知識集

ネイルサロン経営について
  • ネイルサロン経営について2016.03.13

    こんにちは。

    仲村和也です。

    コンサルティングに関しては基本的に開業するまでが多いのですが、オープンしてからも、数に限りはありますが顧問で入らせて頂いているサロン様もあります。
    ここで私がやって貰うことは、数字を見られるようにすること、しっかりと把握できるようにすることです。
    経営の基本として数字が見られるようになることは必要です。これが出来るのと出来ないのとでは、経営者として差が出てくる部分でもあります。

    数字ときっちり向きあうこと

    現場に入ってアドバイザーのようなことは、私には出来ません。
    ですので、あくまでも経営面の数字に関しての仕組み作りについてアドバイスをさせて頂いています。
    これまでの経験から言うと、特に女性オーナーの方は数字が苦手という傾向が多いです。
    ですがポイントさえ理解して慣れてしまえば、そう難しいことではありません。

    始めから税理士などに任せてしまうという方法もありますし、実際にそうやっている方もいると思いますが、余計な経費がかかりますし、まずは自分で理解するという努力をしてみることが大事です。
    また、個人事業主の方の場合、2月から3月にかけて確定申告を行う必要がありますが、これも丸投げしてしまうよりはまず自分でやってみる方がいいと思います。
    現在ではインターネットを使って申告書を作って送ることも出来ますし、税務署に行けば申告書の作成コーナーもあります。
    時間がかかることではありますが、昨年の収支がどのような状態だったのかをきちんと把握するためにも、自分の目で確認するいい機会ではあります。
    そしてこの部分を理解しているのとしていないのとでは、後々大きく違ってくると思います。
    税理士に頼むとしても、自分が全く解らないからということではなく、ある程度は数字を理解している上でのほうが何かと便利なはずです。

    サロンの状態を数字から把握する

    いきなり全ての数字を、といっても無理がありますので、最初のうちは最低限のことから始めてみるといいでしょう。
    まず必ず把握するべきことは、日々の売り上げ・お客様の数・リピーター率・損益率などです。
    サロンの売り上げを把握していないオーナーはさすがにいないと思いますが、いくら売り上げが上がっていても、利益がないようであれば意味がありません。
    ですので、その売り上げの内訳を損益で出す必要があります。
    例えば、以下の4項目です。
    「固定費」…売り上げに関係なく必ずかかる経費で主にサロンの家賃など
    「人件費」…スタッフの給料や新人の育成費など
    「広告費」…集客のためにサロンを広告する費用
    「材料費」…ネイルをするための機器や材料の費用

    これらが売り上げに見合っているのかを確認して、無駄な経費は削っていくようにしなければなりません。
    特に「広告費」や「材料費」などは、定期的に見直すことでコストカットがしやすい部分です。
    「人件費」にしても、シフトの組み方を変えるだけでもかかる経費が変わってくることもあります。
    その時のサロンの状態からどこがどう損益なのかということは、数字をしっかりと掴んでいないと解らないことですし、細かい対処をすることで利益率を上げることも可能です。
    ちなみに、もしホットペッパービューティーを利用しているようであれば、サロンの状態が細かく解るサロンレポートも大いに参考になると思います。

    そして、私が顧問でいれば顧問料も発生してきます。
    私としては、私がいなくても大丈夫なようにポイントを掴んでアドバイスを行って、なるべく早く卒業してもらうことを目指しています。
    もちろん顧問でいることが嫌なわけではありませんが、必要なことを学んで頂いて、オーナーである以上スタッフのために少しでも利益率を上げていって欲しいからです。
    顧問料や税理士への依頼料などをなくすことで、その分をスタッフやサロンの業務に回すことができます。

    数字の把握がしっかりと出来れば、その後の店舗展開などの計画もスムーズに出来るようになります。
    数字は、時に残酷な事実を突きつけることもありますが、そういうときに敏速に対応するためにも経営状態をしっかりと掴んでおくことが重要なのです。
    苦手意識がある方もいると思いますが、経営者としてやっていく上では必ず必要なことです。
    難しい経営学が必要だとは思いませんが、ここだけは…というポイントは絶対に落としてはいけません。

  • ネイルサロン経営について2016.03.08

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンの経営をしていくのであれば、最近の主流は小規模での店舗展開でしょう。
    この小規模での展開、例えばスタッフが4、5人の規模などでもそうですが、サロンの場所によって戦略を変えていくことが必要となってくるのです。
    どんな場所でも同じようなやり方をしているようでは、お客様を掴むことは出来ないのです。

    場所によって集客の方法を考える

    私のセミナーなどでも話すことがありますが、今、マイサロンでは池袋と錦糸町で同じ人数売り上げがありますが、そうなるまでの戦略が違いました。
    この2ヵ所では、集まってくる人の数やお客様層などが異なってきます。ですので、当然それぞれによって集客のための方法を変えなければなりません。

