知識集
売り上げを意識しているサロンは沢山あると思います
もちろんマイネイルもその一つですが
こればかり気にしては企業としての発展は厳しいかと思います。
オーナーの立場ですと基本的にビジネスは自由ですが最低条件現場にいないオーナーですから
スタッフに給料は絶対に払わないといけません。
オーナーは自由と言ってますが絶対です。
正直売り上げをあげるのは凄く簡単で極論「店舗」の数を増やせばあがります。
今200万の売り上げがあり頑張って220万にあげるよりも
もう1店舗作って400万にした方がよほど楽ですし早いです。
もっというならば1店舗目を起動に乗せるのが1番難しいです。
でもそこで成功すれば後はそこまで大変じゃありません。
うちもそうですが3から4店舗くらいがしっかり稼動したら会社には結構な純利が残るので
後はそれを再投資する・・これの繰り返し。
ですから大手ネイルサロンは皆店舗を増やすわけです。
だれでも出来る仕組みを作りそれを店舗展開するという形です。
すごくシンプルです。
ですから大切なのはどれだけ純利を出せるか?ここだと思います。
店を最初に作る時ももちろんここを意識して店作りに入ります。
席数がこのくらいあったら全体でこの位の売り上げそして利益が見込めると計算し
用意します。
もちろん座席があればその分売り上げはあがります。
ただお客様が来なければ人件費がかかるだけで余計経費がかかってしまいます。
そこのバランスはとても大切です。
意外と広いから席を沢山おいちゃおう!!とか利益・売り上げをとにかくだしたいから
席数をこの位・・・とかやりがちですがやはりここはしっかり数値化をして下さい。
出す場所や宣伝方法によっても変わります。
売り上げがあっても利益がなければ会社に投資する事が出来ず
会社の成長はストップします。
ですからまず店を出す時点でそこから考えないといつもキャッシュがなくきついビジネスに
なってしまいます。
まず目標売り上げも大切ですが・・・
安定した純利をどのくらいだせるか?
そしてその後それをどのように使うのか?
これを考えるのもオーナーの大切な仕事です。
会社を大きくするために再投資もよし
今のこの社員と楽しく長く過ごしたいために福利厚生に使うのもよし
自分の私利私欲のために使うのもよしです。
大切なのは売り上げでだした利益をどう使うか?ここだと思います。
サロンをやっていると売り上げのアップダウンは勿論あります。
その売り上げに一喜一憂していてはやっていけないでしょうし
スタッフからの支持も得られないと思います。
基本的には年間売り上げがあり上半期、後期
そして目標があり毎月の売り上げ等出していますが
基本年間売り上げが達成し会社として成長していけばいいと思っております。
売り上げが下がった時はまず大切なのは「何故か?」この分析に入ります。
よくあるのが宣伝広告を更に打つ場合があるのですが、この宣伝をうつ前に考える事が
あります。
それはそもそもその宣伝に効果があるか?です。
例えばデザインが人気ないのにそのまま広告を載せてもあまり効果がありません。
とりあえず宣伝を打ち出すのもありですがまずは立ち止まり原因をまず追究です。
もう一つ宣伝業者を増やすのもありですが
その店のデザインがあまり評判がよくなくて来客が下がっているかもしれません
それでしたら逆効果になります。
意外と多いのが宣伝を打てば何とかなると思う事です。
特に現場にいないオーナー
更に男性・・・ようはわからないのです。
現場にもいませんし、男性は普段ネイルをやらないわけですからわかるわけがないのです。
だから思いつきで安易にやっても基本的にはうまくいかないと思った方がいいです。
いつも料理をしないお父さんもしくは女性でも結構ですが、そんな方がいきなり見よう見まね
で素晴らしい料理を作る事は出来ないと思いますからまずは原因追求です。
その原因を追究し宣伝を打つ方がはるかに効果がでます。
だからまずはオーナーのポジションにいる場合しっかりスタッフと原因を追究して見てください
原因は意外な事だったりしますし、逆に素晴らしいアイデアが現場から出たりします
これは以前僕が経験した事ですが
