知識集

「サロン経営」
  • ネイルサロン経営ネイルサロン経営について2023.07.14

    こんにちは仲村和也です。

     

    今年はいよいよコロナの影響もほとんどなく繁忙期を迎えています。

    繁忙期はだいたいどこのサロンでも新規の来店が増え売り上げも伸びる事が多いです。

    しかしポイントなのはこの繁忙期に来て頂ける新規の方を
    「閑散期」に繋げられるのか?そしてサロンの「ファン」にできるのか?

     

    ここが大切。

    その理由は、安定したサロン経営にはリピーター確保が必要だから。

    数あるネイルサロンの中から
    自分のサロンを選んで来店して頂いた新規のお客様です。

    このチャンスを活かし
    リピーター様になって貰えるようにすることが重要。

    忙しくなる時期にお客様を迎え入れる
    体制、仕組みを整えることも大切ですが
    その新規の方に
    “いかに定着して頂いているか?”
    ここがサロン経営を長くしていく上で重要なのです。

    繁忙期というものは
    体制さえ整っていれば集客はできます。

    重要なのは、新規が多くなるその時に、
    今までのお客様へのさらなる満足はもちろんのこと、
    新しくリピーター様になって頂くために“
    閑散期に備えて”何をしていくか?
    これの計画が大切それを考えて行動することです。

    繁忙期だから売り上げが良い
    閑散期だから売り上げが悪い
    これだけで終わってしまっては
    安定的な経営は難しいです。

     

    ちなみに、繁忙期にも関わらず売り上げがあまり伸びない
    状態であったとしたら、
    何かしらの問題が必ずあるケースが多いので早急な改善の必要。

    どんなメニューやサービス、キャンペーン、物販を提供すれば
    またサロンに来たいと思って貰えるのか?
    1年間を通して、繁忙期と閑散期がどの時期なのかは
    あらかじめ解っていることです。

    なので年間スケジュールを立てる、それに沿ってキャンペーンなど
    やっていくのも効率的。

    サロンのある地域には
    どんな人たちが多く集まるのか?

    そのお客様たちのニーズは
    どのようなものなのか?
    同じ地域のライバル店では、
    どのようなサービスが人気なのかなどを
    リサーチすることも大切です

     

  • ネイルサロン経営2022.05.26

    ネイリストの個人独立について  その1

    こんにちは仲村和也です

    今年に入りネイルパートナーでの税理士コラボで行う

    ネイルサロン開業セミナーをまた行う事になりました。

    前回初zoomで行いましたが

    私はどちらかと言いますとリアルの方が向いているのか感覚がまだ掴めません、、、

    それでも20人ほど集まってもらったので本当に感謝しております。

    この開業セミナーですが

    コロナの前から行っておりおかげさまで毎回沢山の方に参加してもらっております。

    以前と違い聞くだけではなく

    最近本当に独立される方が増えていると思います。

    それ自体はいい事だとは思いますが

    問題なのはこの事により

    サロンも飽和状態になっているという事です。

    しっかり立地などを選定しライバルがいない状態で行えば集客の点について有利になりますが

    いつかそこに他のサロンが出来れば集客は減ります。

    またご本人が施術を行わなければ売上は下がります。

    何が言いたいかと言いますと

    個人でやる方が多くなり、以前よりもビジネスが難しくなった為リスクが上がったという事です。

    ですので今は

    「なるべく初期費用をかけずにまずは独立をしてみる」など

    とにかく自分の城を持つ事だけが独立ではないと思います。

    ちなみに開業した場合の費用は

    出来れば1年で回収これが理想です。

    ここ最近はこれが中々出来ないオーナーネイリストが増えてきたと思います。

    生活費は稼げても

    最初にかけた投資まで回収出来ない方が多いです

    ではどのようにしてくのか?

