知識集
こんにちは。
仲村和也です。
ビジネスをやる際に、経営戦略はとても重要なものです。
そしてこれを考える上では、目先だけのことではなくある程度先を見越した計画が必要となってきます。
今回は、年間計画についてお話ししていきましょう。
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こんにちは。
仲村和也です。
ネイルサロンを経営していくにあたり、いちばん大切なのは何か?
とよく質問されます。
これは経営知識?
モチベーション?
スキル(技術)?
など色々とありますが…
まあ、これらも必要な部分ではあるのですが、
私はいつも「資本」と言います。
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こんにちは。
仲村和也です。
これから出店されるネイルサロンはとても多いかと思います。
出店コンサルタントで春オープンのサロン様たちも物件が決まってきて、今はそろそろ求人に入る段階です。
しかし、これからまた人を雇うと様々な問題も出てきます。
ここでいちばん考えなくてはならないのが、マネージメントです。
いつも話していることですが、このビジネスで集客することは、ある程度まではそんなに難しくないです。
ネイルサロンでの最大のポイントは、スタッフ管理なのです。
恐らく、このブログを読んで頂いているオーナー様なら身に染みて解ることと思います。
サロンの広告宣伝などは資本投資をすれば誰でも出来ますが、マネージメントはいくら資本を投下しても上手くいかないことが多々あります。要は、お金をかければ上手くいく訳ではないのがマネージメント、ということです。
ここについて少しだけ詳しく話しますと、経営はシンプルに言えば、“物事を決める人とそれを実行する人”この2通りしかないです。
TOPが決めたことを遂行する、極論はここに尽きます。
これがないと組織の動きは一気に鈍くなります。
よく現場のスタッフたちが動かない、ということも聞いたりしますが、
なぜ動いていないのか…?
ここです。
指示を出しているのに動いていないのか?
それとも指示をしていないために動いていないのか(要は考えさせて)?
この2つでは全く違います。
指示を出しているのに動いていないのならば、そこを改善することです。
そして指示を出していない場合ですが、今4店舗20人以上のスタッフがいて思うことは、自分で考えて動くスタッフ…ということに期待するのはとても厳しいということです。
これは現場のレベルなどということではなく、組織とはこういうことなのです。
私も会社に勤めていた頃は、TOPの指示を待っていました。
これが組織なのです。
だから、オーナーは会社が上手く回るようにしっかりと指示を出す必要があります。
仮に自分の考えでスタッフたちがガツガツと動いてくれたら、たぶんその人たちは独立するでしょう…。
これは当然のことです。これなら雇われてやっているよりも自分たちでやったほうがマシだと思うはずです。
なのでオーナーであるあなたが明確な指示を出して物事をテキパキと決めていくことが大切なのです。
ですが、指示の出し方に問題がある場合も多々あります。
「何を」「誰が」「いつまでに」やるのかを明確にすることが、指示を出すことの基本となります。
あいまいな言い方ではなくきっちりと指示を出して、さらにその内容をスタッフがしっかりと理解していることを確認することです。
さらにいえば、やって欲しい内容にあったスタッフを選ぶ、ということも必要です。人には得手不得手というものがあるので、その人に任せれば大丈夫、と思えるスタッフに指示を出すようにしたいところです。
これをするには、サロンにいるスタッフたちのことを把握していなければなりません。
ネイリストオーナーであれば、一緒に現場に立っているので把握しやすいでしょうが、ネイルのことが全く解らなくて現場に入れないオーナーでは、そうはいきません。
この場合には、アドバイザーや店長などの現場の責任者と相談することが必要です。
これらが出来ていれば、指示を出すことでスタッフたちはその通りに動いてくれるはずです。
こうすることで、現場スタッフたちのスキルを引き出してあげて下さい。
また、もし指示をしないでも動くスタッフがいたとしても、その内容がサロンの方向性に合っていない、ということもあるかもしれません。
