知識集

  • ネイルサロン経営社員教育2017.05.31

    こんにちは。

    仲村和也です。

    コンサルティングに入った際に、ネイリストからアドバイザーによく相談される内容のひとつに“最初の雇用条件と違う”というものがあります。

    今回は、この雇用条件についてのお話しをしていきましょう。

    雇う側と雇われる側の意見を一致させる難しさ

    「早番だけでいいと言われていたのに、いつの間にか遅番が日常的にある」
    「土日休みの平日勤務でいいと言われたのに、土日に出勤しなくてはいけない状況になって断れない」
    「社会保険完備と言われていたのに、しばらく待ってくれと言われたままになっている」
    「求人広告に昇給あり、と記載されていたのにいつまでたっても給料が上がらない」
    などなど、“実際に働いてみると最初の条件と違う”ということは上げればキリがありません。

    オーナー側の意見と雇用される側の意見が本当に一致するということは、正直なかなか難しいところでもあります。
    やはり雇う側は、よほどの技術や顧客がいるなどのメリットがなければなるべく人件費を抑えたいというのが正直なところですし、雇用される側はもちろん少しでも給料が高い方がいい…。
    それぞれのボーダーラインはあると思いますが、初めの雇用条件が守られない、というのは問題になることが多くなります。

    これは個人が小さくやっている所ほど多いのですが、今とにかく人がいないから平日だけでもいい、土日だけでもいい、では必ずバランスが取れなくなります。
    なるべく早く人に来て欲しいという思いから、働きやすい条件を求人広告に書くこともあるでしょうが、いざ働き始めてみると全然違った、ということになればスタッフに最初から不信感を持たせることになってしまいますし、これではモチベーションも下がり長く働いてもらうことは難しくなります。
    とりあえずどこか他の就職先を探しながら勤務することになれば、接客などの態度にもいい影響はないでしょう。

    また、シフトの曜日や時間が違うことも問題ですが、社会保険や給料などが違うというのはヘタをすると虚偽広告といわれても仕方がないですし、問題が大きくなるかもしれません。
    最低限、この辺の条件は守らなければいけない部分だと思います。

    小さい規模のうちから、しっかりとルールを決めておく

    運営していく中で誰かが辞めてしまったり、サロンの状況の変化による勤務体系の相談があるのは仕方のないことですし、その時にみんなが歩み寄れるような関係であるのが理想でしょう。
    今サロンがこういう状況なので悪いけど対応して貰えないか? ということを説明して働いてもらうようにすれば、スタッフに不信感を持たせずに済むと思います。
    そんな中で一部のスタッフに特例を許すようであるのならば、その時もきちんと他のスタッフたちが納得できるような定義も必要になります。

    また、面接の時などに「広告ではこう書いてあるけど、サロンの状況によっては条件以外のことをしてもらうかもしれないけど…」というように先手を打っておくのもいいと思います。
    スタッフ側の気持ちとしても、いきなり違うことを言われるよりはそういうこともあるという心構えが出来るでしょうし、対応してもらいやすくなるはずです。
    もし条件が変わるのは絶対に困る、というような人ならば、その人を雇うかどうかはオーナーが判断すればいいことです。
    人がいないという状況があったとしても、何でもかんでもアバウトにして後からトラブルになるよりは、雇うときにはっきりしておいた方が全然いいと思います。

    今まだ勤務条件や給料の条件、社員雇用が出来るのか出来ないのかなどのルールが決まっていないようであれば、小さい規模のうちにはっきりと決めておいた方がいいでしょう。
    逆にいえば、こういう部分が決められていないようでは企業としての成長は難しくなってくると思います。

    雇用条件に関してオーナーが直接スタッフと話すのもいいですが、アドバイザーや店長など中間に入れる人がいる場合には、オーナーが直接ではなくその人たちに話しをして貰いお互いの納得できるところを探してきちんと決めていく方がスムーズかもしれません。
    スタッフ側にしても、オーナーに直接よりも話しやすいでしょう。

    もしフタッフたちに不満があるならばしっかりと対応をして、モチベーションを保たせるのも大切なことです。
    これまでも話しをしてきましたが、ネイルサロンにとってネイリストたちの存在はいちばん重要でもあるので、雇用するときから誠実に応えていくべきでしょう。
    出来ることはしてあげる、出来ないことは出来ない、と最初からはっきりと知らせておくことがその第一歩だと思います。
    お互いの信頼関係を築くことも、サロンの発展に大きく関係してくるはずです。

  • ネイルサロン経営2017.05.31

    こんにちは。

    仲村和也です。

    きちんとした対応で安心感にも繋がる「お直し」

    オーナーの悩みのひとつに、お客様のご来店後の「お直し」があると思います。
    12月上旬にオープンしたネイルサロンにコンサルティングで入りましたが、未経験のネイリストが多かったためか、「お直し」が続いてしまい大変だったようです。