    は次回に書きたいと思います。

  • ネイルサロン経営について初期投資2016.04.30

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンだけに限らず、お店などの経営をしていくのであれば徹底的に無駄を省き、ここぞという時に資金を投入することが必要です。これが出来なければ、細々とした経営は成り立つかもしれませんが、大きな成長は望めません。
    オーナーとして、それはいつなのか? どこになのかを判断していくことはとても重要なことです。

    利益が生まれる前に必要な、資金を使う決断

    基本的に、目先の求人費や教育などにかかる人件費に投資が出来なくては、会社としての発展はありません。
    ビジネスの大半では、どうしても仕入れから始まります。ですので、当たり前のことではありますが利益が生まれる前に資金が必要となってきます。人件費なども含めて、まず最初に投資をしなければ発展は出来ないのです。

    例えば店舗展開をしたり、ネイルだけではなくマツゲエクステなどを取り入れるなど、どれをとっても初めに資金は必要になってきますが、それらによってしっかりと利益が上がると見込めるのであれば、資金をかけていく決断は大切です。特に、新しいことを始める場合などには、投資する資金の額も多くなってくるはずなので、より大きな決断が必要です。

    もちろん、投資をする前にはそれなりの準備は必須です。
    事業を広げるための店舗展開などでは、良さそうな立地条件の場所があったとしても真っ先に飛びつくのではなく、ライバル店の有無を始めとする周辺の地域情報をチェックして、どんな風に展開していくのかなどの考察が必要となってきます。マツエクの場合などは、店内の改装はどの程度になるのか? 新しく美容師免許を持っている方を何人雇えばいいのか? 往来のスタッフとの兼ね合いなども考えなければなりません。
    また、マイサロンで普段からお客様からの要望などを何気なく聞いておくようにする、というのも、今後のサロンの新しい展開を考えた場合には有効なことだと思います。
    いずれにしても、十分なリサーチをしてこれならいける、と確信ができてから資金の投入をしたいところです。
    ビジネスにおいてリスクのない投資などはありませんが、そのリスクをいかに最小限に止めるかも重要です。

    どこに資金をかけるか、も重要なポイント

    サロンがある程度軌道に乗って店舗数が増えていくと、事務所などを作ったりするオーナーも見受けられます。より豪華で広い事務所を持ちたい、という気持ちも解らなくはないですし、それこそ本人の自由ではあります。ですが、こういったところに必要以上にお金をかけるのであれば、お客様やスタッフのことを考えたサロン作りや人材育成、新しい機器の導入などに資金を使っていく方が、会社にとってよりよい未来があるのは明らかだと思います。極端なことをいえば、事務所などは必要最低限の広さと場所であれば仕事は十分に出来ます。もう一度、マイサロンを中心にいろいろな部分を見回してみるのもいいと思います。もしかすると、真っ先に資金を投入しなければならない部分を見落としているかもしれません。
    要は、本当に必要だと思える部分に資金を投入することが大切だ、ということです。

    そしてもうひとつ考えたいのは、スタッフたちへの給料面です。仕事が上手くいっているならば、ある程度はスタッフへの還元も考えてもいいと思います。サロンの月の売り上げが目標以上になったときには多少なりとも金一封を出すなど、やり方は色々あると思います。スタッフたちへのこういった待遇も、更なるやる気を促すという意味ではひとつの投資と考えてもいいのではないでしょうか?

    とはいえ、全てにおいて自分のビジョンはどこなのか? ということが重要ですので、それがきちんと見えていればいいと思います。

  • スタッフ教育ネイルサロン経営2016.04.22

    こんにちは。
    仲村和也です。

    どこのサロンのオーナーと話をしていても、一度は聞くのが口コミでのクレームに対する悩みです。
    “ホットペッパー”などのサイトを使っているサロンであれば、口コミには敏感になりますし、ネイリストたちにもプレッシャーになってくると思います。
    せっかくお金をかけて掲載しているのにマイナスな内容の口コミが続くと、集客にも影響が出てきますし、オーナーとしては散々な気持ちになるでしょう。
    ですが、お客さんの直接の声である口コミから気づかされることも沢山ある、ということを忘れてはいけないのです。

    本当のクレームか、嫌がらせか?

