知識集
ネイルサロンの適正価格というものがあると思います
最近ではスピード重視でとにかく安い!!が売りのお店などは別でしょうが通常プライベートサロンなどはHPや皆様のブログを拝見させていただいても大体同じです。
例えば「ラメグラ」などはクーポンですと都内の安いところで2980円~3980円でしょうが当初僕らは1980円でやりました。
この結果はあまりいい反応ではなかったです。
これは予想外でした
「安ければお客様は来てくださる」という定説がなくなりました。
この値段目的で沢山のお客様が来て下さると思いましたが、お客様は来ていただけても通常のデザインばかりでました。だから安すぎてもそこに絶大な効果はないのです。
元々当サロンは中間層の方を対象にしております。だからだと思います。
聞いた事のあるサロンで北海道でいつでもラメグラ980円というお店がありお客様が入っていると聞いております。そのお店はその価格帯で来られる方をマーケットとしています
ユニクロがそうです。GUががありますよね?まさにあそこです。
だからまず店のコンセプトを決めてどこの層に対してアプローチするのか?を決めて後はそこの適正価格にある程度乗る事が大切です。
余談ですがこの前当店にホテルからの契約の話がきました。ウエディングのネイルです。花嫁ネイルの出張です。まだ具体的には話が進んでいませんが貨価格はジェルネイルが12000円です。当サロンの倍です。これでもお客様はやるのですからこれがここの適性価格なのでしょう
今回は広告のお話を少ししたいと思います
ホットペッパーやクーポンランドなどフリーペーパーの広告を良く見るとあまり本気でデザインを考えていないお店もあるように感じます。
撮影するデザインの仕上がりのクオリティーがあまりいいとは言えないからです。
例えば色のバランスや仕上がりの爪の形はバラバラだし、色のムラがあったりデザインのセンスとかではなくこのような細かい大切なところが雑なお店が結構あります。
色も全てピンクやベージュデザインでパッとしない、女性のお客様はいったい何を感じているのか?広告のどこを見ているのか?という点に着目していないところもあります
女性の大きな特徴として雰囲気でなんとなくです。とても細かく見ているお客様もいらっしゃいますが大抵はなんとなく可愛い感じがしたし綺麗な写真だったから・・・と全体の印象で決められてご来店される方が多いです。
ですから広告は全体像で可愛くないとダメなのです。
お客様のターゲット層がOLさんだとしてOLさんには厳しそうなデザインでもミントグリーンや淡い水色などのデザインともちろんピンクのデザインやシンプルめなデザインとバランスよく載せる事で広告自体が可愛くなり集客につながると僕は思います。
それが実際の数字で以前お話したPV数が池袋エリアでトップをとった要因だと思います。ですから毎月このデザイン決めはとても大変ですがしっかり作る事が本当に重要です。
仕入のコストを落とすために大型店では大量に材料を仕入れます。
中には自社で開発をしそれを店舗に落とす会社もあるくらいです。まさにラーメン屋さんがそうですね。自社で開発しそれをフランチャイズオーナーに販売するような・・・
とにかく材料=仕入が安ければ価格を下げお客様が通いやすい価格で提供出来るし、または会社の利益があがります。
ここはしっかり妥協せず企業努力をした方がいいです。では個人がやっているようなプライベートサロンではどうか?