例えば友人のサロンオーナーや勉強会などでいい情報や自分の中でいいアイデアが
生まれたとします
それをすぐに現場スタッフに伝え実行したとします。
別にこれは悪い事ではありませんが
オーナーの何気ないこのアイデアが現場の仕事を圧迫し逆に生産性を落とす場合があります
その上やりっ放しという最悪な事態を引き起こす事もあります。
以前実はネイルスクールをビジネスというよりスタッフの人手不足でやった事がありました。
この時グルーポンでネイリストキット数十点つけて激安でチケットを売った事があり
現場が回らなくなり大変な事になった事があります。
これはアイデアが悪いのではなく現場に意見も聞かずに勝手にやる事に問題があります。
僕がまだプレーヤーならなんとかなったりするのでしょうがはっきりいって
アイデアを出すだけで何もできないのです。
だからまずいのです。
これは多分経験のあるオーナーさんはいると思います。
とても忙しいサロンならフェイスブックに写真を毎回投稿する作業ですらストレスになります。
そしてオーナーというポジション上現場は本当は嫌なのに基本的受け入れる場合があります。
オーナーは「ああ現場がわかってくれている」と思っているでしょうが
はっきり言って思っていない場合が多いです。
オーナーの自己満足の場合が多いのです。
だから何かアイデアや提案がでた場合しっかり現場とコミュニケーションを交わし
このアイデアを実践した場合のメリットと、もしかしたらと考えられるデメリットを現場スタッフ
としっかり話し合う必要があります。
ここを明確にすればそのアイデアが何倍もの力を発揮すると思います
今ではおかげさまで経営をさせていただいてますが
この美容業界から考えますとまだまだ若輩者です。もうすぐ3年目ですから・・・・
ネイリストもそうでしょうが美容師など5年もしくは10年が当たり前の世界に比べて
本当にまだまだです。
だからこそどこよりも考え研究をする必要があると思っております。
でも結局はこの業界に5年や10年いる方にはこの業界のルールといいますか
経験の無いオーナーは勝る事は出来ません。
でも稼ぐ事、経済的に豊かにする事においては経営者の仕事です。
オーナーはこのポジションを理解する必要があります。
オーナーは仕組みをつくり自分とスタッフの経済を豊かにして企業としての仕組み作り
店長は売り上げやスタッフ教育
スタッフはお客様が満足いく接客や施術。
簡単に書きますとこんな感じです。
だから別に美容業界に長くいる必要もなくそれならば美容業界に長くいる方を引っ張ってきて
力を借りる方が早いです。
すごいベテランを引き抜く事に尻込みをする必要はありません。
自分は美容経験ないから・・・・など思う必要ないです。分野が全く違うからです。
僕もアドバイザーの接客や店長のネイルに対しては全く歯が立ちません。多分一生無理でしょう
でも経営、どうしたらみんなが豊かになれるか?この仕組みに関しては今いる現場の
誰よりも勝ると思います。
そこが仕事だからです。
それができなければ僕のポジションはありません。
だから美容業界に今まで全く縁がない方でも全くひるむ事はありません。
どれだけ自分に自信を持ち優秀な方と仕事をするか?ここで決まると思います。
フランチャイズに加盟しようか迷っているとよく質問がきます
これに良いも悪いもありません
ただ覚えておいて欲しいのは
基本的にフランチャイズは相手も儲かるための仕組みになっています。
今「マイネイル」では純利が年間アベレージで50万です。
もちろん年間アベレージですから50万満たない時もあります。
お客様の予期せぬキャンセルやこれから消費税増加、株式にした事で社会保険そしてこれから色々と福利厚生も考えると純利が1店舗で40万になるかもしれません
ただそれで各々が良しならそれでもいいのです。
話はそれましたが基本的に会社が出しているシュミレーションは営業ですから少しオーバーに
書いてある事が多いです。
※全てではもちろんないと思います
企業も費用をかけて宣伝しているわけですから儲けを考えています。
だから全てを鵜呑みにしてこんなに儲かるんだからフランチャイズにしよう!!
