知識集
こんばんは!
コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。
【アドバイザー・コンサルティング】
【顧問コンサルティング】
ご興味をお持ち下さいまして、誠にありがとうございます♪
「なんか気になるな~」
「どんなことをやってくれるのだろう?」
「こんなことでも、お願いできるのかしら?」
「で、アドバイザーって何をする人?」
などなど、お問い合わせを頂いたオーナー様にしても、このアドバイザーとは一体何? という疑問をお持ちになられていて多くのご質問を頂きます。
そこで、今回は私のことも含めて、アドバイザーのお話しをしたいと思います♪
こんにちは。
仲村和也です。
ネイルサロンをやる上での悩みは色々あると思いますが、その大半はネイリストの教育やコミュニケーションに対するものではないでしょうか?
どんな業界であれ、人を雇うということはやはり大変なことも多いです。
ましてやネイルサロンというのは、ネイリストがいなくては始まらない、というところがあるので、オーナーがスタッフに支配されてしまうなどの状況にも陥りやすくなってしまいます。
私もそうですが、自分は現場に入らずに経営面だけを見ていきたい、というオーナー様は沢山います。
そんなオーナー様も、まず3ヵ月は現場に目を向けて欲しいです。
アドバイザーのような立場の人間がいるならまた別ですが、最初からそういう体制でいくことは中々厳しいと思います。
本来ならば実際にサロンに立つことがいちばんなのですが、男性オーナーの場合は男性という立場上、そしてオーナーとしての業務もあるので難しいことも多いかと思います。
ですがたとえ難しくても、サロンのオープン前やクローズ後などの、お客様がいない間の短い時間でも顔を出すことをオススメしたいです。
それはなぜかというと、時間が短かったとしても、ある程度のスタッフたちそれぞれの個性を把握することができるからです。
オーナーとスタッフの距離感というのは、とても難しくてとても重要な部分だと思います。
これを考えると、少しでもコミュニケーションを取るようにすることが重要になってきます。
わずかな時間でも構わないので、小まめに現場に行ってスタッフと接する。スタッフ同士のやり取りを見ているだけでも、それぞれの個性や性格は解ってくると思います。
自分が現場に立たないのであれば、なおさらスタッフを適材適所に配置することが重要になってきますし、そのためにもスタッフたちのことは知っておくべきなのです。
例えば店長を決める際でも、キャリアも大事ですがそれだけで決めてしまうと、本人も周りの人たちも、もちろんオーナー自身も後々大変になるかもしれません。
キャリアを重ねていて技術力があっても、人の上に立ってスタッフたちをまとめなければならない役割がその人に合っているとは限らないのです。
その人のことをよく知らないままに仕事に就かせてしまうと、サロン内でのトラブルの原因にもなってしまいます。
また、コンサルティングに入らせて頂いて感じることは、どうしてもスタッフの苦手な部分のみに目がいってしまうオーナー様が多いような気がします。
これは誰でもが陥りやすいことではありますが、
“技術が優れているスタッフ”“技術はそこそこなのにお客様の心を掴むのが上手いスタッフ”“キャンペーンなどのアイデアがとても優れているスタッフ”“ミスは多いけど、サロン全体やスタッフ同士の雰囲気を和ませるムードメーカー的なスタッフ”など、一人ひとりの良いところは全く違います。
十人十色のスタッフたちの長所を見て、それを活かしていくことはとても大変なことではありますが、スタッフを見て知って、それぞれに長所を発揮できる仕事に就かせることが出来れば、サロンの発展にも大きく影響してくると思います。
こうすることで、“自分たちのことをよく見てくれている”と感じて貰えるでしょうし、スタッフたちとの信頼感もより深まってくるはずです。
オーナー様の求めるパーフェクトなスタッフを揃えるのは、かなり難しいと感じているとは思います。
ですが、見方によれば、今いてくれているスタッフたちこそがパーフェクトではありませんか?