    例えば商圏的に池袋や銀座などでは、ホットペッパービューティーやその他の媒体で高い宣伝費をかければ、集客はそう難しいことではありません。
    この場合には、後は集客をしたときのスタッフの数を考えることが必要です。
    せっかく費用をかけて集客できたのにもかかわらず、スタッフが足りなくて対応できない、なんてことにならにように、最低でも4、5人のネイリストがいないと厳しいですし、現場マネージメントも必須となってきます。

    その一方で、錦糸町やマイサロンが昨年出店した柏などでは、元々の商圏人口が少ないためにホットペッパーなどでの集客ではいきなり限界が来てしまいます。
    ですので、錦糸町と柏の場合には最初にスタッフ2人でスタートして、まずはそこから利益よりは土台を作ってリピーター様を増やすようにしました。
    あえて言うならば、地域密着型という感じで一度来て頂いたお客様にまたご来店して頂けるようなサービスも重点的に考えるということです。
    もちろん、どんな地域でもリピーター様は大切ではありますが、やはり場所によってはこの辺を考慮しなければ集客に繋がっていかないと思います。
    簡単に言えば、大勢の人数が集まる大規模商圏では広告を使ってガンガンと集客を狙い、そうではない商圏ではこつこつとリピーターを狙った戦略にしたという訳です。

    自分のサロンの特徴によっても変わってくる戦略

    ここではマイネイルではリピーター戦略を使った形ですが、時短で格安なネイルサロンという場合にはまた戦略が違ってきます。
    まずは予約が空いてしまわないように最小限のスタッフ人数で形を作り、年間のスケジュール(繁忙期)に合わせてネイリストの人数を増やしていきます。
    これで時間をかけて、ジワジワとお客様の数が増えていきました。
    もちろん、最初のうちは利益はないわけですが、リスクを最小限に抑えることは可能です。

    このように、今現在スタッフの数が同じでも、地域によって戦略はそれぞれ変わってきますし、それによってスタッフの数を変動させることもあるというわけです。
    もちろん、リスクを取って錦糸町クラスで一気に集客出来ることもありますが、その際には宣伝の打ち出し方を考える必要はあります。
    要は、商圏によってはスタッフの人数、宣伝の仕方、集客までのリスクを最小にするための戦略などが様々に異なってくる、ということです。

    またそれ以外にも、ネイルサロンを出そうと思っている地域に集まる客層を考えて、提供するサービス内容を考えていかなければなりません。
    集客率の高い地域になればなるほど、ライバル店も多くなるはずなので、自分のサロン独自の強み、というものも必要になってくるでしょう。

    商売というものは生ものだと思いますし、街にしても常に変化しているのです。
    常にアンテナを張ってその変化を察知し、お客様のニーズに応えられるようにサロンも変わっていかなければ、生き残ることは出来ないでしょう。
    とても大変なことだとは思いますが、その中でいかにリスクを減らして戦略を考えていくかが重要なのです。

  • ネイルサロン経営について2016.03.06

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンが増えているのと同時に、ネイル用品やセルフネイルキットなどの新商品が登場して、どんどんと増えていっています。最近ではその性能も上がっているので、利用している人も多くなってきているでしょう。
    そして、「10年以内になくなる職業」というランキングには、ネイリストは必ずランクインをしています。
    ですが、私個人としてはネイリストという職業はなくならないと思っています。

    サロンがネイル以外に提供しているもの

    どんなにセルフで簡単にネイルが出来るようになったとしても、どんな精密なネイルマシーンが登場したとしても、やはり“ネイリスト&お客様”の共同作業で作り上げるネイルは全く別ものだと思います。
    これはそれぞれのサロンのコンセプトによって違うと思いますし、お客様一人ひとりの価値観によって異なるとは思いますが、ネイルをする価格にはネイリストとの会話やその空間への代金も含まれています。
    これらは、やはり機械やセルフではカバーすることは出来ません。

    時代はもの凄いスピード動いていますし刻一刻と変化していますが、変わらないものもちゃんとあります。
    その中でも、人間が職人として作り上げるものというのは、全くなくなることはないと思います。機械で時間をかけずに精密に作り上げられるものも沢山ありますが、それらはみんな同じで判で押したような完成度です。もちろん、これはこれで素晴らしい進歩であるとは思いますが、果たしてこれだけで満足できるものでしょうか?