    こちら側に落ち度があれば、素直に反省をして早急に改善しなければなりませんし、同じクレームが来ないようにマニュアルなどの加筆や修正が必要になります。
    ネイルサロンでよくあるクレーム内容としては、
    ◎デザインが気に入らない
    ◎ネイルの持ちが悪い
    ◎ネイルの技術がイマイチ
    ◎価格に納得できない
    ◎ネイリストの態度が悪い
    ◎店内の雰囲気がよくない
    などがあります。

    これらはお店をより良くするために貴重な意見ではありますが、中にはただの嫌がらせだったりする場合もあります。嫌がらせの場合、お店がオープンしてから数ヶ月の間に起きることが多いように感じています。

    あるサロンで聞いた話ですが、オープンしたての頃は良い口コミが順調に入っていたのに、ある時期から「今までの口コミはいいけど、実際には気持ちが悪い」というような、ちょっと持ち上げてから落とすような口コミが入るようになったそうです。

    この口コミを受けて技術研修や施術チェックを徹底し、保証期間を長くするなどの対応をしたそうなのですが、同じような口コミが減らず、色々調べてみると嫌がらせの可能性が高いということがわかったそうです。そして、その口コミに対してこちらがしっかりと対応していることを毅然と返信したところ、その嫌がらせはなくなったそうです。

    口コミに対して、サロン側がしておきたいこと

    来店してくれて本当に体験したり感じた上でのクレームなのか、ただの嫌がらせなのかを見極めるのはとても難しいことです。だからといってそのまま放っておけば、お店の評判は悪いままになってしまいます。
    サロン側としてやっておきたいことは、どちらにしてもひとつひとつの口コミに対して誠意を持って返信することです。

    旅行サイトなどでよく見かけるのですが、寄せられた口コミに対して、まったく返信をしない所、たまに気がついたかのように返信する所、良い口コミにだけ返信する所、全ての口コミに返信する所などがあります。この中では当然、全ての口コミに対応している所の方が印象がいいですよね。意見を書いた人にはもちろん、サイトを見ている他の人たちにも「ご意見は全部読んでいますよ」というメッセージを伝えるという意味でも、返信をすることは重要なのです。

    その際には、来店してくれたことや口コミを書いてくれたことへの感謝も含めて、クレームに対しては改善していく意思を伝え、いい意見に対してはその部分を伸ばしていきたい、などの返信をすればいいと思います。

    口コミの全てを鵜呑みにしないことも大切

    ただし、クレームの内容に対して、全てを鵜呑みにしないことも大切です。嫌がらせは別としても、何かの行き違いでクレームになってしまうこともあります。特にネイリストたちには、クレームがあったからといって一方的に注意するのではなく、その内容を伝えて意見を聞く、ということも必要です。クレーム内容の口コミがあると、ついつい慌ててしまうことになると思うのですが、その内容を冷静に見るのです。スタッフたちとの信頼関係を壊さないためにも、この部分には注意しましょう。

    クレームこそが、お店やスタッフが向上するチャンス

    接客業の全てに言えることですが、一番大切なことはお客様からの信頼を得ることです。サロンをやっていれば間違いや悪い部分も多々出てくるのですが、そういった場合でも信頼があればリピートもしてくれるようになるはずです。
    利用してくれた人が、直接言いづらいことを伝えてくれるのが口コミです。本当にどうでもいいと思っているなら、わざわざ書き込んだりはしないと思うのです。

