知識集
いよいよ当サロン店長が独立し店を出す事になりました。
当初から彼女の夢でしたので本当に自分事のように嬉しいです!!ちなみの彼女の店は錦糸町。
今までのマーケティング通りホットペッパーにPV数をみてもらったところ、もちろん主要都市の池袋、新宿、銀座に比べればPV数は半分ですがその分お店も少ないですから問題ないと思います。 近隣のお店のデザイン、価格も調べました。
錦糸町ですと千葉に住んでいる方も来やすいので広い範囲で集客が見込めると思います。
勝算はあると思います。
今の店長は技術、接客はばっちりです。後はオーナーとしてのスタンスや経営が初なのでそこが課題になると思います。
僕は稼げるネイリストを沢山出していきたいのでまずは店長が成功の第一歩になります
これからは利害関係が無くなりますが共にネイルサロンオーナーとして彼女とは関わっていきたいので色々情報を共有してまた内容をシェアしていきますので楽しみにしていて下さい
サロンを立ち上げる時にかかる費用はランニングコスト入れて約300万位です。
このくらいなら持っている方も結構多いのですがネイリストのお給料を考えると中々300万を貯めるのは難しいと思います。
もしない時に使える方法としては融資をうけるという方法があります。
しっかりとした事業計画を立ててネイリストとしてキャリアがあれば面接後融資がおりると思います
通常は「日本政策金融公庫」で借りる事が出来ます。
でもさすがに全く無一文でスタートという形よりは多少手持ちがあった方がおりやすいので100万位が手元にあり200万位の融資が理想です。
利息が4%で3年位で返すと月60000円で大丈夫です。3年で払う利息も約12万程です。
今お金が無いけどサロン経営をしてみたいという方はオススメです。
ネイリストオーナーでちゃんとお店を回せば売上200万で大体年収で1000万いけますからこの返済も全く問題にならないと思います。
ほとんどの方が出来ないと思っているだけで少しの勇気と挑戦で人生が変わります。是非挑戦してみて下さい
ネイルサロンで経営させてもらって思う事はネイルをする事は基本的にマストな事(絶対必要)ではないため本当のリピーターになる事は結構難しいという事です。
美容室のように髪が伸びて必ず切らないといけないものではないからです。だから本当のリピーターになるのが難しい業界でもあります。
今まで来てくれていたリピーター様が急に来られなくなるのも珍しい事ではありません。そしてエステのように回数券がある業界でもないのです。
このような業界でどうやってリピーター様を作っていくのか?
ここを私達もとても意識しています。
でも・・・・残念ながら明確な答えはありません。これだからこれみたいなものはないのです。
でも大切なのは「意識」。常にどうしたら?とはスタッフ一同で常に考えております。
だから沢山のアイデアがでます。
お客様の名前を覚えてお名前で話をしたりメルマガを書いたり、小手先のテクニックは多々ありますが一番はやはり
「意識」だと思います。
美容室を何店舗も構えているオーナーさんもおっしゃってましたがやはり常にスタッフで考えているようです
答えはなくこれを考える事が仕事だともおっしゃってました。
このネイルを皆様にいつかマストにしてもらう事・・・これも夢の一つです。
僕が最初大変だった事は資金繰りでした
やはりオーナー業は最後の砦ですからここの責任をどうとるか?だと思います。
あまりランニングコストを用意していなかったので最初の資本投下は苦労しました。
最初から300万位用意していれば問題ないのでしょうが自分は200万位でスタートしましたので2ヶ月位はランニングコストを追加していました。そうです最初の初期投資のみしか用意していなかったからです。
額は大きくないもののマイナスが出ているという事は大きなストレスです。そして基本オーナーは1人ですからこれをどうクリアするか?が一番大変でした。
回りの実業を起こしているオーナーにもよく相談させていただきました。
でも最終的には自分との戦いです。
おかげさまで今では安定して黒字になっておりますが「お店が一つ」になった時に一気に伸びた気がします
それぞれの持ち場ができたのでしょうか?ネイリストにも自信、技術力もつき僕自身オーナーとして自身がついてきた頃に一気に伸びました。
やはり想えば必ず叶うわけです。
もしネイルサロンをやってみたいと思う方がいたら是非挑戦して下さい。
大変な事ももちろん多々ありますがそれ以上に得る事が沢山ありますので!!
