知識集
ネイルサロンをマンションでやる場合には当たり前ですがサロン運営をしても大丈夫な物件を探す必要があります
ほとんどが大丈夫ですが探す時は出来たらでいいので不動産屋がいたらあらかじめサロン経営ができて大体予算はこのくらいと伝えておけば探してくれます
ポイントは都内の場合
①駅近く(5分以内)
②10万位(この位で初期投資約50万~60万)
③30平米(席3ついけます)
④できれば築浅
でお店を出したい街で探してもらいます。
中々出てこないので前もって聞いておく事が大切です。
但し事業登録の場合家賃に消費税がかかります。更に一般の物件に比べ敷礼が高いので注意です
これの回避策として規模が小さければSOHOで登録する事ができます。これができれば基本的に通常の家賃と変わりません。個人事業で小さいBS展開という事ですね
規模が大きくなるまではSOHOでいき後で変えればいいのです。
とりあえず月の売上が200万位ならSOHOで大丈夫だと思います
都内のサロンで起きている価格競争。この前は恵比寿で3000円代サロンもできました
この価格競争ですかネイルサロンの激戦区渋谷~新宿~銀座などで今相場はどのくらいか?といいますと
ざっくりですが4890~6890円(クーポン価格)だと思います
この価格が非常に微妙でもちろん上げすぎてもお客様は来ませんし下げすぎても実は儲かりません。
利益が下がる事はもちろんお客様が安すぎてこない場合があるのです。やはり適正価格があるのでしょう。
でも初回クーポンで7890円以上だと正直厳しいところもあります。
この価格帯ですがプライドをお持ちのネイリストはやはり高く設定しがちです
ただ以前書かせていただいたスクールアンケートでもそうですが今の時代のニーズは安さ・手軽さ・スピードにニーズがあるように思われます。
だからどこにプライドを持つのか?
オーナー目線で考える場合
・・・お店を繁盛させお客様にネイルをして喜んでもらいスタッフにちゃんとしたお給料を払い続ける事。
を考えた場合この事が出来る価格帯で考えます。迷った場合はここに戻るようにしております
もちろん全体の相場がありますから全体的に下がればもちろん変わると思いますが今の現状では4890~6980円が相場で後はリピーター様で売上をあげていく事だと思います
さあ読者はどのような理由でスクールを選んでいるのでしょうか?
スクールも募集記事を読む限り昔からの手法で知名度の高いカリスマ先生をおいて派手に宣伝するタイプか?
それとも最近の新規スクールのように激安を売るか?もしくは広告宣伝費を一切使わず自社のHPや口コミオンリーのところもあります。
まあ色々あるわけですが結局読者=ネイリストの興味がある方がどこを見て判断しているのか?ここのつきます
そこで大手ネイルサロン雑誌、読者が選ぶアンケートで「スクール選びのポイント」をまとめてみると
1位 自宅から近い
2位 分割可能
3位基礎からトータル的に学ぶ
4位検定の合格率
5位少人数
6位就職率
7位フリータイム制
8位スクール対応がいい
9位雰囲気
10位30万以下
が読者が選ぶスクールの条件でした。
これをみる限り知名度の高い先生をおいて授業料が高いスクールは今の時代に合わないわけです。
スクール業のみでやるならまた考える必要があるのでしょうがこれを見る限り自分のサロンスペースを使い小さいスクールは可能だと思います。
大切のなのはまずネイリストになりたい方のニーズを満たしているか?ここだと思います
このスクールは仕組みさえ作れれば人材を育てるのにいい武器になります
ネイリストが中々集まらず、店をオープンしても安定しない場合、店にスペースがあればスクールとして育生しネイリストにしていく方法があります。
ただこれは先生となれるネイルストがいればの話ですが教える事が出来る方がいて店にスペースがあれば結構オススメです。先生未経験でもいいですし認定講師などもいれる必要はないと思います。
ちゃんと教える事で現場でお客様に入れるようになればいいのです
