。その店で出来ることがお客様に浸透した後で、“あ、ここではこんなことまで出来るんだ。”というように持っていければいいと思いますし、他店にはない独自の技術やサービスが提供できるようになればそれがサロンの売りになっていきます。

    これからもネイルサロンをやっていく上で、価格競争に負けない自分のサロンの強みを作っていくことが必要です。
    そしてそのことを、スタッフが理解していくことも重要になっていくでしょう。

  • ネイルサロン経営について2016.04.07

    こんにちは。

    仲村和也です。

    私は「組織作り」や「分業」といった言葉をよく口にしますが、全ては“採用”からスタートします。
    採用というと、サロンの新規オープン時は別として、スタッフが辞めてしまったからとか、辞めてしまうからその穴を埋めるために、といった感覚になってしまうことが多いかもしれません。
    実質的にはそうかもしれませんがそうではなく、本来ならばオーナーが掲げるビジョンの実現のために計画的に行う、というのが理想なのです。

    即戦力か新人か?

    スタッフを採用する際に、やはり即戦力となる方が欲しい、というサロンは多いですが、キャリアのある方の場合、自分のやり方やそれまでいたサロンのクセのある方が多いので、その方をいかにコントロールできるか、ということがとても重要となります。

    これとは逆に、まだネイルスクールを出たての新人などの場合には、教育するのに手間と時間がかかります。技術に関してもスクールを出たからといって全てのメニューに対応できる方は稀といえるでしょう。
    ましてや社会人経験もなく新卒採用のような形になるスタッフだと、技術だけではなく接客面などの教育も同時にしていくことになるのでトレーナー的には初めは大変かもしれません。
    ですが、新人にはそれまでの経験がない分柔軟性や素直さがるので、ある程度教育することでそのサロンのカラーになってくれる可能性がいちばん高いともいえるのです。
    ただし全てのスタッフが新人では、オーナーネイリストやよほどの敏腕トレーナー、アドバイザーなどがいない限りは技術面の教育などには限界があると思います。

    このことを考えると、ネイルサロンを円滑に運営していくにはキャリアの方と新人をバランス良く採用する、というのがいいと思います。
    ここで大切になってくるのは、前述したようにキャリアの方に自分のサロンのやり方や方針をいかに理解して貰うかということです。その方が直接的な指導をしないとしても、一緒に働く上では新人への影響も少なくないはずです。
    もしサロンの方針と異なるようなやり方をしていれば、それを目にする新人にしても戸惑ってしまいます。
    キャリアのあるスタッフの場合には、理想をいえばオーナーのビジョンや方針に共感してくれるような方を採用したいところです。

    また、店舗展開をするときなどの採用では、既存のサロンのスタッフとのバランスもよく考える必要があります。スタッフの移動は可能なのか? 一時的な研修のためにしても、キャリアのあるスタッフを送り込んでも大丈夫なのか? そしてキャリアの方と新人とのバランス調整などを、全体的な状況から考えて決めていかなければなりません。ここを読み間違えると、既存の店舗と新店舗の両方でガタガタになりかねないので注意が必要です。

    サロンの未来を考えると…

    これはデータ的なものですが、ネイルサロンに限らずにスタッフの10年後の定着率を見ると、新卒採用=50%、中途採用=20%、スカウト採用=10%といったデータがあるようです。
    あくまでも数値的なものですが、どこにも染まっていない新人の定着率が一番高いということになります。
    社会的には、以前のように1ヵ所の会社にずっといる、というよりは転職が当たり前になっている現代ですが、そんな中でも、最初に入ったところでキャリアを重ねていく方もまだまだ多いのです。
    ちなみに、新人たちにずっとここで働こうと思わせるためには、オーナーやその会社のビジョンを伝えて、しっかりとした未来を見せることが必要です。ここにいれば自分にプラスになる、という意識を持ってもらうのです。

    自分のサロンで新人から成長していってくれるのであれば、やり方や方針は深く身についていってくれるはずですし、お互いの信頼度もより深くなっていくでしょう。これを考えると、ゆくゆくは企業として新人で固めた方が将来に強くなるといえそうですが、それはあくまでも理想の形ともいえます。現実的に考えれば、ここはやはりバランスだと思います。

    中途採用やスカウト採用の方の経験値と技術は、やはり即戦力としてありがたいです。
    キャリアと新人それぞれを活かしていくためにオーナーがどのように教育していくか? この指針を示していくことが大切です。

  • ネイルサロン経営について2016.04.03

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンが増えていくと同時に、価格も全体的に低価格になってきています。
    商売をやる以上、お客様の求めているものを求められている価格で提供するというのは、やはり重要なことです。
    ですが、求められているのは何も価格だけではありません。あらゆるものや考え方が多様化している現在、様々な部分でお客様からのニーズに応えることが大切です。

