知識集

  • オーナーについて2016.03.12

    こんにちは。

    仲村和也です。

    経営していく上で大変なことは沢山あると思いますが、やはりサロンが軌道に乗るまでの資金繰りがいちばんでしょう。
    マネジメントやスタッフ管理など、人事関係などももちろん大変ですが、基本的には資金が回らないことにはどうにもならないのが経営です。

    忘れてはならないランニングコスト

    商売をするのが初めての方は、どうしても開業資金にばかり頭がいってしまいがちですが、商売が始まると今度はランニングコストが必要になるということを忘れてはいけません。
    この資金がギリギリになると、精神的にもかなりストレスがかかってきてしまいます。
    サロン業に限らず、ランニングコストなどの毎月の資金繰りに苦労している方も沢山いると思います。
    当たり前ですが誰も助けてくれません。
    ですので、開業資金は少しでも抑えて、ランニングコストに回すべきです。

    また、オーナーとして人を雇用する以上は、やはりどんな場合にでもスタッフたちに対する責任をどう取るか、が重要になってきます。
    今月は資金が足りないからスタッフたちの給料をちょっと待って貰う…というようなことになったら大変です。
    サロンの最高責任者として、真っ先に考える必要があるのはこの部分です。

    コンサルティングに入らせて頂くと、オープン3ヵ月でトントンに持っていけるようにと計画していきますが、やはり安定してくるまでには約半年ほどは見た方がいいと思います。
    半年も経てば、何にどれ位のコストがかかるのかということが大体見えてきますし、サロンがお客様たちのニーズに合ったものを提供しているのかどうかなども解ってくるでしょう。そうなれば、その先の計画も立てやすくなってきます。
    なので最初のうちは、ちょっとでも余裕のある状態で経営に臨みたいところです。

    オーナーもスタッフも大変な最初の3ヵ月

    サロンがオープンしてから最初の3ヵ月間はまだ環境に慣れていないでしょうし、ネイリストなどに新人がいる場合にはお直しが続いたり悪い口コミが入ったりと、色々なことが起こってきます。
    最初から現場を任せられる人間がいるなら経営に集中できますが、そうではない場合だととても大変な時期だと思います。
    前述したランニングコストやサロンの集客状態の把握などの経営者としての仕事に加えて、サロン内の業務にも目を配らなければなりません。

    また、ネイリストはネイリストでメンタルが揺れる時期でもあります。サロンに来て頂いたお客様たちからは、新しい店としてどんなネイルをしてくれるのかという期待もあるでしょうし、それに応えるために必要以上に気を張っているかもしれません。
    サロンオープンの経験が何度かあるスタッフがひとりでもいるとかなり違うのですが、それにしてもいっぱいいっぱいでしょう。

    そんな状態の中、ネイリストはオーナーの辛さは解らないので、色々な要求をしてくることも多いです。ただでさえ忙しいのに、さらに追いつめられることや腹の立つこともあるはずです。特に新人ネイリストが多い場合などは、オーナーのストレスも相当なものになるかもしれません。
    ですが、この時期にオーナーが感情的になって意見をぶつけたりすることがないように気をつけて下さい。
    そうなる気持ちはよく解りますが、オーナーが爆発してしまうと、スタッフたちも萎縮することになりますし、サロン内の雰囲気も悪くなってしまいます。ここは我慢のしどころなのです。
    オーナーもネイリストたちも、立場は違えど大変な時期というのは同じです。サロンを人気店にしようという思いはひとつのはずなので、お互いに頑張ろうという気持ちで業務に励みたいところです。
    スタッフたちにねぎらいの言葉をひとつかけるだけでも全く違うと思いますし、信頼関係を築くチャンスというように考えてみるといいかもしれません。

    オーナーなら誰しもが通る辛い時期もありますが、これを乗り越えたときに得られるものは大きいです。
    頑張って乗り越えるようにして下さい。

  • スタッフ教育2016.03.11

    こんにちは。

    仲村和也です。

    私はよく、オーナーとしてビジョンをしっかりと持つことや、それをネイリストたちにも伝えていくことをオススメしています。
    現場のスタッフとはあまり会う機会のないオーナー様もいるかと思いますが、最低限、ネイリストたちが将来どうなりたいのか? ということを定期的にヒアリングすることが大切だと思います。

    ネイリストの将来への意識

    今はアドバイザーに任せていますが、以前は私が採用面接を行っていて、その時に応募者のビジョンも聞いていました。
    どのような意識で働きたいのか? なぜネイリストなのか? ネイリストという職業についてどれくらいの思いがあるのかを知りたかったからです。
    ただ何となくではなく、しっかりとした目的を持って有意義に働いて欲しいということもありますが、ビジョンを知っておくことで、もし目指すところが同じであればお互いに高め合いながら仕事が出来るようになり、ひいてはそれがサロンのためにもなる、と思うからです。

    オーナーの中には、独立願望のあるスタッフを嫌がる人もいますが、私としては、将来オーナーになりたい、独立したい、という人を出来る限り採用したいと思っています。
    こういう願望があるということは、いずれはそのサロン辞めてしまうということになりますし、長く働いて欲しいという気持ちの強いオーナーだと敬遠しがちになりますが、やはり目標意識がある人とない人では働き方が違います。

