知識集

  • オーナーについてネイルサロン経営2017.07.06

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロン経営をしていて、メンタルというものは最重要ではありません。
    経営の土台が出来てからのメンタルは大切ですが、環境や戦略もないのにメンタルだけを鍛えても上手くいかないのです。

    サロン経営にいちばん大切なもの

    特に、ライバルの多い激戦区だったらなおさらのことです。
    戦略がなければ、とうてい勝ち抜くことは出来ません。

    それでは、何が大切なのか?
    これには色々とありますが、まず順番でいくと経営をするに当たり、漠然とでも構わないのでオーナーの“夢”、これが大切です。
    メンタルとかではなくて“夢”というのはなぜなのか? ここなのですが、
    “夢”ができたらビジョンを掲げます。
    これの達成には何年かかってもいいわけです。
    何しろ自分の“夢”なのですから…。

    そして次にこれを達成するための戦略が来ます。
    ただ、モチベーションがあったとしても、商売ですから資本がなくなってしまえば終わりです。
    自分の夢があり、達成するためのビジョンがあり、経営戦略を考える、この順番です。

    メンタルだけでは絶対に突破は出来ません。
    強いて言うのであれば、メンタルと戦略です。
    やる気があるのは当たり前で、そこからどのように展開していくか?
    これが大切です。
    本当にやる気がないのであれば、やめた方が無難です。
    経営をするということは、沢山の資金がかかることです。
    そして1度始めてしまえば、スタッフたちの生活に対する責任も生まれます。

    サロンを続けていれば、困難な状況に何度もブチ当たることでしょう。
    そうなったときに如何にその状況を打破していくのか? この時には、しっかりとした戦略
    と共に、メンタルの強さも重要になってきます。
    「もうダメだ…」などと簡単に諦めることは、経営する責任者として許されることではありません。
    自分の夢のために、ネイリストたちスタッフのためにも、絶対に諦めないというメンタルは
    必要です。

    オーナーのビジョンをスタッフたちも共有しているか?

    そして経営戦略を仕組み化していく時に、現場のスタッフたちはオーナーのビジョンを解っているか?
    これを気にして下さい。
    まずはスタッフ全員とはいわず、ナンバー2の立場の人間が解っていますか?

    ナンバー2というのは、いわばオーナーの代行者です。
    オーナー自身がスタッフ一人ひとりに言うのは無理です。
    サロンスタッフが2、3人であればまだ大丈夫でしょうが、店舗展開などで20人や30人になったら、もう無理です。
    ですので、学校の連絡網のように伝達する仕組みをしっかりと作って下さい。
    この伝達網が確立されていれば、通常の連絡だけではなく何かあったときの連絡がきちんと行き渡るようになりますし、サロン全体の統率も取りやすくなってきます。
    規模が大きくなればなるほど、ビジョンだけではなく色々な部分でバラバラになってしまいがちなのです。

    オーナーのビジョンがあって、みんなでそこを協力していこう! というようになるのが理想です。
    ビジョンの内容にもよりますが、ひとりだけで達成しようとしても無理があると思います。
    ナンバー2であるパートナーは当然のこと、一緒に働いてくれるスタッフたちみんなで目的に向かって走るのです。
    ビジョンは何でもいいのです。
    例えば「ネイルで日本を変えていきたい!」というのでもいいのです。
    そしてそのビジョンに対して、みんながついていくのです。

    なので、今サロンが心配な方は、オーナーにビジョンを聞いてみて下さい。
    それがそのサロンの目的であり理念です。
    もちろん、オーナーのビジョンに100%共感できる、ということはないかもしれません。
    ですが、そのビジョンが将来の自分のためになるようなら一緒にやっていくことは決して無駄なことではないですし、ビジョンを聞いてその内容が魅力的であれば方向転換するのもいいでしょう。
    ですので、まずはオーナーに聞いてみて下さい。
    そのビジョンがあまりにかけ離れていたり、ハッキリとしたものがなかったりという残念な結果だったとしたら、自分がこのビジョンはいい! と思うサロンを探しましょう。

    どこもなければ、自分でそれを作るために独立!!
    これもひとつの方法であり道です。

    ちなみに私は、
    “女性が経済的に自立出来る社会を作る”
    これがビジョンです。
    ですから、今すぐではなくてもまずは自分のネイルサロンで働くスタッフたちが、経済的に一般的な給料を貰える仕組み作りをすることが仕事だと思っていますし、スタッフもそれに向けて協力してくれています。

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