知識集
こんにちは
仲村和也です
新規出店のかかる費用はどのくらいが目安なのか?
こちらもよく質問がきますし
セミナーでも話をさせていただいております内容です
このテーマの正解ですが実際はいくらです!!という事はなく結果的には
そのオーナーの事業計画によります。
例えばご自分がプレーヤーとして1人で行うサロンと
数人雇う形での初期費用などでは大きく変わります。
ただし目安としては小規模でサロンを始める時は
2年程で回収できる金額を初期投資とする事をお勧めします。
ネイルサロンでは4年も5年も返済にかかる規模はスタートサロンではお勧めしないです。
もう店舗運営などを行なっている方でしたら
経験からおおよその数値が見えるのでいいとは思いますが
初めてサロン経営する時はやはり万が一の事を考慮して
いかに初期投資を抑えて利益を出していくのか?
ここがポイントと思います。
その目安が事業計画表から利益を出し2年程で返済できる金額が理想です。
経験上ご自分が施術者でお一人で行う時は
100万から200万程が相場かと思われます。
まずはいかに固定費を抑えて黒字に持っていくか?
可能であれば初月から黒字にする事が理想です。
また資金があっても融資は開業前にできたら行って下さい。
融資で借りたお金でお店を開き利益で返済。
ご自分の資金は使わず借りた資金で運営。これが理想です。
ご自分の資金は万が一の時にとっておくくらいがいいのです。
残念ながらサロン運営がうまくいかなくなりお金を借りたくてもその状態では
融資は難しいのです。ですので夢や希望が通じるオープン前に融資を受ける事が理想です。
ポイント
・事業計画を作成し毎月の利益計画を立てる
・サロンにかける初期投資は2年程で返せる金額が目安
・開業前に融資は受けておく
こんにちは仲村和也です
今回は店舗展開についてです。
以前はよく店舗展開について書かせて頂きましたが
最近は個人サロンが多くあまりニーズがなかったのですが
またお問合せが多くなってきたので今回は店舗展開をするための
注意点を書いていきます。
まず店舗展開の大きなポイントは
⚫︎店を任せる事ができる人材がいるのか?
⚫︎自分(オーナー)がいなくても回る仕組みができているのか?
⚫︎会社組織(法人化)にできるのか?また必要があるのか?
沢山問題はありますがまずこの辺りをきちんと詰める必要があります
⚫︎店を任せる事ができる人材がいるのか?
これは店長クラスがいるのか?
ただのスタッフではなく店を任せる事ができるのか?
ここがポイント。もちろんネイル施術は当たり前ですが
マネジメントや店舗の目標売上に関する行動なども大切です
オーナーと同じ目線で動ける人材です
⚫︎自分(オーナー)がいなくても回る仕組みができているのか?
店長クラスの方にここをお任せするオーナー様が多いかと思いますが
基本的には仕組み作りまで依頼するのは2店舗くらいでは不可能だと思って下さい
まず自身が一店舗目を上手く行かせた事ができたと思うので
感覚でやられていた方は文字に起こして誰がみても業務を実行できるようにして下さい
要は業務マニュアルです。そちらをお作りください
これ意外と当たり前の事も細かく記載をして下さい特にお金の売上管理なども細かくです
⚫︎会社組織(法人化)にできるのか?また必要があるのか?
最後にここになります
1店舗ですとなあなあで行けたところも店舗が増えると
利益が上がり税金の面でも法人にした方がいいケースが増えます
その場合ですが
今まで社会保険の入ってなかった場合社会保険は必要になりますし
ご自分でやらず社会保険労務士に依頼するケースも多くなります。
よくあるケースは今までかからなかった経費が増え忙しいだけで意外と一店舗の時と
利益が変わらないケースも多々あります。
他にも法人にする事でやらないと行けない事もは増えるのでそこの計画も大切です
あげればキリがないですが
1店舗と2店舗では大きく変わる事が多々あるので
しっかり準備をして取り掛かって下さい
今日のテーマはセミナーでもっとも多い質問は?