    もちろん、ずっと雇われて現場に立っていたいという人もサロンにとっては大切ですし、いて貰わなければ困ってしまうでしょう。
    いずれは自分で店を持ちたいのか、生涯現役が希望なのかなどは、どちらでもいいと思います。
    これからネイリストになりたい人や既にネイリストの人で、新たにお店に入る方もいると思いますが、いずれにしてもある程度の将来の展望は考えた方がいいと思います。

    目的によって、自分のためになるサロンは変わってくる

    ゆくゆくは趣味程度にするつもりで、とりあえず今はネイリストであればいいのか? 店舗に就職して店長などを経験して独立したいのか? など、考え方は人それぞれです。
    ネイリストに年齢制限はもちろんありませんが、技術者としてベテランと呼ばれるようになるまでには相当な時間がかかります。
    将来どうするかは自分の技術に自信を持てるようになってから…などといっていると、あっという間に時間が経ってしまいます。技術を磨きながら、経験を積みながらでも方向性を模索することは出来るはずです。
    ですので、就職先を探すときには、ある程度自分の将来を見据えた上で、サロンを探した方がいいでしょう。
    それによって、自分のためになるネイルサロンの種類も変わってくると思います。

    例えば独立が目的であるならば、多少給料が低くても独立してやっていけるように成長が出来るところに就職するべきです。
    小さなサロンであれば、経営面などの勉強が出来る可能性も高いです。
    あらかじめ将来的なことを話しているのであれば、勉強に協力してくれるオーナーもいるかもしれません。
    ただ、この時に気をつけたいのが、自分の将来のためだけにそこにいる、というような腰掛け的な仕事の仕方はしないことです。それでは意味がありません。
    あくまでも基本はそのサロンのため、と同時に自分も勉強できて糧になる、というスタンスを忘れないことです。
    そして、これはそれぞれの考え方によると思いますが、ひとつのサロンで勉強していく方法と、複数のサロンで経験を積んでいく方法というのもあると思います。
    雇う側としては頭の痛い問題ではありますが、その辺もしっかりとオーナーと相談しておくことも大切だと思います。

    また、そうではなくずっとお店で雇われていたいというのならば、待遇面が充実しているサロンを選ぶといいと思います。
    ある程度の規模のサロンで福利厚生がしっかりしているところ、もし最初はアルバイトやパートだったとしても、将来的に社員として働けるところがいいでしょう。
    それなりの規模であれば、店舗展開もあるでしょうし、ゆくゆくは新人ネイリストの教育に回ったり店長を任せられるなどの地位向上の可能性もあります。

    オーナーであろうとネイリストであろうと言えることは、“タイム・イズ・マネー”です。
    自分のビジョンに近づくためにはどうすれば最短なのかを考えていくことも、とても大切なことです。

  • スタッフ教育2016.03.10

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイリストと聞くと、みなさんはどんな人を思い浮かべるでしょうか?
    基本的に綺麗な人、オシャレな人という感じで思い浮かべる方が多いように思います。
    やはり、「ネイル=オシャレ」であり美の追究の一環ですので、綺麗な人にやって貰いたい、というのがお客様の本音だと思います。

    基本的に大切なのは清潔感

    お客様たちは、みなさんが思っている以上にネイリストのことを見ています。
    もちろん美人である必要はありませんが、身だしなみ、という点ではやはり清潔感があるということが大前提だと思います。
    その上で、ネイルが綺麗なことも必要となります。お客様たちにとって、ネイリストのネイルがいちばんのサンプルであると思います。
    自分にネイルを施しているネイリストの手を見たら、汚かったり明らかに手入れがされていないような状態だとしたら、お客様はどう思うでしょうか?

    これはネイリストに限らずに、オシャレや美に関係する仕事であればどこも一緒だと思います。化粧品関係やアパレル系のショップ、美容室などに行けば一目瞭然で、店員さんたちはそれぞれのお店で綺麗な身だしなみをしています。
    それを見たお客様が自分もああいう洋服を着てみたい、あのお化粧がとても素敵、同じ髪型にしてみたい、と感じれば、売り上げに繋がっていくわけです。

    ネイルサロンでも同様で、写真やネイルの見本だけを見るよりも遙かにリアルに、ネイリスト自身のネイルがサンプルとなることが必要なのです。
    その基本として大切なのが清潔感です。
    ですので、マイサロンでは基本的に身だしなみも注意しますし、この“清潔感”を重要視します。
    そして清潔感に加えて、当然のことですが、ネイリストとしてきちんとしたネイルがついているか? というところも面接でも必ず見ています。

    自分自身の自己管理が出来ているか?