もちろん積極的に動いてくれるのはいいのですが、やり方によってはサロン内がバラバラになってしまう可能性も出てきます。
特に他店での経験のあるベテランスタッフなどでは、自分のやりやすい方法というものを持っているものです。
こういうスタッフには、ただ動けばいいというものではなく、オーナーのビジョンやサロンに合った方向で動くように話しをすることが重要です。
経験のあるベテランであれば、そこまでの突っ込んだ話しをしても通じるはずですし、する必要があると思います。
ネイルサロンにとっていちばん重要なのがネイリストたちスタッフの存在です。
そしてそのスタッフたちは十人十色でいろいろな人たちがいます。
簡単に“現場がそれを実行”とはいかないでしょうし、それを全てのスタッフに…とまではオーナーは出来ないので、試行錯誤はあると思います。
ですが、まずは「現場マネージメントは的確な指示からスタートする」、これが大切です。
こんにちは。
仲村和也です。
ネイル業界には、ネイル検定というものがあります。
経営者からすると、有り難いことに国家資格ではないのでこの資格がなくても経営は出来ますし、マツエクのような国家資格の美容師免許ではないのでハードルは非常に低いです。
ですが、国家資格ではないことで世の中ではその位置づけは低いかもしれません。
そこは残念な部分ではありますが、今回はこのネイル検定がネイルサロンを経営するにあたって必要かどうか? というお話をしていきましょう。
まずはネイル検定について、簡単にですが説明しておきます。
日本ではネイリストになるために国家資格は必要ありません。
ですので、最初にお話ししたようにネイル検定は国家資格ではないのですが、ネイルのことを何も知らない人が何の知識や技術もなくネイリストになれるわけではありません。
当然ネイルの勉強が必要になるわけですが、検定を受けることで、自分のネイルに対する知識と技術がどれくらいのレベルなのかを知ることが出来ます。
検定試験にはそれぞれ階級があり、上に行くほど深い知識と優れた技術を持っている、ということの証明になるわけです。
ネイル検定には主催の団体によってそれぞれ別々の検定があるのですが、日本では公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)主催の「ネイリスト技能検定試験」が最も歴史が古くて知名度が高いです。
JNECを例に取ると、試験は3級から始まり1級までの3段階。
ネイルケアやネイルアートに関する基本的な技術とネイル用語などの基礎知識の試験
サロンワークで通用するネイルケアやリペア、チップ、ラップ、ネイルアートに関する試験
トップレベルのネイリストとして必要な総合的な知識と技術の試験
というように分れていて、まずは3級から順番にひとつずつを受けていくことになります。
そして検定試験に合格すると、そのレベルに応じた“ディプロマ”という認定証が貰えます。
この“ディプロマ”を持っていることが、ネイリストとしての自分の評価になるわけです。
国家試験ではないものの、ひとつのステイタスといえるでしょう。
ここでお話しするのは、ルールとして必要かということではなく、商売として必要か? ということですが、これは今現在のネイルサロン業界を見る限りそこまで必要とはされていません。
ビジネスとは、“お客様が望んだものに対して対価を払うこと”ですが、
今、お客様がネイルサロンを選ぶ基準は何なのでしょうか?
これを考えると、ネイル検定を持っているということよりも「お客様に満足して頂ける技術と価格」、こちらのほうが優先順位は高いはずです。
もちろん、ネイルの世界では認定講師が偉いですが、ビジネスではお客様が相手となります。
迷ったときには、お客様が何を求めているのか? ここを考えることが大切です。
売り上げが高い=お客様のニーズがある、ということです。
利益に関してはオーナーの手腕次第なので、ネイル検定が必要かどうかではなくて、お客様がそれを求めているのであれば必要、求めていないのであれば必要性がないということです。
ない方がいいということではなく、ビジネスとして何のために検定が必要か? ということから考えてみることです。
となると、今繁盛しているネイルサロンの在籍ネイリストの資格を見れば、これが解ってきます。
ここまでのお話しは、サロンを経営するオーナーの立場でのことです。
