知識集
ネイリストの個人独立について その1
こんにちは仲村和也です
今年に入りネイルパートナーでの税理士コラボで行う
ネイルサロン開業セミナーをまた行う事になりました。
前回初zoomで行いましたが
私はどちらかと言いますとリアルの方が向いているのか感覚がまだ掴めません、、、
それでも20人ほど集まってもらったので本当に感謝しております。
この開業セミナーですが
コロナの前から行っておりおかげさまで毎回沢山の方に参加してもらっております。
以前と違い聞くだけではなく
最近本当に独立される方が増えていると思います。
それ自体はいい事だとは思いますが
問題なのはこの事により
サロンも飽和状態になっているという事です。
しっかり立地などを選定しライバルがいない状態で行えば集客の点について有利になりますが
いつかそこに他のサロンが出来れば集客は減ります。
またご本人が施術を行わなければ売上は下がります。
何が言いたいかと言いますと
個人でやる方が多くなり、以前よりもビジネスが難しくなった為リスクが上がったという事です。
ですので今は
「なるべく初期費用をかけずにまずは独立をしてみる」など
とにかく自分の城を持つ事だけが独立ではないと思います。
ちなみに開業した場合の費用は
出来れば1年で回収これが理想です。
ここ最近はこれが中々出来ないオーナーネイリストが増えてきたと思います。
生活費は稼げても
最初にかけた投資まで回収出来ない方が多いです
ではどのようにしてくのか?
は次回に書きたいと思います。
コロナウィルスから今後の経営について
久々の投稿になります
現状今どこのサロンもこのコロナウィルスで大変な状況だと思います
もちろん私のサロンや十数店舗ある顧問サロン様も皆さん大変な状況ではあります。
今まで経験した事のない事
またこれがいつまで続くのかわからない事
この二点が特に大きな問題かと思います。
現状体力がないサロンはいち早く融資を受け
まずは会社存続対策をして下さい。
しかし「融資」はあくまでも借り入れなのでそこは注意です
経済が復活しても借金まみれだとそれはそれで問題だからです。
また国が出している雇用調整などもちゃんとした入金
スケジュールを把握して活用しないと給料立替出来ません
キャッシュアウトしますのでそこはちゃんと考えて行うように
して下さい。
すぐにこの雇用調整入ればこんな事にはならないと思いますが
残念ながらそうもいかないと思いますので。
ここまで来ると
本当に誰を頼る、誰かがなんとかしてくれる
という考えは捨てまずは「会社の存続」これをどうしたらできるか?
トップなら情報を集めて動く事です
資金ないのならまずは資金集め。
もう変なプライド捨てて動くしか無いのです
しかし経営からみたらこのコロナが収束した時はやはりチャンスだとは思います。
1番は人材の確保です。
残念ながら今回の件で多少のサロンは潰れるでしょうし
個人サロンが多くなりつつありますがそこも継続出来ないサロンも多いかと思います。
このような時はやはり会社所属の方がやはり強いと本当に思います
そうなれば今まで本当にこの人材確保でどのサロンも
苦労してきましたが
いい人材を確保出来るチャンスでもありますし
店舗数が減ると思うのでそれはそれで集客もしやすいという事です。
実際今求人は増えてきています。
とりあえずまとめると
●固定費の調整(2,3ヶ月対策)
固定費の削減(長期対策)
※短期対策は固定費のスリム化、長期対策は解雇やクローズなど大手術
●資金調達(公庫、銀行、助成金、給付金)
●収束後は
集客と人材確保は有利になるのでその準備も余裕があればしておく事
どこまでこの状況が続くか?まだ未定ですが
出来る事はなんでもやり生存していきましょう
ネイルサロンスタッフの評価基準の決め方とは?