    また、偏見のように聞こえてしまうかもしれませんが、きちんと自己管理が出来ているか? という視点からもチェックするので、体重管理が苦手そうな人も採用はしません。
    なぜならば、そういう人は美を追究する仕事には向かないと考えるからです。

    他にも、マスクをするからといっていつもノーメイクで出勤するネイリストがいるという話しも聞きますが、これは接客業である以上基本的にNGだと思います。
    服装にしても同じで、ビシッとオシャレをしてとまではいいませんが、やはり接客業の最低限の身だしなみとして気を使って貰いたいと思います。あえてラフな格好をするというファッションとかであればもちろんありですが、そこにセンスや清潔感が感じられなければダメです。

    ネイリストだからネイルだけ、というのではなく、メイクやファッションも含めたコーディネートを考えることも大切です。その中でセンスのいいネイルがしてあれば言うことはないでしょう。
    季節が変われば当然オシャレも変わってきますし、流行もあります。これらを意識して美的センスを磨くというのは、ネイリストにとっても必要なことだと思います。
    ネイルの技術はもちろん大切ですが、トータル的な意味での美に対する追求も、また忘れてはならないことです。

    また、接客業の自己管理としていえば、言葉使いなどにも気を配りたいところです。どんなに綺麗な格好をしていたとしても、汚い言葉遣いをしていては全部が台無しですし、お客様に不快な思いをさせてしまうようではネイリスト以前の問題として失格です。
    もちろん、丁寧な言葉使いが全てとはいいませんし、あえて友だち感覚の会話の仕方というのもあると思います。ですが、接客業としての最低限のマナーは必要です。

    オシャレや美に対して、自分が興味を持てないようでは、お客さまに良いものを提供することはとても出来ません。
    ただお客様のネイルを綺麗にすればいいというのではなく、自分自身の美意識を高く持つことも大切な教育のひとつだと思います。

  • ネイルサロン経営について2016.03.08

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンの経営をしていくのであれば、最近の主流は小規模での店舗展開でしょう。
    この小規模での展開、例えばスタッフが4、5人の規模などでもそうですが、サロンの場所によって戦略を変えていくことが必要となってくるのです。
    どんな場所でも同じようなやり方をしているようでは、お客様を掴むことは出来ないのです。

    場所によって集客の方法を考える

    私のセミナーなどでも話すことがありますが、今、マイサロンでは池袋と錦糸町で同じ人数売り上げがありますが、そうなるまでの戦略が違いました。
    この2ヵ所では、集まってくる人の数やお客様層などが異なってきます。ですので、当然それぞれによって集客のための方法を変えなければなりません。

    例えば商圏的に池袋や銀座などでは、ホットペッパービューティーやその他の媒体で高い宣伝費をかければ、集客はそう難しいことではありません。
    この場合には、後は集客をしたときのスタッフの数を考えることが必要です。
    せっかく費用をかけて集客できたのにもかかわらず、スタッフが足りなくて対応できない、なんてことにならにように、最低でも4、5人のネイリストがいないと厳しいですし、現場マネージメントも必須となってきます。

    その一方で、錦糸町やマイサロンが昨年出店した柏などでは、元々の商圏人口が少ないためにホットペッパーなどでの集客ではいきなり限界が来てしまいます。
    ですので、錦糸町と柏の場合には最初にスタッフ2人でスタートして、まずはそこから利益よりは土台を作ってリピーター様を増やすようにしました。
    あえて言うならば、地域密着型という感じで一度来て頂いたお客様にまたご来店して頂けるようなサービスも重点的に考えるということです。
    もちろん、どんな地域でもリピーター様は大切ではありますが、やはり場所によってはこの辺を考慮しなければ集客に繋がっていかないと思います。
    簡単に言えば、大勢の人数が集まる大規模商圏では広告を使ってガンガンと集客を狙い、そうではない商圏ではこつこつとリピーターを狙った戦略にしたという訳です。

    自分のサロンの特徴によっても変わってくる戦略

    ここではマイネイルではリピーター戦略を使った形ですが、時短で格安なネイルサロンという場合にはまた戦略が違ってきます。
    まずは予約が空いてしまわないように最小限のスタッフ人数で形を作り、年間のスケジュール(繁忙期)に合わせてネイリストの人数を増やしていきます。
    これで時間をかけて、ジワジワとお客様の数が増えていきました。
    もちろん、最初のうちは利益はないわけですが、リスクを最小限に抑えることは可能です。

    このように、今現在スタッフの数が同じでも、地域によって戦略はそれぞれ変わってきますし、それによってスタッフの数を変動させることもあるというわけです。
    もちろん、リスクを取って錦糸町クラスで一気に集客出来ることもありますが、その際には宣伝の打ち出し方を考える必要はあります。
    要は、商圏によってはスタッフの人数、宣伝の仕方、集客までのリスクを最小にするための戦略などが様々に異なってくる、ということです。

    またそれ以外にも、ネイルサロンを出そうと思っている地域に集まる客層を考えて、提供するサービス内容を考えていかなければなりません。
    集客率の高い地域になればなるほど、ライバル店も多くなるはずなので、自分のサロン独自の強み、というものも必要になってくるでしょう。

    商売というものは生ものだと思いますし、街にしても常に変化しているのです。
    常にアンテナを張ってその変化を察知し、お客様のニーズに応えられるようにサロンも変わっていかなければ、生き残ることは出来ないでしょう。
    とても大変なことだとは思いますが、その中でいかにリスクを減らして戦略を考えていくかが重要なのです。