    「お直し」はあまりに多すぎるのはもちろん問題ですが、お客様には大変申しわけないのですが最初のうちはある程度は起こる可能性は高いです。
    言い訳をするつもりはありませんが、ネイルは技術であり、ネイリストは技術者です。
    このことからもやはり経験や場数の多さに勝るものはありません。
    ですので、経験の浅いネイリストが多いサロンでは、最初はこの「お直し」にどう対応していくか? ということも考えておいた方がいいでしょう。

    ただ、「お直し」に入ることで学べることも沢山あります。
    先輩ネイリストに「お直し」に入って貰い、その原因を見つけて貰って指導を受けるいい機会にもなると思います。
    この「お直し」というのは、オーナーサイドから言わせて貰えば正直かなりのロスタイムになります。
    ただでさえ施術時間などで悩んでいるはずなので、これは頭の痛い問題でもありますが、ここをきちんと対応することでお客様からの安心感に繋がる場合も多いのです。
    さらに言えば、施術が終わってお金を貰ったらはい終わり、というのではなくアフターケアもしっかりやっているサロン、ということを前面に出してお客様に伝えておくのもいいかもしれません。

    保証期間があるネイルサロンも多いかとは思いますが、マイサロンの場合はお客様の来店日の翌日からカウントして5日以内にサロンへ連絡して貰い、その連絡から1週間以内にご来店頂くというシステムをとっています。
    この時には、いつネイルが取れてしまってどの指なのかも確認を取らせて頂いています。
    やはり中には、「お直し」でご来店するまでの間にここも…こっちも…と増えていってしまう方もいますし、稀ではありますが明らかに“全部自分で剥がしましたよね?”という方もいます。
    そのような方は“カラーを変えたい”などの希望を言う場合もあるのですが、あくまで無料の「お直し」の期間は同じ条件で、と決めています。

    上記のような特殊なものは別として、無料で行う「お直し」のルールをはっきりと決めておくことで、「お直し安心サービス」などとしてサロンのひとつの売りにすることも可能だと思います。

    「お直し」があった時にはネイリストのメンタルにも気を配る

    この「お直し」からクレームに繋がるパターンもあるのですが、それについてはまた後日お話ししたいと思います。
    まず、「お直し」が続いてしまった場合には、きちんとした対応と今後の対策をすることが重要になってきます。
    どうしてそうなってしまったのか? という原因をしっかりと見つけ出すこと、そしてそれを当事者であるネイリストだけではなくサロン全体のスタッフで共有して、同じことが起こらないようにしていくことです。
    何度も同じような「お直し」が続いてしまうようでは、ネイルサロンとしての信用も失ってしまいます。
    ここら辺は、基本的な技術の向上という意味でもしっかりと対応しておくことが大切です。

    そしてもうひとつは、ネイリストのメンタルにも目を向けて欲しいと思います。
    あってはならないことではありますが、何度か「お直し」が続いてしまったりすると、ネイリストとしての自信を無くしてしまいモチベーションも下がってしまうことが多いです。
    そうなってしまうと、さらに別の部分での凡ミスも出やすくなってしまいます。
    もちろん反省と改善はして貰うべきなのですが、失敗は誰にでもあるものです。
    ここでオーナーが焦ったりイライラしていてはダメです。
    ベテランのネイリストでも「お直し」は心理的にキツイものですが、これが新人になればかなりダメージを受けてしまうことになるでしょう。

    甘やかす、という意味ではなくサロン全体でカバーするということが必要だと思います。
    「お直し」はどんなネイリストでも必ず通る道でもあるものですし、このことでネイリスト個人の責任や問題にして責めるだけというのは酷なことでもあると思います。
    そうではなく、技術研修の時間を取るなどのオーナーとして出来る対策をするように、サロン全体で考えていくべきです。
    そしてまずは、「お直し」がいかに起こらないようにするか、という仕組みを早く作ることが大切になってきます。

  • ネイルサロン経営2017.05.31

    こんにちは。

    仲村和也です。

    みなさんも感じていることと思いますが、近年、ネイル業界では価格破壊が進んでいます。
    これはもちろんネイルだけではなく、飲食業も含めて全ての業界においてそうなっています。
    この価格破壊が、経済社会において良いのか悪いのかはさておき、現実問題として向き合っていかなければなりません。

    価格破壊にどう対応していくのか?