オーナーの中にはネイル検定を重要視する人もいるかもしれませんし、ネイリストの立場からすると検定が必要、と考えるかもしれません。
また、ネイルの知識や技術を競う、という意味ではネイル検定はあった方がいいと思います。
サロンにいるネイリストたちの知識や技術が向上するということは、悪いことではないですし、モチベーションも上がってくるでしょう。
もし、自分のサロンのネイリストが検定を受けたい、というようであれば、まずはオーナーとしての自分の意見を伝えて、その上でネイリストに協力すればいいと思います。
こんにちは。
仲村和也です。
ブログもはや5年目になりました。
最初はひょんなところからスタートしたのですが、このブログからコンサルティング事業部も立ち上がり、おかげさまでこの業務のスタッフにも恵まれて拡大しつつあります。
現在、後藤の方もおかげさまで顧問が増えつつあり、私も枠を作ろうかと検討をさせて頂いていますが、このサロンビジネスがこれから先どうなっていくのか? ということをよく聞かれます。
今回はそこら辺のお話しをしていきたいと思います。
この業界云々というよりも、まずビジネスとして利益を狙いたいのであれば、
ビジネスモデル的にはサロンが3店舗以上欲しいところです。
そうではないと、現場から自分が抜けても安定的なキャッシュを得るのは難しいと思います。
ですがいつも言うように、オーナーであるあなたのサロンなのでそこは自由ではあります。
私はいつも純利益50万を目指してきましたが、今はスタッフたちも20人を超えて福利厚生など色々あるので30万から40万といったところです。これの×4店舗、というのが利益です。
しかし、経営というのはいつ何が起こるか解りません。
月の利益が50万といっても予期しない出来事が起こるものです。
これを考えても、やはり1店舗で安定的なキャッシュを…というのは無理があります。
ましてや10年前ならまだしも、現在ではネイルサロンの数も増えていますし、これからはさらに競争が激しくなるのは目に見えています。
これからネイルサロンをやりたいオーナー、もしくは今現在の状態に満足していないオーナーの方は、自分のスタンスを明確にすることが重要になってきます。
ネイルサロンをやっていくにあたり、まず基本的なスタンスとしては2通りに分けられます。
ネイルのことは全く解らないけれどサロンをやるビジネスオーナーと、自分がネイリストでもあり、さらにオーナーとしてサロンをやるネイリストオーナーです。
ビジネスオーナーであれば、わりと話しは簡単です。
単純に利益を追求することを考えればいいわけですから、いかに効率よく店舗を増やしていくか? ということに集中できます。
ですがネイリストオーナーの場合だと、どこに軸を置くかで経営戦略の内容が大きく変わってきます。
自分が現場にいたい、ホームサロンで稼ぎよりもネイルが好きなのでそこにいたい、というのであれば、それはそれで正解ですし、そうではなく、自分が現場から抜けて経営者として利益を追うのであれば、これからは店舗を増やして組織にしていくことは必須です。
これは、実際に店舗展開をしている私が言っているので間違いはないです。
店舗展開が進めば進むほどオーナーとしての仕事も当然増えていくわけですから、とてもではないですが自分が現場に立つことは不可能になってきます。今後は、ネイリストとして施術に腕を振るうのではなく、その経験を活かして経営をしていくということにシフトしていかなければなりません。
ここをきっぱりと割り切ってサロンをやっていければ問題はありません。
どっちつかずでやっていると、店舗展開を始められたとしてもどこかで問題が出てくるかもしれません。
どちらのオーナーにしても、1店舗のみで利益を追求することは難しい時代だと思います。
投資するところにはきっちりと投資をして、リターンを追究することです。
そしてこの時に大切なことは、自分のビジョンをしっかりと持ってやっていくことです。
さらに言えば、信頼できるパートナーを見つけることも重要です。
ビジネスオーナーであればアドバイザーなどの存在は必須ですが、ネイリストオーナーでも自分のビジョンに共感してくれて共にやっていける存在があるのとないのとではかなり違います。
ネイルサロンのビジネスは、これからさらにハードルが上がることは間違いのないことですので、そこで自分がどんな人生を生きていきたいのか?