と安易にやっては痛い目に合う事が多いのです。
ただもしフランチャイズでも
宣伝費とスタッフのフォローをしてくれるならありだと思います。
ここが一番経営をしていて手を焼くところです。
だから会社側がここを全て引き受けるのであればありだと思います。
ただ・・・それがないとしたらもうほとんどただの投資家になりますが・・・
何が言いたいかといいますと、フランチャイズが決して悪いわけではなく
フランチャイズだから大丈夫だろうという他力本願がまずいのです。
企業がなんとかしてくれる・・・という考えがまずいのであって
自分がフランチャイズに参加をしてその相手先企業を活用できれば良しです。
企業は基本見方であると同時にビジネスです。
だからしっかり抑えるところは抑えてきます。
そこをオーナーさんはしっかり見極めて下さい。
最近ありがたい事に皆様からメッセージをよくいただいておりますがテクニカルな質問も結構
いただいております。
このテクニカルとは?
例えば
単価を上げる方法
リピーターを増やす
物件はどのようなものがいいのか?
カリキュラムの作り方は?
などなどあげればきりがないです。
いくらでもありますしこのブログをみてもらえばどこかにあると思います!!
これはとても大切な事です。なければ店の売り上げはあがらないでしょう・・・
ただオーナーの方々はここばかり気にしていると会社は大きくならないと思います。
もう少し先の話・・・このサロンの将来、そしてどのようなメリットがうちにいるとあるのか?
など等・・ちょっと曖昧な表現で申し訳ありませんがうちにいると
ネイリストが「わくわく」するような事
を考え実行する事が大切だと思っています。
もちろん理想に近いでし僕もまだまだです。でもこの理想を描かないとただでさえいけないのだからいく事は決してできないと思っています。
やり方は無限です。
だからやり方ばかり考えていると非常につまらない店になります。
まずこの店をどうしたいのか?
みんなにこれを伝えます。
このオーナーの考えに賛同できなければ正直続けていく事ができないスタッフももちろんいます
でもトップの理念はとても大切
理念、思いを数字に落とします
そしてその数字を達成するためにみんなで「やりかたを考える」事です。
僕のように現場にいないオーナーは気を抜くと大切な事に気づかない場合が多いです
例えばですが数字が下がりましたとするとまず何故か?をすぐ把握する必要があります
現場を見ていないですからまずはここで判断します。
この場合まずアドバイザー→店長→スタッフに落とします。
一番まずいのは確認しても何もしない事。
これをしてると現場から「このオーナーは店の事を気にしていないのか?」となります。
そうではなくいつも僕は見てますよ。というスタンスは絶対崩さない事です。
ただここは大切でやかましくいうのではなくしっかりコミュニケーションをとる事。
何故?whyです。こうなったのか?をともに考えて何をwhatをともに考える事が大切です。
男性オーナーならこの現場とのコミュニケーションが大非常に切になります。
基本好かれなくてもいいですが嫌われたら厳しいです。
(今の時代上から口調の命令形はあまり好かれませんから要注意。)
なかなか難しいところもありますがここがうまくいきますと本当にやりがいはあります。
ちなみに意外と小さい事が原因で売り上げが落ちる場合が多いです。
先日久々にミーティングをしました
これが原因というよりは目標設定の甘さです。
僕含めそうですが売り上げが安定してきますとオープン当事のあの熱い気持ちではなく
現状をどのようにキープするのか?