別にこれで生計を立てていくのではないので準備をしておいてネイリストになりたい方がいた時にやってもいいのです。
お客様が中々入らない時間帯にスクールをやったり生徒さんが慣れてきたらオフなどをやってもらってもいいわけです。スクール業がメインではないので他のスクールに比べておもっきり価格を落とせば生徒さんは来る可能制はおおいにあります。
そこで大手ネイルスクールがまとめた読者アンケートがありますのでご参考までに・・・
・ネイリストになりたい職業・・1位会社員 2位アルバイト 3位主婦
・平均年齢・・・・・・・・・・・・・・・1位10代 2位25~29歳 3位20~24歳
・通う時期・・・・・・・・・・・・・・・・1位まだ不明 2位半年以内 3位今すぐ
・学目的・・・・・・・・・・・・・・・・・1位就職 2位独立 3位資格所得
となっております
うちのサロンでもあったのですがOLだったお客様から当店ネイリストになられたお客様もいます。意外なところからくる可能性も結構あります
次回は読者が選ぶスクール選びについて書いていきたいと思います
以前ネイルサロンをオープンする際に「人集め」が大切な事を書きましたがこの求人方法色々やった結果やはりネイル専門求人が一番いいです。
今のところ都内でネイリスト専門求人以外でのネイリスト募集は非常に厳しいです
大手求人、例えばとらばーゆや最近ではバイトルドットコムなどは一般求人には強いですがやはり専門職の求人は弱いと思われます。
ようは属性を考えながら求人をうたないとネイリストは来ないわけです。
求人費は安いものではないですし、営業の方の話を聞いているうちにいけそうな気がしますが基本的には厳しいと思います。
ちなみに都内はジョブネルかリジョブがオススメです。
リジョブは最初の掲載料6~7万と安いですが決まった時に更にまた払うタイプ。
リクルートがやっているジョブネルは掲載料は一切無料ですが決まった時に想定年数の数%を払います。
とくかく安く済ませたい方は
ミクシーや無料ネイリストサイトNQ・職安・ネイル用品ショップ・ネイルスクールなどがあります。
但し当たり前ですが無料の場合手間がかかるうえ中々いい方に巡り会えない事も非常に多いです。そこには根気が必要です。
ただ僕のサロンは当時スタートする際ミクシーから3人きたので時間があり更新作業が出来る方はオススメです
ようやく確定申告も終わり来年から色々考えて法人になります
今年が最後の個人事業主になりそうです
自分はあまり大きな野望というか最終的には世界を回る自由人を目指しているので安定した不労所得と関わった人間に稼がせるという目的なので法人で大きくやろう!!という気はなく税理士との話で安定した不労所得のため、稼がせるためにも法人がいいとなりました
話はそれましたがネイルサロンの経費計上で「接待費」というのはあまり落ちないとの事です。
これはあくまでも僕がお世話になっている税理士さんが言っている事であり話半分で聞いてもいいかもしれませんが・・・
そもそもいつも同じスタッフや他店のオーナーさんとの飲み題は経費にしにくく、接待費は売上の3~4%に抑えた方がいいようです。
では何が落ちやすいか?
福利厚生と会議費のようです。
福利厚生はスタッフに持っていく差し入れが一番多く会議費はランチタイムやカフェでのミーティングも経費にしやすいとの事でした。
うちの店長がみんなで飲みに行くのが好きなのですがそれを会社の経費にするのは限度がかなりあるようです
一店舗のみでやるのならいいと思いますが月の売上が200万、2~3店舗でそうなると年商7000万超えますからちょっと考えないといけないですね
しっかり自分が稼ぎ、納めるものは納め、スタッフに還元出来る事が理想です
最近ネイルサロンを出すリスクや失敗したら・・・という話をよく聞かれます。
僕の今の考えは将来的にネイリストが独立し、稼いでもらうことが目標です。
独立してもらいしっかり経営ができるネイリストを作ることが 目的です。
では今回ネイルサロン、ネイルにすら関心がなかった人間がうまくいった訳ですが何故いったか?
