知識集
サロンオーナーとして自分がお店にいない時・・・こんなオーナーさんも多いとは思いますし僕もその1人です。
サロンを始める時オーナーの方に色々アドバイスを教えていただいたのですが上手くいっているサロンオーナーさん
はよく「気配り」が大切とおっしゃいました。
特にネイリストは女性ですからそのネイリストに対し気配りが出来る事と聞きました。
オーナーだから偉い!!という時代が違うようです。
どちらかいうと「働いてもらっている。」という感覚に近いと思います。
僕は役割と思っています。
僕の仕事は会社の方向性やこれからのビジョンを語ります。
店長は施術はもちろんリーダーシップをとりお客様とネイリストをしっかりサポートします。
だから僕は全て経営を任せるような事もしませんし、最後の砦と思って色々チャレジが出来る環境を作ります。
何が言いたいかといいますとオーナーだから放置して売上だけ・・・というのは基本無いという事です。
大型フランチャイズなら大丈夫でしょうが、小さいサロンでしたら基本厳しいと思います。
すぐにネイリストが辞めるでしょうね・・・・
だからこそお互いの信頼が大切です。
そうはいっても基本お店で頑張ってくれるのはネイリストです。
だからオーナーはたまにお店行く時位は差し入れの一つは必須です!!
さあ久々のお店に出勤!!
何を差入れしようか?やはり甘い物ですね♬
ネイリストも後でしっかり挨拶メールをくれるのでこちらも嬉しいです
お店の事業目標はもちろんですが
当サロンでは任意ですが個人個人の目標設定もします
給料など目標設定もありますが個人のネイリストとしてのこれからです
例えばネイリストとしてどこまでいきたいのか?もちろん結婚して引退もあるでしょうし
その後も続ける方もいるでしょうし、それは自由です。
ただしっかりと考えているネイリストが少ないのです
だから具体的に一緒に考えます。
独立するならとことん応援します。ただし共にオーナーになるわけですから最終的には責任を自分が取る必要があります。そこをしっかり理解してもらいます。
時には資金繰りなどもでてきたり・・・そんな事も話します
僕の場合は二ヶ月目です。お給料を支払う時が一番大変でした。
でも目標を持てたから出来ました。だから明確な目標が必要なのです。
僕は自分がまだまだ店舗を増やし、そして自分と関わった方達が独立してもらい成功してもらう事が当面の目標です。それにたいし具体的な目標を決めているところです。
今自分のサロンには顧問税理士がついております
これは最初つけるべきか?悩みましたが正直どちらでもいいとは思います。タイミングがくれば必要になると思いますので。
サロン経営を始める前からあまり考えなくてはいいと思います。
僕も半年は自分でやりましたがもう追いついてはいけず結局お願いしました。そのような時には願いしてもいいとは思います
何故なら売上がどのくらい出て支出がどれくらいか?
など細かいところまでは把握できませんしそこに時間をかけるなら誰かにお願いしたほうが仕事がスムーズに進むからです。結局僕らは専門業者ではないので・・・
後プロが入る事で現金の管理がしっかりできます。
うちのサロンでは問題は起きた事はないですが残念な事によくレジ金が合わず原因がスタッフ間など最悪のケースもあります
だからそうなる前にそのような気持ちにさせないのもオーナーの仕事です。そこはしっかりやっておいたほうがいいのです。
まして店舗が増えたらもっと大変ですから。
でも難しく考える必要はありません。そこの仕組みを考えるのが税理士さんであり僕らはそこにのるだけですから
ちなみに大体ですが月顧問料は3万位が相場だと思います。
僕のサロン構成ですが
・アドバイザー
・店長
・チーフ
・スタッフ3名 になっております
今はこのアドバイザーはたまに来る位でほとんど店長に任せておりますが最初は本当に大変でした
ちなみにアドバイザーの方は以前から僕が信頼している女性で元々美容師で10年キャリアがあり教育担当もしていました
