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現場を任せて経営に専念すること

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こんにちは!

コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。

先日、顧問先のオーナー様からご紹介を頂いて初めてお会いしたオーナー様。
オーナー様自身も現場に立ってサロンを軌道に乗せたということを事前に聞いていたのですが、実際にお会いしてお話しを伺うと“安心して現場を任せられる人がいない”ということでお悩みでした。

「経営」と「運営」のバランスの難しさ

スタッフは6名、オープンしてから4ヵ月目で利益を出して、今は数字を見ると成功しているサロン様です。
売り上げも安定させることが出来たので、もっと先を見据えた経営戦略を立てて新たな目標を掲げたいのに、日々の現場管理に忙しくて経営者として経営に専念できない状態だといいます。

サロン経営者が経営に専念できないというのは、
例えていえば、スタッフを乗せた船をどう動かしてどんな航海をし、どこに向かっていくのか? ということへの“舵取り”が出来ない状態です。
ネイルサロンを、具体的に会社や組織として見ると、
◎「経営」→サロン全体のマネージメント
◎「運営」→現場を円滑に回していくこと
と位置づけられるのではないでしょうか。

上の例でいうと、船長(経営)と航海士(運営)といったところです。
船長が自ら舵を握っていては、船を動かすことで精一杯になり、船全体のことが見えなくなってしまいます。
これでは安全に、敏速に航海をすることは出来ません。
この2つは、どちらが重要かというよりは、どちらか一方が欠ければもう片方にも大きく影響することになる、2つでひとつの業務ともいえるのです。

そして、運営というものはより現場に近いもので、「経費・売り上げ」といった数値上の概念よりも、個々のスタッフたちやお客様の顔が見える状態での管理が必要です。
スタッフの技術は求めている水準にあるのか?
接客接遇はきちんと出来ているのか?
スタッフ間の人間関係は円滑なのか?
お客様に満足して頂いているか?
リピーターは増えているのか?
などなど、見なければならない部分は多岐に渡ります。
私の経験上、痛感していることですが、現場を円滑に回すためには実際に現場に立って、スタッフやお客様の顔を見ながら的確な指示を出して管理することは必要不可欠です。

経営者として、船の舵取りをしながら現場にも出て運営していく…。
出来ないことではないですが、現場に出てしまうとサロン内の“今その時”を見ながら円滑に回るように物事を見る視点が必要になってきます。
そんな中でこの先のビジョンや目標について考えることは、とても難しいことだと思います。

「木を見て森を見ず」という諺があります。
これは、木々ひとつひとつの小さいことに心を奪われて、森全体を見通すことが出来ない状態のことを意味しています。
現場の細々したことで頭がいっぱいになり、サロン全体や先々のことを見通して考えることが出来ない状態になれば、まさにこの諺通りということになってしまいます。
これでは、サロンの将来も不安になってしまいますよね。

仕事を“任せる”ことも、経営者の仕事

私はまだ自分のお店に「右腕」といえるような安心して現場を任せられる人間がいなかったときに、経営も運営も全てひとりでやっていたことがありました。
そのときは日々の運営上の問題やスタッフ管理に追われて、ビジョンや目標という中長期的な視点を持つ時間を作ることに大変苦労しました。

運営というのはサロンを営業していれば毎日のことになるので、売り上げのあるサロンにも係わらず「疲れた」と手放してしまうオーナー様もいるほどです。
仲村もよく“分業”についてこのブログでも話ししていますが、それは現場での細かな業務だけに言えることではありません。
オーナー様自身も、経営者として本来やらなければならない仕事の出来る環境を作るために、右腕・ブレーンに任せるべきことは任せる“分業”を必要とするときがやってくるはずです。
逆にいえば、“分業”が出来るようにならなければ、ビジネスとしての拡がりは期待できないといえるでしょう。

オーナー様の右腕となり、現場を任せられる人間がいるのかいないのか? これによってオーナー様の掲げるビジョンや目標も拡がってきます。
「運営」に関しては信頼できる店長やベテランネイリストなどに任せ、「経営」に関してもコンサルタントなどに依頼する、というのも方法です。
また、私のようなアドバイザーと契約を結ぶのもいいと思います。
アドバイザーは、主に現場の管理やオーナー様とスタッフたちとの橋渡しを仕事とします。
さらに必要であれば、経営に関するアドバイスなどもやらせて頂きます。

これらの人間を選ぶときに重要なのは、やはり本当に信頼できる人間がいるのかどうか? ということです。自分が信頼できるだけではなく、相手からも信頼される関係があるのが理想なのですが、自分にしっかりとしたビジョンがあるなら、それに共感して一緒に向かってくれる人を探してみてはどうでしょうか?

仕事を人に任せる、ということも経営者として大事な仕事のひとつです。
全てを自分でやっていては、出来ているときはいいでしょうが、いずれは必ず限界が来てしまいます。

今回お会いしたオーナー様は、次のステップアップに規模の拡大を考えられていました。
“今はサロンの将来を考えて最大限に集中したい”
“右腕としてスタッフの育てるまでの時間も惜しい”
このお気持ちが強く、現場管理者・責任者として運営を任せて頂くことになりました。
オーナー様が「経営」に専念できるように、全力でサポートさせて頂こうと思っています!

右腕となるメンバーがいない…などと焦らなくても大丈夫です。
私たちアドバイザーは、そのためにいるのです。
まずは、今オーナーとして出来ることから始めてみましょう!

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