    全身脱毛などは、ひと昔前だとなかなか手の届かない世界だったと思いますが、今や低価格や月額制などが増えてきてかなり身近なものになっています。
    これからネイルサロンをやっていきたい、と思った場合、やはり価格設定はかなり重要なポイントとなってきます。

    私がマイサロンを始めた時は、人気デザインを基本市場の8掛けでできるネイルサロンを作る、ということでスタートしました。
    これが今から4年前です。
    ですが、4年前に比べてネイル業界も競争が激化していますので、現在では単純にそれでは厳しい、というのが現実となっています。
    では、どうすればいいのか? これが重要です。
    価格をもっと下げるのか? 低価格化とは違う強みを出すのか? ということです。

    あまり低価格化にいってしまうと、キリがなくなってしまう可能性も高いと思います。
    他店が○○円まで下げたならこっちはいくら、さらに他店がまた下げたからこっちもまた…という感じになってしまうでしょう。
    そうなると、利益を出すためには施術時間を短縮していかなくてはなりません。
    もっと短く、もっと短くとなると、ネイリストはついてこないでしょうし、施術のクオリティの低下も目に見えています。
    だからといって、1度下げた価格を上げるということは、サロンにとってはマイナスのイメージしかありません。

    値段が安いことが全てにおいて正しいわけではありません。
    そのサロン独自のオリジナリティのある施術やサービスがあれば、お客様は目を向けてくれるはずです。
    もちろん簡単なことではありませんが、お客様のニーズをよく考えて工夫することでそれを見つけていくしかありません。
    ある程度の低価格化は仕方のないことですが、そればかりに気を取られないように注意したいところです。

    マイサロンの場合は、技術、接客接遇の徹底を目指しました。
    リピーター様は、新規のクーポン価格よりも2000円アップします。
    これは今のネイル業界ではかなりハードルが高いかと思いますが、その軸はあえて動かさないようにしてきました。
    ですが、これでずっと続けられるかというと、正直必ずやそうではありません。
    もちろん、この価格設定を守っていきたい気持ちはあるのですが、それをジャッジするのはお客様なのです。
    この価格でお客様が満足頂けるか否か、ということなのです。

    しっかりとしたマーケティングによる価格設定を

    マイサロンではネイリストたちスタッフに対して、技術に関しては店長が、接客接遇に関してはアドバイザーにしっかりとした教育の徹底をお願いしています。
    “どのネイリストに当たっても同じクオリティであるように…”ということも大事にしています。
    ネイルだけではなく、エステなどでもそうですが、当たった人によってクオリティが違うということもよくあるようです。
    しかし、スタッフたちの個性は別として、最低でも基本的なクオリティだけは統一しておくということは、お客様からサロンへの信頼に繋がる部分でもあります。

    お客様がわざわざサロンへと足を運んで、それなりの金額を払って施術を受けるわけですから、それに見合う、出来るならばそれ以上の施術やサービスを提供していかなくてはならないのは当然のことです。
    それによってお客様に満足して頂くことでリピーター様も増えていくわけです。
    ここにはもちろん価格も関係はしますがお客様が本当に満足して頂いた、というクオリティやサービスが重要なのだと思います。

    最近では定額のサロンも増えていますが、必ずそうではなければいけないわけではありませんし、もちろん決まりもありません。
    ですが、ここでもしっかりと、なぜこの価格設定なのか、なぜこの方針なのかをスタッフたちにもきちんと理解してもらうのが大切だと思います。
    前述しましたが、ある程度でも価格を下げるのであれば、サロンの継続には必然的に施術スピードをアップしなくてはなりません。
    クオリティを下げずにスピードアップするというのは、見ている方は簡単に言ってしまいがちですがかなりの経験や練習が必要なことです。
    そうなるとそれが出来る人間を探して採用するか、サロンのスタッフを育て上げるかになります。

    単純に集客が厳しいから価格設定を変えようとか、他店がいくらだからこっちも、というのでは必ず回らなくなるので注意が必要です。
    出店したい地域のお客様層や既にある他店の状況など、マーケティングをしっかりとして価格設定を決めることが重要です。

  • 実績紹介2017.02.24

    落ち着きのある贅沢な空間

    Le Lien

    ルリアン(群馬県 高崎 斎藤様)

    群馬県 高崎駅 徒歩5分ほどのところにある路面店
    【ルリアン】はフランス語で縁と絆を意味し、『お客様とのつながりを大切にしたい、ネイルを通してお客様との絆を大切にしたい』そんな思いが込めらています。

    落ち着きのある贅沢な空間でゆったりお過ごし頂けるよう、高級感のある店内で、おもてなし精神を持ったスタッフがまごころを込めて接客が売りで、定額デザインは4860円/5940円/7020円の3コースをご用意。
    豊富なデザインは400種類以上から選ぶことができ、30日以内の来店なら、2回目以降もオフ代無料となります。