    サイトの口コミは、所詮匿名のいい加減な意見だから、と軽視する向きもあるようですが、大勢の人たちが見る場所でもあり、その影響力が大きいことも事実です。

    口コミでのクレームはとても貴重な意見であり、私たちオーナーやスタッフ、サロンが向上していくためのチャンスだと理解していくことは必須だと思います。

  • オーナーについてネイルサロン経営ネイルサロン経営について2016.04.16

    こんにちは。

    仲村和也です。

    オーナー業は毎日が決断、決断の連続だと思います。
    当然、大きな経営判断もありますが、小さなものまでを含めるとなかなか休むヒマもないかと思います。
    食事をしているときも布団に入った後も、肉体的には休息を取っているときでも頭の中では常に仕事のことを考えている方が多いのではないでしょうか?
    ですがこれは経営者の宿命でもあり、自然とそうなってしまうものかもしれません。もっといえば、これくらいではないと経営者として成功しないともいえそうです。

    物事の大小に係わらず、確認することが重要

    サロンの経営に関することを始めとして、大きな決断はオーナーがしていくと思うのですが、日々の細かなこと、例えば仕入れひとつを取ってもオーナーがきちんと見て確認しながら決めていくことが重要です。雑多な部分をやってもらえればそれは楽になると思うのですが、ここをスタッフに完全に任せてしまうと、やはり無駄が生まれてしまうことが多くなります。
    発注する業者や物の種類などが固定して決まってきたとしても、価格は常に動くものですので、定期的にチェックしていくことも大切なのです。経営を考えていく上で、変えなければならない部分もきっと出てくるはずです。

    これは、スタッフとオーナーでは視点も立場も違うので、ある程度は仕方のないことと割り切る気持ちも必要かも知れません。現場なら現場からの立場で考えるスタッフと、全てのバランスを考慮することが求められるオーナーとでは、基本的に決定する基準が違います。きちんとチェックして、最終的なジャッジはオーナーがするようにしたいところです。
    スタッフでは、よほどの変化でもない限り価格の変動などはあまり気にしないで発注するかもしれません。慣れていて使いやすいと思う商材であれば無条件で受け入れることもあるでしょう。ですが、立場を考えればむしろ当然のことだといえると思います。だからこそ、オーナーの目を入れることが大切なのです。

    もし、スタッフに任せっきりの状態で何か問題が起こったとしても、スタッフを責めることはできないです。任せっきりにしたオーナーである自分に責任があるからです。こうなると結局は自分に返ってきてしまうわけで、楽になるどころか余計な仕事が増えてしまうことになるかもしれません。

    現場スタッフの意見とのバランスをとる

    ただ、ここに全く現場のスタッフたちの意見を取り入れない、というのであればそれもまた問題になります。
    そのバランスが難しいところではありますが、一方的に指示するのではなくきちんと従って貰おうと思うなら、きちんとした理屈が必要です。ただただこっちの方が安いから…こっちのほうが良さそうだから…では現場は納得しないでしょう。ですが、スタッフとしては立場を考えればオーナーの意向に従うしかないわけですから、建前的には理解するようにしたとしても、心情的には納得できていない、ということになっていくはずです。
    こういう部分が積み重なっていくと、スタッフたちの不満も溜まっていって大きな溝になりかねません。

    「この商材を使いたいかもしれないけど、それを使っていくよりこっちを使う方がサロンの成長が早くなり、結果的にはネイリストたちスタッフ自身に還元されていく」「ビジョンを考えてサロンをこういう方向に持っていきたいから、これまでとは変わるけど慣れていって欲しい、スタッフたちのためにもなることだから」というような、具体的な説明をしていくといいと思います。
    このときには、スタッフたちの意見を聞いておくのもありかもしれません。それをオーナー自身が判断すればいいのです。あまりに一方的になりすぎないように、現場が納得できるようにすればいいのです。
    オーナーの考えが理解出来れば、スタッフたちの動きも必ず変わってくるはずです。

    経営をするに当たって、ときにはスタッフたちに任せることも大切なことですが、最終的なジャッジはオーナーがしていき、抑えるべきところはしっかりと抑えて、しっかりとビジョンに向かっていって下さい。