縁があって一緒に仕事をすることになった仲間たちであり、何よりそのスタッフを雇用したのは、最終的にはオーナー様自身なのです。
お客様が求めているスタッフが、オーナーが求めているスタッフとイコールとは限りません。
自分的にはあまり評価の高くないスタッフでも、お客様からは信頼を得ている、ということもあり得ます。
こういうことは、実際に現場でコミュニケーションを取らないと解らない部分です。
もちろん、社会人としての基本的なルールやサロンのマニュアルが守られていてからのことではありますが、自分だけの物差しで判断しすぎないこと。
一方向からだけではなく、違う方向からスタッフを見てみることも必要です。
これもオーナーとしてリーダーシップを取っていくのに重要なことだと感じています。
スタッフの中には、自分の持っている良い部分が解らないという人もいるかもしれません。
そういう場合には、その部分を本人に気づかせてあげるのもいいと思います。
さらにいえば、スタッフに注意をする場合などにも、その人の良くない部分と同時に長所の話しをして、その部分に期待しているというように持っていくのもいいかもしれません。
スタッフ一人ひとりの足りない部分ではなく、良いところにも目を向けて伸ばしていく、これもオーナーの大切な仕事です。
こんにちは!
コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。
サロンのオーナー様や顧問先の各店長など、管理者の方とお話しをすると“教育”というテーマで様々なご相談を頂くことが多いです。
ネイルサロンの善し悪しは、個々のネイリストたちによって変わってくる、といっても過言ではありません。
それだけに、どんなネイルサロン様でも、スタッフたちの“教育”には大なり小なり苦慮して取り組んでいるのではないでしょうか?
多くのオーナー様と共にお仕事をさせて頂く中で、最近の傾向として“教育”に関して、スタッフに厳しく言えないという悩みを持ったオーナー様や現場管理者が増えていると感じています。
「厳しく言うと辞めてしまうかも…」
「厳しく言うと反抗してくるかもしれないから…」
その気持ち、私もよ~~く解ります(^^;)
ここ数年の傾向として叱られ慣れていないという若い人も増えているのは確かですし、ほんのちょっとした失敗や挫折で極端に凹んでしまう、辞めてしまうことも多いかもしれません。
ですが、上司が部下にどう思われるかを気にするあまり保身に走ってしまうと、その環境が当たり前になってしまうので、肝心なとき注意しても「急にそんなことを言われても…」というようにまとまりのない組織が出来上がってしまいます。
こうなると、サロン内はバラバラになりますし、もはや誰もが管理者の言うことを簡単に考えるだけになってしまいます。
オーナーや店長などを軽く見ているスタッフのサロンでは、統率が出来ていないばかりか、いざトラブルが起こったときにはその処理にも困ることになります。
これを立て直すのはかなり大変なことです。
厳しく言えない、というオーナー様や店長からのお話しをよく聞いてみると、その中身(内容)はたいして厳しくない、ということもあります。
どちらかというと、内容は指導されていて、注意されて“当たり前”のことがほとんどです。
厳しく言えない、と思っている“厳しく言う”というのは、その内容が厳しいのではなく、言い方が厳しいだけで、“教育”という枠で考える本来の「厳しい」とはまた違う意味で悩んでいることの方が多いのです。
とっくに教えてある簡単なことを、スタッフがいつまで経ってもやらなかったりした場合、内容はたいしたことはないのに、厳しく言いたくなることはあると思います。
よく「叱るのと怒るのとは違う」といいますが、これにしても明確な境界線などがあるわけではありません。
「言い方の厳しさ」と「内容の厳しさ」、どちらにしても“教育”の大変さが身に染みる部分だと思います。
私はアドバイザーとして現場に入ることが多いため、必要だと判断した時にはスタッフ個々に教育を行います。
当然、厳しさを持って接することが必要な場合も多々あります。
そんな時は、「厳しく言う」という行為と「厳しく対応する」という行為には大きな違いがある、という私なりの定義を持って接しています。
例えば、相手を服従させるための手段としての厳しい言い方は使いません。
上司が上から頭ごなしに服従させようとしても、表向きには表わさなくても部下は萎縮するか反発するかのどちらかになります。
これでは肝心の内容に関して、スタッフが自らの意思できちんと理解したり考えたりできるはずがありません。
キツイ言い方で服従させるのではなくて、厳しい内容を理解させて、自らが実行できるまでの必要な課程で厳しい対応をとる、というようにしています。
課題を見つけたら、課題解決の方法を本人に考えて貰います。
解答になり得るアドバイスは一切しません!