それは間違いなく『人』です。
それはネイリストでない方がサロンオーナーになる場合まず軸となるBSパートナーが絶対必要になります。
だから僕がまず言うのは『人』がある程度揃ってからスタートすることです。
逆にそれをしないでスタートし、失敗した例をいくつかみています。
オーナーだけが頑張り、スタッフがついて行かない・・・これでは潰れるのは時間の問題です。
これではまずオーナーとして未経験がやる場合店長(現場責任者)が必ず必要になります。
ここで大切なのは以前もお話したように必ずオーナーと店長が信頼関係を結べている事。
ここが信頼関係がないいと店はまず終わります。
店長が決まったらチーフクラスです。
皆をまとめる力はないが技術力があるかた。
そしてあとは未経験者を含むバイトが3人くらい。ここは即戦力にはなりませんが時給が安いため経費が浮きますし、育成する事が出来ます。
ここが成長し始めたら次の店舗もいけると思います。
ここまでいけたら最高ですがまずは軸のBSパートナーが出てからスタートです。
美容業でのかかる経費といいますか、リアルビジネスでかかる経費には水道光熱費があります。
これはどのくらいか?
美容室の水道光熱費はとてもかかります。
まず水・ガス(もしくは電気)そして電気とすべてかかりますが、ネイルサロンの良い所は基本的に水道光熱費がかかりません。
かかると言えば電気代です。
どのくらいか?・・・
それでも月に約2万程です。
4席稼働でスポットライトが8つそしてエアコン施術で使うライトがフル稼働でもそのくらいです。
ちなみに水道とガスはほとんど使いません。
だからネイルサロンはかなり経費をかけずにできます。
月200万の売上に対し、かかる水道光熱費は約1%ですから。
純利益は50万で全体の25%です。
2月ですが年間で一番利益は低いと言いますがリピーター様安定していたのでそこまで落ちなかったです。
ただ目標が230万に対して209万でした。
とりあえず200万は達成しましたが209万に対し人件費が75万。そこに交通費がのりますので80万くらいですね。
ですので人件費は38%です。
ここは目標は達成です。
ネイルサロンで一番かかるのは人件費です。
この人件費は40%以内で組むのが僕のお店でのルールになっています。
売上が下がれば当然シフトを組んでいるわけですからここも変わってくるわけです。
店長にはここを常に意識してもらっています。ここを意識しないと人件費ばかりかかり利益が上がりません。
2月 209万
人件費 80万
固定費(光熱費・家賃・税理士など)30万
宣伝費 20万
材料費 15万
計 145万
ですから純利益は約64万です。
純利目標は50万にしていますので達成させて頂きました。
最近は随分安定してきたのでこのスキームで春に向けもう1店舗出す予定です。
またそちらの内容も書いていきますので参考にして下さい。
口コミのクレームで一番おおいのがやはりこの2つ。
まずは施術時間です。
基本目安時間は2時間と記載していますがそれを超えた場合のクレームです。
これをあまり表面に出すお客様はいませんがこれがよく口コミに書かれてしまいます。
実はかなり気にされているのです。・・・・例え10分〜15分でものびればです。
口コミをみて初めて気付くことが多々あります。
だから今ではどんな状況でも記載した時間は徹底するようにしています。
後は接客。
何が指摘されるのか?
一番多いのはお客様にしっかりとしたアドバイスが出来ない事と新人ネイリストの接客です。
特に新人のネイリストに多いのがお客様がどのデザインがいいか?と質問されているにも関わらず自信のなさからあまりアドバイスできないことです。
お客様はプロい意見を聞きたいのです。
そこに自信を持って言って上げない事に対する不満です。
新人でもベテランでもお金を頂いたらプロですから接客態度も今強化しています。
口コミで分かったのは現場では出さないお客様の本音が分かる事です。
いいお店にしていくために本当に欠かせない事ばかりです。
大切なのはそのクレームに対ししっかりと返信し、対策をし実行し信頼を得て行く事の繰り返し。
これいつきます。
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
企業が優秀なマネージャーを雇用するのではなく、
低コストで外部の専門マネージャーに任せませんか?
他にも開業コンサル、美容商材、顧問コンサル、集客・広報、ネイルサロンM&A、など、
様々なことに対応できます。まずはお問い合わせください。