ここを明確にして行動していくことが大切です。
年々、競争が激しく厳しくなっているネイル業界ではありますが、以前にも話しをしたように、まだまだ大きな可能性のある業界だと思います。
自分のビジョンやスタンスをしっかりと確立して、ブレずにやっていくことがその可能性をさらに広げてくれるはずです。
こんにちは。
仲村和也です。
今、ネイルサロンの新規オープンに向けて採用などで忙しいオーナーもいるかと思います。
この採用者の面接は、まずは求人サイトなどに掲載することからスタートします。
以前にも面接についてお話しをしているのですが、今回は面接で何を話すか? などということではなく、その前の段階、求人に応募してきた人たちから連絡が来たときのことをお話ししていきましょう。
まずは“連絡が来たら会う”ということを前提にして下さい。
サロンの都合に合わないからその応募者には会わない、というオーナーも沢山いますが、基本的によほど条件がズレていない限りは会うことをオススメします。
例えば、欲しい人材がフル出勤の週5日勤務や遅番だけでいい、と思う方もいると思いますが、今そのようにサロンとって欲しい人材はあまりいないと思った方がいいです。
そのような人材は枯渇しているのが現状です。
週3日勤務や早番のみなど、こういう要望が多いのです。
ですからまずはオーナーとして、連絡が来たら面接して会う、ということを前提にして下さい。
サロン側のこちらも、特に新規オープンの場合などは新しいネイリストたちスタッフがいないと始まりません。
これを考えると、こちらと条件が会わない場合でもまずは会うことを基本として、面接に来て貰うことが大切です。
応募者と電話で話をするだけでは、細かい条件もそうですがその人の人柄などもよく解りません。
直接会って色々と話しをすることで、人柄も解ってくるでしょうし、条件にしても意外と変わってくる場合もあります。
こちらの状況でなぜその条件なのかを解って貰い、応募者の方の条件もなぜそうなのかを話して貰う。
お互いにどうしても合わないのであれば仕方がありませんが、擦り寄ることが出来るのであれば働いて貰える可能性も出てきます。
ネイルサロンは接客業でもあるので、人柄が大切な部分も出てきます。
会うことでその人柄やキャリアなどを知って、どうしても欲しい、と思うような人材だと思うかもしれません。
こういうことは、やはり会って話しをしないと解らないことです。
ですから、選り好みをせずにまずは会うことです。
オーナー自身がどうしても時間がないのであれば、面接を任せられるアドバイザーや店長に代わりに会って貰えばいいのです。
やり方などは色々あります。
雇う側として上から目線だけではなく、応募者の立場も考えることが必要です。
また、以前にも話しましたが、面接はこちらが応募者を見るだけではなく、応募者側もこちらを見ています。
このことを忘れないようにして面接をしていきましょう。
私の経験上、理想の勤務時間で欲しいスタッフ人数がパーフェクトに揃ったケースはあまりありません。
勤務時間だけではなく、技術的にも優れた人材というものも、また中々見つけにくいものです。
優秀なネイリストなどは、やはり給料や保険などの待遇面をしっかりと確認してきますが、これからネイルサロンを始める方やまだオープンして日が浅い場合などは、大手に比べて条件では絶対に勝てません。
すぐに社保完備であったり教育制度がしっかりしている状態ではないのが現状だと思います。
なので集まってくれたスタッフたちで、どのようなネイルサロンを作っていくか?
ここを考えていくことが重要です。
特にオープンスタッフというものは、一からサロンを作り上げていくことになるので、その分大変ではありますが思い入れも深くなります。
面接の時にオーナーがどんなサロンをやっていきたいのかを話して、同じ方向でやっていきたいと思う人であればある程度は条件も変わってきます。
待遇面にしても、今は整っていないけれど、経営が安定して来たときにはどのように変えていくつもりなのかも伝えておくといいでしょう。
待遇では勝てないけれど、“自分たちでサロンを作る”というやり甲斐は大きな魅力になると思います。
こんにちは。
仲村和也です。
今、出店コンサルティングに入る店舗様や顧問サロン様から、スタッフたちとのコミュニケーションについての相談がよく来ています。
私はその際によく、“しっかりと話し合って下さい”と伝えています。
こんにちは。
仲村和也です。
今年も閑散期に突入中ですね。
ネイルサロンの各オーナー様は、さぞ胃の痛いことだと思います。
ですが泣きごとばかりを言ってもいられない立場ですし、しっかりとした対策を考えていく必要があります。
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
企業が優秀なマネージャーを雇用するのではなく、
低コストで外部の専門マネージャーに任せませんか?
他にも開業コンサル、美容商材、顧問コンサル、集客・広報、ネイルサロンM&A、など、
様々なことに対応できます。まずはお問い合わせください。