知識集
僕が最初大変だった事は資金繰りでした
やはりオーナー業は最後の砦ですからここの責任をどうとるか?だと思います。
あまりランニングコストを用意していなかったので最初の資本投下は苦労しました。
最初から300万位用意していれば問題ないのでしょうが自分は200万位でスタートしましたので2ヶ月位はランニングコストを追加していました。そうです最初の初期投資のみしか用意していなかったからです。
額は大きくないもののマイナスが出ているという事は大きなストレスです。そして基本オーナーは1人ですからこれをどうクリアするか?が一番大変でした。
回りの実業を起こしているオーナーにもよく相談させていただきました。
でも最終的には自分との戦いです。
おかげさまで今では安定して黒字になっておりますが「お店が一つ」になった時に一気に伸びた気がします
それぞれの持ち場ができたのでしょうか?ネイリストにも自信、技術力もつき僕自身オーナーとして自身がついてきた頃に一気に伸びました。
やはり想えば必ず叶うわけです。
もしネイルサロンをやってみたいと思う方がいたら是非挑戦して下さい。
大変な事ももちろん多々ありますがそれ以上に得る事が沢山ありますので!!
いつもはテクニカルな事ばかり書く事が多いですがこのオーナー業ですがメンタルもとても大切です
特に僕も最初は大変な時期ももちろんありました
今では上手く回っていますがサロン経営を先にやっていた友人に手とり足とり教えてもらいながらここまできました。
そこ方がいなければ上手くいっていなかったと思います。初めてのサロン経営で不安もありましたし。
まず最初の壁はスタッフがほぼみんな素人だった事です(笑)
このビジネスで一番のポイントはとにかく「人」なんです。
僕は運が良く素敵な方に巡り合えましたがほとんど素人でした。
だからまずはお店オープンする1ヵ月前にmixiでのモデルさんをとにかく沢山呼んで猛特訓!!
接客ではプロのアドバイザーを呼んで電話の受け方、会話の仕方から教育してもらいました。今リピーター様がいるのもこの方のおかげです。
たまに今でも入ってもらっておりますが、ネイリストではないこの方にも今ではファンがついております
ネイリストといっても今時の若い方達ですから最初は本当に大変。アドバイザーともぶつかる事はしょっちゅうです
今ではみんな別人になっております
アドバイザーはうちのネイルサロンを辞めても何処でも通用できるネイリストになれると言い切っていましたが本当にそうなりました。
1番オーナーとして大変だった事はまだ書かせていただきます
最近よく思うことがありまして実業をやるのに必要なのは専門家の方々です。
最初僕も分からない事だらけでした。そしてトラブルになったことも沢山あります。
労務士もいない状態で会社規則もない状態でしたから・・・
一人で仕事をするならいいのですが人を雇うと本当に沢山のことが山のように起きます。
ではネイルサロンを経営する際にどのような専門家が必要か?と言いますと
・税理士
・労務士
・弁護士
が顧問でいるとベストです。ただ弁護士はいるのですがまだお願いした事はないです。なにかあればスポットでお願いする予定です。
後は
・不動産屋
・EWB関係
・クーポン業者
くらいですね。
不動産は新しい物件など振る際に、WEBとクーポンは宣伝する時の作戦など非常に強い味方になります。
もちろん各々費用はかかりますが、攻める所は攻める。守る所は守る。このバランスが大切です。
もちろんトラブルが起きたらでもいいでしょうが、起きる前の対策をもっていた方が経営者としてオーナーとして大切です。
スタッフやお客様を守るためにも重要です。
今ネイルサロンの軒数は凄い勢いで増えています。特に都内は毎月毎月新しいサロンがオープンしています。
ただ大手のサロンの店舗はあまり増えていないように思えます。このサロンのほとんどがネイリストの独立でできたタイプです。しかしこのようなさろんが増える一方で潰れるサロンもとても多いです。
何故か?簡単な話「ネイル」と「経営」は全く別ものだからです。
ネイルの技術は上手くても経営で上手くいくとは全く限りません。
経営などに自信のない場合自宅サロンでやる方も沢山いらっしゃいます。もちろん経営方針は自由ですし一人でやりたい方もいますからこれでもいいと思いますが、もし自分が病気になったらお店の営業は厳しいですし一人では多く稼ぐ事も厳しいのでは?これではランニングコストまともに貯められません。
でも何度も言いますがもちろん経営方針は自由です。
でももし人を雇いオーナーとしてやっていくならまず「経営」を勉強することが一番の近道です。
方法として一番近道なのは・・・今働いているお店の経営を「真似る」事が一番早いと思います。
今いる所の経営が上手くいってなければ働くお店を変えてもいいですし、自分が将来こんなお店にしたいなーと思うお店で働くのも良いと思います。
まず大切なのはオーナーとなるカッ『意識』です。
これを少し持つだけでかなり世界が変わって見えだすはずです。
オーナーとしてサロンをスタートする時基本オーナーは儲けを出すために始めます
しかしスタッフはそうはいきません。基本時給や月給が多いですから会社の儲けにあまりフォーカスしません。
それよりは自分の収入にフォーカスします。なので共に会社を・・・を思っていてもこのモチベーションをあげるのは結構難しいのです。
そこで意識しているのは互いの目標とゴール設定です。
ここで「自分の店を持ちたい」方と「ずっと雇われたい」方に別れます。
実は自分でお店を持ちたい方は結構モチベーションをあげやすいのです。
僕のサロンの店長は店を持つためにやっています。
だから何か失敗しても〇〇のために共に頑張ろうとなります。
そしてもう一つ大切なのは「期限」
これがないといういつか?となってしまいます。いつまでもだらだらになってしまいます。
リアルBSはリターンも大きいですがマイナスもその分大きいです。だから目標も持たずにダラダラが非常に危険。
