知識集
いよいよ3月も終わり4月に突入です。
昨日は月に一度のミーティングを行いました。
先月の売上と今月の売上目標そしてそれにかかる人件費はどのくらいか?等を打ち合わせします。
先月3月の売上が210万。
目標が230万だったので20万マイナスですね。
このマイナスが悪いのではなく何故行かなかったのか?を検証しました。
ここポイントです。悪かったのではなく何故行かなかったのかの検証です。
そこでまとまったのは
・土日の売上をもっと上げる。
⇒やはり土日のお問い合わせが多いので、スタッフを必ず4人体制のシフトを組み確実な土日でしっかり売上を立てて行く。
・施術時間の短縮
⇒新人スタッフの時間が押してしまう為攻めの予約を取れない。徹底して新人ネイリストの時間短縮を図り予約を取れるか確実な枠の確保(1週間以内で)。1.5Hで上げられるデザインは佳必ず1.5Hで上げる。技術の無駄の見直し。
・ホットペッパーのネットの席数の徹底
⇒去年今の時期はお電話のお問い合わせがほとんどだったが、今はネット6割、お電話4割とネットがかなり強くなっているのでネットの細かいフォローに気をつける。
など色々ネイリストに課題を出してもらい今月実践してもらいます。
しかし3月もこれでも純利益が上がってるので経営としては問題ありません。
最近、店長、チーフの数字が大切な事や、数字に対する意識があがってきているので利益の安定につながっています。
ちなみに3月内訳
売上210万
人件費 85万
家賃10万
材料費 15万
雑費 10万
宣伝費 21万
こんな感じでした。
4月はGWもありもう少し数字を上げて行けそうです。
さあ今回は個人店のメリットですがやはり自由に仕事ができる事と最初にかかる費用の安さでしょうか?
いくらフランチャイズといってもオーナーである以上最後の責任はフランチャイズの本社側ではなくそのオーナーさん、個人になります。
ちなみに僕の店長が出すサロンは家賃10万程で物件にかかる費用も初期投資で65万程です。いつもお世話になってる不動産屋さんのおかげで商業用でもこの値段で行けました。
駅徒歩2分でもこの価格は空中店の良い所ですね。初期投資は全部で200万といったところでしょう。
後は家賃が安い為に日々の固定費が抑えられる所が魅力。
もしオープンして思わぬ結果が出てしまってもかかるコストが安ければその分動きやすいと思います。
もちろん探せばこのような物件の価格でフランチャイズをやっている所はあるでしょうが
基本的に良い立地で高い家賃の所が多いようです。
シュミレーション(個人店)
【250万の売上の内訳】
家賃 10万
人件費 85万
商材費 15万
宣伝費 21万
雑費 10万
光熱費 5万
利益は69万です。
これは実は当店の数字です。
フランチャイズ加入とそこまで変わりません。
但し今は結構高い宣伝費をかけていますが、リピーター様が増えればここは削ることができます。
ですので結局は・・・・
ある程度守られた環境でやるフランチャイズか守られていないが可能性がある個人店でしっかり稼ぐか。
僕からしてみたらフランチャイズは守られているとはコンビニなどで失敗している沢山のオーナーさんたちを見てると思えない部分もありますが・・
オーナーさん次第ですね。
ネイルサロン経営の場合個人でやる場合と大手フランチャイズ傘下に入って行う場合があります。
両方とも良い所と悪い所があります。
フランチャイズの場合は大手のネームバリューがありお客様の信頼をすぐ得られます。
最初不安な方はフランチャイズがオススメですが何社か話を聞いたり調べたりしましたが初期投資が高い所が多いです。ネットで簡単に調べる事もできます。”ネイル フランチャイズ”と打ち込めば何社かすぐに出て来るので実際みて見て下さい。
大体相場は300万〜500万程度。
加盟店料は別に20万〜100万
その中で企業が出している収益シュミレーションがあります。その一例でdすが
【240万の売上の内訳】
家賃 35万
人件費 85万
商材費 20万
ロイヤリティー 5万
広告宣伝費 5万
雑費 10万
光熱費 10万
計170万
となっています。ちなみに利益が70万ですね。僕がここで高いと思ったのは家賃です。
フランチャイズ展開している場合はほとんどどこも立地がよく路面店や商業施設の中だったりが多いので家賃が高いです。
ですので単純に毎月の経費もかかります。