    コンサルティング前の背景

    2014年10月の出店コンサルから関わらせて頂いているサロン。
    オーナーの斎藤様はご主人の会社を手伝っておりましたが、斉藤様自身がとてもネイルが好きで、自分でネイリストになるよりもネイルサロンのオーナーになろうと決め、フランチャイズからネイルサロンコンサルのサイトなど色々と調べているうちに、弊社のサイト、blogの読者となっていただきました。
    その後、弊社無料セミナーに参加して頂きそこから出店コンサルを行い、現在サロン顧問をさせてもらっています

    サロン開業コンサルティング内容

    コンサルコース

    ●出店コンサル 
    ●顧問サロン

    立地戦略から全て初めから共に作り上げる

    出店コンサルという事で、立地選定、ネイリスト面接、採用から商材選び価格の設定等、オーナー様と共にサロンを始めからから作り上げました。都心部では駅から徒歩5分程度の立地であればある程度集客はできますが、このような地域ですと車を使う方も多く立地の選定を間違えると、非常に今後の展開が難しくなるので、ここからオーナー様と綿密に計画を立てました。

    リピーターを増やし安定して売り上げをあげていく

    オープン後は顧問として入らせて頂きまして、現場マネージメントを斉藤オーナー、戦略や数字管理などをやらせてもらっています。
    都内での戦略とは違うので地域でのいいところを取り入れ戦略を立てました。また常に新規獲得も大切ですがあくまでもリピーターを増やすという事をメインに、そして安定的に売り上げを上げていくという事をテーマに意識して仕組みを作りました。

    サロン開業コンサルティング結果

    「リピーター率85% 地域一番店になる」

    出店コンサルから入らせて頂き、その後顧問になり、オーナーと二人三脚でここまで来ました。
    オープン当時はスタッフも未経験者が多くオーナーも色々と大変な時期もありましたが現在ではオープン時に比べ売上は3倍、リピーター率は85%となり、営業利益も目標達成し、地域集客No1(ホットペッパーレポートから)店舗となりました。
    閑散期でも安定した集客ができ2017年はさらなる展開を現在考えています。

  • 実績紹介2017.02.20

    トータルビューティーサロン

    トレジャー 新宿(TREASURE)_東京都新宿 清水様

    認定講師がオーナーをしている東京都新宿駅から徒歩5分ほどのところにあるサロン。
    ネイルだけではなくまつ毛エクステも取り入れ、トータルビューティーサロンを目指し、「いつまでも美しく、女性として輝ける」という事を、皆様に発信していく事を目標にしています。現在は神戸の明石店と東京の新宿店の2店舗を展開している。
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    コンサルティング前の背景

    ネイルの認定講師免許をお持ちの清水オーナーは、もともと明石で自宅ネイルサロンを行っておりました。
    そこでもネイルサロンは順調で大きな宣伝もせず技術力と接客・接遇が好評で口コミで広がり、ほぼリピーター様でお店は回り、またネイルスクールも順調でした。
    しかしいつまでも自分が現場にいて自宅サロンの経営だけではなく、今後は現場を離れて店舗展開したいと考えておりました。自宅サロンでしかノウハウはなく店舗展開などのノウハウはないのか?と探していた時に弊社のサイトをみて出店コンサル、そして顧問コンサルを受講していただきました。

    サロン開業コンサルティング内容

    コンサルコース

    ●出店コンサル
    ●顧問サロン

    ネイリストオーナーの出店コンサル

    今回は個人サロンではなく店舗展開を考えたサロン展開をしていくという事で、まずは店舗展開をしやすい立地を検討しました。元々が明石の方なので関西地域での出店を考えましたが今後店舗展開を考えると、やはり東京がいいということになり、単身で東京にきていただきそこで立地選定から宣伝媒体など、一からサロン設計をしていきました。
    ネイリストオーナーという事もあり、使う商材などは清水オーナーに考えて頂き、仲村は主に戦略などを担当させて頂きました

    数字とマネジメントを理解する

    オープン後は顧問に入らせて頂き清水オーナーには、経営で必要な数字などを理解してもらいました。
    例えば…「売り上げだけではなくどうしたら利益をしっかり出す事が出来るのか?」「今の目標の売り上げに対して人件費率はどの位までかける事が出来るのか?」など、ネイリスト不得意な数字の部分を勉強してもらいました
    また店舗展開には組織作りは必須ですので、組織作りに欠かせないマネジメントなども理解してもらいました。

    サロン開業コンサルティング結果

    オープン3ヵ月で月の集客300名突破

    まずオープンから2か月目には黒字達成。3ヵ月目には予定通り繁忙期に体制が整い300名以上の集客に成功し、目標としてた売り上げ・利益共に達成しました。
    オーナー様は基本的に新宿にいるので、今までの明石の個人サロンではスタッフを雇い、明石店・新宿店と2店舗経営を行っています。
    今後は、都内で店舗展開するだけではなく、スクールなども行っていくことで、規模を大きくしていくことを予定しています。