  • ネイルサロン経営について初期投資2016.04.12

    こんにちは。

    仲村和也です。

    前回に続いて、「投資と回収」のお話しを続けます。前回、ネイルサロンでは人件費がいちばんかかると話しました。ネイルビジネスは、お客様にネイルの施術をすることがビジネスです。

    売りものは、お客様の代わりにネイルをしてあげる、という技術サービスです。ですから、人件費がいちばん多いのは当たり前のことといえるのですが、この人件費を払う前に、即戦力の方をサロンに入れること自体が中々難しくなってきています。
    現在では、幅広い年齢層で多くの方がネイルをするようになっていますし、お客様たちもネイル技術を見る目が養われてきているので、当然技術的に優れているネイリストのいるサロンに集中することになります。
    ネイルサロンの数が次々と増えてサロン同士の競争が激しくなっている中で、技術的にどうこういう以前に、まずネイリスト不足が解消されていないという現状があります。

    新人が使えるようになるまでの投資は約50万円

    即戦力の方が雇えないことで、ネイリストがいなくてサロンを閉めるオーナーも多くいます。集客はそこまで難しくはないのですが、人材不足で上手くいかないパターンというのを、本当によく聞きます。
    こうなってくると、否応なしにネイル未経験の方を雇うことになります。この場合には、その方がネイリストとしてデビューするまでも基本的にお給料が発生します。
    新人の方のお給料については、サロンによって色々なパターンがあると思います。デビューするまではお給料を全く出さないというお店もあるようですが、それは労働基準法に引っかかることになるので注意して下さい。

    例えば、週40時間働いてもらうとして、ざっくり4週としてかけて160時間。都内の最低時給額932円(2016年10月1日に907円から25円値上げ)として、160時間×932円で149120円となります。
    これに関しては、まだ施術には入れないわけですから利益は出ていない状態です。
    そこにおおよその求人広告費が約5万円程度が加わります。
    こうして考えると、新人がデビューするまでに3ヶ月かかるとすると、
    約15万円×3ヶ月=45万円。
    これにプラスして求人広告費約5万円なので、トータルで約50万円の投資が必要となります。
    ネイリストは技術職でもあることから、少しの期間ですぐに実戦に出られるわけではありません。もし投資額を減らそうと慌ててデビューさせたとしても、きちんとした技術が身についておらずお客様離れが起こってしまえば、本末転倒もいいところとなってしまいます。

    ちなみに、これは新人1人にかかる投資なので、もし2人雇えば100万円、3人だと150万円の投資額になっていきます。
    もちろん、電話対応や雑務、施術の際のちょっとした補助など、新人の方でも出来る仕事は多々あります。
    ですが、ネイルサロンの場合には“お客様1人対ネイリスト1人”でのビジネスモデルが基本なので、いくら雑務が出来たとしても、そこまで利益貢献が出来るか? と考えると難しいところです。このことから、人件費の投資としてやはり負担となってきます。

    また、新人ではないにしろスクール出たてで実戦経験のない方などの場合、中には何も問題がなくそのまま施術していく方もいますが、大体は足りない部分を補いながらの施術になるはずです。
    もしお客様からクレームが入るようであれば一時的にでも現場に出せなくなるかもしれませんし、そうなれば利益も生めなくなります。

    利益となるまでには、我慢が必要

    いくら新人に投資をしたからといって、その方が必ず長く働いてくれるかといえば、その保証もどこにもありません。仕事を覚えてデビューして、少しでも利益を上げてから辞めるパターンもあれば、覚えた途端や覚えるまでもなく辞めてしまう、ということもよくあることです。こうなってしまうと、投資した分はそのまま無駄になってしまうわけです。

    人を雇うということには、さまざまな出来事が起こるのは付きものですし、これを見越した上で人件費をかける、という気構えも必要となってきます。
    他の部分で何か設備投資をして必ず利益が出る、という保証もないわけですから、ここがネイルサロン経営の難しいところでもあるのです。