    ネイルも同じだと思うのですが、人間が手をかけることで、そのひとつひとつは全部違う完成度になります。
    完璧なものではないかもしれませんが、そこには生身の人間の温かみ、というものが確かに感じられるはずです。さらにいえば、それは世界にひとつしかないものとなります。

    そして接客業としての側面から考えると、サロンという特別な空間の中での、ネイリストとお客様とのコミュニケーションが挙げられます。
    サロンでしか味わえないものとして他愛ないおしゃべりもあるでしょうし、ネイルに対する要望などを直接やり取りしながら作っていくコミュニケーションでの楽しさがあるはずです。
    これを考えると、お客様がやっぱりネイルサロンに行った方がいい、楽しいと思うようなサロンの雰囲気作りやネイリストの育成が、今まで以上に大切になってくるのです。

    ブレないビジョンが、時代を乗り越えていく

    他にも、映画館などを考えればよく解ると思います。自宅で手軽にDVDで楽しむのももちろんありですが、やはり映画館のあの独特の雰囲気の空間と、大勢の人と共に大きなスクリーンで作品を楽しむ、という付加価値があるわけです。
    最近では観客動員数も減る一方ではありますが、大音響と3Dに加えて座席が動くなどの新しい付加価値を加えて、映画館でしか味わうことの出来ない魅力で生き残ろうとしています。
    そこには、映画を思いっきり楽しんで貰いたい、というしっかりとした目的があるのです。

    ネイルサロンの経営も難しい時代になっているようにも見えますが、ホットペッパービューティーなどの広告媒体をきちんと使いこなして、しっかりとした戦略を練ればまだまだいけるはずです。
    必要なのは、確固たる自分のビジョンだと思います。
    ネイルに携われればいいのであれば、個人で自宅サロンというのももちろんありでしょうし、ビジネスとして展開して豊かになりたいのであればその方法もまた変わってきます。
    要は、自分がどうありたいか? どうしていきたいのか? ということがとても重要になってくるということです。

    たとえ時代が変わっても、基盤さえあれば次の展開にはいくらでも方向転換はできます。
    常に自分の目的、目標はどこにあるのかということを、自分自身がまずしっかりと持つことが大切です。
    そして、今現在ネイルサロンで行っていること以外で、これからお客様に対して何が出来るのか? ということを考えていくことも必要になってくるでしょう。

  • オーナーについてネイルサロンコンサルについてネイルサロン経営について2016.02.24

    こんにちは。

    アドバイザーの後藤です!

    今回は、アドバイザーについてご説明をしたいと思います♪
    「自分のブレーンとなって苦手な分野をサポートしてくれる人はいないかな?」
    「サロンをもっと繁盛させたいけど、何をすればいいの?」
    「“オーナー”という立場を理解してくれて、何でも気軽に相談できるパートナーが欲しい」
    でも、会社のように毎日出勤して貰う必要はないし、そこまで毎日お願いするほどの仕事量じゃないし…。

    アドバイザーとは、こういう方にピッタリなんです♡

    立場で異なる、その存在意義

    オーナー様ご自身の事業を発展させて、成功に導くために現場に特化したお手伝いをさせて頂きます。
    現場は気になるけど、時間がなくてとても行ってられない、ということも多々あると思います。そんな時に、現場のすべてを監督して業務がスムーズに行えるようにする、もちろんオーナー様へは逐次報告をしてその現状をお知らせするのも私たちの仕事です。
    また、男性のオーナー様の場合だと、現場には入らない方もいらっしゃいますし、ネイルについての知識がない方もいらっしゃると思います。
    そういう状況の時には、私のような女性のアドバイザーがオーナー様に代わってサロンの現場をしっかりと見守らせて頂きます。

    でも、その分経費がかかるし…と思っている方!
    そうではなく、アドバイザー業務委託という形で契約することによって、そのポジションで新たに社員を雇用する必要はなくなるので余計なコストと手間を省くことが出来るのです。

    経営者と従業員(技術者)では、求められる能力や働き方、考え方がまったく違います。
    従業員は“作業をする”ですが、
    経営者は“仕事を生み出す”です。
    予約管理や受付業務をはじめ、ネイル施術、チップ制作など、毎日する仕事があるからこそ、スタッフに毎月お給料が入ります。
    当たり前のことですが、その仕事を生み出すオーナー様がいてこその仕事です。

    そしてその仕事を従業員は“自分が”動きますが、経営者であるオーナー様は“人を”動かしていく。
    そして、そして!
    従業員には労働時間がありますが、経営者には労働時間という概念がありません。
    休日があったとしても、食事やお風呂に入っているときなど何をしていても、頭の中はきっと仕事に関することを何かしら考えていると思います。
    サロンが上手くいっていないときはその打開策を練る必要がありますし、順調なときにでもさらなる次の展開を考えなければなりません。
    極端に言って、オーナー様には心から休息するヒマはないのかもしれませんね^^;

    的確なアドバイスによるサポート

    あれもしなきゃ! これもしなきゃ!
    と考える方もいますし、何をすればいいのか解らないと思っている方もいます。

    あれもこれも、と考えているオーナー様には業務が効率よく進むように苦手な分野をサポート。
    何をしていいのか解らないというオーナー様には、何をするべきかの的確なアドバイスからそれを実行するためのサポート。
    経営者はよく孤独だといいますが、オーナー様の立場や考え方を理解して、パートナーとして精神面からもサポート致します♪