    以前では考えられない低価格での技術提供

    ジェルネイルが出だした頃というのは、ワンカラーやラメグラデーションなどでも約1万円ほどが相場でしたが、今では3000円台でも出来るサロンが沢山あります。オフ代にしても取るのが普通だったものが、他店オフでさえ無料になっている所もあります。
    また低価格、短時間で出来る簡易的なネイルをメニューに取り入れているサロンも見受けられます。

    激増したネイルサロンが生き残るための価格競争、というのももちろんありますが、そうなった理由は、何よりも高いニーズがあったからこそです。
    お客様たちみなさんが手軽にネイルをする時代になった、ということを大きな要因として、ネイルをする理由や頻度も様々で上がってきています。そんな中で以前の値段のままでは、お客様の来店頻度を下げることになってしまいます。
    “もっとネイルをしたいのにこの価格では…”ということになれば、それはニーズに反しているということになります。せっかく拡がってきているネイルの需要なのに、これでは意味がありません。
    このことから低価格化というのは、お客様が手軽にネイルをするためのニーズの結果、ということがいえるでしょう。

    値段以外でのニーズも考える

    値段以外でのお客様からのニーズはどうでしょうか?
    例えば、セブンイレブンなどのコンビニは低価格なわけではありません。それよりもスーパーに行った方が安く購入できることは誰もが知っていることです。
    ですが、セブンイレブンは「いつでもすぐ買える」という消費者たちのニーズに応えたわけです。尚且つ、どこのセブンイレブンに行っても同じ商品を買うことができる、ということも消費者からの信頼に繋がっていると思います。
    これが、セブンイレブンの登場以来、爆発的にコンビニが増えていった理由です。
    さらに、現在では当たり前の24時間営業や銀行系のATMの設置、郵便物の投函、一部の薬品の取り扱いなど、次々と消費者からのニーズを取り入れてきています。

    ファーストフード店などでも、一時は低価格1本での経営戦略が目立っていましたが、近年では逆に値段は高いけどよりボリュームのあるものや、高級素材を使ったメニューなども登場しています。

    反対に、消費者からのニーズという意味で大打撃を受けているのが書店です。あらゆるものがオンラインショップで買えて、電子書籍が普通になってきている今の時代で、苦境に立たされている最たるものといってもいいでしょう。色々と工夫を凝らして生き残ろうと必死に頑張っていますが…。
    これなどは、現在求められているニーズから外れてしまったことによる危機なのです。

    ネイルサロンも同じです。今求められているものは何か? を常に考えていく必要があるのです。
    極端な話しですが、現在2時間かかっているネイルと同じクオリティのものを10分で出来るサロンがあるのならば、忙しい女性が多い今の時代、高額であっても人気店になるかもしれません。
    また、ネイルアートとしての完成度も、より高いものや凝ったものを求めるお客様も増えてきています。ネイリストやサロン側としては大変なことだと思いますが、これらのニーズに応えることも必要になっています。
    さらに基本的な部分でいえば、サロンのメニューやクーポン内容なども、時代と共に多種多様に変化していかなくてはならないと思います。

    価格にしてもそれ以外の部分にしても、それを求めている層はどこに多いのか?ということを考えていくわけです。
    そして自分のサロンに来て頂いているお客様層からのニーズにピッタリと応えることが出来れば、それがいちばんです。

    今は低価格が強い時代ではありますが、それだけではなく、時流に乗って変化していくこと…これは重要なことなのです。

  • ネイルサロン経営について2016.04.02

    こんにちは。

    仲村和也です。

    よく経営というものが解らない…といったことを聞きます。
    そもそも、経営の意味とは何でしょうか?
    これに対しては、経営者一人ひとりによって答えが異なるものですし、一家言持っている方もいると思います。
    「会社を潰さずに、継続して成長させること」「顧客を満足させて、適正な利益を上げること」などを始めとして様々ないいかたがあるとは思いますが、最終的な意味合いとしては同じで、ひと言でいうと「継続的な投資、回収の仕組みを作る活動のこと」です。

    基本は投資と回収の繰り返し

    まず最初に投資をせずに経営は出来ませんし、また回収が上手く出来なくては継続することは不可能です。

    経営とは“投資→回収→再投資→再回収”、これの繰り返しです。

    このループの規模が大きくなれば企業は成長し、小さくなるならば衰退、継続できなければ倒産になります。
    経営をするのであれば、まずは自分が稼ぐことが大事です。
    そこから雇用も生まれますし、さらに仕入れや納税が生まれて、社会貢献に繋がっていくのです。
    ここまでにするにはかなりの苦労を重ねることになるかもしれませんが、ほとんどの経営者が体験していることです。その中で、自分なりの投資と回収のやり方を見つけていくわけです。会社を経営して大きくする、ということはそういうことです。

