知識集
ターゲットの決め方
よくお客様のターゲットを決めると言いますが
例えば主婦とかOLとか学生
勿論いつもこれは言いますが答えはありませんのでオーナーの決め方次第ですが
個人店での経営の場合は決めてもいいと思いますが
複数店舗展開の場合は出来たら決めない方がいいと思います。
何故かといいますと
OLをターゲットに‼
というコンセプトもいいですが
当サロンは正直子供からご年配迄誰が来てくれてもいいです。
むしろ来ていただきたいです。
幅を逆に狭くしてしまう恐れがあるのです。
やはりしっかり収益をあげるためには月にそれ相応のお客様に来ていただかないといけません。
だから逆にそのような表記もしませんし意識もしていません。
何故なら多店舗展開は多店舗に学べではありませんが
セブンイレブン、UNIQLO、イオンなどなど
赤ちゃんからご年配迄大丈夫です
チェーンの居酒屋でも子供メニューがある程です。
ですのでよくターゲットは決めないのですか?と言われますが
年齢、仕事等関係なく沢山の方に来ていただきたいので
マイネイルはターゲットを決めていません。
新参者が短期間で店舗展開するわけですからそこに重きは
起きません。
もちろん当サロンはこれからもターゲットを決めるつもりもありません。
世の中の大型多店舗展開がいい見本だと思っております
店舗展開の王道でいきます。
但し・・・決めているのは価格帯。
これはやはり市場に合わせます。
勿論ビジネスですから他店舗より来やすい価格帯にはしますが
ここはバランス。
安すぎても駄目
高すぎても駄目
しっかり電卓で弾き計算をして価格帯を出します。
安売りもいいですが一度あげた価格帯をまたあげるのは厳しいので
オープンする際はしっかりと価格設定を決めてからスタートしてください
価格はしっかりその地域の市場調査をしてからやる事をおすすめします。
ネイルサロンを開業するにあたり
よく聞かれるのは開業もための手続き方法です。
基本的に開業に関して特に難しい手続きはありません。
特にネイリストが1人でやるオーナー兼ネイルサロンなら尚更です。
それこそ宣伝は馴染みのお客様に口コミやブログ等で集客しているところも多いですから
明日からでも出来るレベルです。
開業する際に手続きが必要になるのは
人を雇う時です。
最低条件に労働保険と雇用保険があります。
これは必須です。
ネイルサロンにはそれ専用の手続きはないのです。
例えば美容室ですと管理美容師の免許がないとダメですし
まつげエクステですとそこまでいかないにしても美容師免許がないと施術はできません。
不思議とネイリストはないのです・・・
ある意味国がタッチしていないのが現状です。
これはあくまでも僕の個人的意見ですが多少ハードルがあがると思いますが
ネイリストも国家資格にした方が地位はあがると思うのですが・・・
まあ何かあるのか?それとも考えていないだけなのか?そこはわかりませんが・・
話は戻り
ですからまず人を雇う時に
個人事業としていくか?法人としていくか?によって違ってきます。
ただ始めての事業でのネイルサロンの場合まずは個人事業で大丈夫だと思います
その場合は税務署に行き事業者登録をすれば大丈夫です。簡単な手続きです。
その後はハローワークや労働局に行き労働保険・雇用保険の事業者登録でもう大丈夫です。
基本的に税金を払うための手続きは非常に簡単ですぐ教えてくれますが
助成金をもらうような手続きはあたりまえですがややこしいです。
今となっては税理士さんや労務士さんにお任せですが当初は自分でやりましたので
色々とハローワークや労働局に行ったのを覚えております。
もしかしたら今日ブログで書いた内容が多少違う事があるかもしれませんが
始めて開業される方は
税務署の後労働局とハローワークに行けば丁寧に教えてくれます。
今回の雪も大きな問題がなく終わりほっとしました。
でも台風やこの雪ですが意外とやっかいです。
マイネイルの場合実はスタッフはホテル泊まりの場合が多いです。
これは会社から支給です。(ただ申し訳ありませんがみんなで一部屋ですが・・・)
例えば夕方から大雪でまだお客様がいて帰るタイミングを逃してしまった時
朝から大雪警報や台風で出勤困難な時は前のり
できれば1人1人タクシーで帰したいのですが中々つかまらない事とやはりそちらのほうが
経費がかかるのでみんなで話あった結果
うちはホテルをとりみんなで泊まるようにしてもらいます。
(もちろん強制ではありません)
でもどうあれこの天候は結構大きな打撃になります。
話は変わりマイネイルは月に一度両店共にミーティングをしています。
基本的な内容は
店長もしくはアドバイザーが指揮をとり近況報告とその月に目立っている方にその発表
例えば施術が良ければそのシェア、物販が良ければその具体的なトーク
後は各々は好きなサロンに行き自分で色々と技術や情報をシェアします。
その後はチップ製作。
基本的には問題定義を出して討論するよりは良いところを発表するようにしています
売り上げをどうしたらあげるか?など突っ込んだ話はアドバイザーや店長のみで少人数で
やるようにしています。
このようにオーナーがどこかで情報を仕入れてそのまま仕組みにするのもとても大切ですが
それとは並行にやはり各々でも考え行動してもらう事も大切です。
ちなみにオーナーは会社から何か伝達事項がある時意外は
行ける時は行きますが今はアドバイザーか店長に内容の事前報告と終了後に報告してもらっています。
だた初期スタートの時は今よりもっと仕組みがないですし立ち上げで必死だったので
あまり形式にこだわってはいません。
オープン3ヶ月前そして3ヵ月後をどう乗り切るか?