という事で書いていきたいと思いますが
ネイルパートナーや最近その他色々とご依頼がありセミナーを
やらせていただいてまずが毎回沢山の質問
をお受けします。
例えば
開業届出はどのように出したらいいのか?
融資は受けた方がいいのか?またやり方
集客方法や集客をする為に使う媒体は何か?
店をどこに出せばいいのか?
コンセプトの作り方や価格の決め方
などなどあげれば沢山出てきますが
1番多い質問は
「扶養内にて独立をしたいがどうしたらいいのか?」
これが1番多い質問です。
要は一番独立をする方で多いゾーンは
リスクをかけず扶養内で小規模からの
独立というニーズが多いという事ですね。
これに対して毎回税理士を入れて
セミナーをやってますので興味がある方は
是非次回のセミナーに来てちゃんと確認をして欲しいのですが
扶養に関係するポイントは2つ
・売上による問題
・旦那様(奥様)の社会保険問題
大きくはこの2つになります
売上に関しては利益ベースになりますが
社会保険に関しては組合などにより
利益ではなく売上で判定するなど
さまざまですので確認は必要。
とりあえず文章では中々説明が難しいので……
興味ある方はセミナーでお待ちしております!!
とりあえず今回1番お伝えしたい事は
このくらいの小規模でやる方が
1番多いという事。
特に今お持ちの固定客様がいるなら
自宅サロンなどでやれば
ほぼ初期投資はかからないで済みます。
ほとんどリスクはないという事です。
自宅で出来るならまずは物件など借りるよりも
こちらがおすすめです。
上手くいけば物件を借りればいいのです。
美容業でも最も独立のハードルが
低いのがネイルサロン。
もちろん物件借りたり雇用などしたら
また別物になりますが
自宅で扶養内位なら特にリスクはないので考えているかたは是非挑戦
してみて下さい。
次回のセミナーはこちらになりますのでお待ちしております
こんにちは仲村和也です。
今年はいよいよコロナの影響もほとんどなく繁忙期を迎えています。
繁忙期はだいたいどこのサロンでも新規の来店が増え売り上げも伸びる事が多いです。
しかしポイントなのはこの繁忙期に来て頂ける新規の方を
「閑散期」に繋げられるのか?そしてサロンの「ファン」にできるのか?
ここが大切。
その理由は、安定したサロン経営にはリピーター確保が必要だから。
数あるネイルサロンの中から
自分のサロンを選んで来店して頂いた新規のお客様です。
このチャンスを活かし
リピーター様になって貰えるようにすることが重要。
忙しくなる時期にお客様を迎え入れる
体制、仕組みを整えることも大切ですが
その新規の方に
“いかに定着して頂いているか?”
ここがサロン経営を長くしていく上で重要なのです。
繁忙期というものは
体制さえ整っていれば集客はできます。
重要なのは、新規が多くなるその時に、
今までのお客様へのさらなる満足はもちろんのこと、
新しくリピーター様になって頂くために“
閑散期に備えて”何をしていくか?
これの計画が大切それを考えて行動することです。
繁忙期だから売り上げが良い
閑散期だから売り上げが悪い
これだけで終わってしまっては
安定的な経営は難しいです。
ちなみに、繁忙期にも関わらず売り上げがあまり伸びない
状態であったとしたら、
何かしらの問題が必ずあるケースが多いので早急な改善の必要。
どんなメニューやサービス、キャンペーン、物販を提供すれば
またサロンに来たいと思って貰えるのか?
1年間を通して、繁忙期と閑散期がどの時期なのかは
あらかじめ解っていることです。
なので年間スケジュールを立てる、それに沿ってキャンペーンなど
やっていくのも効率的。
サロンのある地域には
どんな人たちが多く集まるのか?
