知識集
昨日は初の開業セミナーでした。
内容としましてはこれからネイルサロンを始めたい方やまずはネイルサロンがどのような
ものなのか?を具体的戦略的な内容からではなく
数字の面から知っていただこうという内容セミナーでしたが
ネイルサロンのオーナー様や中には大阪からもきていただきまして本当にありがたかったです。
セミナー内容は・・・
・ネイルサロンの市場
・マイネイルの売り上げ・顧客数
・ネイルサロンにかかる毎月の経費
・関東の出店地域状況
・関東圏求人方法
・初期費用
・売り上げー経費=利益のシュミレーション
などを説明させていただきました。
実は僕がネイルサロンを始める時に最低限抑えた項目です。
これを徹底的に調べ数字上では3ヶ月後からプラスになり年内に資本を
回収というシュミレーションをたてました。
もちろんスタートしてからは予期せぬ事態も多々ありましたがこのおおよその
事業計画があったからこそ自信もありました。
オーナーとしてしっかり利益をだし会社を大きくしていく
この会社というのは何も店舗展開だけではありません、独立をしたいスタッフに支援できたり
利益で福利厚生を手厚くしたり・・・なんでもいいと思います。
もちろんお客様やスタッフ、日々の業務も大切ですが
会社としてどう還元するか?僕のオーナー業はここだと思っています。
セミナー後の懇親会にも来てくださり
夕方過ぎまで盛り上がりました。
皆様本当にありがとうございました
サロンで仕入れる商材ですが
オーナーサイドから考えれば何でもいいのです。
前にもブログで書かせていただきましたがここでのポイントは
店のコンセプトと仕入れを何%にするか?これです。
色々なメーカーはありますが何がいいか悪いか?ではなくこの2点なのです。
業界でもいいジェルを使っているのが売りのサロンは沢山あります。
逆に安さが売りのサロンもあるように大切なのはこの2点。
ちなみに参考までにマイネイルの仕入れは7%です。
もちろん時期によって%は変わりますが年間のアベレージは7%でした
売り上げの平均が220万ですと15.4万になります。
いまのところこの割合で現場が使いたいメーカーも使えるし会社サイドが出したい
利益もでてお客様からのクレームもありませんのでこれでいきます。
先日お店の経費を是非調べてみて下さい
と書きましたが
例えば今のマイネイルを比べてみますと
仕入れが10%だと
売り上げが220万あれば22万ですからこの時点で現状と約7万の開きがあります。
これでもこのメーカーがこれで集客が出来ていてコンセプトにあっていればいいのです。
だから感情でこれがいいとかブランドだからではなくイチ経営者として材料も是非
考えてみて下さい。
予断ですが
僕はいつも50万がマックスといっていますが
例えばこの仕入れ代が10%ならここで43万に
家賃は出来れば10万位と書いていますがこれが例えば20万なら残り33万に
これだけでもう利益がおおよそですが20万無くなるわけです。
このように自分のサロンの収支を計算して決めるのも一つです。
ホットペッパーの担当者と現地路面店など徹底調査をしていました
今リーマンショック後に比べタウンワーク(求人誌)の掲載は
1.5~2倍に増えているようです。
そしてホットペッパーに掲載するサロンもとても増えている状況との事です。
ちなみにホットペッパーの掲載が増えている理由は2つ
1新しい店舗が増えている
2今まで載せていなかったサロンが載せている。
この2点。ポイントは
今まで載せていなかったところなのですがサロンの数が増え今まで
何の宣伝にも力を入れていなかったサロンがきつくなってきている状況です。
今サロンの2極化が進んでいますからここで苦しいサロンが更にホットペッパーに投資を
しないといけないのですから現状はもっと大変になってくると思います。
この市場調査をたまにしますが2~3ヶ月で状況は結構変わります
全然大丈夫だったところが数ヶ月でダメになる事もあるので注意が必要です。
話は変わり先日のネイリストさんからの独立の相談を受けましたがその時に伝えた事は
せっかくサロンで働いているのだからそこの店のキャッシュフローを調べてみて下さい
と伝えました。もちろん簡単に調べるだけでいいです。
調べるところは
人件費
家賃
宣伝費
消耗品
材料費
を簡単でいいので調べてみて下さい
そしてお店の売り上げからそれらを全て引いて下さい
それが利益です。
本当におおまかですから雰囲気で大丈夫です。
ここで気づいてもらいたいのは店が大きくてお客さんが沢山いるから必ずしも
儲かるわけではありません。
逆に生産性が落ちる事も多々あります。
独立をしたい方はなんとなくでいいですからその働いているお店のそのようなところも
密かに調べながらやるといい勉強になると思います。
本当に給料が安くて・・・とか保証が全く無いんです・・・とか多々ありますが
いざ調べてみるといがいと利益率が悪くそこまで手回らないところもあると思います。
最近個人コンサルの依頼もおかげさまで入るようになり
川崎にて新しく出店を考えておられる親子様とネイルサロンとはどのようなものか?