これもとても難しいところです。
今回は基本給のつけ方というよりも「評価歩合」についてです
インセンティブにも近いかと思います
簡単に大きく分けて三種類
個人売上
店の達成売上
両方のハイブリッド
としましょう。
もっと細かくありますがわかりやすくこの三種類でそれぞれ歩合をつけるという
方法があります。
まずは
・個人売上
これはみなさんイメージすぐ出来るかと思いますが
例えば指名料とか個人売上などです。
指名バックであげるパターンもあれば売上の目標を決めてそこまで
いったらその%といったケースもあります。
メリットは個人のモチベーションアップですが
デメリットは個人売りに走る傾向にあるためチームワークが乱れるまた
その評価管理が大変になるという事です。
予約を切って何か作業などのお願いも嫌がります
・店の達成売上
これは今月の店の売上が○○円とした場合に
店長だけにあげる場合とスタッフ全員で分けるなど色々な方法があります。
メリットは組織としてのまとまりがでやすい
デメリットとしてはチーム全体で行くために例えばそこで現場
モチベーションの差があった場所目標達成が難しかったりそこのトップの意識レベルに左右しやすいという欠点もあります。
・ハイブリッド型
これが各々のいいところをとり
個人でも組織でもそれぞれに評価しようというパターンです。
メリットはやはりどんな形でも評価出来るので個人モチベーションをあげる
事も組織としてもいいですが
デメリットは評価基準が多くなるためにその管理が大変になる事や
評価に対する手当が増えるのでちゃんと計算しないと多く払い過ぎてる
なんて事もあります基本給プラスでその評価をするのでそこも考えないといけません。
これが出来る体力、仕組みがある会社は活用ができ
スタッフのモチベーションもあげる事が出来ますが
まだサロンにこれが出来る力がなく見切り発車してしまい管理が出来ない、
支払いが出来ないとなれば逆にモチベーションが下がる場合があるので注意して下さい
一度作ったルールの変更はとても大変なのでうまく機能させていきましょう
こんにちは。
仲村和也です。
ネイルサロンの経営スタイルは様々です。
これがいい、悪い、というのはないので、オーナーの皆様が自分が「コレだ」と思う好きなスタイルでやることがいちばんです。
ですが、最低限のルールはありますので、そこを注意しないといくらやっても黒字にはならないので気をつけて下さい。
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こんにちは。
仲村和也です。
近年、ネイルサロンビジネスは厳しくなっていますが、それだけではなくこの国自体のビジネスが激化していると思います。
その中では、このネイルサロンビジネスはビジネスとしてスタートするにはまだやりやすい業種だとは思いますが、それでも以前に比べればハードルが上がっているのは確かです。
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こんにちは。
仲村和也です。
最近は、業者さんと会うことが多くなってきました。
私は基本的には現場に全くいないので、このネイル業界では業者の方たちに会って、共にいろいろと戦略を考えることが多いのです。
そしてコンサルタント業務をしていますと、おかげさまでホットペッパービューティーをはじめとしてネイル業界にも関わっている様々な業者さんともパイプが繋がります。
ネイル業界の真っ只中にいる存在ではなく、業界に関わってはいるけれど外側からネイル業界の中を冷静に見られる方たちの意見というのはとても参考になります。
近すぎて見えないことも距離を置いている立場からなら見えてくるものですし、業界の良い部分も悪い部分も冷静に判断していると思います。
そこでの情報というのは、これからネイルサロン業をしていく上で本当に貴重なものとなっています。
ネイル業界も今では飽和状態です。
その中で他店と競争して生き抜いていくには、それなりの方法というものが必要となります。
今回から3回に分けて、ネイル業界の競争社会で生き抜く術をお話ししていきましょう。
こんにちは。
仲村和也です。
セミナーなどで「誰かに店を任せたい」「店舗展開したい」という質問がとても多いです。
私は実際に、月に一度もサロンに行かないこともよくあります。
逆にいえば、私がサロンに行ったからといって利益が上がるわけではないですし、特に予定がない場合には行きません。
これは行かなくてもいいような仕組みを作ったからなのです。
➡ 続きを読む
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
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