    これらの様々なサポートをする前提として、まずはオーナー様のビジョンをお聞きしますし、ビジョンを達成するための目標や実際の経営の仕方なども一緒に考えていきます。
    経営方針などにしても、自分の経験などを踏まえた上で、より良い方法をアドバイスさせて頂くつもりです。

    そしてもうひとつ、オーナー様と現場スタッフたちとの橋渡し役となることもあります。業務的なことはもちろんですが、時にはスタッフたちの仕事に対する、サロンに対する考えを知ることも大切になってきます。
    オーナー様の立場となって動くのはもちろんですが、スタッフたちの立場に立ったサポートも必要な場合があります。
    サロン内のすべての業務を円滑に行うためには、オーナー様とスタッフたち、スタッフ同士の人間関係も重要なことです。そういう部分も含めて、出来るだけ力になりたいと考えています。

    現場から経営の方法まで、オーナー様の右腕となってあらゆるサポートをするのが、アドバイザーとしての仕事なのです。
    “アドバイザーがいて良かった”
    顧問先のオーナー様にそう思って頂けるように、全力でサポートをさせて頂きたいと思っています!

  • ネイルサロン経営について2016.02.21

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンなどのコンサルティングに入らせて頂いていると、自信をなくしてしまっているオーナー様を多く見かけます。
    売り上げが思うように伸びない…サロンの経営が思い通りにいかない…などももちろんその理由にはあると思いますが、そんな中でも“ネイリストに支配されてしまっている”という場合がいちばん多いのです。

    自信のなさをスタッフに見せない

    サロンをやっていれば、スタッフたちが勝手にあれこれやってしまったり、オーナーのいうことを聞かなかったりと、色々あると思います。
    気持ちは解りますが、立て直すことはいくらでもできるので心配はいりません。
    そう簡単にはいかないという声が沢山聞こえてきそうですね。もちろん、簡単ではありませんが、変えることは可能なので大丈夫です。

    ただ気をつけて欲しいのは、自分の自信のなさをスタッフに見せてしまうことです。
    スタッフとのコミュニケーションが上手く取れている場合には、たまにはそんな時があっても逆に人間味が伝わっていいかもしれませんが、そうではない場合は、経験上あまりいいことはないです。
    簡単に言ってしまえば、ますますスタッフに支配されるようになって終わりです。
    スタッフの言い分ももちろん沢山あると思いますが、オーナーになったのであれば、基本的にリーダーシップを取らなければなりません。

    ある程度の経験を積んでいるオーナーであればいいのですが、特に初めてオーナーになった方などは解らないことも多いでしょうし、弱気になってしまうこともあります。
    サロンに経験者がいると、そのスタッフの言うことを1から10まですべて無条件で聞いてしまうかもしれません。その方が楽でもあります。
    ですが、これが当たり前になってしまうと、“うちのオーナーは何も解らないし、こっちの言うことは全て通る”と思われてしまいます。
    これではダメです。

    「スタッフたちの意見を聞く」のと、「スタッフたちの言いなりになる」のとでは全く違います。
    支配されてしまったのであれば、その責任はオーナーである自分自身にあるのは事実です。

    ですが、では誰のネイルサロンかといえば、オーナーのサロンなのです。
    誤解を招いてしまうかもしれませんが、極論を言ってしまえば、“お給料をきちんと支払う”ということが出来ていれば、オーナーはそれでもいいのです。
    こんなことを言ってしまうと、私がいつも話ししているブログの意味がなくなってしまいますが、極端に言えばそうなのです。

    行動を起してオーナーになったという自信を持つ

    あなたを悩ませているネイリストが、あなたの代わりが出来るでしょうか?
    きっと出来ないでしょう。
    好き勝手にやっているスタッフがいたとして、その人がそのように振る舞いながら給料をちゃんと貰えているのは、誰のおかげでしょうか?

    ネイルサロンを経営している方は沢山います。ですが、ネイルサロンを経営したいと思っている方はもっと沢山いるのです。
    ネイルサロンだけに限らず起業したいと思っている方も考えると、さらに沢山の方たちがいますが、大半の人たちが一歩を踏み出せずに実現できないでいるのです。
    その中で、実際に行動に移すのは一握りの方たちだけです。
    そんな一握りの、行動を起してサロンを立ち上げたオーナーが自信をなくす必要は全くないのです。

    もし、自信をなくしそうになったら、サロンを立ち上げた時のことを思い返してみて下さい。どれだけの苦労やリスクを背負って、悩みながらも自分で決断してここまでこぎ着けたのか? ということです。

    誰だって失敗はしますし、当たり前のことですが反省も改善も必要です。
    ですが、しかるべき行動をしてサロンを持ったことに自信を持って下さい。
    スタッフたちは、ベテランであろうと何であろうと、そんなあなたのサロンに集った、あなたが雇用した人たちなのです。
    関係性が上とか下とか、そういう問題ではなく立場が違うのです。
    オーナーであるあなたがリーダーシップを取らないで、誰が取るのでしょうか?