いつもはテクニカルな事ばかり書く事が多いですがこのオーナー業ですがメンタルもとても大切です
特に僕も最初は大変な時期ももちろんありました
今では上手く回っていますがサロン経営を先にやっていた友人に手とり足とり教えてもらいながらここまできました。
そこ方がいなければ上手くいっていなかったと思います。初めてのサロン経営で不安もありましたし。
まず最初の壁はスタッフがほぼみんな素人だった事です(笑)
このビジネスで一番のポイントはとにかく「人」なんです。
僕は運が良く素敵な方に巡り合えましたがほとんど素人でした。
だからまずはお店オープンする1ヵ月前にmixiでのモデルさんをとにかく沢山呼んで猛特訓!!
接客ではプロのアドバイザーを呼んで電話の受け方、会話の仕方から教育してもらいました。今リピーター様がいるのもこの方のおかげです。
たまに今でも入ってもらっておりますが、ネイリストではないこの方にも今ではファンがついております
ネイリストといっても今時の若い方達ですから最初は本当に大変。アドバイザーともぶつかる事はしょっちゅうです
今ではみんな別人になっております
アドバイザーはうちのネイルサロンを辞めても何処でも通用できるネイリストになれると言い切っていましたが本当にそうなりました。
1番オーナーとして大変だった事はまだ書かせていただきます
3月の売上ですがやはり2月に比べてやはりお客様は増えております
売上としてはちょうど中盤あたりで100万超え人件費も390時間で目標の40%をキープしております
ここがポイントでこれが崩れますと売上が下がっても利益が少ないお店になってしまいます
お客様の入ですが今月はネットのお申込が非常に多いです。
これは店を出す場所にもよるでしょうが池袋など若い方が来るようなサロンはやはりスマホでのネット予約が大半です
ただお店を出した場所に本当によりますので例えば恵比寿や代官山、自由が丘など価格帯が高い、比較的富裕層が多くいるような場所は案外℡での予約が多いです。
もちろん地方などは基本℡でしょう
だから場所にあった集客に力を注ぐ事が必要になります
ネット予約をホットペッパーで予約をする場合しっかり空き状況を把握して予約をつめていかないとかなり取りこぼしが出てしまいます
お店に受け付けがいない場合施術に没頭しすぎてこれがおろそかになりがちです。
もちろん℡で予約を取る場合もそうです
少し店が回り出したら大体わかってきますのでそこはしっかりおさえた方がいいと思います。
ネイルサロンをマンションでやる場合には当たり前ですがサロン運営をしても大丈夫な物件を探す必要があります
ほとんどが大丈夫ですが探す時は出来たらでいいので不動産屋がいたらあらかじめサロン経営ができて大体予算はこのくらいと伝えておけば探してくれます
ポイントは都内の場合
①駅近く(5分以内)
②10万位(この位で初期投資約50万~60万)
③30平米(席3ついけます)
④できれば築浅
でお店を出したい街で探してもらいます。
中々出てこないので前もって聞いておく事が大切です。
但し事業登録の場合家賃に消費税がかかります。更に一般の物件に比べ敷礼が高いので注意です
これの回避策として規模が小さければSOHOで登録する事ができます。これができれば基本的に通常の家賃と変わりません。個人事業で小さいBS展開という事ですね
規模が大きくなるまではSOHOでいき後で変えればいいのです。
とりあえず月の売上が200万位ならSOHOで大丈夫だと思います
都内のサロンで起きている価格競争。この前は恵比寿で3000円代サロンもできました
この価格競争ですかネイルサロンの激戦区渋谷~新宿~銀座などで今相場はどのくらいか?といいますと
ざっくりですが4890~6890円(クーポン価格)だと思います
この価格が非常に微妙でもちろん上げすぎてもお客様は来ませんし下げすぎても実は儲かりません。
利益が下がる事はもちろんお客様が安すぎてこない場合があるのです。やはり適正価格があるのでしょう。
でも初回クーポンで7890円以上だと正直厳しいところもあります。
この価格帯ですがプライドをお持ちのネイリストはやはり高く設定しがちです
ただ以前書かせていただいたスクールアンケートでもそうですが今の時代のニーズは安さ・手軽さ・スピードにニーズがあるように思われます。
だからどこにプライドを持つのか?