    しっかりとしたビジョンによる計画性が重要

    投資をする際には、当たり前ですが何でもかんでもという訳にはいきません。
    自分のビジョンをしっかりと持ち、そこからブレないように投資をしていくことが重要です。
    さらに、その投資による回収がどれくらいの期間で出来そうなのかをよく考えることも必要となってきます。ここさえしっかりしていれば、投資と回収のループはスムーズになっていくはずです。

    もちろん、いつも計画通りにことが運ぶとは限りません。そういう場合には軌道修正も必要となってきますし、一時的に投資規模の縮小も視野に入れることになるでしょう。無理をしないで我慢の時もあるでしょうが、ビジョンから外れないように、しっかりとした計画性があるのならば巻き返すチャンスは必ずやって来ると思います。

    また、回収が上手くいかないときなどに遅れ分を一気に回収できそうな案件を見つけると、つい手を出してしまいそうになりますが、こういう時こそ慎重な判断が重要となります。
    確実に回収できるという確信があるならいいでしょうが、その場しのぎの投資の場合にはあまりにリスクが高すぎます。
    それよりも、遅れている回収をどうしていくか? また、それに連動するような部分で解決策がないのかに目を向けていくほうがいいのではないでしょうか。

    “経営とは?”などと深く考えていくと難しいですし、キリがありません。まずはいかにスピーディーに初期投資をするか? そして回収が出来たなら次はどこに投資するか? を考えていきましょう。
    これを上手く仕組み化することが出来れば、他店舗展開はもちろん、他のビジネスに応用することも可能です。
    これらを上手くやっていくためにも、確固たる自分のビジョンを持つことも大切な要素となってくるでしょう。

    投資と回収。これを続けていくことが、会社の発展に繋がっていく重要な作業となります。
    今回は基本的な部分のお話しをしましたが、投資と回収についてはみなさんからの質問も多いので、機会を改めてさらに具体的なお話しをしていきたいと思っています。

  • ネイルサロンの物件について2016.04.01

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンを出す上で重要なことのひとつに、立地条件があります。普通に考えて、集客にはやはり駅から近い所が強いものです。
    マイサロンも全店舗が駅から徒歩5分圏内に立地しています。
    今回は、この立地についてのお話をしていきます。

    競合サロンは、あるのが前提で考える

    最近多くなった質問に、「入りたいと思ったビルやマンションに、既にネイルサロンがあった場合はどうなのか?」というのがあります。
    これはみなさん、後から自分のサロンが入っていく場合も気にされますし、逆に同じマンションにネイルサロンが入ってくる時の対策はどうすればいいか? という質問も頂きます。

    現在のネイル業界は飽和状態でもありますので、激戦区になると同じ建物に複数のネイルサロンが入っていることも多々あるでしょうし、競合するサロンはあるのは当たり前、というように見る必要があります。ですから、その中で一体どうやったらお客様に自分のサロンを選んで頂けるか? ファン(リピーター様)を増やせるかを考えた方がいいです。

    重要なのは立地の情報収集

    まず、これから入りたいと思う場所にネイルサロンがある場合ですが、これに関しては私が見るのはあくまでも純粋な立地条件になります。そこにネイルサロンがあるかないかは、あまり気にすることはありません。
    ですので、立地を見させて頂いて集客が望めるのであれば、問題ないと判断します。
    ひとついえることは、そこにネイルサロンがあって続いているようであれば、その立地は集客ができる場所ではある、という証明にもなるわけです。後はどんな層のお客様たちがターゲットなのかなどの情報を収集していきます。

    もちろん、先に入っているネイルサロンの情報収集もした方がいいと思います。
    どんなコンセプトでどれくらいの価格帯なのか、サロン内の雰囲気はどんな作りなのか、ネイリストたちはどんな感じなのかなども見ておきます。
    そして、それに対して自分のサロンはどうなのか?
    先に入っているサロンが繁盛しているようであれば、ある程度は同じようなコンセプトにして色を変えていくのもありでしょうし、立地に対しての層で取りこぼしがあると思ったならば、まったく異なるコンセプトで勝負してみるのもいいでしょう。
    どちらにしても、重要なのはその立地ではどんな層のお客様に来て貰えそうか、という情報になります。その上で、自分のサロンではどうしていくのかを考えていきます。

    自分のサロンに自信があるのなら、どっしりと構えることも必要

    また、自分のサロンのビルに新しくネイルサロンが入ってきた場合ですが、この時はそのサロンの情報を集めて、どんな戦略で攻めようとしているのかを見ておきます。同じような感じのサロンかもしれませんし、そうではないかもしれません。当然、先方にしてもこちらのサロンの情報を得ているはずですが、自分のサロンでしっかりと集客が出来ているのであれば、基本的には気にせずにそのままどっしりと構えていてもいいと思います。