とお話をさせていただきました
娘さんが友人と共同経営なら反対なのですが、本人がネイリストでお母さんが
オーナ-というポジションですからとてもいいと思いました。
それにしても娘さんの夢にバックアップするお母さんが本当に素晴らしい。
その後は同期といいますか共に同じような時期にサロンをはじめた
横浜のNail Salon Flora (フローラ)のオーナーとミーティング。
このフローラもうちとほぼ同じようなスキームでサロン経営をしています。
共にこれから店舗拡大のためにスタッフのモチベーションをあげていくために何か企画が出来たらと話をしていました。
やはり彼も現場にはいないのでどのように仕組みを作っていくか?色々盛り上がりました。
最近オーナーさんと本当によく会うのでこのオーナーに必要な事
特にうまくいっている会社とは?どのようなものかちょっとまとめてみますと
オーナーとしての
「自信」「確信」そして責任がある事
上手くいっているサロンのオーナーは皆自信があります。特にここに根拠はありません。
資本力があるからではありません。
そして雇っているスタッフにしっかりとした給料を払う責任があります。
「会社」
自分のサロンに対する理念があります。
お店のウリではありません。何故自分がオーナーとして起業したのか?
これは何でもいいです。
極論お金持ちになりたいそしてスタッフも皆お金持ちにしたい!!でもいいです。
「仕組み」
スタッフの給料形態やお店のキャッシュフローを理解している事。
しっかり明確にしている事。
すくなくても何故上手くいっているのか?上手くいってないのか?を数字で理解している事
「商材」
ネイルサロンですからこの業界の事。
オーナーとして他店舗の状況やクーポン系の業者に色々情報を聞く事。
ネイルサロンの流行の把握。
これらの事が少なからず明確になっている方が多いです。
だからまずはオーナーとして成功する自信を持つこと
とりあえず20万位で・・・でもいいですが稼ぎたいのならずうずうしく
100万でもいいのです。
僕は現場ネイリストに何故オーナーになったか?と言われた時
堂々と「稼ぎたいから」といいました
だから一緒にがっつり稼ごう!!と言ったのを覚えています。
まずはこの人についていこう!!と思われる人になる事が大切だと思います。
その後ノウハウ等はいくらでも間に合います。
このブログを書いていて今まで沢山のオーナーさんにお会いしてきました
ブログでそのお店を紹介する事が今まで無かったのですが
これからはご紹介していきたいと思います
早速・・・
昨日は大阪・心斎橋の自爪とネイルケア専門サロン プリナチュールのオーナーさんと
お会いしました。
なんとここはネイルケア専門店なのです
去年の7月にオープンしたばかりのお店です。
それでももう予約でいっぱいの繁盛店でした。
僕はネイルケアについては全く知識がなくそして大阪の状況も知れ
色々と本当に勉強になりました。
やはり現場を知っている方から聞くのが1番勉強になります。
男性オーナーさんで元公務員から今は手広くビジネスをなさっていて刺激になりました・・・
さて話しは変わり
今ちょうどサロンを出すには絶好のタイミングです。
3~5月に向けてオープンし夏をしっかり制する・・・ために今からの準備が大切です。
マイネイルも4月もしくは5月に3店舗目の新規オープンがほぼ決まり
今物件を探しています
アドバイザーや現場は新たにスタッフを集めないととあわただしくなっております。
オーナーとしてネイルサロンを始めるのに最低限必要な物・・・それは
当たり前で申し訳ありませんが「資本」です。
オーナーとしてやるからにはこの資本がどうしても必要です。
そこは腹をくくる事です。
これがなければ始まりません。
そしてもう一つ大切なものは「事業計画」です。
目標売り上げの事業計画ももちろんですが万が一売り上げが伸び悩んだ時の計画もしっかりやり
自分の資産がどこまで耐える事ができるか?
もしっかり計算されて下さい。
やる前からこのマイナスの計算はしたくないと思いますがこれもとても大切な事。
そして一店舗でおおよそ必要な経費は300万です。
これはこのブログで提案しているサロンになります・・・
基本的にそれ以上例えば売り上げが300~400万などを見込める場合は必要な経費をあげても
いいと思います。
これは利益30~50万
資本回収半年~1年
そベースにした場合です。
これを変えれば特に何でもいいと思いますがもし店舗展開したいならこのくらい余裕が
あると店舗展開しやすくなります
ただもし資本がない場合も融資を使って用意をする事もできます。
ブログでも簡単にご紹介しますが複雑なのでこれからもセミナー等で
この融資の話しもしていきたいと思います。
ですからまずは資本を用意する事。
お金が無い状態で出し惜しみしてケチケチやるのではなくまず用意して
計画をたてそれを一気に使う
そのケチケチさがスタッフにも伝わるので注意してください!!