    スタッフたちの意見や要望を聞くことはもちろん大切なことですが、ではそれに対してどう対応していくのか? 経営者としての判断で、ダメなときにははっきりとそう伝える姿勢が大切です。なあなあにしたり気弱な態度でははく、時には毅然とした態度を取ることも必要です。

    あまりいい言い方ではないかもしれませんが、スタッフに舐められるようではいけません。
    まずは、自信を持ってスタッフに自分のビジョンを伝えて下さい。
    そしてそのビジョンに向かって頑張っていくのだ、という姿勢をスタッフに見せるのです。
    それでも改善されないのであれば、また次の方法を考えていくのがオーナーであり経営者です。

    視野が狭くなってはいないのか? 出来るのにやっていないことはないのか?
    ここをしっかりと見つめ直してみて下さい。
    そして、改善の方法は必ずある、ということを忘れないで下さい。

  • ネイルサロン経営について2016.02.20

    こんにちは。

    仲村和也です。

    “理由を考えること”“分析すること”は、オーナーとして経営をしていくには必要なことです。
    上手くいかないときも上手くいっているときでも、常に先を見て考える。
    これをすることが大切です。

    しっかりとデータを取って分析する

    新しいキャンペーンをうったものの集客に繋がらなかった場合など、それはなぜなのか、どこが悪かったのかを考える必要があります。
    今回効果がなかったから、これはもうやるのはやめよう…などの短絡的な考えでは、せっかくキャンペーンをうった意味が全くなくなってしまいます。

    効果がなかったのであればそれはどうしてなのか?
    その理由は色々と考えられるはずです。
    お客様のニーズに合っていなかったのか? 地域的なことなのか? 技術的に問題があったのか? 価格的なこともあるかもしれませんし、もしかするとキャンペーンの内容以前で何か問題があったのか…。

    効果がなかったのであれば、なぜなかったのかのデータをあらゆる角度からしっかりと取ることです。
    こうしていくことで、キャンペーンをうったという行為や投資は、たとえ失敗に終わったとしても意味のあるものに変わってきます。
    その分析を基にして、ダメだった内容と同じことをしなければいいですし、ちょっと変更を加えるだけでいけるかもしれません。
    さらに、時期を変えることで逆に今なら効果があるかもしれない、などの対応も出来るようになります。

    キャンペーンだけに限らず、やることの全てが成功することはあり得ないことですし、失敗から学べることは沢山あるものです。
    ただダメだった、だけではあまりに勿体なさ過ぎます。
    どんな業界の経営者にしても、成功は数多くの失敗の上に成り立っているものです。
    要は、その失敗を決して無駄にしないで次に活かせるようにしていくことです。

    上手くいったときにも理由を考えることが大切

    この理由を考えることについては、ダメだったときと同じように良かったときにも考えることが大切です。
    上手くいったときというのは考えなくなりがちですが、これにも必ず理由があるはずなのです。
    1度上手くいったからといって、次も同じことをやって同じ結果が得られるとは限りません。
    良かった理由を分析して、さらにそこからどう展開していくのかを考えてみましょう。

    また、自分のネイルサロンのことだけではなく、他のサロンにしてもなぜあのサロンは人気店なのか? など色々なことに対して考えていけるといいと思います。
    技術的なことや接客接遇、サービス、好評そうなキャンペーンなど、人気サロンを見て考えておきたい部分も沢山あります。
    これらの情報を集めるのは大変なことだとは思うのですが、サロン業界内の知り合いと情報交換をしたり、スタッフにお客様として来店して貰い体験させるのも方法のひとつだと思います。
    そしてこれらの情報を分析して出来そうなものを真似してみる、というのもいいでしょう。ただし、そっくりそのままというわけではなく、内容的にアレンジをするようにして自分のサロンならではのものにしていくことも必要です。

    これらは経営戦略の一環ではあるのですが、オーナーだけではなく、サロンのスタッフたちも一緒に考えるようにすることも大切です。
    自分の働いているサロンのあり方や、お客様のニーズに合ったキャンペーンなどのアイデア、技術や接客などで思うことなどを、ミーティングなどで話し合うようにしてみたらどうでしょうか? そこから何かしらが見えてくることもあると思います。

    スタッフ一人ひとりがサロンについて色々と考える、このクセがついてくるとサロンの発展していくスピードも変わってくるはずです。
    どんなことでも理由を見つけて改善していく、良かったことはさらに伸ばしていく、
    この繰り返しが大切です。

  • ネイルサロンコンサルについてネイルサロン経営について2016.02.19

    こんばんは!

    コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。

    【アドバイザー・コンサルティング】
    【顧問コンサルティング】
    ご興味をお持ち下さいまして、誠にありがとうございます♪

    「なんか気になるな~」
    「どんなことをやってくれるのだろう?」
    「こんなことでも、お願いできるのかしら?」
    「で、アドバイザーって何をする人?」
    などなど、お問い合わせを頂いたオーナー様にしても、このアドバイザーとは一体何? という疑問をお持ちになられていて多くのご質問を頂きます。
    そこで、今回は私のことも含めて、アドバイザーのお話しをしたいと思います♪

    ➡ 続きを読む

  • ネイルサロン経営について2016.02.18

    こんにちは。

    仲村和也です。

    これからネイルサロンをオープンさせる方、また、すでに経営をされている方なども共に、不安になるときというのは必ずあると思います…というかあります!

    これは当たり前のことであって常について回るものですし、コンサルタントに入らせて頂くと、みなさん多かれ少なかれ不安に対する精神的な波というものがあります。

    何が不安なのかを明確にする

    どんな職業や立場の人にでも不安はあると思います。
    ですが、経営者という立場での不安は、色々なことを考えれば考えるほど大きくなってしまうこともあります。
    「サロンの将来のこと」
    「スタッフたちの生活を担っている重圧」
    もちろん、それぞれの経営状況などによってその内容は変わってくるのですが、上記のようなことは常に心のどこかにあるものだと思います。

    ブログからは随分堅いイメージを持つ方が多いようで、実際にお会いさせて頂くとイメージと違った、とよく言われるのですが、私自身も人間ですので、もちろん不安を感じることはあります。
    私の場合は、以前は何が不安なのかを明確にするために書き出してみる、ということをやっていました。
    最近ではあまりやることはなくなりましたが、“書く”ことで頭の中が整理されて、やるべきことを明確にすることができます。

    実は、何が不安なのかが解らない状態がさらに不安に繋がっている、というクライアント様も多いのです。
    漠然とした不安に襲われる、ということも少なくないでしょう。
    よくあるパターンとしては、夜ベッドに入ってからあれこれと考えて不安が大きくなる、ということがあります。
    こうなると、眠れなくなってしまうこともありますし、次の日に悪影響があるかもしれません。
    1日が終わって疲れた状態で考えても、ろくなことは思いつかないものです。
    考えるなといっても無理があるのですが、寝るときにあれこれ思うのではなく、やはり頭のしっかりしているときに何が不安なのかを自分なりに整理したほうがいいでしょう。

    不安を乗り越えて強くなるメンタル

    単純なことですが、キャッシュフローやオープンまでのスケジュール、これからやらなければならないことなどを全て書き出してみて下さい。
    漠然としたものではなく、その内容を明確にすることで意外と整理が出来て不安が和らいだりします。
    不安が和らぐと精神的にも落ち着くので、書き出したことに対して何をどうやっていくかを冷静に考えることもできるようになるはずです。

    経営者になるのであれば、覚悟と責任が必要ではありますが、誰でも初めからそれに相当するメンタルがあるわけではありません。
    メンタルは、様々なことを乗り越えて強くなっていくものなので大丈夫です。
    自分でも知らず知らずのうちに、強くなっていることに気づくときが必ずあります。
    不安というものは、そのときの気持ち次第で大きくも小さくもなるものだと思います。
    後々になって、“あの時にはあんなことで悩んでいたのか?”と思い返すことも出てくるでしょう。

    また、起業すると周りの風景が変わったりもします。
    自分の周りに今までいなかった人が集まってきたり、逆に離れていったりもするかもしれません。
    これは、自分の状況によって変化していくことだと思いますが、大事なことはどんな状況でも周囲に惑わされないでいることです。
    特に初めて起業した方や、経験者の方であっても不安が大きくてメンタルが弱っているときなどは、気持ちがフワフワして流されてしまうことも多いです。

    そんな時こそ自分のビジョンを再確認して、しっかりと前を向いていって下さい。
    明確なビジョンを持っていれば、そのために何をしなければならないかもハッキリしてきますし、不安に立ち向かう気持ちを持つことも出来てきます。

    自分のサロンで、物事を最終的に判断するのは自分自身です。
    確固たる信念を持って進んでいって下さい。

  • ネイルサロン経営について2016.02.17

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    こんにちは!

    コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。

    新年を迎えたばかりだと思っていたら、もうあっという間に2月。
    繁忙期といわれる12月、1月が過ぎて、2月から4月は閑散期といわれていますね。

    この閑散期ですが、ただ単純に予約が減る、売り上げが落ちるということ以外に「2月は繁忙期である12月、1月にどのように行動してきたか? その結果を回収できる月」というように考えています。

    繁忙期を“売り上げが上がって良かった”で終わらせない

    繁忙期は一般的に、どのサロンでもご新規様の来店も増えて、売り上げも伸びることと思います。
    そこで掴んだご新規様をどれだけ閑散期に繋げられるのか?
    どれだけサロンのファンにできるのか?
    ここを重視しています。

    その理由は、安定したサロン経営には常に新しい顧客様の確保が必要であると思っているからです。
    数あるネイルサロンの中から自分のサロンを選んで来店して頂いた新規のお客様。
    このチャンスに確実にリピーター様になって貰えるようにすることが重要なのです。

    忙しくなる時期にお客様を迎え入れる体制、仕組みを整えることも大切ですが、オーナー様に見て頂きたいのはそのご新規様に“いかに定着して頂いているか?”ということです。
    はっきり言って、繁忙期というものは体制さえ整っていれば受け身でも集客はできるものです。
    重要なのは、ご新規様が多くなるその時に、今までのお客様へのさらなる満足はもちろんのこと、新しく顧客様になって頂くために“閑散期に備えて”何をしていくか?
    それを考えて行動することです。
    繁忙期だから売り上げが良い
    閑散期だから売り上げが悪い
    これだけで終わってしまってはあまり意味がありません。
    そこだけに左右されずに、着実にサロンの顧客様を増やし続けていくことの積み重ねが、繁忙期・閑散期というものに影響を受けないで安定的な売り上げを出していけるようになるのです。
    ちなみに、繁忙期にも関わらず売り上げがあまり伸びない状態であったとしたら、それはサロンに何かしらの問題が必ずあるということです。
    これはこれで早急な改善の必要が出てきます。

    サロンの経営の理想を言ってしまえば、“閑散期を作らない”ということです。
    あっという間にやってくる次の繁忙期に向けて、今は顧問先でもスタッフ全員の技術力・接客接遇力の底上げ、新人育成など準備をしていますが、そこで集客したお客様に定着してもらうためには? という戦略も同時に考えています。

    もし、オーナー様が自ら現場を仕切っているような状態だとしたら、いくら閑散期といえどもそれだけで時間が足りなくなってしまいます。
    そういう時にこそ、スタッフに協力してもらってある程度現場を任せて、経営者であるオーナーとして次の時期への戦略を考えていくことも必要だと思います。
    どんな時期でもそうなのですが、常に先のことを考えて行動することは大切です。

    新規のお客様を顧客様にするための戦略

    一般的に定着しにくいといわれている繁忙期のご新規様が、大切な顧客様になって頂けるようなサービス・キャンペーン・物など、この辺は各サロン様毎に戦略があると思うので、“これだ!!”というものは一概に言えないのですが、何を提供していけばいいのかを考えて行動するようにしましょう♪

    重要なのは、お客様は一体何を求めてサロンにご来店頂いているか? ということです。
    それを知るためにはアンケートを取ってみるのがいいと思います。
    昨年の繁忙期に、顧問先のサロン様でご来店下さったご新規のお客様に簡単なアンケートをして頂きました。
    何項目かある質問の中でも「ご来店理由」と「普段、ネイルサロンには行くのか?」ということを知りたかったのでアンケートを取ったのですが、繁忙期になぜご新規のお客様が増えるのか? 実際にご来店下さったご新規様に聞くことでその理由が明確に解りました。

    そのサロン様にご来店した多くのお客様は、ネイルサロンには行かないけれど、イベントがあるからネイルをしに来た、という答えがダントツに多かったのです。
    そこが解ると、ではそのお客様は何を求めているのか?
    どんなメニューやサービス、キャンペーン、物を提供すればまたサロンに来たいと思って貰えるのか?
    あれもこれもというようでは現実問題として現場が大変になるだけですから、ピンポイントでそのお客様に向けて提供するメニューやサービス、クーポンなどを考えることが出来ました。
    5月の繁忙期にそれらを行い、閑散期にどれだけの帰りがあるのか? リピート率にどう表れるのか見てみましょうと、今からとても楽しみにしています!
    また、お客様へのアンケートの他にも、ネイリストたちの意見をよく聞いてみる、というのもいいと思います。
    直接お客様と接している立場だからこそ解ること、というのは必ずあるでしょうから、戦略を立てる上での貴重なポイントになるかもしれません。

    繁忙期に向けて、そしてその先の閑散期に備えて…年間を通してこれの繰り返しですが、新しい顧客様を確保していくことはサロンを存続させるために必要なことです。
    1年間を通して、繁忙期と閑散期がどの時期なのかはあらかじめ解っていることです。
    ですので年間スケジュールを立てて、基本的にはそれに沿っていろいろとやっていくというのも効率的だと思います。
    もちろん、その時その時のサロンの状況で変えていかなければならないことは出てきますが、場当たり的なことを繰り返しているよりも先々の戦略は立てやすいと思います。