オーナーは会社の数値
ネイリストは施術時間の短縮やとにかく小さい問題が多くミーティングというよりは
その都度その都度やっていました
その時のトラブルが今の会社のマニュアルとなり
形式になりました。
ネイルサロンをやっていて
注意するのがオーナーがどこまで仕事をするかです?
複数店舗展開するなら基本的には現場にいなくても回るようにしていきます。
なので店舗を広げる場合基本的に分業にしていかないとまわらなくなります。
最初の1店舗はいいと思いますが2,3そして4店舗にいったら基本は厳しいと思って下さい。
今当サロンも3店舗の準備に追われていますが大変なのは仕組み作りです。
本当に細かく細部にわたり仕組み化する必要が出てきます。
例えば3店舗ですとざっとスタッフは13~15人です。
仕事でなくてもこの人数に伝言するのは厳しいのと同じです。
ここでスタッフが使っている道具が違うだけで厳しくなったりします。
新人に技術を教えても道具が違うから・・・などなど
教育方法やお給料形態もそして昨日のような雪のトラブルにも全店舗対応はしてられません
のでそこのマニュアルも必要になります。
ですから店舗数を増やしていくのであれば始めからオーナーが全てをするのではなく
分担制にしておく方がいいと思います。
後から仕事を振っていくよりは始めからそのような動きがおすすめです。
例えば現場のスタッフの教育担当はアドバイザーやら店長に
シフトもそうです。
はじめからシフトの作り形、考え方を教えて自分で出来るようにしておきます
はじめはオーナーが入ってもいいと思いますが分担制にしていかなければ店舗拡大は基本的に
厳しいです。
もちろん1店舗のみでやっていくのなら逆に仕組みにしすぎるのも逆効果になります。
オーナーとしてその店の方向性をしっかり決めてそれを店舗スタッフに伝える事が大切です。
ちなみに分担制にする事により経費で人件費もかかりますがこれは必要経費だと思って下さい
今約当サロンは50万の純利ですが
3店舗になったら40万に下げるつもりです。
じわりじわり1店舗の純利益をさげてそこを経費にまわしていかないと発展はありません。
オーナーの最大の仕事は責任をもって社員を守る事も大切な仕事の一つですから
しっかり会社にも資本をストックしてその仕組みを作る事です。
そして今の現状に満足せず先に先に進む事だと思います。
このネイルサロンの業界も後数年後はどのような形態になるかわかりません。
だから何かきてもその変化に対応出来るように常に準備が必要だと思います。
最低限資本をつくり仕組みを作る事がポイントかと思います。
もう赤字で経営が厳しいです・・・という場合ですが
たまにそのようなメールや友人からいただく事があります。
その場合ですがネイリストならともかく現場にいないオーナーはどのくらい
経費がかかっているのか?わかっていない場合があります。
ようは状況を判断していない場合がほとんどです。
気づいた時はもう手遅れのパターンです。
集客ももちろんできていない時が多いのですが
ホットペッパーやクーポン系の効果がどのくらい発揮しているのか?理解していない場合が
多いです。
この手の宣伝は効果があるときは発揮しますがない時は本当に経費だけがかかり
経営を圧迫します。
オープンしてまもない場合はしょうがないですがもうオープンして半年とか1年以上の場合
ホットペッパーをうっても採算が合わない場合違う手を打つしかないのです。
現場のスタッフに接客方法とかカルテとかそのような細かいスキルを教えても追いつかない
のでもう大幅にコストをカットするしかありません。
無駄なもの、生き抜くためにとにかくコストをカットします。
場合によっては宣伝費もカットします。
有料宣伝から極端に費用が安いビラに切り替えるとかすぐ行動に移さないと取り返しがつかない場合があります。
ですから小手先ではなく大きく仕組みを変える事が必要になると思います
まずは
①しっかりお金の流れを把握する事。
ここはネイリストは把握していません。なんだかんだでやはりオーナーである本人しか
把握出来ません
②少し変えるのではなく大幅に戦略を変える事。
例えばもう経営がアウトならまずこの事業を残すかどうか?からはじめます。
残すなら今まで上手くいかなかった方法をやっても無駄です。
特に宣伝方法
ちなみに近くで長く経営しているサロンがあるなら宣伝方法をそこから真似る方法も
効果的です
③すばやく行動に移す事。
どうしようと悩んでいる時間はありません
サロンが小規模なら身軽ですからすぐ動き行動する事。
意外と多い事例ですので意識しておくといいと思います。
僕も毎月必ず税理士とここだけはしっかり把握するようにしています
サロンを出す場合の出店場所ですが