売り上げを意識しているサロンは沢山あると思います
もちろんマイネイルもその一つですが
こればかり気にしては企業としての発展は厳しいかと思います。
オーナーの立場ですと基本的にビジネスは自由ですが最低条件現場にいないオーナーですから
スタッフに給料は絶対に払わないといけません。
オーナーは自由と言ってますが絶対です。
正直売り上げをあげるのは凄く簡単で極論「店舗」の数を増やせばあがります。
今200万の売り上げがあり頑張って220万にあげるよりも
もう1店舗作って400万にした方がよほど楽ですし早いです。
もっというならば1店舗目を起動に乗せるのが1番難しいです。
でもそこで成功すれば後はそこまで大変じゃありません。
うちもそうですが3から4店舗くらいがしっかり稼動したら会社には結構な純利が残るので
後はそれを再投資する・・これの繰り返し。
ですから大手ネイルサロンは皆店舗を増やすわけです。
だれでも出来る仕組みを作りそれを店舗展開するという形です。
すごくシンプルです。
ですから大切なのはどれだけ純利を出せるか?ここだと思います。
店を最初に作る時ももちろんここを意識して店作りに入ります。
席数がこのくらいあったら全体でこの位の売り上げそして利益が見込めると計算し
用意します。
もちろん座席があればその分売り上げはあがります。
ただお客様が来なければ人件費がかかるだけで余計経費がかかってしまいます。
そこのバランスはとても大切です。
意外と広いから席を沢山おいちゃおう!!とか利益・売り上げをとにかくだしたいから
席数をこの位・・・とかやりがちですがやはりここはしっかり数値化をして下さい。
出す場所や宣伝方法によっても変わります。
売り上げがあっても利益がなければ会社に投資する事が出来ず
会社の成長はストップします。
ですからまず店を出す時点でそこから考えないといつもキャッシュがなくきついビジネスに
なってしまいます。
まず目標売り上げも大切ですが・・・
安定した純利をどのくらいだせるか?
そしてその後それをどのように使うのか?
これを考えるのもオーナーの大切な仕事です。
会社を大きくするために再投資もよし
今のこの社員と楽しく長く過ごしたいために福利厚生に使うのもよし
自分の私利私欲のために使うのもよしです。
大切なのは売り上げでだした利益をどう使うか?ここだと思います。
営業とは?
ネイルサロンに直接関係が無いように思えますが意外とあります。
呼び込みとかちらしをまいたりとか・・・もそうかもしれませんがもっと身近な営業それは
例えばお客様に新しいデザインや物販をする事もそうです。
ひとくくりでこれを営業とした場合はネイリストも営業をするになります。
では営業とは?・・・・・
これはあくまでもひとつの定義といいますか色々勉強会等で学んだ結果
営業=売る事ではありません。
「伝えたい事を過不足なく伝える事。」
売る事ではなく伝える事。
ここだと思います。営業=売る、クロージングのイメージがありますが
そうではありません。その店の売りを伝える事なのです。
本当にいいものは特に伝えれば売れます。
世の中のヒット商品・・例えば
ヒートテック
セブンイレブンのコーヒー
iPhone
などなどこれらはCMはしていると思いますが直接営業などはしていないと思います。
これらの機能を過不足なく伝えているだけで欲しくなる商品です。
だからまず店はその売りを作る必要があります。
これを作らず現場ネイリストに営業して数字をあげろ!!といっても無理です。
基本ネイリストです。ネイリストは物を売るプロではありません。
そして現場ネイリストが過不足なくしっかり伝えても全く反応がなければそれは
オーナーや店長がしっかりその内容を再度考えるべきです。
だから会社が店のウリやこの店のヒット商品=デザインをしっかり決めておくべきです。
売れない物、人気のないデザインをネイリスト頼みで広げてもらう事は考えない方が
いいと思います
ほとんどのネイリストはそれを自ら考え行動し動く事を苦手としています。
サロンの規模が大きければ大きいほどそうなりがちになります。
だからオーナー、店長はこれだけを伝えれば大丈夫!といった内容を考え仕組み化
する必要があります。
そして営業=売る事
というイメージがなくなると一気にお客様にご提案できるネイリストも増えると思います
そろそろ春ですし新しい店舗を出す方が多いと思いますが
店舗を出す時に気になる点で「家賃」もあると思います。
この家賃ですがいつも10万位が良いとはいってますがこれも実際オーナーである方
が利益をいくら欲しいかで変わります
例えば家賃が20万で素晴らしい物件でも毎月かかる経費が人件費とあわせ
諸々トータルを出し計算をして見込みが立てる数字ではないと
初めてのサロン経営では厳しいかと思います。
経費の内訳は省きますがお客様単価を6000円とした場合
3席フル稼働(1日約一席4人)でスタッフ4人30日営業で・・・
3席×4人=12人×30日×6000円=216万となります。
これが基本マックスの売り上げです。
純利が50万欲しいなら経費は166万以内です。ただもちろん会社にお金を残す必要がありますから
すくなくても150万位じゃないでしょうか?