  • ネイルサロン経営について2016.03.06

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンが増えているのと同時に、ネイル用品やセルフネイルキットなどの新商品が登場して、どんどんと増えていっています。最近ではその性能も上がっているので、利用している人も多くなってきているでしょう。
    そして、「10年以内になくなる職業」というランキングには、ネイリストは必ずランクインをしています。
    ですが、私個人としてはネイリストという職業はなくならないと思っています。

    サロンがネイル以外に提供しているもの

    どんなにセルフで簡単にネイルが出来るようになったとしても、どんな精密なネイルマシーンが登場したとしても、やはり“ネイリスト&お客様”の共同作業で作り上げるネイルは全く別ものだと思います。
    これはそれぞれのサロンのコンセプトによって違うと思いますし、お客様一人ひとりの価値観によって異なるとは思いますが、ネイルをする価格にはネイリストとの会話やその空間への代金も含まれています。
    これらは、やはり機械やセルフではカバーすることは出来ません。

    時代はもの凄いスピード動いていますし刻一刻と変化していますが、変わらないものもちゃんとあります。
    その中でも、人間が職人として作り上げるものというのは、全くなくなることはないと思います。機械で時間をかけずに精密に作り上げられるものも沢山ありますが、それらはみんな同じで判で押したような完成度です。もちろん、これはこれで素晴らしい進歩であるとは思いますが、果たしてこれだけで満足できるものでしょうか?

    ネイルも同じだと思うのですが、人間が手をかけることで、そのひとつひとつは全部違う完成度になります。
    完璧なものではないかもしれませんが、そこには生身の人間の温かみ、というものが確かに感じられるはずです。さらにいえば、それは世界にひとつしかないものとなります。

    そして接客業としての側面から考えると、サロンという特別な空間の中での、ネイリストとお客様とのコミュニケーションが挙げられます。
    サロンでしか味わえないものとして他愛ないおしゃべりもあるでしょうし、ネイルに対する要望などを直接やり取りしながら作っていくコミュニケーションでの楽しさがあるはずです。
    これを考えると、お客様がやっぱりネイルサロンに行った方がいい、楽しいと思うようなサロンの雰囲気作りやネイリストの育成が、今まで以上に大切になってくるのです。

    ブレないビジョンが、時代を乗り越えていく

    他にも、映画館などを考えればよく解ると思います。自宅で手軽にDVDで楽しむのももちろんありですが、やはり映画館のあの独特の雰囲気の空間と、大勢の人と共に大きなスクリーンで作品を楽しむ、という付加価値があるわけです。
    最近では観客動員数も減る一方ではありますが、大音響と3Dに加えて座席が動くなどの新しい付加価値を加えて、映画館でしか味わうことの出来ない魅力で生き残ろうとしています。
    そこには、映画を思いっきり楽しんで貰いたい、というしっかりとした目的があるのです。

    ネイルサロンの経営も難しい時代になっているようにも見えますが、ホットペッパービューティーなどの広告媒体をきちんと使いこなして、しっかりとした戦略を練ればまだまだいけるはずです。
    必要なのは、確固たる自分のビジョンだと思います。
    ネイルに携われればいいのであれば、個人で自宅サロンというのももちろんありでしょうし、ビジネスとして展開して豊かになりたいのであればその方法もまた変わってきます。
    要は、自分がどうありたいか? どうしていきたいのか? ということがとても重要になってくるということです。

    たとえ時代が変わっても、基盤さえあれば次の展開にはいくらでも方向転換はできます。
    常に自分の目的、目標はどこにあるのかということを、自分自身がまずしっかりと持つことが大切です。
    そして、今現在ネイルサロンで行っていること以外で、これからお客様に対して何が出来るのか? ということを考えていくことも必要になってくるでしょう。

  • ネイルサロン開業について2016.03.05

    こんにちは。

    仲村和也です。

    前のブログで、「起業したいのであればまず決めること」といったことを話しました。
    それでは、決めたら次にすることは何か…?
    これは、とにかく情報収集することだと思います。

    メリット・デメリットにかかわらず必要な情報収集

    この情報収集については、既にサロンを経営されている方にももちろん重要なことですし、私も常にしています。
    これからネイルサロンを始めようとしている方となれば、尚更のこと情報収集が大切になってきますし、それはずっと続けていかなければならないことです。
    そして情報の収集で大切なことは、メリットもデメリットもきちんと集めることです。

    それと同時に、ここは人それぞれではありますが、家族などの理解もあった方がいいと思います。
    例えば、主婦の方がサロンを始めようと思ったのであれば、ご主人の了解なしには始めるのは難しいでしょうし、男性の場合にしても奥さんや家族たちに理解して貰うことが大切だと思います。
    物理的にはもちろんですが、心情的にもやはり協力してくれる人は多いに越したことはありません。