少しでも安く仕入れるために僕らの場合は
①知り合いのサロン複数で共同で発注し大量仕入をしています。→基本的に業者に交渉です。
②ビューティーワールドなどで安いときに大量に買っておく→場合によっては1年分買い込みます
③ネットなどで卸店を探す→意外とあります
などがあげられます。通常は独立させて自分でお店を持つ場合そのお店で使っていた物を仕入れる方がほとんどでしょうが探せば意外ともっと良く安い物もあったりします。僕らも更に安くいい物がないか?と色々考えております
とりあえず①~③全て他店舗と協力して一斉仕入は出来るので普段からのオーナーさん達でコミュニケーション取る事も大切だと思います。
小さい努力ですがこの差は大きいです
サロンでかかる材料の仕入ですがうちのサロンで約15万程です
全体の7.5%程になります
でも収支表をみると大きい物・・・最近ですとオフで使うマシーンなど定期的に購入したり
お客様にプレゼントするオイルなどをまとめ買いなどしますのでなんだかんだで%はもっといっていますが純粋に毎月かかる材料費は15万程度だと思います。僕らは一斉に仕入れてますので多少安くなってますがここは色々と探せばあると思います。
でも目安はこの位と思って下さい。
美容関係ではエステや美容室などほとんどお金もかけずに施術できますが基本ネイルではそれはないです。
オフをするにしてもファイルを使いますしもちろんジェルも使います。
ですから基本的に他の美容業界と比べて材料費はかかります。
まつげのエクステも材料費はかかりますがネイルよりはるかに安いコストでできます
うちが毎月かけている200万の売上にたいして約15万、7.5%ではそこそこいい方だと思っています。この価格でやるためにはやはり企業努力は必要です。多少なりとも工夫が必要になります。
月に5万でも浮けば年間60万ですから大きい経費になります。
今度は簡単ではありますがどのような工夫をしているのか?も書いていきたいと思います。
店舗を借りるのはもちろんネイルサロンOK物件ですが中にはネイルサロンNG物件でサロンをやっている方も多くいらっしゃいます。
中にはというか個人でやられてるかたはかなり後者が多いようです。
プライベートサロンでの完全予約制と唱いブログで集客するのであれば問題は起きにくいと思います。
しかし僕が提案しているようなビジネスモデルは基本ホットペッパー掲載するパターンなので禁止物件では難しくなってしまいます。
ただ本当に趣味の延長でご自分のペースでゆっくりやりたいのであれば全然ありだと僕は思います。
基本的に店舗契約しますと保証金+消費税が追加されますので結構高くなるとは思いますが住居用で借りる事も可能です。
通常料金でいけます。不動産屋さんに住居ようでいけるかどうか聞いてみても損はないと思います。稀にうまく安くして下さることもあるので。
ホットペッパーに掲載するかしないかや物件の最初の経費など、で最初は口コミオンリーお店を安定させてから店舗可能な物件に移動するのも手ですね!
サロン運営の方法は色々あると思いますが是非小さい一歩でもいいので頑張ってください。
サロンを始める前にまず物件を抑えます。
大体、僕のサロンの価格帯で10万〜12万くらいが理想です。もちろん10万切る物件があればいいにこしたことはないです。
ただ探せば渋谷、新宿、池袋あたりだとタイミングがあえばいい物件と出会えますが銀座のような場所は結構難しいです。
そして借りる際に出来る限りネイリストでしたらどこかに勤務している状態できれば正社員で働いている時に借りた方が得策です。
なぜなら、無職になると物件を抑えることができないので。
ちなみに融通がきく仲介不動産なら年収など色々ごまかしてくれますが基本は家賃×3×12ヶ月=年収
になります。
例えば家賃が10万×3倍×12ヶ月=360万の年収があれば問題なく借りる事が出来ます。
先日不動産屋さんと話をしていましたが最近は美容関係でネイルサロンのオープンがダントツに増えているようです。
流行ってますね。
僕はこの業界まだまだ行けると踏んでいます。より豊かなネイリストが増えてネイル人口を増やしたいです。
次回も物件を借りる時のちょっとした事を書こうと思います。
ネイルサロンで仕事をする上で「広告費」と「人件費」という一番かかる経費があります。
路面店や商業施設の場合は「広告費」の代わりに「家賃」だと思います。
どこを削減しどこに投資するか。ここが中々悩みどころですが大切なのは純利益をどれだけ出したいか。ここにつきます。