  • 実績紹介2017.02.20

    ワンランク上の大人ネイルをご提供

    トゥデイム(TODAY’m) 埼玉県深谷市 篠崎様
    ネイリスト歴:15年

    JNA本部認定講師がオーナーをしているサロン。
    技術力がとてもありシンプルはもちろん、ゴージャス/モテ可愛/個性派/痛ネイルまで何でもできるのが売りで、路面店でお店も最近のネイルサロンでは珍しい広く高級感があるサロン魅力です。もちろん駐車場完備で喫煙席と分かれた施術スペースで、非喫煙者にも喫煙者にも対応しています。

    トゥデイム,TODAY'mトゥデイム,TODAY'm

    コンサルティング前の背景

    ネイリスト15年をやっておりそろそろ自分でも独立をして、ネイルサロンまたネイルスクールをやってみようと思っていた。しかしネイルに関しては自信があったが経営に関しては自信がなく、ネイルサロン経営に関して色々と調べているうちに仲村が行っている年間スクールを見つけるそこでまずは1年間ネイルサロン経営の勉強しそこから自分のしてみたいネイルサロンを試みる。1年間スクールで学んだ後埼玉県深谷市にてネイルサロンTODAY’m をオープンさせる。

    サロン開業コンサルティング内容

    コンサルコース

    ●年間スクール
    ●顧問コンサル

    ネイルサロン出店

    オーナー自ら1年間経営スクールに出る事により、立地の選定や宣伝媒体の使い方などもオーナー個人で考え動く事ができた。

    経営状態の把握

    サロンオープン後は仲村が顧問に入り、毎月売上から利益率など細かくお互いで見る事により、現状何がよくて何が今足りないのか?を把握することを徹底的に行いました。それを踏まえて、今後どのような戦略で拡大していくのかを、オーナーと仲村で議論して、方針を固めていきました。

    サロン開業コンサルティング結果

    地元密着型でリピーター率アップ

    埼玉県深谷市だったこともあり、都内の激戦区地域に比べてライバル店も少なく、その分高単価でも集客をすることができました。開業後は順調に集客を行うことができ、3ヶ月後にはリピーター率50%突破と安定し始める。4月オープンで繁忙期には目標売上またリピーター共に安定したためスタッフを入れる事ができ、秋にはその年の秋にはリピーター率も70%になりました。
    今後はネイルスクールを展開していくことを考えています。

  • 実績紹介2017.01.19

    海がコンセプトのネイルサロン

    【Cherie la mer…愛しの海】という店名の通り、デザインは海を、店内のインテリアはアメリカ西海岸を彷彿させるようなおしゃれでハイセンスなサロン。
    大型店でスタッフが8名いますが、渋谷エリアで口コミ300件以上平均4.5点の実力サロンとなっています。
    技術力がありアートが得意なスタッフが多数在籍しているので、定額デザインのクオリティはもちろんアート付け放題のデザインも得意なサロンです。

    cherie la mercherie la mer

    コンサルティング前の背景

    宮嶋様 飲食店勤務 (男性)

    元々今の仕事以外に自分でビジネスをしたいと思っていた時に、友人にネイリストがいた事と少資本で出来るビジネスという事で、ネイルサロン経営に興味がわく。

    しかし20代男性という事もあり、ネイルサロンにも行った事がなくまた経営経験がないため、情報収集をしていた時にこのサイトとblogを見つけそこから読者となる。

    しばらくはただの読者でしたが、出店コンサルをうけるというよりはオーナーとして経営を学びたいと思い、仲村達が行ったネイルサロン年間スクールに参加。そこでネイルサロン経営のノウハウを学び、スクールの最中に渋谷にて1号店サロンオープンする。

    サロン開業コンサルティング内容

    オーナーがスクールに参加してもらい、経営ノウハウを学んでもらうことを目的としました。

    経営を理解してもらう

    宮嶋様に対しては、個別の出店コンサルではなく、弊社が行なっている年間スクールに参加して頂きました。そこで1年間ネイルサロンのノウハウを学んでもらい、オーナー自らが経営を理解し動いてもらうように指導を行いました。

    都内激戦区でも利益がでるサロンにするために

    宮嶋様は弊社マイネイルと同じように都内激戦区で店をだしたいとの希望をお持ちでした。

    都内激戦区とそこから離れた地域。例えば弊社でいいますと、池袋店と柏店のような地域になりますが、それぞれの地域によって、出店の場合戦略は大きく異なってきます。
    都内激戦区の場合は、成功すればリターンは大きいですが、逆にリスクも大きい場所であるとも言えます。
    一方で、離れた地域であれば、リスクは少ない代わりに、成功をしてもリターンは少ないのが一般的です。