    どんな場所にどのような形で出したいのか? 規模はどれくらいか? それには資金はいくら必要なのかなどを調べていかなくてはなりません。
    まずは、自分がどんなサロンをどういった形でやっていきたいのかを、整理するためにも書き出してみるといいと思います。
    そして、協力者との関係にもよりますが、こういった詳細をその人にも伝えておく必要もあります。
    気をつけたいのは、自分にとって都合のいい情報だけを取り入れないことです。
    また、起業したいというと必ず、嫌なことを色々と言ってくる人たちが不思議といますが、これにも惑わされないようにすることです。

    しっかりと自分を持って起業することが大切

    資金については、貯金などの余裕資金で始めるのももちろんありですが、しっかりとした事業計画を立てて、あくまでも事業資金として融資を受ける、というのもゆくゆくのことを考えるといいのではないかと思います。
    なぜなら、実際にサロンを始めた後に、キャッシュフローが上手くいかなくなってしまって融資を受けようとしても難しくなるからです。
    もちろん、お金が回らなくならないように計画してはいくわけですが、何が起こるか解らないのが商売ですので、いざという時のための保険はあるに超したことはありません。
    ここに関しても、色々な情報収集が重要になってきます。融資の受け先や方法はもちろんですが、どれくらいの余裕があればいいのかなどの情報も必要です。
    サロン開業で起こりやすいトラブルなどもチェックして、それを潰していくにはどうすればいいのかなども、まずは知識として知っておくといいです。

    そして自分が目指すサロンのビジョンにあった出店先を考えて、その地域のお客様層や、ネイルサロンが既にあるようであればそこはどんな売りで商売をしているのかなどの情報も掴んでいかなければなりません。
    この他にも必要な情報はまだまだありますが、その情報をどこで得るのか、というのも大切です。ネイルサロンをやっているオーナーに知り合いがいるようであれば、その人に相談に乗って貰うのがいいと思いますが、そうではない場合には、経費はかかりますが私のようなコンサルタントに頼むのも方法です。
    その際に気をつけたいことは、できるならサロン開業に携わった経験を持った方を選ぶということです。ビジネス全般のコンサルティングを理論的に行うような方はダメというわけではありませんが、実際の経験からくる生の情報やアドバイスというものはとても重要です。

    ただし、どんなに情報収集してもアドバイスを受けても、ただ右から左へというのではなく、それを自分なりに分析して理解しなくては意味がありません。
    得られた情報を考えて、もしかすると当初の予定を変更する必要が出てくるかもしれませんし、最悪断念したほうがいいと思うかもしれません。
    どうするのかを決めるのは、自分です。
    起業する以上、誰かのせいには出来ません。しっかりと自分を持って、ブレないことが大切です。

  • ネイルサロン開業について2016.03.04

    こんにちは。

    仲村和也です。

    先日、仲よくさせて頂いているサロン様のお客様に、このブログの読者の方がいらっしゃったという嬉しいお話しを聞きました。
    読者数は現在777名になって、沢山の方からお問い合わせを頂いて本当にありがたく思っています。
    たまたま確認したところ、ゴロのいい数字だったのでビックリしました。

    決めること、行動すること

    ブログを読んでいるそのお客様が、「あのブログを読んでいると私もサロンを出せるかも、と思っちゃうけど無理ですよね~」とおっしゃっていたと聞きました。
    なぜ、無理なのでしょうか?
    その理由でいちばん多いのがお金です。
    やりたいけどお金がないから…。これはもっともな理由ではあると思います。
    ですが、私も始める時は融資を受けましたし、そのような方法で始める方は沢山いらっしゃいます。

    では融資を受けるにはどうしたらいいのか? と調べてみればいいのです。
    これはネイルサロンをやりたいという方だけではなく、全ての起業したいという方に当てはまると思いますが、“行動するか、しないか”のどちらか、それだけです。
    現在の職業も環境も、関係ありません。
    やろうと決めたら、やれるように行動して変えていけばいいだけです。
    もちろん、それなりのリスクを背負うことにはなりますが、それは何をやろうとしても同じことだと思います。
    自分は何をやりたいのか、現状では出来そうもないから諦めてしまうのか、やれるように積極的に動こうという意思はどれくらいあるのか。
    大げさではなく、人生は一度きりです。それまで自分が思ってもみなかったことを始めることで、その後の生き方が変わってくることもあります。
    単純に、“決めること”これが大事だと思います。

    信念を持って行動することが必要

    実際コンサルティングに入らせて頂いてきた、現在はオーナーになっている方々も、主婦だった方や夜のお仕事だった方、OLだった方など本当に様々です。
    何となく起業したりサロンを出すのは、何かに恵まれた限られた人にしか出来ないように見えますが、そうではなく、行動が出来た限られた人ということなのです。
    行動すると決めたならば、ひとつひとつ目標をクリアしていく。この繰り返しです。

    ただし、実現するためにやらなければならないことは山ほどあります。その中には難題となるようなことも多々あるでしょうし、途中で辞めたくなるかもしれません。
    特に資金繰りに関しては、中々うまく融資が受けられないこともあるでしょう。
    これらを全てクリアしていくには、それなりの覚悟も必要となってきます。
    覚悟を持って行動するには、それ相応のビジョンがないと難しいと思います。ネイルサロンでいえば、自分はどんなサロンを作りたいのか? 小さくてもいいので純粋にサロンを持ちたいのか? ビジネスとしてゆくゆくは店舗展開も考えたいのか? など、ビジョンによってやらなければならないことは変わってきます。