ここがしっかり決まらないときりがないし目標も定まらないので余計な出費がかさむはめになります。
だからまずは純利益でいくらを設定するかです。
例えば50万ならそうなるように数字を書各セクションでたてて行きます。
もっと経費を節約したい!!とか営業をかけられてもっと投資したい!とかあると思いますが小さなマンション経営で勝って行くなら基本的な仕組みを作る事が非常に大切です。
パイが小さい分色々な動きをするより確実な利益を安定的に出す事が僕は重要だと考えます。
小さい崩れが大きな崩れの原因になります。
人件費を節約してハードワークになればスタッフは辞めてしまいますし、欲をかいて宣伝にどんどん投資してもお客様を受けきれなかったりと・・・
ですからしっかりとした経費の流れを欲をかかず最初は作る事が僕は大切だと考えています。
リピーター様獲得で色々メルマガなどやっておりますが試した結果以外とシンプルなことが効果的な事が分かりました。
例えばチップの数も(見本)かなり大切です。
お客様はチップを見ながらデザインを決めて行く訳ですがチップの更新が少ないとリピーター様の数は面白いように減ります。
前は空いた時間で作って頂いていましたが、空いている時間がないので1日定休日を作りましてその日に出勤してチップを大量生産してもらっています。
これは口コミ(ホットペッパービューティー)に書かれていて気付いた訳ですがお客様だからこそのヒントを下さったりします。
僕のサロンでは施術しながらお客様のニーズをたくさん引き出せるような接客を心掛けて実践しています。
昨日に引き続き融資ですがポイントである創業計画書。これが非常に大切です。
金融公庫から頂ける紙は一枚。ですからより細かく書く為にもより細かいものをご自身で用意する事をオススメします。
まず開業目的や動機。
相手はなぜネイルサロンをオープンするのかを質問してきます。
そして経歴。そのサロンが成功するかどうかもしっかり判断されるのでここも大切です。ここは経歴プラス自身を持ってしっかりアピールです。
そこにできたらもう共に働くスタッフも決まっていてそのスタッフの経歴も話すとよりいいです。
仕入れ先なども具体的に決めておきましょう!
融資の内容が設備投資でやる場合にその設備にかかるものの見積もり全てが必要になります。
物件情報や、内装工事代、ソファーからボールペンまで用意します。
そして最後に事業計画です。
開店資金にいくらくらいかかりどのくらいで返す事が出来るのかを明確にしなければなりません。
毎月いくら稼ぎ純利はどのくらいあって毎月どのくらい返済できるのか・・等々
やる事は細かいですがネイルサロンで働いた経験のあるかたは一つ一つ丁寧にやれば必ずできるので、今貯金がなくてもオーナーになる夢を少しでも持ってる方がいっらしゃるなら諦めずに調べてみる事も良いと思います。
開業にあたり300万はあったほうがいいと僕は思います。
300万を貯めているネイリストさんはあまり出会った事がないですが、方法はあります。以前簡単に書かせていただいたのですが『融資』を受ける方法があります。
融資に抵抗がある方は沢山いらっしゃると思いますが、企業として考えれば融資を受けてない会社がとても珍しいくらいです。商いが安定してより多くの利益を出す為にお金は必要ですし本気でオーナーになるのでしたら融資は全然ありです。
そこでどこから借りるかと言いますと
①都市銀行
②信用金庫
③政府系の国民金融公庫
などが主です。もちろん利息がかかりますからなるべく利息の低いところを選ぶのは大切です。
但し都市銀行はまだ実績のない新規所業者に融資をする事はまずないでしょう。
ですので手始めに借りるのであれば信用金庫か国民金融公庫が良いかと思います。
金融公庫は金利も安いのでオススメです。
これは連帯保証人も要りませんししっかりと経験を積んだ方でキチンと事業計画を書けば非常に有利だと思います。
ただ僕のように本人がネイリストでない場合は少し難しいですが、実績があれば大丈夫です。
そして金融公庫のながれですが
「相談」 ↓ 「申し込み」 ↓ 「面談」 ↓ 「融資決定」 ↓ 「返済開始」
ポイントは面接と事業計画書ですね。
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
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