お金の管理も最初は自分がやっておりましたが今ではアドバイザーから店長に移り業務がスムーズになりました。
ただもちろん売上などの管理は必ずします
店長はネイリスト暦5年
当サロンで勤務した時はネイリスト暦3年でしかもブランクもあり大変だったと思います
ただ彼女は自分のサロンを持って独立したいという夢がありました。だから最初から共に具体的に目標設定しました。
チーフはなんとスクールあがりの新人です。
でも社会人の経験もありとにかくコミュニケーションが優れています。そして真面目で努力家です。
ですから入った時はイチスタッフでしたが今ではチーフになりました。
こんなメンバーです
今はおかげさまで上手く回っています。
オーナーであり店長でありそしてネイリスト・・・が多分一番いいのでしょうが僕みたいな何もネイルに対して知らない人間でもしっかり考えれば出来るという事です。だから面白いんですね
サロン経営でオーナー兼ネイリストが一番いいとは思いますが僕みたいに全くの素人がやる場合役割分担を決めないと厳しいです。
以前ご相談にのった方で30代のサラリーマンの男性がいました
その方はある程度貯蓄があり何か起業したいと思っていたらしく僕にサロンの相談をされました。
しかし僕はその時は反対しました。 何故かというとサロンを安易に考えていましたし、その方が仕組みを作るのが厳しそうだったので。
まずネイルの知識が全くない、特に男性がそこそこのネイリストを集めてオープンしてもまず上手くいかないのです。
お小遣い程度でやるならいいでしょうがそれだと安定したお給料を払うのも難しいでしょうし、オーナー業とは中々いかないと思います。
基本オーナーがいない場合オーナーと密接にコミュニケーションがとれている店を任せる事ができる店長クラスがいないと雇われているネイリストのモチベーションを上げるのは難しいのです。
オーナーと信頼関係がある方がいないと難しいのです。
オーナーがお店にいなければある意味ネイリストから見れば自由な空間です。わざわざ大変な思いまでして売上をあげようとは思わないのです。
でも経営者ならどの業種も当てはまるとは思いますが、、、
それでは僕がどのような構成でやっているか?また書かせていただきます
以前ネイリストの融資をしましたが僕の知っている限り低コストで稼げる美容業はネイリストが一番可能性があると思います。
この事業を始めて思った事はまだまだこのビジネス開拓の余地があると言う事。
まず
・他の業者に比べて大手の参入がそこまで無い事・・エステ、脱毛のCMはあってもネイルサロンのCMは見た事がありません。
・美容室はすでに飽和状態。素人が簡単に参入するのはちょっとハードルが高いと思われます。200~300万そこそこで参入するのはちょっと厳しいと思われます。
・マツエクですと美容師免許が必要です。今からやりたい方はまずお金と時間をかけ美容師免許からです。
それに比べてネイルサロン資格はいりません。基本テーブルと椅子があれば何処でも出来ます。スペースもとりません。
資格はありますがなくても施術はできます。1年しっかり腕を磨けば食べていくことも全然可能です。
そして気付いた事はネイリストは大半は女性です。
男社会ではありません。でもこの業界きっと男性がやる時代は必ずくると思います。ネイリスト、お客様共に。
何故ならアメリカでは男性も良くやっていますし、男性ネイリストもいますから。美容師もそうエステもそうです。この男性のマーケットは本当に大きいです。
後経営者もほとんどが女性です。ほとんどの方があまりビジネスに興味が無い方がやっている場合が多いのです。
ネイリストがネイリスト感覚でそのままオーナーをやられている方が多いのです。
僕はそこも大きな可能性だと思っています。僕の目標は稼げるネイリストを沢山にする事。
これが美容業界で一番簡単に出来るのがネイルサロンではないでしょうか?