でもこのようには上手くいく事はなかなかないかと思います。
やはり地域柄もありますが戦略的にネイルサロンの価格帯が下がっているのでクーポン価格で
6000円だと少し高いように思います。
そして3席がフル稼働も最初からなかなかないと思います。
これは例でたとえましたが
要は経費として算出した額を元に物件も選ぶのも大切な事です。
先日銀座の物件も見ましたがやはり20万越えですとその分経費がかかるわけですから
毎月の集客人数や諸々ハードルがあがります。
欲しい利益をだし
毎月かかる最低の経費をだし
それに基づき毎月の集客人数を決め単価を決め売り上げを決める
そしてその目標を達成するために戦略を立てます
それがいける自信があれがゴーサインではないでしょうか?
いよいよ春にむけて新店舗の動きに入りました。
出店サポートのコンサルティングの方も数名の方がご相談に来てくださり
自分の店舗やその方達の店舗も含め春はいよいよ忙しくなりそうです。
マイネイルは色々と考えた結果
春は大型都市、例えば新宿・渋谷・銀座を考えており
その他今年中にもう1店舗郊外に出そうか考えております。
マーケティングが違うのでそれを少し実践で試してみようと思ったからです。
理想はマンションタイプで5席おける物件が理想ですがやはりサロン集中都市は
雑居ビルが多いですね。
まあなくても問題ないのですが水回りがないタイプも多いです。トイレが共同なので
サロンを考えますとやはり多少コストがかかっても水回りがある方がいいかもしれません。
ただでもその分コストが上がりますからしっかりリターンを考えないといけませんが。
そして1番大変なのはネイリストです。
結局ここがそろわないと始まりません。
今マイネイルですと3店舗目なのでこうなると人事異動になります。
人事異動と新人
これをどうするか?また色々考えるところになります。
新しい店長・チーフをつけるわけですがいくら当店でいい人材でも例えばあまりにも遠いと
それはまた微妙になったりします。
そして全体で何名揃えるか?これも戦略の一つ。
サロン集中都市ならスタートから一気に集客を見込める事も出来るので最初から
スタッフを揃えておく事も必要だと思います。
この物件選びとスタッフのバランスはかりながらこの数ヶ月は忙しくなりそうです。
サロンをやっていると売り上げのアップダウンは勿論あります。
その売り上げに一喜一憂していてはやっていけないでしょうし
スタッフからの支持も得られないと思います。
基本的には年間売り上げがあり上半期、後期
そして目標があり毎月の売り上げ等出していますが
基本年間売り上げが達成し会社として成長していけばいいと思っております。
売り上げが下がった時はまず大切なのは「何故か?」この分析に入ります。
よくあるのが宣伝広告を更に打つ場合があるのですが、この宣伝をうつ前に考える事が
あります。
それはそもそもその宣伝に効果があるか?です。
例えばデザインが人気ないのにそのまま広告を載せてもあまり効果がありません。
とりあえず宣伝を打ち出すのもありですがまずは立ち止まり原因をまず追究です。
もう一つ宣伝業者を増やすのもありですが
その店のデザインがあまり評判がよくなくて来客が下がっているかもしれません
それでしたら逆効果になります。
意外と多いのが宣伝を打てば何とかなると思う事です。
特に現場にいないオーナー
更に男性・・・ようはわからないのです。
現場にもいませんし、男性は普段ネイルをやらないわけですからわかるわけがないのです。
だから思いつきで安易にやっても基本的にはうまくいかないと思った方がいいです。
いつも料理をしないお父さんもしくは女性でも結構ですが、そんな方がいきなり見よう見まね
で素晴らしい料理を作る事は出来ないと思いますからまずは原因追求です。
その原因を追究し宣伝を打つ方がはるかに効果がでます。
だからまずはオーナーのポジションにいる場合しっかりスタッフと原因を追究して見てください
原因は意外な事だったりしますし、逆に素晴らしいアイデアが現場から出たりします
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
企業が優秀なマネージャーを雇用するのではなく、
低コストで外部の専門マネージャーに任せませんか?
他にも開業コンサル、美容商材、顧問コンサル、集客・広報、ネイルサロンM&A、など、
様々なことに対応できます。まずはお問い合わせください。