ここはオーナーさんの捉え方次第ですね。
余計ですがロイヤリティーを取る所がほとんどないこともしくは少ないことです。
ではどこで儲けてるかといいますと開業する際の加盟料や開業資金の中に多少利益を組み込んでいると思われます。
店舗を広げる事によりそのフランチャイズ店の名前が有名になり宣伝費をおさえるこおtが目的でやられてる場合が多いようです。
ネイルサロンの絶対的なノウハウがあまりないのでロイヤリティーでしっかりと儲けようとするのは難しいようです。
次回は個人経営の場合のメリット、デメリットを書いて行きたいとおもいます。
店を新しく出すときに聞いた方が良い事は
・周りのお店の価格帯
・この地域でのはやりのデザイン
・一番売れているサロン
・目標にしている売上目標を伝えどうしたら、目標達成するかの相談
は必ず聞いた方がいいです。
ホットペッパーの担当者にはただ単に宣伝だけではなくマーケティングをお願いしましょう。
自分の足で周りサロンを調べるのもいいですが、知っている人・・担当者をとことん使うのです。
基本ネイリストさんはそこにつっこまないですが、ここが本当に大切です。
今度僕のサロンの店長が独立する時も周りのサロンの価格帯やデザインそしてネットのPV数などをまず出して頂きそれをもとに町を見に行って地域を決めました。
最初は中々慣れないですが慣れてくるとかなり頼もしい味方です。
僕は当初目標を1ヶ月の来客数を300人、売上を200万にしたいと言いました。
この数字を達成するにはどうしたら良いのか?というのを担当の方に色々アドバイスいただきました。
今はお陰さまで達成する事ができました。
最初は関係作りに時間がかかりますが20万以上も毎月投資しているのですからとことん活用しましょう。
結局今、美容・ネイル業界の価格を決めているのはリクルートのホットペッパービューティーですから・・・
あとサロンを出す地域が決まったら是非その地域で一番売れているサロンにもいってみましょう。
かなり色々勉強になります。
空中店でのネイルサロン経営の場合、都内の時はホットペッパービューティーが基本的な宣伝媒体になると思います。
その価格ですがいくつか種類があります。
大きく分けて4種類SSRP・SRP・ARP・BRPとあります。
何が一番違うかと言いますとフォトギャラリーなど一番価格の高いSSRPが48枚載せる事ができますし、ネットの検索でもトップのゾーンに出てくるプランなので3席以上の店舗で競争率が激しい所ほど費用はかかりますが最初はこのプランに投資されるのが得策だと思います。
半年契約などすると安くなりますのでそれも視野にいれておくといいと思います。
さあ費用対効果ですが今、僕のサロンでは月にSRPで21万(税込み)かけて載せていますが宣伝媒体はホットペッパーのみで売上は200万オーバーです。
もちろん今ではリピーター様もいらっしゃるので200万全部ではないですが少なくとも50%はホットペッパーからの新規のお客様です。
21万ぼn投資で100万ですから、約5倍になります。
お客様が集中しやすい夜や土日などはお断りする場合もおおいので取りこぼしてしまってる状況です。
それでも月に21万ですから結構な金額です。最初はどうしようかと考える方もいると思いますが後はこの担当者を上手く使うことです。
ただ単に”はいはい”と聞いているのではなくどうしたら売上を上げる事ができるのか?をとことん聞く事も大切です。
では何を聞くべきなのか・・次回ポイントをお話します。
最近あるネイリストさんからコメントを頂きました。
まだネイリストになって半年のようですがコメント頂けて嬉しいです。
ネイリストになられたばかりで大変な事が結構あるようです。この業界最初は本当に厳しいと思います。ネイル業界だけではなくこの美容業界です。
特に新人の時はお給料は安いし休みなし、そして過酷です。
相当、この業界が好きか野心がないときつい世界ではあると思います。
僕の知っている美容室でも新卒を300人取っていますが3年たって残っているのは7人という現実です。
今、都内のネイルサロンは早い・安い・上手を売りにしている所が多いです。
その場合、ワンカラーで30分、ラメグラで20分、変形フレンチやアートがオフなしで1時間です。
このくらいのスピードでやられている安価なサロンさんですと新人さんはトイレにも行けない状況だと思います。