サロンを立ち上げる時にかかる費用はランニングコスト入れて約300万位です。
このくらいなら持っている方も結構多いのですがネイリストのお給料を考えると中々300万を貯めるのは難しいと思います。
もしない時に使える方法としては融資をうけるという方法があります。
しっかりとした事業計画を立ててネイリストとしてキャリアがあれば面接後融資がおりると思います
通常は「日本政策金融公庫」で借りる事が出来ます。
でもさすがに全く無一文でスタートという形よりは多少手持ちがあった方がおりやすいので100万位が手元にあり200万位の融資が理想です。
利息が4%で3年位で返すと月60000円で大丈夫です。3年で払う利息も約12万程です。
今お金が無いけどサロン経営をしてみたいという方はオススメです。
ネイリストオーナーでちゃんとお店を回せば売上200万で大体年収で1000万いけますからこの返済も全く問題にならないと思います。
ほとんどの方が出来ないと思っているだけで少しの勇気と挑戦で人生が変わります。是非挑戦してみて下さい
ネイルサロンで経営させてもらって思う事はネイルをする事は基本的にマストな事(絶対必要)ではないため本当のリピーターになる事は結構難しいという事です。
美容室のように髪が伸びて必ず切らないといけないものではないからです。だから本当のリピーターになるのが難しい業界でもあります。
今まで来てくれていたリピーター様が急に来られなくなるのも珍しい事ではありません。そしてエステのように回数券がある業界でもないのです。
このような業界でどうやってリピーター様を作っていくのか?
ここを私達もとても意識しています。
でも・・・・残念ながら明確な答えはありません。これだからこれみたいなものはないのです。
でも大切なのは「意識」。常にどうしたら?とはスタッフ一同で常に考えております。
だから沢山のアイデアがでます。
お客様の名前を覚えてお名前で話をしたりメルマガを書いたり、小手先のテクニックは多々ありますが一番はやはり
「意識」だと思います。
美容室を何店舗も構えているオーナーさんもおっしゃってましたがやはり常にスタッフで考えているようです
答えはなくこれを考える事が仕事だともおっしゃってました。
このネイルを皆様にいつかマストにしてもらう事・・・これも夢の一つです。
僕が最初大変だった事は資金繰りでした
やはりオーナー業は最後の砦ですからここの責任をどうとるか?だと思います。
あまりランニングコストを用意していなかったので最初の資本投下は苦労しました。
最初から300万位用意していれば問題ないのでしょうが自分は200万位でスタートしましたので2ヶ月位はランニングコストを追加していました。そうです最初の初期投資のみしか用意していなかったからです。
額は大きくないもののマイナスが出ているという事は大きなストレスです。そして基本オーナーは1人ですからこれをどうクリアするか?が一番大変でした。
回りの実業を起こしているオーナーにもよく相談させていただきました。
でも最終的には自分との戦いです。
おかげさまで今では安定して黒字になっておりますが「お店が一つ」になった時に一気に伸びた気がします
それぞれの持ち場ができたのでしょうか?ネイリストにも自信、技術力もつき僕自身オーナーとして自身がついてきた頃に一気に伸びました。
やはり想えば必ず叶うわけです。
もしネイルサロンをやってみたいと思う方がいたら是非挑戦して下さい。
大変な事ももちろん多々ありますがそれ以上に得る事が沢山ありますので!!
いつもはテクニカルな事ばかり書く事が多いですがこのオーナー業ですがメンタルもとても大切です
特に僕も最初は大変な時期ももちろんありました
今では上手く回っていますがサロン経営を先にやっていた友人に手とり足とり教えてもらいながらここまできました。
そこ方がいなければ上手くいっていなかったと思います。初めてのサロン経営で不安もありましたし。
まず最初の壁はスタッフがほぼみんな素人だった事です(笑)
このビジネスで一番のポイントはとにかく「人」なんです。
僕は運が良く素敵な方に巡り合えましたがほとんど素人でした。
だからまずはお店オープンする1ヵ月前にmixiでのモデルさんをとにかく沢山呼んで猛特訓!!
接客ではプロのアドバイザーを呼んで電話の受け方、会話の仕方から教育してもらいました。今リピーター様がいるのもこの方のおかげです。
たまに今でも入ってもらっておりますが、ネイリストではないこの方にも今ではファンがついております
ネイリストといっても今時の若い方達ですから最初は本当に大変。アドバイザーともぶつかる事はしょっちゅうです
今ではみんな別人になっております
アドバイザーはうちのネイルサロンを辞めても何処でも通用できるネイリストになれると言い切っていましたが本当にそうなりました。
1番オーナーとして大変だった事はまだ書かせていただきます
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