この出す地域で注意するのが
ここなら来るかも~といったマーケティングです。
特にネイルサロンのオーナーではない場合は危険です。
ネイリストが自宅権サロンや個人オーナーでやるならいいとは思いますが
現場にいないオーナーの場合は相当厳しい事になる場合があります。
簡単に考えても・・・
例えばネイリストを
2人、人件費で約40万
家賃10万でも最低かかる経費で50万
一人客単化5000円で50万稼ぐのは100人
22日勤務で1日5人位はお客様に来ていただかないと厳しいわけです。
ちなみにもちろん家賃・人件費以外に材料コストやその他諸々考えますと月に150人
位きていただかないと多分経営として成り立ちません。
この150人でも利益無しです。この150人以上の集客簡単なようで難しいです。
もちろん素敵なデザインを出来るとか
カリスマネイリストとか
ここでしかできないネイルが出来るとか・・・
何かあればいいと思いますが
マイネイルのようなまずは「王道のネイルサロン」の場合来ていただかないと話しになりません。
特に今まで美容関係ではなかったり、この業界が始めてなら
この出店も大切なポイントの一つです。
だからここはもしかしたらくるかも~とかこの町が好きだからではなく
しっかりデーターで出された方が確立はあがります。
そのデーターも最近日々日々変わってきてますので店をだす際は注意です。
ちなみにネイルサロン激戦区はいつも書かせていただきますが
渋谷・銀座・新宿・池袋です
ここは常にクーポン系のPV数は高いですね。
昨日は初の開業セミナーでした。
内容としましてはこれからネイルサロンを始めたい方やまずはネイルサロンがどのような
ものなのか?を具体的戦略的な内容からではなく
数字の面から知っていただこうという内容セミナーでしたが
ネイルサロンのオーナー様や中には大阪からもきていただきまして本当にありがたかったです。
セミナー内容は・・・
・ネイルサロンの市場
・マイネイルの売り上げ・顧客数
・ネイルサロンにかかる毎月の経費
・関東の出店地域状況
・関東圏求人方法
・初期費用
・売り上げー経費=利益のシュミレーション
などを説明させていただきました。
実は僕がネイルサロンを始める時に最低限抑えた項目です。
これを徹底的に調べ数字上では3ヶ月後からプラスになり年内に資本を
回収というシュミレーションをたてました。
もちろんスタートしてからは予期せぬ事態も多々ありましたがこのおおよその
事業計画があったからこそ自信もありました。
オーナーとしてしっかり利益をだし会社を大きくしていく
この会社というのは何も店舗展開だけではありません、独立をしたいスタッフに支援できたり
利益で福利厚生を手厚くしたり・・・なんでもいいと思います。
もちろんお客様やスタッフ、日々の業務も大切ですが
会社としてどう還元するか?僕のオーナー業はここだと思っています。
セミナー後の懇親会にも来てくださり
夕方過ぎまで盛り上がりました。
皆様本当にありがとうございました
サロンで仕入れる商材ですが
オーナーサイドから考えれば何でもいいのです。
前にもブログで書かせていただきましたがここでのポイントは
店のコンセプトと仕入れを何%にするか?これです。
色々なメーカーはありますが何がいいか悪いか?ではなくこの2点なのです。
業界でもいいジェルを使っているのが売りのサロンは沢山あります。
逆に安さが売りのサロンもあるように大切なのはこの2点。
ちなみに参考までにマイネイルの仕入れは7%です。
もちろん時期によって%は変わりますが年間のアベレージは7%でした
売り上げの平均が220万ですと15.4万になります。
いまのところこの割合で現場が使いたいメーカーも使えるし会社サイドが出したい
利益もでてお客様からのクレームもありませんのでこれでいきます。
先日お店の経費を是非調べてみて下さい
と書きましたが
例えば今のマイネイルを比べてみますと
仕入れが10%だと
売り上げが220万あれば22万ですからこの時点で現状と約7万の開きがあります。
これでもこのメーカーがこれで集客が出来ていてコンセプトにあっていればいいのです。
だから感情でこれがいいとかブランドだからではなくイチ経営者として材料も是非
考えてみて下さい。
予断ですが
僕はいつも50万がマックスといっていますが
例えばこの仕入れ代が10%ならここで43万に
家賃は出来れば10万位と書いていますがこれが例えば20万なら残り33万に
これだけでもう利益がおおよそですが20万無くなるわけです。
このように自分のサロンの収支を計算して決めるのも一つです。
ホットペッパーの担当者と現地路面店など徹底調査をしていました
今リーマンショック後に比べタウンワーク(求人誌)の掲載は