本人にとことん考えて貰います。
こういう部分では、かなり厳しいといえるかもしれません。
そして、何を解っているのか? 自分に出来ることは何なのか? なぜそうするべきなのか? を理解するまで優しい言葉で詰めます。妥協せずに詰めます!
その上で、自ら実行できるまで諦めないで促し続ける。
強い組織作りには“教育”が不可欠です。
命令して服従させるということは、部下にいい影響は与えないですし、初めから正解を教えてしまうことなので実は指導する側もされる側もいちばんラクなのです。
部下にしてみれば、どんなに不満があろうとも言われた正解をただ実行するだけなので、それ以上の成長は見込めないですし、自分の意思による行動ではないのでまたすぐに忘れたりミスをすることも多くなるかもしれません。
自ら個々に考えて、正解を導き出して行動できるスタッフがいるサロンは強いです。
ネイリストたちの成長は、そのままサロンの成長に繋がります。
そういうスタッフが集まっているからこそ、より発展していくことができるのです。
その力を身につけさせることを目的とすると、“教育”で使う「厳しさ」の本質は「優しさ」になり、“教育する”ということに迷いがなくなります。
もし、今までの教育方法が間違っていたと感じた方がいたとしたら、確かに大変かもしれませんがこれからでも遅くはありません。
サロン内を改革するという気持ちで、臨んでみてはいかがでしょうか?
その時に私の力が必要なのであれば、喜んでお手伝いもさせて頂きたいと思っています。
こんにちは。
仲村和也です。
これからネイルサロンをオープンさせる方、また、すでに経営をされている方なども共に、不安になるときというのは必ずあると思います…というかあります!
これは当たり前のことであって常について回るものですし、コンサルタントに入らせて頂くと、みなさん多かれ少なかれ不安に対する精神的な波というものがあります。
どんな職業や立場の人にでも不安はあると思います。
ですが、経営者という立場での不安は、色々なことを考えれば考えるほど大きくなってしまうこともあります。
「サロンの将来のこと」
「スタッフたちの生活を担っている重圧」
もちろん、それぞれの経営状況などによってその内容は変わってくるのですが、上記のようなことは常に心のどこかにあるものだと思います。
ブログからは随分堅いイメージを持つ方が多いようで、実際にお会いさせて頂くとイメージと違った、とよく言われるのですが、私自身も人間ですので、もちろん不安を感じることはあります。
私の場合は、以前は何が不安なのかを明確にするために書き出してみる、ということをやっていました。
最近ではあまりやることはなくなりましたが、“書く”ことで頭の中が整理されて、やるべきことを明確にすることができます。
実は、何が不安なのかが解らない状態がさらに不安に繋がっている、というクライアント様も多いのです。
漠然とした不安に襲われる、ということも少なくないでしょう。
よくあるパターンとしては、夜ベッドに入ってからあれこれと考えて不安が大きくなる、ということがあります。
こうなると、眠れなくなってしまうこともありますし、次の日に悪影響があるかもしれません。
1日が終わって疲れた状態で考えても、ろくなことは思いつかないものです。
考えるなといっても無理があるのですが、寝るときにあれこれ思うのではなく、やはり頭のしっかりしているときに何が不安なのかを自分なりに整理したほうがいいでしょう。
単純なことですが、キャッシュフローやオープンまでのスケジュール、これからやらなければならないことなどを全て書き出してみて下さい。
漠然としたものではなく、その内容を明確にすることで意外と整理が出来て不安が和らいだりします。
不安が和らぐと精神的にも落ち着くので、書き出したことに対して何をどうやっていくかを冷静に考えることもできるようになるはずです。
経営者になるのであれば、覚悟と責任が必要ではありますが、誰でも初めからそれに相当するメンタルがあるわけではありません。
メンタルは、様々なことを乗り越えて強くなっていくものなので大丈夫です。
自分でも知らず知らずのうちに、強くなっていることに気づくときが必ずあります。
不安というものは、そのときの気持ち次第で大きくも小さくもなるものだと思います。
後々になって、“あの時にはあんなことで悩んでいたのか?”と思い返すことも出てくるでしょう。
また、起業すると周りの風景が変わったりもします。
自分の周りに今までいなかった人が集まってきたり、逆に離れていったりもするかもしれません。
これは、自分の状況によって変化していくことだと思いますが、大事なことはどんな状況でも周囲に惑わされないでいることです。
特に初めて起業した方や、経験者の方であっても不安が大きくてメンタルが弱っているときなどは、気持ちがフワフワして流されてしまうことも多いです。
そんな時こそ自分のビジョンを再確認して、しっかりと前を向いていって下さい。
明確なビジョンを持っていれば、そのために何をしなければならないかもハッキリしてきますし、不安に立ち向かう気持ちを持つことも出来てきます。
自分のサロンで、物事を最終的に判断するのは自分自身です。
確固たる信念を持って進んでいって下さい。
こんにちは!
コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。
先日、顧問先のオーナー様からご紹介を頂いて初めてお会いしたオーナー様。
オーナー様自身も現場に立ってサロンを軌道に乗せたということを事前に聞いていたのですが、実際にお会いしてお話しを伺うと“安心して現場を任せられる人がいない”ということでお悩みでした。
スタッフは6名、オープンしてから4ヵ月目で利益を出して、今は数字を見ると成功しているサロン様です。
売り上げも安定させることが出来たので、もっと先を見据えた経営戦略を立てて新たな目標を掲げたいのに、日々の現場管理に忙しくて経営者として経営に専念できない状態だといいます。
サロン経営者が経営に専念できないというのは、
例えていえば、スタッフを乗せた船をどう動かしてどんな航海をし、どこに向かっていくのか? ということへの“舵取り”が出来ない状態です。
ネイルサロンを、具体的に会社や組織として見ると、
◎「経営」→サロン全体のマネージメント
◎「運営」→現場を円滑に回していくこと
と位置づけられるのではないでしょうか。
上の例でいうと、船長(経営)と航海士(運営)といったところです。
船長が自ら舵を握っていては、船を動かすことで精一杯になり、船全体のことが見えなくなってしまいます。
これでは安全に、敏速に航海をすることは出来ません。
この2つは、どちらが重要かというよりは、どちらか一方が欠ければもう片方にも大きく影響することになる、2つでひとつの業務ともいえるのです。
そして、運営というものはより現場に近いもので、「経費・売り上げ」といった数値上の概念よりも、個々のスタッフたちやお客様の顔が見える状態での管理が必要です。
スタッフの技術は求めている水準にあるのか?
接客接遇はきちんと出来ているのか?
スタッフ間の人間関係は円滑なのか?
お客様に満足して頂いているか?
リピーターは増えているのか?
などなど、見なければならない部分は多岐に渡ります。
私の経験上、痛感していることですが、現場を円滑に回すためには実際に現場に立って、スタッフやお客様の顔を見ながら的確な指示を出して管理することは必要不可欠です。
経営者として、船の舵取りをしながら現場にも出て運営していく…。
出来ないことではないですが、現場に出てしまうとサロン内の“今その時”を見ながら円滑に回るように物事を見る視点が必要になってきます。
そんな中でこの先のビジョンや目標について考えることは、とても難しいことだと思います。
「木を見て森を見ず」という諺があります。
これは、木々ひとつひとつの小さいことに心を奪われて、森全体を見通すことが出来ない状態のことを意味しています。
現場の細々したことで頭がいっぱいになり、サロン全体や先々のことを見通して考えることが出来ない状態になれば、まさにこの諺通りということになってしまいます。
これでは、サロンの将来も不安になってしまいますよね。
私はまだ自分のお店に「右腕」といえるような安心して現場を任せられる人間がいなかったときに、経営も運営も全てひとりでやっていたことがありました。
そのときは日々の運営上の問題やスタッフ管理に追われて、ビジョンや目標という中長期的な視点を持つ時間を作ることに大変苦労しました。
運営というのはサロンを営業していれば毎日のことになるので、売り上げのあるサロンにも係わらず「疲れた」と手放してしまうオーナー様もいるほどです。
仲村もよく“分業”についてこのブログでも話ししていますが、それは現場での細かな業務だけに言えることではありません。
オーナー様自身も、経営者として本来やらなければならない仕事の出来る環境を作るために、右腕・ブレーンに任せるべきことは任せる“分業”を必要とするときがやってくるはずです。
逆にいえば、“分業”が出来るようにならなければ、ビジネスとしての拡がりは期待できないといえるでしょう。
オーナー様の右腕となり、現場を任せられる人間がいるのかいないのか? これによってオーナー様の掲げるビジョンや目標も拡がってきます。
「運営」に関しては信頼できる店長やベテランネイリストなどに任せ、「経営」に関してもコンサルタントなどに依頼する、というのも方法です。
また、私のようなアドバイザーと契約を結ぶのもいいと思います。
アドバイザーは、主に現場の管理やオーナー様とスタッフたちとの橋渡しを仕事とします。
さらに必要であれば、経営に関するアドバイスなどもやらせて頂きます。
これらの人間を選ぶときに重要なのは、やはり本当に信頼できる人間がいるのかどうか? ということです。自分が信頼できるだけではなく、相手からも信頼される関係があるのが理想なのですが、自分にしっかりとしたビジョンがあるなら、それに共感して一緒に向かってくれる人を探してみてはどうでしょうか?
