知識集
こんにちは。
仲村和也です。
ネイルサロンを経営していくにあたり、いちばん大切なのは何か?
とよく質問されます。
これは経営知識?
モチベーション?
スキル(技術)?
など色々とありますが…
まあ、これらも必要な部分ではあるのですが、
私はいつも「資本」と言います。
これに関しては、大なり小なりネイルサロンを持ちたいのであれば、「資本」は絶対に必要です。
当然のことながら、ネイルサロンに限らず、経営にこれは絶対です。
経営知識をつけるのも優秀な人材を揃えるのも、私のようなコンサルティングを受けるのも、全てに「資本」がかかります。
だから私は安易にサロンのオープンは勧めませんし、“なぜやるのか?”が明確になってからの方がいいと思います、と進言します。
夢だったから!!
ワクワクしたから!!
ではいける世界ではありません。
そんなに甘い世界ではないのです。
ネイリストオーナーがホームサロンでやるのならまだいいでしょうが、
店舗展開、特に3店舗以上だと、「そんなことでオーナー大丈夫ですか?」
と言われてしまいます。
実際、スタッフからは会社の方針はこれからどうなりますか? と聞かれることもあります。
もちろん夢やワクワクも大切ですが…、
明確な経営戦略の元で実行して、その後にワクワクするのならいいのですが、それもないのにワクワクしてもスタッフたちにお給料を支払うことは出来ません。
サロンを経営するということは、オーナーはそのお店にいるスタッフたちの生活に責任を持たなければなりません。
ワクワクして始めたけど、ダメみたいだからサロンを畳みます…何ていうことは絶対に許されません。
それだけの覚悟を持って始めるからにはそれなりの戦略と、その戦略を進めていくための「資金」などもなくてはならないのです。
サロンを出すということは、自分だけではなく、“スタッフたちにも責任を持つ”ということは肝に銘じておく必要があるでしょう。
スタッフたちに先行きの不安を感じさせるようなオーナーではダメなのです。
最も、しっかりとした準備をしてサロンをオープンさせてからは、その先の夢をスタッフたちと共有して、ワクワクしながら実現のために頑張るのはとてもいいことだと思います。
かなり話しが逸れてしまいましたが、私がいちばん何に投資しているのかというと?
それは“人材”です。
ネイリストオーナーだけどネイルをする時間がない、現場から抜けたい、またはネイルのことが全く解らないオーナーでも絶対にここです。
私は1店舗目のときには、通常のサロンに比べて正直1.5倍の人件費を払いました。
それはアドバイザーというポジションに人を入れたからです。
ネイルに熟知しているネイリストオーナーならまだしも、そうではない場合、現場を任せてガッチリ管理してくれる人間は必ず必要となります。
私の場合、初めから店舗展開を計画していましたので、まず1店舗目の利益(自分の給料)は考えていませんでした。
要は目先の額よりも先々入るであろう安定キャッシュを選択したということです。
ですから私は人材にいちばん投資をしました。
今でもこの投資は大成功だと思っています。
もちろん誰かれ構わずではダメですが、その道のプロでこの人! と思う方は絶対に必要だと思います。
これはアドバイザーなどでもそうですが、サロンのスタッフたちもそうです。
ネイルサロンを成り立たせる重要な存在であるネイリスト…この人たちの働きによってサロンの未来は明るくも暗くもなっていくわけです。
どんなに優秀な政略があったとしても、その中でしっかりとお客様たちに技術を提供できる人材がいなければ意味がありません。
優秀な人材が得られたら、スタッフの育成にも力を入れたいところです。
店舗展開を考える上では、これも欠かせません。
既に技術を備えた人材が沢山集まることはまずありません。
そうなると、自分のサロンで育てていくしか方法がないのです。
これには資金と共に、きちんとした仕組み作りも必要となってきます。
立派な店構えやオシャレな店内もいいですが、まずは人材の確保と育成という、ネイルサロンにとっていちばん大切な部分に投資を惜しまない、これだと思います。
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