だからいつまでに・・・と期限が本当に大切です。
ネイルサロンでオーナーを目指すにはオーナー業を勉強する必要があります。
美容室・ネイルサロンでオーナーの友人が何人かいますがこのポジション、簡単なようで難しかったりします。
最後の判断を下すのがオーナーでここが最終決定となります。ここが上手く行かず閉めざるえなかったお店も多々あります。
だからここのスタンスが非常に大切。
僕は極力お店には行きません。
僕の意見はアドバイザーや店長にしか伝えてません。僕の意見をお伝えするのは月に一度のミーティング、正直厳しい話も多いです。
現場のスタッフとは数ヶ月に一度のサロンの飲み会で会うくらいです。
これ以上関わるとスタッフへの情が出てきてしまい、冷静な判断や的確な判断、アドバイスが100%出来なくなってしまうからです。
僕も失敗したことがあります。
一時はお店にしょっちゅう顔をだしてあれこれ指示をだしていました。でもオーナーと現場の距離が近くなりすぎてしまい僕の声がスタッフに入らなくなってしまいかけたことがあり気付きました。
最後のオーナーの声が入らなくなったら終わりです。
ですからしっかりと役割分担を作りました。
これは特に男性オーナーにありがちです。特に僕のようにネイリストではないオーナーに。
技術が必要とする職種のオーナーになろうとするとき、ご自身がその技術を持ち合わせてない、もしくは技術が低い場合はしっかりとオーナーのポジションを確立され明確にすることが本当に大切です。
オーナーについて自分はネイリストではありませんがやはり長く安定してこのビジネスをやられていくのでしたら、オーナー兼ネイリストが一番理想です。
フランチャイズとして数店舗やられるのなら別ですが・・・
僕はネイリストにはなれないので店長クラスの数人と組んで経営させていただいていますが、要は役割分担です。
僕は経営、ネイリストは現場です。
ネイリストに早くオーナーになってもらい独立して欲しいのですがそのスキルや勇気、経営に関して知識がないので僕がそこを後押しする感じになります。
やはり僕はネイリストオーナーが経営が一番安定すると思います。
なぜならネイリストがオーナー業を一度覚えてしまえば食べて行けますが僕のようなただのオーナーはネイリストがいないと食べて行けなくなってしまいます。
ただ一度成功すればリアルビジネスでのコツは掴めますが・・・
だからネイルサロンはオーナーネイリストが最高です。
男性でもできますができれば女性で将来不安な方、野心のある方なら今からネイリストでオーナーもオススメです。
フランチャイズを起こす事は非常に魅力的です。ただそれだけにリスクも多々あります。リスクというようりは抑えるところは抑えないといけないところがあります。
まずネイルサロンでしたら自分がある程度起動にのり成功したとしたらそのスキームを作りフランチャイズにしていくのですがここで注意するのはフランチャイズにならないと得られない何かがないと厳しいです。
やり方のみ教えてそこからロイヤリティーをもらい続けるの事は不可能です。
社労士にしっかり規約を作ってもらい書面を交わしてもはい独立っていうパターンはいくらでもあります。
ラーメン屋さんも非常に多ですね
最悪のパターンは自分の店の近くに店を出される事です。これで潰れた例も沢山あります。
ではネイルサロンはどうか?
正直スキームとして誰にでもマネが出来るとは思います。
そこでないといけない仕組みを作るのは正直厳しいですがネイルサロンで一番厳しいのが「ネイリスト」です。
ネイリストが誰にでも出来るような仕組みを作りフランチャイズ化になかなかならないのは誰でもがネイリストにも慣れないしもし辞めた場合の損失が大きいからです
レストランのウエイターとはいかないのです
中心のネイリストが辞めただけで潰れるサロンもありますから・・・
だからもしサロンオーナーでフランチャイズをやるなら常に安定したネイリストがいる事です。大手は基本必ずといっていい程これが必須になります。
ではこの流れについてまた書きます
ネイルサロンのオーナーさんや店長とこの一年沢山会ってきましたがオーナーの多くは ネイリスト→オーナーのパターンが非常に多く経営が好きで稼ぎたい!などでやる方はあまりいないのです。
そこでよく売上の話しになりますが多ければいいという事ではありません。
以前相談されたオーナーさん売上は本当に高いのですが利益がないのです。
だからまず最初に何が必要か?それは利益です。
どのくらい稼ぎたいのか?管理会計が多少必要になります。
①売上ではなくまずは①利益
利益+固定費=粗利がでます
この粗利に仕入を入れたものが目標になります。
この売上目標にお客様1人単価を割れば今月何人のお客様に施術すればいいのか?わかります。
もちろん僕は会計士でなければ税理士でないので財務会計はわかりませんが多少の管理会計があればしっかり利益は出せます。
最近よく聞かれるのですが僕はまだ個人事業です
税理士とも相談させていただいて今はそうしてますが夏過ぎには法人にする予定です。
基本最初は小規模でサロン展開をしていくなら個人事業で大丈夫だと思います。
法人と個人の大きな差は税金です
売上、利益ががつがつあがってきているのならそれは法人がいいとは思いますがまだ売上が200万位なら個人で大丈夫です。
それに個人でしたら雇い入れの人数によりますが社会保険も強制ではありません。労災のみで大丈夫です。
でも2店舗など事業拡大をしていくなら法人・社会保険等は必要になってきます。その時のメリットは会社として信用がつきいい人材が集まる事です。
会社として大きくしていくなら絶対必要ですね。
ここはいいか?悪いか?ではないので自分の目標設定にそってやるのがいいとは思います。
後別件ですがネイリストはシングルマザーも多かったりしますからこの場合助成金がもらえたりします。最寄のハローワークで是非聞いてみて下さい。
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