仕事を人に任せる、ということも経営者として大事な仕事のひとつです。
全てを自分でやっていては、出来ているときはいいでしょうが、いずれは必ず限界が来てしまいます。
今回お会いしたオーナー様は、次のステップアップに規模の拡大を考えられていました。
“今はサロンの将来を考えて最大限に集中したい”
“右腕としてスタッフの育てるまでの時間も惜しい”
このお気持ちが強く、現場管理者・責任者として運営を任せて頂くことになりました。
オーナー様が「経営」に専念できるように、全力でサポートさせて頂こうと思っています!
右腕となるメンバーがいない…などと焦らなくても大丈夫です。
私たちアドバイザーは、そのためにいるのです。
まずは、今オーナーとして出来ることから始めてみましょう!
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こんにちは!
コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。
新年を迎えたばかりだと思っていたら、もうあっという間に2月。
繁忙期といわれる12月、1月が過ぎて、2月から4月は閑散期といわれていますね。
この閑散期ですが、ただ単純に予約が減る、売り上げが落ちるということ以外に「2月は繁忙期である12月、1月にどのように行動してきたか? その結果を回収できる月」というように考えています。
繁忙期は一般的に、どのサロンでもご新規様の来店も増えて、売り上げも伸びることと思います。
そこで掴んだご新規様をどれだけ閑散期に繋げられるのか?
どれだけサロンのファンにできるのか?
ここを重視しています。
その理由は、安定したサロン経営には常に新しい顧客様の確保が必要であると思っているからです。
数あるネイルサロンの中から自分のサロンを選んで来店して頂いた新規のお客様。
このチャンスに確実にリピーター様になって貰えるようにすることが重要なのです。
忙しくなる時期にお客様を迎え入れる体制、仕組みを整えることも大切ですが、オーナー様に見て頂きたいのはそのご新規様に“いかに定着して頂いているか?”ということです。
はっきり言って、繁忙期というものは体制さえ整っていれば受け身でも集客はできるものです。
重要なのは、ご新規様が多くなるその時に、今までのお客様へのさらなる満足はもちろんのこと、新しく顧客様になって頂くために“閑散期に備えて”何をしていくか?