守りの経営になっている事に気づきました。
少しくらい下がってもいいか?みたいないらない余裕・・・これが出てたと思います。
まだそのようなレベルではないですからこの「目標」を明確にしてしっかり
何をしていくのか?を明確にしていきたいと思います。
昨日はこのブログで知り合った友人が銀座でネイルサロンをオープンしたので
食事をした後まだ製作中のお店に行きました。
残念ながらまだ完成するまでは写真NGだったので今月オープンしたらまた
このブログでもご紹介したいと思います。
今銀座はまだとても狙い目です。
当マイネイルも銀座を考えていますがやはり物件が高いのが難点です
運良く狙い目の物件にあたればラッキーだと思います
その友人サロンはマンションもまだとても新しくきれいで部屋も広くとても素晴らしい
物件でした
ただ50㎡はありますし家賃は軽く20万は越してます。
でも5席稼動でしっかり入れば問題はないと思います。
かなり念入りに事業計画をねっていましたのでスタートしても問題はないと思いました
そしてそのオーナーのこだわりは銀座だけにハイクオリティーなサロンを目指していました
最近のサロンは基本安さ、速さなどを売りにしているところが多いですが彼のところは
逆に材料もいいものを揃えネイリストもベテランを揃えワンランク上のサロンを目指すのが
狙いとの事です。
オーナーの戦略ですからこれにいいも悪いもないですが
しっかりとしたコンセプトがある事が大切だと思います。
企業理念、コンセプトなどが非常に明確でした。
だからお店にある小物もしっかりとした物が多かったです。
このコンセプトがないとこのお店はどこに向かっているんだろう?となってしまいます。
そうなると逆に揃えるものも安けりゃいい・・みたいになりがちです。
だからオーナーは自信をもちこだわりをもつ。
彼の意気込みをみて再度すごく大切だと思いました
ちなみに男性オーナーで野心もとてもあり、早く日本で店舗展開して地盤を作り
ともにアジアで展開をしたいと盛りあがりました
このような将来の展望もオーナーにとって大切なモチベーションのひとつだと思います
ネイルサロンの大半は個人店オーナーさんがまだまだ多いと思います。
もちろんそれも悪くないと思いますが
その技術やスキルをスタッフを雇いネイルサロンを広げる必要もあると思います
最近皆様のおかげで沢山の方からご連絡をいただいてますが、ネイリストからもいただけるように
なってきました
今マイネイルをみても友人のサロンを見ても一番動いていて仕事が出来るのはやはり現場にいるスタッフです。
これはオーナーの立場からしても本当にそう感じます。
接客も含め技術もそう、オーナーよりはるかに大変な仕事をしていると思います。
個人店でやっているオーナーさんはもっと大変だと思います。
全て1人でやるわけですから。
ただもし体調を壊した時や何かあった時全てがストップしてしまいます。
せっかくある技術もそれ以上いかせなくなる場合もあります。
僕の友人で認定講師で本当に技術が優れているネイリストがいますが出産と同時にネイリストを辞めました
また復帰したいようですが子供がまだ小さいため1日中働く事が基本的に出来ないとの事でした
でも彼女はやれるものならネイリストを続けていきたいといってました。
このようなケースは普通にあると思います。
これがもしオーナーとして自分の店をもちスタッフを雇っていたら自分のペースで店に立ちネイルができるわけですし、その技術を教える事により業界のレベルアップにもつながります。
だから総合的にみても僕はオーナーとして店を持ちスタッフを雇う
メリットがあると思っています。
もちろん簡単な事ではありませんがネイルが好きな方こそ是非挑戦して欲しいと思います。
このブログは基本的現場にいるネイリストではなくそこ以外のオーナーに向けての内容が
主になっていますがこのポジション簡単そうで中々難しいところはあります。
一番陥りやすいところでは
ネイリストの御用聞きになる事が多いのです。
例えば現場ネイリストからの要望があった場合それをのみ過ぎてしまうパターンです。
ようは現場ネイリストとパートナーシップを組むようにしないといけないのですが
完全にオーナーがコントロールされてしまうパターンもあります。
意外とよくあります。
使っているジェルがよくないとかこんな道具が欲しいとか給料が・・・等など
あげればきりがないです。
オーナーの仕事はまず
店を作る事
箱を決めてスタッフを集めて・・・店を作ります。
その後は店の経営とスタッフのマネージメントが主な仕事だと思っております。
経営を健全に行う事。
しっかりスタッフのマネージメントを行う事。
数字だけ意識していては人は動きません。
特にスタートメンバーなら共にこの店を盛り上げようと思い思われる事が大切です。
店が上手くいった時のお互いにこうなろう!!とビジョンも必要です。
そしてオーナーは自信を持つ事。
必ずここに勤めて良かったと思ってもらう事が大切です。
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
企業が優秀なマネージャーを雇用するのではなく、
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他にも開業コンサル、美容商材、顧問コンサル、集客・広報、ネイルサロンM&A、など、
様々なことに対応できます。まずはお問い合わせください。