    やると決めたならば、まずは自分の確固たるビジョンを持つようにすることが大切です。
    そしてサロン起業のためにしなければならないことを徹底的に調べて、ひとつひとつを確実に潰していくことです。
    最初は解らないことだらけかもしれませんし、整理するためにもやる必要のあることを書き出しておくといいかもしれません。

    さらにいえば、無事にサロンオープンにこぎ着けたとしても、今度はそれを軌道に乗せるための行動が始まります。
    いくらビジョンを掲げたからといって、当たり前ですがいきなり達成できるわけではありません。ここでも、そこに辿り着くまでの道しるべとして小さな目標を作っていくことも重要です。
    ひとつひとつの目標をクリアしていくことで、自分のビジョンに少しずつ近づいていくわけです。

    簡単なことではないかもしれませんが、このブログがキッカケとなって、何かを始めて人生が豊かになる方がいらっしゃれば本当に嬉しいです。
    そのために、みなさんのお力になれることがあれば喜んでお手伝いをさせて頂きたいと思っています。

  • ネイルサロン 一般業務2016.03.03

    こんにちは。

    仲村和也です。

    今回はネイルの施術時間についてお話をしていきます。
    これについては、オーナーとネイリストが対立しやすいところでもあります。
    通常ですと、付け替え(ジェルオフあり)の場合だと2時間というのが一般的な時間だと思います。
    マイサロンでも2時間でひと枠を取っています。
    経営者としてみると、この時間を短縮してもらいたい、というのが正直なところではあります。

    時間を削るか? サービスを削るか?

    ですが、ネイリスト側からしてみると、やはり2時間は欲しいというのが本音なのだと思います。
    2時間か、1.5時間か…というところで、多くのネイルサロンが揺れているようです。
    ここでオーナーに考えて欲しいのは、とにかく利益を考えて時短の方針でいくのであれば、やはり何かを捨てなくてはならないということです。
    現在の施術時間よりも短縮して、丁寧な接客待遇や完璧な仕上がりが出来るのであればいいのですが、それは難しいのが現実だと思います。
    もしこれを求めるならば、それが出来るネイリストたちを集めるしかありませんが、それこそ至難の技でしょう。
    そういうスタッフを育てていくのは可能かもしれませんが、かなりの時間が必要になります。

    かといって、現状のままでオーナーが「はい、来月から施術時間を短縮します」と掲げたところで、アラが出てくるのは目に見えています。
    例えば、今はオフが終わった時点で“お手洗いは大丈夫ですか?”と声をかけていたとしたら、施術時間を短縮することでその余裕はなくなります。
    ちょっとしたおしゃべりタイムなどがあったとしたら、それも無理になります。
    ネイリストからしたら、施術にかける時間のほうが重要になるでしょうし、そんなヒマはないわけです。
    サロン全体に余裕がなくなると、お客様にもアクセクした雰囲気が伝わってしまい、リラックスできなくなってしまうかもしれません。
    接客業としてのこのようなサービスがなくなってしまうと、今までのサロンでそれも楽しみのひとつとしてご来店頂いているお客様は離れてしまう可能性も高いです。
    そして、時間短縮を焦るばかりにミスが頻発したり、技術的にもネイルのクオリティが下がってしまうことにでもなれば、元も子もありません。

    時間短縮をするなら、無理のない範囲から

    私も含めて、ネイルについてよく解らないオーナーからしてみたら、簡単に時間短縮を出来そうに見えるかもしれませんが、30分の短縮は中々大変のようです。
    面接でも、経験者の方からの質問には“付け替えは何時間ですか?”というようなものが多いようです。
    当たり前なのですが、施術にかけられる時間というのはネイリストにとってそれだけ重要なポイントであるわけです。

    もし時間短縮を目指すのであれば、まずは店長やベテランネイリストのみ時間を変えたり、1.5時間で上げられるようになれば時給を上げるなどの工夫をしてスタッフのやる気を促し、無理のないように段階を踏んでいく方がいいかもしれません。
    ですが、そうもいってられない時もいつくるか解りませんので、スタッフたちには時短を心がけておくよう伝えていくことは大切だと思います。
    そして可能であれば、そのための研修というのもあるといいです。
    時間短縮をするということは、基本的に効率よく施術をするということなので、全体的な技術アップにも繋がっていくと思います。
    いきなり大号令をかけたとしても、対応できないネイリストたちもいるはずですし、
    そういう人たちに対してどう教育していくのか? ということも含めて店長らに相談するのも方法です。
    私がいつも推奨しているアドバイザーがいてくれると、こういう際にも助かるのですが、もしいない場合にも、研修の時などに臨時で来てもらえる方を探しておく、というのもいいと思います。

    また、施術時間はそのサロンの売りによっても変わってくる部分もあります。
    例えば、値段を高めに設定して余裕のある時間で完璧なサービスをするというサロンもあるでしょうし、そうではなく値段は安めで早さを売りにする、というのであれば時間短縮は必須です。
    ただ単に時間短縮をする、というのではなく、自分のビジョンも含めて、ネイリストたちやお客様のことを考えてサロンの方向性を打ち出すということも重要ではないでしょうか?

