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誰もが悩むサロンスタッフの“教育”

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こんにちは!

コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。

サロンのオーナー様や顧問先の各店長など、管理者の方とお話しをすると“教育”というテーマで様々なご相談を頂くことが多いです。
ネイルサロンの善し悪しは、個々のネイリストたちによって変わってくる、といっても過言ではありません。
それだけに、どんなネイルサロン様でも、スタッフたちの“教育”には大なり小なり苦慮して取り組んでいるのではないでしょうか?

「厳しく言う」の意味

多くのオーナー様と共にお仕事をさせて頂く中で、最近の傾向として“教育”に関して、スタッフに厳しく言えないという悩みを持ったオーナー様や現場管理者が増えていると感じています。
「厳しく言うと辞めてしまうかも…」
「厳しく言うと反抗してくるかもしれないから…」
その気持ち、私もよ~~く解ります(^^;)

ここ数年の傾向として叱られ慣れていないという若い人も増えているのは確かですし、ほんのちょっとした失敗や挫折で極端に凹んでしまう、辞めてしまうことも多いかもしれません。
ですが、上司が部下にどう思われるかを気にするあまり保身に走ってしまうと、その環境が当たり前になってしまうので、肝心なとき注意しても「急にそんなことを言われても…」というようにまとまりのない組織が出来上がってしまいます。

こうなると、サロン内はバラバラになりますし、もはや誰もが管理者の言うことを簡単に考えるだけになってしまいます。
オーナーや店長などを軽く見ているスタッフのサロンでは、統率が出来ていないばかりか、いざトラブルが起こったときにはその処理にも困ることになります。
これを立て直すのはかなり大変なことです。

厳しく言えない、というオーナー様や店長からのお話しをよく聞いてみると、その中身(内容)はたいして厳しくない、ということもあります。
どちらかというと、内容は指導されていて、注意されて“当たり前”のことがほとんどです。
厳しく言えない、と思っている“厳しく言う”というのは、その内容が厳しいのではなく、言い方が厳しいだけで、“教育”という枠で考える本来の「厳しい」とはまた違う意味で悩んでいることの方が多いのです。

とっくに教えてある簡単なことを、スタッフがいつまで経ってもやらなかったりした場合、内容はたいしたことはないのに、厳しく言いたくなることはあると思います。
よく「叱るのと怒るのとは違う」といいますが、これにしても明確な境界線などがあるわけではありません。
「言い方の厳しさ」と「内容の厳しさ」、どちらにしても“教育”の大変さが身に染みる部分だと思います。

指導者のマインド次第で、迷いはなくなる

私はアドバイザーとして現場に入ることが多いため、必要だと判断した時にはスタッフ個々に教育を行います。
当然、厳しさを持って接することが必要な場合も多々あります。
そんな時は、「厳しく言う」という行為と「厳しく対応する」という行為には大きな違いがある、という私なりの定義を持って接しています。

例えば、相手を服従させるための手段としての厳しい言い方は使いません。
上司が上から頭ごなしに服従させようとしても、表向きには表わさなくても部下は萎縮するか反発するかのどちらかになります。
これでは肝心の内容に関して、スタッフが自らの意思できちんと理解したり考えたりできるはずがありません。

キツイ言い方で服従させるのではなくて、厳しい内容を理解させて、自らが実行できるまでの必要な課程で厳しい対応をとる、というようにしています。
課題を見つけたら、課題解決の方法を本人に考えて貰います。
解答になり得るアドバイスは一切しません!
本人にとことん考えて貰います。
こういう部分では、かなり厳しいといえるかもしれません。
そして、何を解っているのか? 自分に出来ることは何なのか? なぜそうするべきなのか? を理解するまで優しい言葉で詰めます。妥協せずに詰めます!
その上で、自ら実行できるまで諦めないで促し続ける。

強い組織作りには“教育”が不可欠です。
命令して服従させるということは、部下にいい影響は与えないですし、初めから正解を教えてしまうことなので実は指導する側もされる側もいちばんラクなのです。
部下にしてみれば、どんなに不満があろうとも言われた正解をただ実行するだけなので、それ以上の成長は見込めないですし、自分の意思による行動ではないのでまたすぐに忘れたりミスをすることも多くなるかもしれません。

自ら個々に考えて、正解を導き出して行動できるスタッフがいるサロンは強いです。
ネイリストたちの成長は、そのままサロンの成長に繋がります。
そういうスタッフが集まっているからこそ、より発展していくことができるのです。
その力を身につけさせることを目的とすると、“教育”で使う「厳しさ」の本質は「優しさ」になり、“教育する”ということに迷いがなくなります。

もし、今までの教育方法が間違っていたと感じた方がいたとしたら、確かに大変かもしれませんがこれからでも遅くはありません。
サロン内を改革するという気持ちで、臨んでみてはいかがでしょうか?
その時に私の力が必要なのであれば、喜んでお手伝いもさせて頂きたいと思っています。

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