    新しいサロンが来たからといって、今までのやり方などを簡単に変えてしまっては、それまで来店して頂いていたお客様たちを手放してしまうことにもなりかねません。
    もちろん、お客様の流れがそのサロンに傾き始めそうだと感じるのであれば対策は必要ですが、まずはそのままで様子を見ることも大切だと思います。
    ただし情報収集だけはしっかりとしておいて、どんな状況になっても対応できるようにすることも忘れない方がいいでしょう。

    肝心なのは、その立地でのお客様のニーズを考えること、そしてそれに添ってサロンを変化させていく、ということです。
    ビジネスは弱肉強食の世界ですし、お客様を奪うことも奪われることもありますが、これは仕方がありません。
    要は、自分のサロンの売りは何なのか? ということを常に、明確にして打ち出していくことが大切になっていきます。

  • スタッフ教育2016.03.30

    こんにちは。

    仲村和也です。

    誰でもそうだと思うのですが、人は自分の中の常識を無意識に作りながら生きています。
    そしてそれぞれに、その自分の常識や価値観を基本として行動しているものです。これは10人いれば10人が異なる部分といえるでしょう。
    今回は“自分と他人との価値観と常識”についてお話ししていこうと思います。

    ■違って当たり前の“価値観と常識”
    まず、自分と他人とでは“価値観や常識は違って当たり前”ということを頭の中に入れておかないと、スタッフの教育は難しくなってしまいます。これは年齢、世代が違うのであればなおさらのことです。
    「これくらいは言わなくてもやるだろう…(なぜなら、自分だったら必ずやるから)」では、スタッフは出来ませんしやりません。頼んだ側の人間は、不必要なストレスを抱えてしまうことになってしまいます。

    これはスタッフを教育した経験のある方でしたら、よく解ることだと思います。
    ですが、指示されるスタッフからしてみれば、指示をされていないのですからやる必要はないのです。それがスタッフ側の常識なのです。
    そして言ってしまえば、指示が適切ではなかった、ということになります。
    よくオーナー様から、いつも言っているのに…何度も説明したのに…といったフレーズが出てきたりします。心情的にはとてもよく解るのですが、これではもちろんダメなのです。
    何度説明しても出来ないのであれば、なおさら相手が理解できるような説明と、やり方の仕組みを徹底する必要があります。
    前述したように、“これくらいは言わなくても解るだろう”ではなく、一歩二歩と下がるつもりで考えて、教えていくようにするのです。

    全ての人に共通する“価値観と常識”なんていうものはひとつもないと思います。価値観が違うということは、決して悪いことではないですし、それが個性となる場合もあります。
    なので、相手の価値観を全否定して自分の価値観を押しつける、というようなやり方をしても教育にはなりませんし意味がありません。
    ただし、サロンで働くスタッフ全体としての常識というものは、基本的には共通して持ってもらわないと困ります。
    これを徹底していくことも大切な教育なのです。手間と根気のいる作業ではありますが、サロンやスタッフの未来を考えると必要不可欠なことといえるでしょう。

    ■技術が先か、一般常識が先か…
    ネイルスクールや専門学校を出てすぐにネイリストになられた方は、一般企業で働いたことのない方が多くいます。
    ですので、もちろん全員とはいいませんが、社会人としての一般常識について解らない方が多い傾向にあると感じます。
    こういう方たちには、新卒者と同じような教育をしていく必要があります。

    これとは別に、ネイリストとしてのキャリアが長い方でも、基本的に技術者であり職人的な方が多いように思います。このような場合、一般常識については抜け落ちている、というか気にしていないという方もいるのです。
    例えば、ネイルサロンの面接で「写真を貼ってないんですけど」と言いながら履歴書を出す方はかなりいます。中には、履歴書を持ってきて下さい、と言わないと持ってこない方もいます。
    これが一般企業で通じるかというと、厳しいと思います。
    ですが、ネイル業界でのキャリアがある方だと技術力は持っているので、サロンの即戦力として働いてもらうことは出来るわけです。
    オーナーとしては、これをどう考えるかということがポイントになってきます。

    どれだけ高い技術を持っていたとしても、お客様を相手にするわけですから、一般常識のみならず接客業としての常識がないと、トラブルの原因になってしまいます。
    さらにいえば、自分のサロンのやり方というものがあるはずなので、それに従って貰わなければなりません。
    スクールなどを出たての新人の方であれば、社会に出てからの一般常識の教育に対しても素直に学ぼうとする気持ちがあるでしょうし、自分のサロンのカラーに染めやすいと思います。逆にキャリアの方の場合だと、それまでの経験がかえって邪魔になり、中々大変な作業になることもあると思います。

    技術があればそれで良しとして教育していけるのか? その時に、きちんと育てられる人間がいるのか? ということもよく考えていく必要があるでしょう。

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