知識集

  • ネイルサロン経営について2016.04.12

    こんにちは。

    仲村和也です。

    いつもビジネスは投資回収業だ、と話していますが、なかなかピンとこない方もいると思います。
    私はファイナンシャル・プランナーでもあり、仕事上その辺も扱っているので、この手のことは得意分野でもあります。
    そこで今回から3回に渡って、投資と回収についての具体的なことを説明していきましょう。

    トップの仕事とは、回収の時期をしっかりと計算すること

    これはネイルサロンに限らずどんな仕事でもそうなのですが、まず何をするにしても、ビジネスの中では投資が先になります。投資をしなければ、仕事を始めることすら出来ないでしょう。
    そしてこの時に、いったいどの位の期間で投資分を回収できるのか? ということをしっかりと計算して計画を立てるのが、トップの重要な仕事になります。
    ここが解っていれば焦る必要はありませんが、この分岐をしっかりと把握していないと焦ることになってしまいます。

    会社経営の規模が大きくなればそれだけ投資金額も多くなり、上手くいけばリターンも大きいのですが、その分失敗したときは多大な損失を出すことになります。
    大会社が倒産することもよくありますが、投資に対してリターンが小さければ損失ですし、回収できなければそれで倒産してしまいます。
    よく聞く話しだと思うのですが、簡単にいえば、これが経営というものです。
    しっかりと計画を立てて、回収できるものに投資をしていく。ハッキリいって、この繰り返しなのです。

    この計画を上手く立てられれば、それは優秀な経営者ということになります。このことを考えると、ネイリストと経営者はまったく別だといっていいでしょう。
    今現在、顧問をしているサロンがいくつかあるのですが、オーナー様たちから「私はネイルサロンをしたいので、その数字の部分を見て下さい」というケースが多いです。
    この時に、ある意味ブレーキをかけることもあります。また、より良い情報を伝えて、少しの投資で大きなリターンを取って貰うためのノウハウをお教えすることが私の仕事です。
    といっても、これだけで全てが上手くいくわけではありません。私の情報などを元にして、状況をよく見ながら自分なりに試行錯誤していくことが必要です。
    数字が苦手、という方も多々いるとは思うのですが、この部分はしっかりと考えていかなければなりません。

    仕入れにかかる経費をなるべく抑える

    今回は具体的なことがテーマですので、ネイルサロンを例にとって話しを進めていきたいと思います。
    まず、ネイルサロンでいちばんかかる経費とは何など思いますか?
    それは人件費です。ネイルサロンの経営では、仕入れにさほど経費はかかりません。
    マイネイルの仕入れは約5%程です。これは店舗の拡大と共に下がっていきました。

    仕入れの場合、仕入れ数が多ければそれだけ単価も下がるので経費も安くなっていきます。逆に、店舗が1店舗の場合ではやはり経費は高くなりますが、どちらにしても仕入れの部分もしっかりとパーセンテージを考えて計算して下さい。
    特に、ネイルを知らない男性オーナーの方は注意が必要です。
    どんなものがどれ位の値段で仕入れられるのか? 本当に必要なものは何なのか? また、いくら安いといってもサロンとして恥ずかしくない品質のものを仕入れるのは当然のことですので、これらの見分け方など、もし解らない部分があるようならば詳しい人に聞いて必ず確認することが重要になります。ここを適当にやってしまうと、余計な経費をかけることになりますし、後々も大変です。

    基本的には、現場のネイリストたちが好きなアイテムではなく、あくまでも経営が成り立つものを揃えていくようにして下さい。
    ネイリストたちが好むようなものの仕入れなどは、余裕が出てきた後からでも遅くはありません。もし、スタッフから理由を聞かれたとしても、きちんと説明して納得して貰えばいいのです。
    そして、仕入れるものを変えていくときなどにも、店長らと相談しながら進めていくといいと思います。こういう場合には、もちろん経営のことは考える必要はありますが、ある程度はスタッフたちの要望に応えるようなものを仕入れていくことも必要かもしれません。経営が上手く回っているならば、ある意味でスタッフへの還元、ということでいいと思います。

    ちなみに、マイネイルではスタート時は7%でやっていました。店舗が増えていったことで2%を抑えることが出来たのです。
    ここら辺は、最初は大変でしょうが、しっかりと詰めることが重要となってきます。

    それでは次回では、ネイルサロンでいちばんかかる人件費のことについてお話をしたいと思います。

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