そのお客様たちのニーズは
どのようなものなのか?
同じ地域のライバル店では、
どのようなサービスが人気なのかなどを
リサーチすることも大切です
「楽して儲ける」 仕組作りを
こんにちは仲村和也です。
私がスタートした2012年に比べなかなかサロン経営は難しくなってきていると思います
とは言えまだまだ利益を出しているお店はありますし出来ない訳ではないです。
難しくなった理由としては大きく3点
・ネイリスト不足
・人件費の高騰
・店舗数が増加
この辺がビジネスを難しくしている要因かと思います。
またその中で経営をしていく際気を付けていかないといけないのは
「現場の過度な頑張りにより売り上げが成り立っている事。」
はっきり言って長く続く事はないと思って下さい。
目安は70~80%位の力で会社が回る事です。
例えば
施術も集客管理またチップの作成など
全て現場がこなしているなど負担が多いのはリスクです
これを
ネイリストは施術だけ
集客はオーナーがやる
チップなどは外注に振る
など分業もありです
それか
ライバルがいないような立地でビジネスをする
もしくは
今までにない新しいタイプのネイルサロンを作るなど、、、
過度な業務により成り立つモデルは今後厳しくなると思って下さい
私の個人的な考えかかもしれませんが
今の20代の方達に例えば40代以上方々が思っているような
ハードなモチベーションは通用しないと思います。
「安定的に無理なく働ける環境の提供」これがベターだと思います。
極論は
「みんなが楽をしてでも稼げるモデル」
これを作る事がこれから必要だと思います。
もちろんすぐには出来ないので常にこれが出来るように考えていく事かと思います
さて今回は
「自社のサロンの弱みを把握する事」
今サロン経営で順調ならいいと思いますが
ネイルサロン経営において経営構図というものがあります。
自社のサロンがどこが強くどこが弱いのか?
これの把握はとても大切です。
例えばですが
経営構図をざっくり書き出してみると
1 認知(サロンそもそもを認知させる)
2 周知(インフォメーション) 何を扱っているのか?
3 興味、関心 (顧客の暮らしにどのような影響を与えるのか?)
4 来訪 (誘導 利便性 )
5 入店 (心理的 物理的にお店に入りやすいか?
6 購入意思決定(品目の選択肢 価格選択枠)
7 リピート (信頼・提案)
8 再来興味喚起 (SNS等にて)
9 クロスソリューション (複合商品の新しい提案など)
ざっくりですがこのような構図が見えてきます
自社のサロンはここが弱いなど見えてくるかと思います。
数店舗ありそれぞれ担当スタッフなどが
いればこの業務健全化を依頼したり出来ますが
いない場合は基本的にオーナーがこの業務をすると思います。
一気に全部をという事も難しいので
まずは自社の弱いところの把握
そこからそれの改善がポイントとなります。
また無理に自分で解決しようと思わずできないものは
業務委託など使い振っていきましょう
これはネイルサロンをオープンした頃から
話している事ですが
組織運営をしていきたいのなら
「この分業」という事は非常に大切になります。
出来る方ほど自分が出来ない事に劣等感を感じている方が多いかと
思うのですが大企業になればなるほど出来ない社長さんが多いです。
IT関連の社長が皆技術屋とは限りません。
AIやロボットを作る会社の社長でもその知識が全くない
社長も大勢います
現にマイネイルを2店舗、顧問サロンを持っていても
私はネイルは出来ません。
でも利益を出すノウハウはあります。
経営者として大切なのは
ネイリストとして技術力があるからすごいのではなく
経営者として会社にちゃんとキャッシュを残しているか?
収益性と成長性があるか?