オーナー目線で考える場合
・・・お店を繁盛させお客様にネイルをして喜んでもらいスタッフにちゃんとしたお給料を払い続ける事。
を考えた場合この事が出来る価格帯で考えます。迷った場合はここに戻るようにしております
もちろん全体の相場がありますから全体的に下がればもちろん変わると思いますが今の現状では4890~6980円が相場で後はリピーター様で売上をあげていく事だと思います
さあ読者はどのような理由でスクールを選んでいるのでしょうか?
スクールも募集記事を読む限り昔からの手法で知名度の高いカリスマ先生をおいて派手に宣伝するタイプか?
それとも最近の新規スクールのように激安を売るか?もしくは広告宣伝費を一切使わず自社のHPや口コミオンリーのところもあります。
まあ色々あるわけですが結局読者=ネイリストの興味がある方がどこを見て判断しているのか?ここのつきます
そこで大手ネイルサロン雑誌、読者が選ぶアンケートで「スクール選びのポイント」をまとめてみると
1位 自宅から近い
2位 分割可能
3位基礎からトータル的に学ぶ
4位検定の合格率
5位少人数
6位就職率
7位フリータイム制
8位スクール対応がいい
9位雰囲気
10位30万以下
が読者が選ぶスクールの条件でした。
これをみる限り知名度の高い先生をおいて授業料が高いスクールは今の時代に合わないわけです。
スクール業のみでやるならまた考える必要があるのでしょうがこれを見る限り自分のサロンスペースを使い小さいスクールは可能だと思います。
大切のなのはまずネイリストになりたい方のニーズを満たしているか?ここだと思います
このスクールは仕組みさえ作れれば人材を育てるのにいい武器になります
ネイリストが中々集まらず、店をオープンしても安定しない場合、店にスペースがあればスクールとして育生しネイリストにしていく方法があります。
ただこれは先生となれるネイルストがいればの話ですが教える事が出来る方がいて店にスペースがあれば結構オススメです。先生未経験でもいいですし認定講師などもいれる必要はないと思います。
ちゃんと教える事で現場でお客様に入れるようになればいいのです
別にこれで生計を立てていくのではないので準備をしておいてネイリストになりたい方がいた時にやってもいいのです。
お客様が中々入らない時間帯にスクールをやったり生徒さんが慣れてきたらオフなどをやってもらってもいいわけです。スクール業がメインではないので他のスクールに比べておもっきり価格を落とせば生徒さんは来る可能制はおおいにあります。
そこで大手ネイルスクールがまとめた読者アンケートがありますのでご参考までに・・・
・ネイリストになりたい職業・・1位会社員 2位アルバイト 3位主婦
・平均年齢・・・・・・・・・・・・・・・1位10代 2位25~29歳 3位20~24歳
・通う時期・・・・・・・・・・・・・・・・1位まだ不明 2位半年以内 3位今すぐ
・学目的・・・・・・・・・・・・・・・・・1位就職 2位独立 3位資格所得
となっております
うちのサロンでもあったのですがOLだったお客様から当店ネイリストになられたお客様もいます。意外なところからくる可能性も結構あります
次回は読者が選ぶスクール選びについて書いていきたいと思います
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