但し将来ネイリストとして独立を考えているのであればこの環境は決して悪くはないです。
暇な店なら楽でしょうが間違いなく技術が上がりません。
そして技術の向上とスピードをアップさせたいのであれば、そのお店の一番早くて上手いネイリストにアドバイスや練習をみてもらうのが一番の近道です。
当たり前ですがネイリストの場合この関係が感覚薄いです。
教えて下さいとお願いしても教えてくれない先輩もいるでしょうし、アドバイスをくれない先輩も多い業界です。
その先輩もそうして育ったからです。職人魂ですね。
見て盗めです。もちろんキチンと丁寧に教えてくれる先輩も沢山います。
でもここでとても重要なのは誰もなんとかしてくれないのです。技術職というのはそういう世界です。
美容業界は華やかな反面賃金が安く、労働時間が長く、まともに休憩をとれずといった現実があるので自分を見失う技術者も沢山いますが、自分がネイリストとしてどうなりたいのかをしっかり目標をきめて進んで行かなければ、ますますきついだけのしごととなってしまいがちです。
僕のお店ではマンツーマンで新人さんに教える機会を月に数回モデルさんをよんで1から10まで指導します。僕はネイルで食べて行けるネイリストさんを育てていきたいからです。
何となく過ごすただこなす毎日ではなくキチンと先を見据える事で世界が変わってみえてくるはずです。
今までのブログの中で何度となく取り上げさせて頂いた仕入れに関してなのですが、やはりこのビジネスにおいてかなり重要な鍵になります。
それはやはり薄利多売だからです。
お客様の一人単価が現在¥6500程のになります。
新規のお客様とリピーター様を合わせ人数で割ると1人頭の単価が出て来るのですが、人件費を抑えて行く事はもちろん仕入れ価格を抑えることもかなり大きく左右してきます。
まずする事は仕入れる先の担当とマメに会い信頼関係を築きます。仕入れ先の業者はなるべく全て担当と会う事をオススメします。
年に1回仕入れがあるかどうかのところは会わなくても大丈夫です。
あとは、ビューティーワールドなどのイベントに必ず行きそこでも出店者とかなりの数名刺交換できますし、色々情報を仕入れられます。
お店に体力がついてきたら良く使う物や消耗の激しい物などリストを作りこのイベントで半年から一年分の仕入れをする事でかなりの経費削減になります。
普段の仕入れの担当の方もお店の運営状況など数字で分かって下さってるので、優良店と判断してくれた後は安く提供して下さったりする事も出てきますが、コミニュケーションが取れていないとまずこのような話はないです。
今では競合他社の情報も提供して下さったりしています。
この作業を最初の段階でネイリストさんにまかせてしまうとダメです。
ネイリストさんはやはり技術屋さんなので感情やプライドも入り仕入れてしまう傾向があるので品物を数字や費用対効果などで見極められません。
この考えを持ってないかたのの方が絶対的に多いというほうが正確でしょう。
同じファイルでもやはり見た目が良いものやブランドにこだわってしまったりします。
なので最初はオーナーさん自ら現場で仕入れの目を養いその知識を店長やチーフに伝えて行く事がベストだと僕は思っています。
当時店長がどうしてもとこだわって意見が対立した仕入れも今は数字をきちんと店長がみれるので、安くより良いものを仕入れてくれていて、安心して任せています。
最初はトイレットペーパーの値段やどこで買うかからの指示が本当に大切です。
ネイリストの世界はまだ美容師の世界と比べると道筋があやふやです。
美容師ですと国家試験があり、免許がないとお客様に触れる事もできません。
以前に法律改正がありそうなりました。
要は最初から越えなければいけない壁が高く、試験も受からせる試験から篩にかけるような難しい試験になっています。
そしてネイル業界より前から美容室の数は飽和状態にありコンビニの軒数よりも美容室の数があると言われているほどです。
つまり我々ネイルサロン関係者が最近感じ始めた飽和状態を何年も前から経験しているという事なのです。
なのでお客様の絶対数は確実に減少している中でどのように勝ち抜いて行くか・・・
という事に取り組み成功している美容室がいまも繁盛店となっている訳だと僕は考えます。
日本とアメリカの関係に似ている気がします。
アメリカで起きた現象は日本でも必ず起きる事が多いのような・・・