    物件取得から今後の事業展開など細かく変わりますので、その場合の戦略なども学んでもらいました。

    サロン開業コンサルティング結果

    オープンから3ヶ月後には黒字。10ヶ月にはオープン当時の売上3倍達成

    オーナーが1年間学んだ知識をもとに、渋谷という日本でも有数の激戦区で、3ヶ月後目標売上、利益共に達成をしました。

    勉強した内容を活かして、サロン独自の見せ方やノウハウなどを使い、オープンから3ヶ月後には黒字。なんと10ヶ月にはオープン当時の売上3倍達成。
    右腕の店長もいらっしゃいますが、オーナー自らマネジメントに入り、10人近いのスタッフをまとめています。

    男性オーナー様で初めてサロンを経営だったのにもかかわらず、初年度からここまで数字を出す事ができ、2017年には2店舗目オープンを予定しています。

  • ネイルサロン経営について2016.06.11

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンを組織ビジネスとしていきたいのであれば、色々なことを覚えていかなければなりません。ビジネスを組織として考えていくとなると、それは個人オーナーのときとは全く異なる思考が必要となるのです。
    どんなにネイルの技術が優れていて接客をパーフェクトにこなせていたとしても、それは一個人としてのものであり、会社として上手くいく保証とはなりません。組織になったとたんに、上手くいかなくなるサロン・オーナーの方も沢山いるのです。
    単独サロンと組織としてのサロンでは、その内容は大きく変わってきます。今回は、サロンを組織として考えたときのポイントを私なりに紹介していきます。

    サロン経営のいちばんのポイントは“雇用”

    まず、ネイルサロンというビジネス形態の現状どうでしょう?
    ◎10年前のように1人の単価が10000円を超えてもお客さんがどんどん来てくれる
    ◎ホットペッパービューティなどの宣伝費はいちばん高くても20万円くらい
    ◎ライバル店がいない
    これらの状況はとっくの昔に過去のものです。
    情報サイトなどの宣伝費は上がり、ライバル店が続々と増えてお客さんの奪い合いとなり、お客さんが来てくれたとしても、価格競争によって1人の単価も下がっています。数年前に比べると、利幅がどんどんと減ってきているのです。

    ビジネスをする環境が厳しくなり、ライバルも増えている現状の中で生き残り、利益を上げていくためには何をするべきか? やるべきことは沢山あるのですが、その中でもいちばん大切なのが“雇用”と“教育”です。ここでは“雇用”についてのお話をしていきます。

    ここ最近でネイルサロンを始めた経営者の方たちは、「ネイルが凄い」「カリスマ性がある」などなど、良くも悪くもクセ者が多いのですが、ハッキリいってこれだけではサロン経営には何の意味も持ちません。その方のバックに上手い仕掛けができる支援者がいたり、その方がカリスマでありながら経営にも精通しているのあれば話は別ですが、その両方を持ち合わせている方などはほとんど稀といっていいでしょう。

    ネイルサロン経営で成功したいのであれば、まずは“雇用”状況を考えるのです。「これをやったら売り上げが上がります!」などとよくいいますが、安定した“雇用”ができれば利益を出せます。しっかりと“雇用”状況の仕組みを作ってお給料をちゃんと支払うことができれば、利益を出すことは可能なのです。
    なぜ、ここまでハッキリと断言できるのかというと、
    私がそうだからなのです。
    実際にマイネイルがそれで経営できているからなのです。

    “雇用”の難しさを知っておく

    サロン経営のポイントとなる“雇用”ですが、今はネイルサロンに限らず、どこも“雇用”に関してかなり苦戦しています。特に飲食店などは大変な状況で、大手居酒屋などは従業員を募集しても人がいなくて廃業に追い込まれたところもあるくらいです。

    さらに求人の問題だけではなく“雇用”に関する条件も厳しくなってきています。
    例えば時給もそうです。
    平成28年10月1日から、東京都の最低賃金時給額が932円に引き上げられました。ちなみに、10年前の最低時給は739円だったので、10年で193円上がっていることになります。週に40時間働いてもらうとすると、月160時間で約30000円強も上がったことになります。

    働いている方からすると、10年前よりも給料が上がっている、という感覚は薄いとは思うのですが、間違いなく上がっています。
    全ての業種にいえることですが、今後も最低賃金は間違いなく上がっていくでしょう。最低時給1000円もすぐそこです。蛇足ですが、もし東京都で働いていて時給が932円以下であれば、労基(労働基準監督署)に行くことをオススメします。