ここです。
経営していれば
お金がない、社員からのクレームで労基から連絡がきた
お客様からのクレームで訴えるなどなど言われた
こんな事はよくある話です。
ネイルが出来ても
このような問題はクリア出来ません。
所詮人間1人の力量などたかが知れています
だから
トップはそれぞれが出来る人間を集めて組織を作り
まとめ上げる
これがポイントです
そのためには
しっかりと分業制にして「組織」を作っていく事がトップの仕事になります
こんにちは 仲村和也です
よくある質問ですが
価格設定の基本的な方法をお答えしていきます
まず価格設定の基本的な考えは
「市場プライスの把握」です。
みなさんが出したいネイルのデザインや内容などが
今の市場では果たしていくらか?
ここを把握して下さい。
当たり前のようですがこれが基礎になります。
例えばポテトチップスを例にすると
一袋150円が相場とした場合そこに合わせるわけです。
ただし最近ポテトチップスでも
材料がいいとか無添加なら300円のものもありますよね?
あれと同じで他と比べて
みなさんのネイルのコンセプトが他店と比べて優れている
また使用する材料がいい
などあれば相場よりも上げてOk
またライバルがいないようなところでも価格を上げてもOkです。
●まずおおよその市場調査で価格を把握
大都市圏と自分の出したいエリアで平均など調べる
●個人店なら尚更平均値に行くよりは
コンセプトを尖らせたりして価格を上げていく事がお勧め
安売りに注意
ライバルがいない立地も探す
この2点がまず初歩的な価格の決め方です。
またプライスの決め方は一度決めたらもうずっとではなく
常に日頃から注意して下さい
特に今など値上げが多くなっているかと思います
あげる事がすべて言いわけではないですが
もし経営構図的に厳しいならこのような時期に見直す事も大切です
ちなみにコンセプトの尖り過ぎはちょっと注意。
ビジネスではなく趣味寄りで
稼ぐよりも自分の好きなネイルをとことんしたい‼︎
ならいいですがあまりにも尖り過ぎると対象顧客が狭すぎるので
集客に苦労します。
ポテトチップスでなんかその味微妙ですが誰が買うんだろう、、
みたいなやつです。
ですので自分のコンセプトを誰もやっていない時は大当たりする可能性もありますが注意して下さい
このコンセプトも色々実験をしながらです。
大幅にかえると微妙ですが色々と試しながらなら変更も大切です
ネイリストの個人独立について その2
こんにちは仲村和也です
ではネイリストの独立ですが
時代的に個人でサロンを開く場合初期投資を多くかける事は厳しいかと書かせて頂きました。
ちなみに独立する時に初めからお客様などがもういる状態
60〜70万程の売上見込みがあったり
最初に投資した費用が一年で全然回収出来る
などもう見込みがあればいいかと思いますが
それがないのなら
いかに初期費用をかけずに独立をするかがポイントです
この事からも最近は
美容室の空いている席の間借りや
ネイルサロンで空きスペースを使う
など自分の城を持たずに経営する事を私は勧めでいます。
大手企業ですらもうテナントから出てそれぞれが
リモートでいこうと
していたり
シェアオフィスにしていたりと
今の時代は自分で所有しない
これがトレンドだと思います。
私が始めた10年前はまだまだ所有の時代でしたが
いまはこのように持たない時代だと思っております。
私もサロン展開しないのは
自前で持たずに何か他の事で規模を大きくしていきたいと思っているからです。
ただ昔から自分のサロンを持つ事が夢など
それをしたい方はそれでいいのです。オーナーの自由ですから。
ただ経営者として稼ぐ事をしたい
しかしあきらかに稼げる計画がないのなら
自分で持たない今はこれをおすすめします
ここがメインになるかと。
入居する際にかかる物件費用と
後はネイルの施術をするための設備資金
そしてオープンまでにスタッフを集める為と作業してもらう人件費です。
これは開業するタイプによって大きく変わるものになります。
もちろんサロン規模が大きくなればなるほどこの3つの経費は大きく
なるわけです。
安くても全然儲けが出ないサロンは意味がありません。
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
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