前置きが長くなりましたがネイリストは免許がなくても例えば学校に行かなくてもやる気になれば誰でも携われる職業なのでこの現状も手伝って最初からモチベーションが高い人材はかなり稀だと僕は考えています。
なので教育がかなり重要だという事になります。
社会常識から始まり、接客接遇に至までかなりしっかりとカリキュラムを組んで行かなければ生き残る店舗に成長させる事が難しいと考えます。
僕は美容室の教育システムや接客を勉強させていただきできるだけ取り入れています。
自分の業界だけに捕われず視野を大きく持つ事が本当に大切だと実感しています。
大手ネイルサロンは普通、路面店や有名百貨店にありますが、最近では空港のロビーでも見かけるようになりました。
基本大手ネイルサロンはこのように路面店や百貨店、駅ビルなどで展開して行く事が多いです。
でも個人の方が最初から数百万や場合によっては数千万をかけて店舗をオープンして行くのはかなりのリスクがありますしそのくらいの資金をまずはどう集めるか・・が問題です。
僕の店でもそうですし、周りに聞いても中々数百万の資金を持っているネイリストはいないです。
そして金額が大きくなれば融資も降りにくくなります。
そこで一個人が店を出すなら僕はマンションタイプでのネイルサロン経営をオススメします。
看板を出さずにマンションの一室でもちゃんと利益は上がります。
メリットはやはり初期投資がかからないことが一番の強みです。
そして可能性としてはマンションで経営されている方のほとんどが口コミのみで経営されてる場合が多い事です。
ネイリストが独立をしてマンションを借りてサロンを立ち上げる事が多いので前のお店で指名のついたお客様などが来てくれて細々と1人で回しているサロンが実は大半を占めています。
東京23区には本当に沢山のネイルサロンがありますがほとんどがこのような小規模でやられている方が多いです。マンションの入り口にちょこっと立て看板があるくらいです。
これはこれで僕は有りだと思いますが、問題も多くあると僕は思います。
個人でやる訳ですから自分がいなくなったらお店を閉めなければならないですし、場合によってはサロンと働いていた時とお給料が変わらない方も多くいらっしゃると思います。
だからここで大切なのは ”マンションの一室ですがやる事は路面店と同じ事 ”
をすることなんです。
ここがポイントです。
経費をかけずに利益を上げる わけです。
では明日はもうちょっと掘り下げて行きたいと思います。
以前ネイリストの融資をしましたが僕の知っている限り低コストで稼げる美容業はネイリストが一番可能性があると思います。
この事業を始めて思った事はまだまだこのビジネス開拓の余地があると言う事。
まず
・他の業者に比べて大手の参入がそこまで無い事・・エステ、脱毛のCMはあってもネイルサロンのCMは見た事がありません。
・美容室はすでに飽和状態。素人が簡単に参入するのはちょっとハードルが高いと思われます。200~300万そこそこで参入するのはちょっと厳しいと思われます。
・マツエクですと美容師免許が必要です。今からやりたい方はまずお金と時間をかけ美容師免許からです。
それに比べてネイルサロン資格はいりません。基本テーブルと椅子があれば何処でも出来ます。スペースもとりません。
資格はありますがなくても施術はできます。1年しっかり腕を磨けば食べていくことも全然可能です。
そして気付いた事はネイリストは大半は女性です。
男社会ではありません。でもこの業界きっと男性がやる時代は必ずくると思います。ネイリスト、お客様共に。
何故ならアメリカでは男性も良くやっていますし、男性ネイリストもいますから。美容師もそうエステもそうです。この男性のマーケットは本当に大きいです。
後経営者もほとんどが女性です。ほとんどの方があまりビジネスに興味が無い方がやっている場合が多いのです。
ネイリストがネイリスト感覚でそのままオーナーをやられている方が多いのです。
僕はそこも大きな可能性だと思っています。僕の目標は稼げるネイリストを沢山にする事。
これが美容業界で一番簡単に出来るのがネイルサロンではないでしょうか?
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
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