    そして、平成27年度から導入されたマイナンバー制度によって、これからは社会保険に加入しなければならないケースも多くなってきます。それだけ経費も必要となるのです。
    宣伝費に加えてこれらの人件費も増えているわけですが、にもかかわらず人が集まらないという悪循環に陥ることも少なくありません。

    形態の“雇用”方法を考える

    年々と厳しくなる“雇用”状況ではありますが、人を雇う方法はひとつではなく、いくらでもあります。例えば正規雇用ではなく業務委託を組む形態です。この場合では、しっかりとした仕組みを作れば会社対会社での契約になるので、サロン側としては保険などの支払いがなく経費削減に繋がります。逆に相手側は給料形態ではなくなるので、稼ぎたければどんどんと稼ぐことができるようにもなります。
    また、“雇用”に関して、経済的にどうしても厳しいのであれば、厚生労働省系の助成金を利用するという方法もあります。ただし、助成金にはさまざまな種類があり、オーナー自身が申請するのは大変かもしれません。この場合には、これらの申請などを専門に行う社労士(社会保険労務士)に相談してみるといいでしょう。

    このように、人を雇うにしても節税できるやり方や補助を受ける方法などは色々で、難しい中でもやり抜く戦術はあるのです。“雇用”を考える上で、これらをきちんと理解して下さい。
    また、セミナーでも様々なお話をしているので、興味のある方はお起しになって下さい。

    “雇用”した後の環境作りも大切なこと

    最後に、経費面以外のお話をしましょう。
    せっかく雇ったのに従業員がすぐに辞めてしまう、などの入れ替わりが激しいというのも問題になります。働く側としては、よりいい給料の方に行くのは当然のこと。だからといって、給料面だけを考えるのではなく環境にも目を配ることが必要となってきます。

    働く方たちがより働きやすい環境作りをする、というのは口でいうのは簡単ですが中々難しいもの。特に従業員同士の人間関係などは重要となってきます。
    普通の会社のように全員が同じ立場の社員やアルバイトというわけではなく、それぞれが異なる立場で働くこともあるはずなので、色々な面での衝突もあり、最悪の場合にはサロンでの貢献度が高い人が辞めてしまう場合も少なくありません。お客さんとのトラブルは当然のこと、従業員同士のトラブルにも注意を払うのがオーナーとしての勤めのひとつではないでしょうか?
    サロン内でトラブルがあったりすると店内の雰囲気も悪くなり、そういう雰囲気はお客さんにも伝わってしまうものです。トラブルの芽を摘むことが、ひいては集客にも影響を与えることになるのです。

    もしオーナーとして介入することがはばかれるようであれば、授業員の中心的人物に相談するのも方法です。見て見ぬフリをするのではなく、しっかりと対処するように心がけましょう。

  • CONSALISTA事務局より2016.06.04

    こんにちは。

    仲村和也です
    セミナーのお知らせをさせて頂きます

    久しくしていませんでしたがこれからはまた定期的に行っていきますので どうぞ活用下さい

    そこでスタートとして 今回はクーポンランドさんとのタイアップセミナーとなりました

    今までの開業セミナーとは違い経営セミナーをさせて頂きます

    (今回の参加はネイルサロンオーナーかネイリスト限定になります)


    私のパートが1時間と短いですが 今までの開業に特化したセミナーではなく 現マイネイルの状況から店舗展開やオーナーが現場から抜けるためのマニュアル作り など

    具体的に話をさせて頂きます


    ニーズとしてはこれから開業したいと思う方でもいいですが

    今のお店を拡大していきたい

    現場から抜けたい 組織作りをしていきたい

    会社の利益を上げていきたい


    等々に興味がある方は是非ご参加下さい


    私の枠が10名とかなり少ないですが先着順となります お早めに申し込み下さい
    詳細はこちらになります ご参加お待ちしております


    参加希望の方は直接 こちらまでメールを下さい

    k.nakamura@fromfareast.info

     

     

    【ネイルサロン経営セミナー】

    【セミナー日時】

    開催日7月13日
    時間開始14時-終了16時15分(休憩時間含む)

    【場所】

    株式会社 USEN本社

    セミナールーム

    東京都港区北青山三丁目1-2

    http://www.usen.com/recruit/fresh2016/company/overview.html#map

    交通のご案内

    東京メトロ 銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩3分

    【参加費】
    無料

    ※クーポンランド様が企画のため しかしネイリスト・もしくはオーナー様に限らせて頂きます

    参加希望の方は直接 こちらまでメールを下さい

    k.nakamura@fromfareast.info

    ご参加お待ちしております

  • オーナーについて2016.05.29

    こんにちは。

    仲村和也です。

    このブログでは、基本的には経営について書いていますが、今回は“働く”ということについて考えていこうと思います。
    人間は、働くことでお金を得て生活をしています。大部分の人たちは働かなければ生きていくことができません。私たちは「働くこと=生きること」といってもいいほどに時間を割いて働いているわけですが、世に中には桁違いな大金を稼ぐ人もいれば、全くそうではない人もいます。
    朝から晩まで必死に働いても生活がやっとの人や、実際に働くのは数日でも年収が億単位の人…。不公平な話しではありますが、それが民主主義というものです。

    どちらにせよ働かなければならないわけですが、では、あなたは“働く”ということに対してどんな思いを思っていますか?