    ひと枠を何分に設定するか…これもオーナーの考え方次第ですので、それぞれでいいとは思いますが、経営に関することではなくこういったサロンの実務的な問題などは、独断よりは周囲の賛同を得てからのほうが後々のことを考えるといい場合もあるでしょう。
    しっかりとビジョンを持ってスタッフたちとも共有できているか? ということも忘れないでいきたいですね。

  • ネイルサロンコンサルについて2016.02.29

    こんばんは!

     

    コンサリスタ・アドバイザー後藤です。

     

     

    【アドバイザーコンサルティング】

    【顧問コンサルティング】

    こちらのサービスに関しまして、たくさんのお申込み・お問い合わせをいただき誠にありがとうございます!

     

     

     

     

    お申込み受付 本日29日 までとなっております

    ※2月29日までにお申込みいただいた方に限り

    アドバイザーコンサルティング

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    明日3月1日から

    【初回】アドバイザーコンサル

    こちらの料金が 120分→8,640円 と変更になります。

     

     

    「なんか気になるな~」

    「どんな事をやってくれるんだろう?」

    「こんなことでもお願いできるのかしら?」

     

    「で、アドバイザーって何する人??」

     

    また

    「後藤ってどんな人?」っていう方も多いと思います(笑)

     

    2月29日までお申し込みいただければ【無料】で対応させていただきますのでお気軽にお申込み下さい♪

    住まいが千葉県の柏なので 基本的に都内近郊になりますがお茶したり~♡美味しいケーキを食べながら~♡でも(笑)

    スカイプで話してみたいもOK♡

     

    2月末までお申込みいただいた方、無料です♡ お気軽にご連絡下さい(^^)/

     

    ※2月末までにお申込みいただいた方に限り アドバイザーコンサルティング 【初回】90分無料 (3月15日以降での日程になります)

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    3月15日以降のスケジュールですが

    現在、対面・スカイプ・お電話・メール  各ご相談方法共に

    3月15日 3月16日

    3月17日 3月18日

    3月20日 3月21日

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    3月30日 3月31日

     

    上記お日にちに関しまして、終日受付枠は終了となっておりますm(__)m
    キャンセルが出る事もございますので上記お日にちご希望の方はお申込みフォーム内の【ご希望の日時】にご入力下さいませ♪

     

    • アドバイザーって?

     

    サロンオーナー様のブレーンとなり、現場運営に特化したサポートをしております。

     

     

    • コンサリスタの顧問アドバイザーはここが違う!

     

    一番は実際にサロン様まで毎回訪問させていただくことです。

    オーナー様からご相談をいただき「〇〇するといいですよ」「解決のために〇〇をしましょう」というように、ただアドバイスをするようなサポートではありません。

    顧問となり、オーナー様の抱えているお悩み解決のために実際に現場スタッフやサロンの状況を見てアドバイスし、それらを実行していくサポートです。

    だから

    『アドバイスしてくれるのはいいけど、それをどうやって現場に落としこんで実行していけばいいの?』

    というお悩みも解消されます♪

     

    また、オーナー様の「こういうことしてみたい!」というアイディアの落とし込みスケジューリングのお手伝いや、それが実行されるよう現場運営までをサポートさせていただいく事も

     

    オーナー様のお仕事がスムーズに、そしてサロン様のさらなる発展に繋がるよう

    よきパートナーとして『安心して何でも相談できる人』です。

     

    業務委託での契約になるので、そのポジションで新たにスタッフを雇う必要がなくなり余計な手間・コストを省くこともできます。

     

    たとえ同じ業種のサロンオーナー様でもお仕事に対する思いや、環境、お悩みはさまざまです。

     

     

    技術者ではない私がスタッフを雇用しネイルサロンをオープン

    5ヵ月目からは一店舗40万円の利益を安定して出すことができました。

    オーナーとして良いことも悪いことも含めて本当に多くの事を経験し学んできました。
    その時の経験とさまざまなサロン様でアドバイザーとして多くのサポートをさせていただいた経験をもとに個々のサロン様に合わせた対応を第一にさせていただいております。

     

    今月末まで無料でアドバイザーコンサルティングも再開しておりますので疑問や不安がある方、是非ご利用下さいね

    (^^)/

  • スタッフ教育ネイルサロン 一般業務ネイルサロンコンサルについて2016.02.28

    こんばんは!

    アドバイザーの後藤です!