それを考えて行動することです。
繁忙期だから売り上げが良い
閑散期だから売り上げが悪い
これだけで終わってしまってはあまり意味がありません。
そこだけに左右されずに、着実にサロンの顧客様を増やし続けていくことの積み重ねが、繁忙期・閑散期というものに影響を受けないで安定的な売り上げを出していけるようになるのです。
ちなみに、繁忙期にも関わらず売り上げがあまり伸びない状態であったとしたら、それはサロンに何かしらの問題が必ずあるということです。
これはこれで早急な改善の必要が出てきます。
サロンの経営の理想を言ってしまえば、“閑散期を作らない”ということです。
あっという間にやってくる次の繁忙期に向けて、今は顧問先でもスタッフ全員の技術力・接客接遇力の底上げ、新人育成など準備をしていますが、そこで集客したお客様に定着してもらうためには? という戦略も同時に考えています。
もし、オーナー様が自ら現場を仕切っているような状態だとしたら、いくら閑散期といえどもそれだけで時間が足りなくなってしまいます。
そういう時にこそ、スタッフに協力してもらってある程度現場を任せて、経営者であるオーナーとして次の時期への戦略を考えていくことも必要だと思います。
どんな時期でもそうなのですが、常に先のことを考えて行動することは大切です。
一般的に定着しにくいといわれている繁忙期のご新規様が、大切な顧客様になって頂けるようなサービス・キャンペーン・物など、この辺は各サロン様毎に戦略があると思うので、“これだ!!”というものは一概に言えないのですが、何を提供していけばいいのかを考えて行動するようにしましょう♪
重要なのは、お客様は一体何を求めてサロンにご来店頂いているか? ということです。
それを知るためにはアンケートを取ってみるのがいいと思います。
昨年の繁忙期に、顧問先のサロン様でご来店下さったご新規のお客様に簡単なアンケートをして頂きました。
何項目かある質問の中でも「ご来店理由」と「普段、ネイルサロンには行くのか?」ということを知りたかったのでアンケートを取ったのですが、繁忙期になぜご新規のお客様が増えるのか? 実際にご来店下さったご新規様に聞くことでその理由が明確に解りました。
そのサロン様にご来店した多くのお客様は、ネイルサロンには行かないけれど、イベントがあるからネイルをしに来た、という答えがダントツに多かったのです。
そこが解ると、ではそのお客様は何を求めているのか?
どんなメニューやサービス、キャンペーン、物を提供すればまたサロンに来たいと思って貰えるのか?
あれもこれもというようでは現実問題として現場が大変になるだけですから、ピンポイントでそのお客様に向けて提供するメニューやサービス、クーポンなどを考えることが出来ました。
5月の繁忙期にそれらを行い、閑散期にどれだけの帰りがあるのか? リピート率にどう表れるのか見てみましょうと、今からとても楽しみにしています!
また、お客様へのアンケートの他にも、ネイリストたちの意見をよく聞いてみる、というのもいいと思います。
直接お客様と接している立場だからこそ解ること、というのは必ずあるでしょうから、戦略を立てる上での貴重なポイントになるかもしれません。
繁忙期に向けて、そしてその先の閑散期に備えて…年間を通してこれの繰り返しですが、新しい顧客様を確保していくことはサロンを存続させるために必要なことです。
1年間を通して、繁忙期と閑散期がどの時期なのかはあらかじめ解っていることです。
ですので年間スケジュールを立てて、基本的にはそれに沿っていろいろとやっていくというのも効率的だと思います。
もちろん、その時その時のサロンの状況で変えていかなければならないことは出てきますが、場当たり的なことを繰り返しているよりも先々の戦略は立てやすいと思います。
サロンのある地域にはどんな人たちが多く集まるのか? その地域でご来店下さるお客様たちのニーズはどのようなものなのか?
また、同じ地域のライバル店では、どのようなサービスが人気なのかなどをリサーチすることも大切です。
これらを踏まえた上で将来的な目的を見据えた戦略を考えることが、サロンの発展に影響してくるのだと思います。
今日もお付き合い頂きまして、ありがとうございます(^^♪
こんにちは!
コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。
昨日に続いて写真のお話♪
こちらの写真は顧問先の各サロン様がHPBに掲載していたものになります。
続きはこちら↓↓
http://ameblo.jp/kazu-nail/entry-12125929897.html
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コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。
今日はHPBのPV数を簡単に上げてたくさんの人にサロンを知ってもらう方法についてお話したいと思います。
既に同ランク平均よりもPV数が高いサロン様には、今回の内容は必要ないかもしれませんが、高い掲載費を払いながらもなかなかPV数が上がらない、平均を毎月下回っているという相談を受けることも多いのが現状です。
HPBをお客様の立場で使ったことがある女性は多いと思いますし、最近だと美容室を探すのに男性も使ったことがあるという人も多いのではないでしょうか?