    ■働くことで、自分はどうなりたいのか?
    私はよく、「あなたのネイルサロンのビジョンは何ですか?」と質問します。働くことに対しての自分自身のビジョンというものは、とても大切なものだと思います。自分はどうなりたいのか? 単純にとにかくお金持ちになって豪邸に住みたい、高級車を何台も持ちたい、でもかまわないのです。

    私は、職業に対しての偏見は特にありません。どんな職業でもいいと思います。ただ、せっかく働くのであれば、自分のビジョンを持ち、それに近づけるような働き方をしてもらいたいと思っています。
    数年前にはパート主婦だった方が、今では桁違いに稼ぐようになっている、ということも珍しくない時代です。そうなれるかなれないかのポイントは、自分自身の意識に加えて、人との出会いや行動力だと思います。

    出会いというものはとても大切なことで、どんな人と出会うかによって人生が変わってくることも少なくありません。プライベートな友人もそうですし、仕事で知り合った人たちなどは縁があって出会っているのですから、大切にしていくことが必要だと思います。ときには助けたり助けられたりしながら、道が開けていくこともあるはずです。

    そして行動力です。何をするにしても、まずは自分が動かないことには始まりません。特にここいちばん、というときに動けるか動けないかで結果は大きく変わってくることでしょう。あとは自分を信じる力があるか? ということです。
    自分なんかには出来ない、と思ったらそれで終わりですし、それは自分だけが決められることなので仕方ありませんが…。

    ■“やらされている”と思っている仕事にはワクワク感がない
    お金があるのとないのとでは、どちらがいいかといえば、ある方がいいに決まっていますよね。お金はいくらあってもありすぎるということはありません。
    よく、「お金持ち=悪人」のような見方をする人もいるのですが、私が知る限りでは経済的に豊かである人ほど思いやりや愛に溢れているように感じています。お金に窮屈な状態だと、考え方もポジティブなマイナス思考になりがちでもあると思います。

    私の肩書きのひとつに、コンサルタントという仕事があります。コンサルタント、と聞くと中には眉をひそめる人もいるのですが、せっかくお会いした方たちには、本当の意味で力になりたいと思っています。
    ですから、例えばネイルサロン開業コンサルタントについても、その方の状況を考えて「今はその時ではない」と思えば開業に反対もしますし、コンサルティングを受け付けない場合もあります。
    ただし、反対したとしてもその方の野心や意欲が強かったり、可能性が感じられるようであれば、力を蓄えるための知識や情報をお伝えしたり、誰かを紹介させてもらうこともあります。

    自分のビジョンに向かって働いていると、立ち塞がった困難に対してどう対処していけばいいのか? を考えることにワクワクしたりするものです。これは、目標があるからこそのことで、やらされていると思っている仕事にはそういった感覚はないのではないでしょうか? せっかく自分の貴重な時間を使って働いているのに、それでは凄くもったいないと思います。

    ■ビジョンを持って働き、人生を豊かに!
    冒頭でもお話ししましたが、ビジョンを持って働くことで、やる気も出るし意欲も変わってきます。自分の在り方次第で人生はいくらでも豊かに出来るのです。
    これは、アルバイトであろうと社員であろうと、社長であろうと基本的には変わらないはずです。
    ただ働いているだけでは思いもしないかもしれませんが、ビジョンがあればそれに向かってどうすればいいのかを考えるようになります。
    壁にぶつかって思い通りにならないことも多々あるでしょうが、そういうときには出会って信頼できる人に相談してもいいですし、そこからまた新しい何かが生まれるかもしれません。
    やったことが例え無駄な努力に終わったとしても、それを経験にして自分自身が成長できるのです。そしたらまたビジョンにチャレンジをすればいいだけのことです。
    せっかく人生の大半を使って働いているのです。自分がどうなりたいか、ということを一度考えてみて下さい。

    このブログを読んで下さっている方々は、既にオーナーだったり起業する夢や野心をお持ちの方が多いと思います。私もぜひ、みなさんと一緒にビジョンに向かっていきたいと思っています。

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