    今回は、“お客様はレベルがいちばん低い部分でサロンを評価します”という話をしたいと思います。

    とても好印象のサロンにあった落とし穴…

    先日、サロンオーナー様からのご依頼で、覆面調査員としてオーナー様のサロンに足を運びました。
    以前の現場管理者が退職してから、徐々にリピート率が下がっている…ということでした。
    アドバイザーからの視点で問題点を見つけてきて欲しい、そしてお客様の視点からも客観的にサロン全体の雰囲気などを見て、意見を聞かせて欲しいというようなご依頼内容でした。
    ※ブログに書いてもいいか、了承頂いております。N様、ありがとうございますm(_)m

    結果を先に言ってしまうと、施術や提案力、接客接遇などの細かいことをいえば、もっとこうすると更に良くなります、というくらいにサロン内のスタッフに対する評価は高かったのです!
    ですが…

    ですが…

    お客様の視点から見た場合、「また来店したいか?」と聞かれると、
    確実に“NO!”だったのです^^;

    …なぜか?

    清潔感がない(涙)

    どこをどう見て清潔感がないと判断したのか、その詳細はオーナー様との約束で書けませんが、チェック項目の全てが×でした。

    ネイリストさんは、施術に入ると目の前のお客様のみに集中することと思いますが、お客様の側からすると違います。
    自分の希望するデザインを選んでカラーなどがある程度決まったら、目に入る空間やモノを無意識に見ています。
    レストランなどに例えると、食事に行ってメニューを見て注文をした後、食事が出てくるまでの間に何気なく店内の雰囲気や周囲を見渡しません? それと同じようなことです。
    そして目についちゃうのは、
    ・テーブルが汚れている
    ・調味料の注ぎ口が固まっている
    ・取皿が汚い
    ・お冷のコップが汚い
    などですよね?

    ネイルサロンでも、
    ・マシンや道具がダストまみれ
    ・ワゴンが整理整頓されていない
    ・店内の棚にいろいろなものが乱雑に置いてある
    ・ライトが汚い(中も指紋だらけ)
    最低でもこの4つは、嫌でもお客様の目に飛び込んでくるもので、気になってしまう部分です。
    そして口コミにも書かれてしまう可能性も大なポイントでもあります。

    サービスドリングのコップの淵に、洗い残されたグロスのようなものが付着している、というサロン様もありました(大汗)
    施術とは直接関係ない部分ではありますが、もしこういう内容の口コミを読んだとしたら、どう思いますか?
    これはもう、施術やネイルデザイン云々以前の問題として、かなりのマイナスイメージになってしまいます。
    こういうイメージというものは、一度付いてしまうと払しょくするのは大変です。

    接客業の基本として、「清潔感」はとても重要なことなのです。

    印象は、良いものより悪いものの方が残りやすい

    話を戻しまして…
    前述した通り、担当ネイリストさんはとても感じが良いのです。
    施術中もテキパキしていましたし、提案力もあり、お声がけのタイミングにも気配りが感じられる。
    お会計からお見送りまでも感じが良かったのです。
    担当ではないネイリストさんも、ニコッと微笑んで、「ありがとうございます」とお見送りしてくれました♡
    くるっと振り返ると、ネイリストさんはもう一度ゆっくりとお辞儀をしてくれました。
    接客待遇スキルのとても高いスタッフさん♡

    私が純粋にお客様の立場でこのネイルサロンを訪れたとして、
    とても印象の良いスタッフさん、サンプルのデザインも可愛いし数も豊富。
    技術に対しては目立つマイナスポイントもない。

    でも…

    “リピートはしない”

    これでは、
    とってもとっても

    もったいない!!!

    ですが、「店内は汚かったけど、また行こう♪」
    とはならないのが人間の心理ではないのでしょうか?

    清潔感に関していえば、これはもう意識の問題だと思います。
    常に綺麗にしておくという意識。
    毎日、開店するまでに店内を隅々までチェックして、乱雑な部分や汚れているところがあれば綺麗にしておく。
    誰かがやるだろう、ではなくて気がついた時点で自分でやることが大切だと思います。
    この意識がスタッフ全員にあれば、汚くなることはないはずです。

    これを徹底させるには、ミーティングなどでオーナーや店長からスタッフたちに必須項目として伝えておかなければなりません。
    また、マニュアルなどにも表記しておく必要があるかもしれません。
    そんな当たり前のことを…ではダメです。その当たり前のことができないサロンもあるわけですから、自分のサロンではそうならないようにしておくことが大切だと思います。

    お客様は、リピートする理由は案外ザックリしていることが多いのですが、
    リピートしない理由はどんなことでも明確に持っています。

    そして、良い印象より悪い印象の方が記憶に残りやすいものです。
    お客様の評価というものは、とってもシビアです。
    サロンのレベルは、最もレベルの低い部分(弱点)で評価されてしまいます。

    粗探しのようになってしまい、決して気持ちのいいものでなないですが、今まで頂いた口コミ評価が低いものの内容を見てみると、意外と似ている内容だったりします。
    もし口コミでマイナス点の指摘があったのなら、それに対して敏速に対応することも必要です。
    その時に、その口コミに対しては、「ご指摘ありがとうございます。早急に改善していきます」などのコメントをしておくのもポイントです。
    もちろん、口コミ内容が正当なものだった場合です。

    サロン開業の際には、“強み”や“売り”を考えることは重要です。
    そして開業後は、逆にサロンの“弱み”を分析して改善していくことが重要となってくるのです。

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