HPBでネイルサロンを探すと、検索にヒットしたサロンが画面にズラーっと表示されると思います。
掲載ランクによって表示される順番は変わるので、上位に表示されている方がお客様からは見つけてもらいやすいというのは必然として、『あ!ここってどんなお店だろう!』と気になるお店を選んだ時、お客様はどこを見てそう思ったのでしょうか??
続きはこちら↓↓
http://ameblo.jp/kazu-nail/entry-12125446502.html
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こんにちは。
仲村和也です。
ネイルサロンがオープンして半年ほど経つと、サロンもスタッフも少し落ち着いてくると思います。
オープンしたての頃は忙しさと緊張感がいっぱいで、あっという間に毎日が過ぎていくのですが、この頃になると新しい環境になって溜まってきた疲れが出てきたり、少し気が抜けて中だるみになってきたりもする時期です。また、単純なミスが多くなることも有りがちなので、注意も必要です。
このあたりでオーナーがした方がいいことは、再度やる気を促すという意味でも、改めて自分のサロンのビジョンをみんなに示すことです。
そのようなことをあまりスタッフたちと話し合ったことがないオーナーは、ぜひ話しをして貰いたいです。
ネイリストたちの中には、サロンや環境に不満が出てきたり、技術に対してひと通り学べたから他のサロンに行ってみたい、などと思うようなスタッフが出てきてもおかしくはない時期でもあります。
ですので、オーナーとしてここで今一度、これからこのサロンはどうなっていき、ここで働くことでスタッフたちはこうなっていくよ、ということを明確にしていくことです。
「顧客様がこれくらい増えたら新しいことを導入しよう」
「ここまで持っていけたら店舗を増やしていこう」
などの目標を明確にすることで、スタッフたちのモチベーションが上がることは多いです。
伝える内容としては、あまりにも遠い未来ではなく、次の明確なステップの方が解りやすいと思います。
他にも、ちょっとした目標を立てるのも効果があります。
例えば、
「1週間の売り上げが○○になったらご祝儀が出る」
「リピーターを○人獲得したらその月の時給にプラスαが付く」
など、直接スタッフに影響するようなことも、時にはありだと思います。
これとは別に、スタッフたちが働いてきた期間の中でここがやりにくいからこうしてほしい、こうしたほうがいい、というような意見を聞いてみるのもいいでしょう。
もちろん、聞いたからといって全ての意見を実現するというのではないですが、改善したほうがいい部分であれば、検討する必要も出てくるはずです。
また、オーナーのビジョンに全く店舗展開などの展望がない場合は別ですが、それに向けて新人を入れて教育していくなど、新しい風を入れていくと現場は活気が出るものです。
自分の働いているサロンの発展に、スタッフ一人ひとりも参加している、といった雰囲気を作っていくといいと思います。
特にオープンスタッフというものは、大変な時期をみんなで共有しながら一から作り上げてきた、という思いが強いものですし、その中で各スタッフも成長していくでしょうし自負もあると思います。
そしてその間に、店舗展開ができるようになったときに責任のある立場を任せられるような人材を育てていくことも考える必要がありますし、そのことをスタッフに伝えることでさらにモチベーションも上がっていくと思います。
そのためにも、オーナーのビジョンをはっきりとスタッフたちに話して、共に同じビジョンに向けて進んでいく気持ちを起こさせることが大切になってきます。
それと同時に、オーナーは店舗を拡大するべく今まで以上にキャッシュフローに対して意識を向けていかないといけません。
以前もこのブログでお話ししましたが、経営とは継続した「投資」と「回収」、この繰り返しで成り立ちます。
しっかりとした投資を行って確実に回収できる仕組みを作っていくこと、そしてこれがきちんと継続できた結果として、個人事業から会社へ…そして企業として成長していけます。
当たり前のことですが、スタッフを雇ったのであれば、経営者としての責任が生まれます。
一緒に頑張ってきたスタッフの生活を豊かに出来るか否かも、オーナーの責任の範疇だと思います。
どんなに大きな目的を掲げたとしても、日々の経営がきちんとできていなくてスタッフたちに不安を与えるようでは全く意味がありません。
スタッフたちから、“この人のサロンにいれば、将来的に自分も飛躍することができそう”という信頼感が何よりも重要です。