    サロンのある地域にはどんな人たちが多く集まるのか? その地域でご来店下さるお客様たちのニーズはどのようなものなのか?
    また、同じ地域のライバル店では、どのようなサービスが人気なのかなどをリサーチすることも大切です。
    これらを踏まえた上で将来的な目的を見据えた戦略を考えることが、サロンの発展に影響してくるのだと思います。

    今日もお付き合い頂きまして、ありがとうございます(^^♪

  • オーナーについてネイルサロン経営について2016.02.13

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンがオープンして半年ほど経つと、サロンもスタッフも少し落ち着いてくると思います。
    オープンしたての頃は忙しさと緊張感がいっぱいで、あっという間に毎日が過ぎていくのですが、この頃になると新しい環境になって溜まってきた疲れが出てきたり、少し気が抜けて中だるみになってきたりもする時期です。また、単純なミスが多くなることも有りがちなので、注意も必要です。
    このあたりでオーナーがした方がいいことは、再度やる気を促すという意味でも、改めて自分のサロンのビジョンをみんなに示すことです。

    スタッフたちに明確なビジョンを伝える

    そのようなことをあまりスタッフたちと話し合ったことがないオーナーは、ぜひ話しをして貰いたいです。
    ネイリストたちの中には、サロンや環境に不満が出てきたり、技術に対してひと通り学べたから他のサロンに行ってみたい、などと思うようなスタッフが出てきてもおかしくはない時期でもあります。

    ですので、オーナーとしてここで今一度、これからこのサロンはどうなっていき、ここで働くことでスタッフたちはこうなっていくよ、ということを明確にしていくことです。
    「顧客様がこれくらい増えたら新しいことを導入しよう」
    「ここまで持っていけたら店舗を増やしていこう」
    などの目標を明確にすることで、スタッフたちのモチベーションが上がることは多いです。

    伝える内容としては、あまりにも遠い未来ではなく、次の明確なステップの方が解りやすいと思います。
    他にも、ちょっとした目標を立てるのも効果があります。
    例えば、
    「1週間の売り上げが○○になったらご祝儀が出る」
    「リピーターを○人獲得したらその月の時給にプラスαが付く」
    など、直接スタッフに影響するようなことも、時にはありだと思います。
    これとは別に、スタッフたちが働いてきた期間の中でここがやりにくいからこうしてほしい、こうしたほうがいい、というような意見を聞いてみるのもいいでしょう。
    もちろん、聞いたからといって全ての意見を実現するというのではないですが、改善したほうがいい部分であれば、検討する必要も出てくるはずです。

    また、オーナーのビジョンに全く店舗展開などの展望がない場合は別ですが、それに向けて新人を入れて教育していくなど、新しい風を入れていくと現場は活気が出るものです。
    自分の働いているサロンの発展に、スタッフ一人ひとりも参加している、といった雰囲気を作っていくといいと思います。

    特にオープンスタッフというものは、大変な時期をみんなで共有しながら一から作り上げてきた、という思いが強いものですし、その中で各スタッフも成長していくでしょうし自負もあると思います。
    そしてその間に、店舗展開ができるようになったときに責任のある立場を任せられるような人材を育てていくことも考える必要がありますし、そのことをスタッフに伝えることでさらにモチベーションも上がっていくと思います。
    そのためにも、オーナーのビジョンをはっきりとスタッフたちに話して、共に同じビジョンに向けて進んでいく気持ちを起こさせることが大切になってきます。

    オーナーとしての責任もしっかりと持つこと

    それと同時に、オーナーは店舗を拡大するべく今まで以上にキャッシュフローに対して意識を向けていかないといけません。
    以前もこのブログでお話ししましたが、経営とは継続した「投資」と「回収」、この繰り返しで成り立ちます。
    しっかりとした投資を行って確実に回収できる仕組みを作っていくこと、そしてこれがきちんと継続できた結果として、個人事業から会社へ…そして企業として成長していけます。

    当たり前のことですが、スタッフを雇ったのであれば、経営者としての責任が生まれます。
    一緒に頑張ってきたスタッフの生活を豊かに出来るか否かも、オーナーの責任の範疇だと思います。
    どんなに大きな目的を掲げたとしても、日々の経営がきちんとできていなくてスタッフたちに不安を与えるようでは全く意味がありません。
    スタッフたちから、“この人のサロンにいれば、将来的に自分も飛躍することができそう”という信頼感が何よりも重要です。

    その上で、オーナーが店舗展開に向けての準備をしっかりとしていき、ビジョンに向かって進んでいることをスタッフ一人ひとりに伝えていくことが大切なのです。

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