1.5~2倍に増えているようです。
そしてホットペッパーに掲載するサロンもとても増えている状況との事です。
ちなみにホットペッパーの掲載が増えている理由は2つ
1新しい店舗が増えている
2今まで載せていなかったサロンが載せている。
この2点。ポイントは
今まで載せていなかったところなのですがサロンの数が増え今まで
何の宣伝にも力を入れていなかったサロンがきつくなってきている状況です。
今サロンの2極化が進んでいますからここで苦しいサロンが更にホットペッパーに投資を
しないといけないのですから現状はもっと大変になってくると思います。
この市場調査をたまにしますが2~3ヶ月で状況は結構変わります
全然大丈夫だったところが数ヶ月でダメになる事もあるので注意が必要です。
話は変わり先日のネイリストさんからの独立の相談を受けましたがその時に伝えた事は
せっかくサロンで働いているのだからそこの店のキャッシュフローを調べてみて下さい
と伝えました。もちろん簡単に調べるだけでいいです。
調べるところは
人件費
家賃
宣伝費
消耗品
材料費
を簡単でいいので調べてみて下さい
そしてお店の売り上げからそれらを全て引いて下さい
それが利益です。
本当におおまかですから雰囲気で大丈夫です。
ここで気づいてもらいたいのは店が大きくてお客さんが沢山いるから必ずしも
儲かるわけではありません。
逆に生産性が落ちる事も多々あります。
独立をしたい方はなんとなくでいいですからその働いているお店のそのようなところも
密かに調べながらやるといい勉強になると思います。
本当に給料が安くて・・・とか保証が全く無いんです・・・とか多々ありますが
いざ調べてみるといがいと利益率が悪くそこまで手回らないところもあると思います。
最近個人コンサルの依頼もおかげさまで入るようになり
川崎にて新しく出店を考えておられる親子様とネイルサロンとはどのようなものか?
とお話をさせていただきました
娘さんが友人と共同経営なら反対なのですが、本人がネイリストでお母さんが
オーナ-というポジションですからとてもいいと思いました。
それにしても娘さんの夢にバックアップするお母さんが本当に素晴らしい。
その後は同期といいますか共に同じような時期にサロンをはじめた
横浜のNail Salon Flora (フローラ)のオーナーとミーティング。
このフローラもうちとほぼ同じようなスキームでサロン経営をしています。
共にこれから店舗拡大のためにスタッフのモチベーションをあげていくために何か企画が出来たらと話をしていました。
やはり彼も現場にはいないのでどのように仕組みを作っていくか?色々盛り上がりました。
最近オーナーさんと本当によく会うのでこのオーナーに必要な事
特にうまくいっている会社とは?どのようなものかちょっとまとめてみますと
オーナーとしての
「自信」「確信」そして責任がある事
上手くいっているサロンのオーナーは皆自信があります。特にここに根拠はありません。
資本力があるからではありません。
そして雇っているスタッフにしっかりとした給料を払う責任があります。
「会社」
自分のサロンに対する理念があります。
お店のウリではありません。何故自分がオーナーとして起業したのか?
これは何でもいいです。
極論お金持ちになりたいそしてスタッフも皆お金持ちにしたい!!でもいいです。
「仕組み」
スタッフの給料形態やお店のキャッシュフローを理解している事。
しっかり明確にしている事。
すくなくても何故上手くいっているのか?上手くいってないのか?を数字で理解している事
「商材」
ネイルサロンですからこの業界の事。
オーナーとして他店舗の状況やクーポン系の業者に色々情報を聞く事。
ネイルサロンの流行の把握。
これらの事が少なからず明確になっている方が多いです。
だからまずはオーナーとして成功する自信を持つこと
とりあえず20万位で・・・でもいいですが稼ぎたいのならずうずうしく
100万でもいいのです。
僕は現場ネイリストに何故オーナーになったか?と言われた時
堂々と「稼ぎたいから」といいました
だから一緒にがっつり稼ごう!!と言ったのを覚えています。
まずはこの人についていこう!!と思われる人になる事が大切だと思います。
その後ノウハウ等はいくらでも間に合います。
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
企業が優秀なマネージャーを雇用するのではなく、
低コストで外部の専門マネージャーに任せませんか?
他にも開業コンサル、美容商材、顧問コンサル、集客・広報、ネイルサロンM&A、など、
様々なことに対応できます。まずはお問い合わせください。