その上で、オーナーが店舗展開に向けての準備をしっかりとしていき、ビジョンに向かって進んでいることをスタッフ一人ひとりに伝えていくことが大切なのです。
こんにちは。
仲村和也です。
今、最も主流になる広告媒体といえば、ホットペッパービューティーです。
このホットペッパービューティーの集客力はやはり強いので、掲載料金が上がり続けていても頼らざるを得ないところがあると思います。
正直に言って、この広告費を使わずに集客が出来るのであればかなり利益は上がるでしょう。
ですが、よっぽどのブランディングがない限りは店舗としてサロンを構える以上、難しいところだと思います。
では、この広告媒体にただ掲載すればいいのか? というともちろんそれだけでは勝ちにはいけません。
どこまで使いこなしていくのかが重要になってくるのです。
どちらかというとサイトの方に目が行きがちですが、今回は紙媒体である本誌についてお話しします。
今はもう、アドバイザーに任せていますが、ネイルサロンを始めた頃は私もよく本誌を見て研究していました。
私の場合は、実際にホットペッパービューティーのクーポンなどを使うわけではないので、客観的なデータの分析です。
もちろん、実際にホットペッパーを利用しているお客様視点での意見も必要ではありますが、掲載する側の視点からの分析もしておくことが大切です。
掲載する際のポイントとなるのは、価格帯、デザイン、見せ方などです。
価格やデザインが、全体から見て共に平均的であったとしても、見せ方次第で全く変わってきます。
見せ方というよりは“魅せ方”に変わるのです。
ここをしっかりと見ると、意外と他店舗の戦略も見えてくるものです。
この店舗では、何を全面的に押し出して売りにしているのか? ポイントをどこにおいて集客しようとしているのか? また、本誌を毎号続けて見ていれば、売りどころを変えるのはどんな時期に行っているのか? なども解ると思います。
キャッチに多いのは、「いつでもオフ無料!」「サンプル豊富!」など、読んだお客様が来たくなるような内容のものです。
最近では、「リピーター率80%以上!」などといった、来店してくれたお客様がどれだけ満足してくれたのかをアピールするリピーター率について書いているサロンが多いように思います。
キャッチとは記事の最初の部分にある大きな見出しなどのことで、読者の目にはまずこのキャッチが飛び込んできます。
パッと見て魅力的な内容であれば、それがどんなものなのか? 細かい記事をさらに読みたくなってくるわけです。
いわば、詳細記事を読ませるために読者を惹きつける必要がある大事な部分です。
まずは、老舗サロンや人気店などでここをどのように載せているかを見てみましょう。
そして、デザインは毎号見ていると地域の流行りの傾向も解ります。
掲載している方はご存じだと思いますが、ホットペッパービューティーでの原稿の掲載の仕方には、“フォーマット原稿”と“デザイン原稿”などがあります。
“フォーマット原稿”はホットペッパー側があらかじめ用意したいくつかのパターンからデザインを選ぶ形で、“デザイン原稿”は掲載するサロン側が独自にデザインした原稿を入稿することになります。
これをどちらにするかでも見え方は変わってきます。
“フォーマット原稿”の場合だと、手間はかかりませんが、フォーマットを使っている他店舗と同じような感じになってしまいます。
一方、自分たちでデザインを考える必要のある“デザイン原稿”では、手間はかかりますがより独自性を出すことが出来るので、他店舗との差別化が図れます。
最初のうちは大変かもしれませんが、出来れば自分たちで考えたデザインで掲載していきたいところです。
どんなキャッチや文章がいいのか? 写真はどのように撮って載せるようにすると魅力的になるのか? 考えなければならない部分は沢山あります。
どうすればいいのかが解らないときなどは、人気店などの記事を参考にして、そのまま真似をするのではなく自分なりに変えて考えてみましょう。
自分のサロンの売りの部分が、しっかりと魅力的にお客様に伝わるような内容にすることが必要です。
ホットペッパービューティーでは全体的な掲載プランも複数用意されていますが、それぞれによって料金も違いますので、どのプランにするかもよく考える必要があります。
どんなプランにしたにせよ、大切なのは客観的に集客に繋がる広告を出せているか? ということです。
高い広告料を払う分の効果を、いかに出していくかにこだわっていかなければならない大切なところだと思います。
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