    ですが、そうはいっても上手くいけばリターンも大きいのです。
    今回は人件費をかける上でのデメリット的な部分を中心に話をしましたが、次回ではメリットの部分、具体的なリターンについてお話ししていきます。

  • ネイルサロン経営について2016.04.02

    こんにちは。

    仲村和也です。

    よく経営というものが解らない…といったことを聞きます。
    そもそも、経営の意味とは何でしょうか?
    これに対しては、経営者一人ひとりによって答えが異なるものですし、一家言持っている方もいると思います。
    「会社を潰さずに、継続して成長させること」「顧客を満足させて、適正な利益を上げること」などを始めとして様々ないいかたがあるとは思いますが、最終的な意味合いとしては同じで、ひと言でいうと「継続的な投資、回収の仕組みを作る活動のこと」です。

    基本は投資と回収の繰り返し

    まず最初に投資をせずに経営は出来ませんし、また回収が上手く出来なくては継続することは不可能です。

    経営とは“投資→回収→再投資→再回収”、これの繰り返しです。

    このループの規模が大きくなれば企業は成長し、小さくなるならば衰退、継続できなければ倒産になります。
    経営をするのであれば、まずは自分が稼ぐことが大事です。
    そこから雇用も生まれますし、さらに仕入れや納税が生まれて、社会貢献に繋がっていくのです。
    ここまでにするにはかなりの苦労を重ねることになるかもしれませんが、ほとんどの経営者が体験していることです。その中で、自分なりの投資と回収のやり方を見つけていくわけです。会社を経営して大きくする、ということはそういうことです。

    しっかりとしたビジョンによる計画性が重要

    投資をする際には、当たり前ですが何でもかんでもという訳にはいきません。
    自分のビジョンをしっかりと持ち、そこからブレないように投資をしていくことが重要です。
    さらに、その投資による回収がどれくらいの期間で出来そうなのかをよく考えることも必要となってきます。ここさえしっかりしていれば、投資と回収のループはスムーズになっていくはずです。

    もちろん、いつも計画通りにことが運ぶとは限りません。そういう場合には軌道修正も必要となってきますし、一時的に投資規模の縮小も視野に入れることになるでしょう。無理をしないで我慢の時もあるでしょうが、ビジョンから外れないように、しっかりとした計画性があるのならば巻き返すチャンスは必ずやって来ると思います。

    また、回収が上手くいかないときなどに遅れ分を一気に回収できそうな案件を見つけると、つい手を出してしまいそうになりますが、こういう時こそ慎重な判断が重要となります。
    確実に回収できるという確信があるならいいでしょうが、その場しのぎの投資の場合にはあまりにリスクが高すぎます。
    それよりも、遅れている回収をどうしていくか? また、それに連動するような部分で解決策がないのかに目を向けていくほうがいいのではないでしょうか。

    “経営とは?”などと深く考えていくと難しいですし、キリがありません。まずはいかにスピーディーに初期投資をするか? そして回収が出来たなら次はどこに投資するか? を考えていきましょう。
    これを上手く仕組み化することが出来れば、他店舗展開はもちろん、他のビジネスに応用することも可能です。
    これらを上手くやっていくためにも、確固たる自分のビジョンを持つことも大切な要素となってくるでしょう。

    投資と回収。これを続けていくことが、会社の発展に繋がっていく重要な作業となります。
    今回は基本的な部分のお話しをしましたが、投資と回収についてはみなさんからの質問も多いので、機会を改めてさらに具体的なお話しをしていきたいと思っています。

  • ネイルサロン 一般業務2016.03.19

    こんにちは。

    仲村和也です。

    みなさん、コストカットについては色々とされていると思います。
    コストをカットする部分というのは、小さいものから大きいものまで様々な範囲であると思いますが、全てにおいて言えることは、“利益を出すのに必要不可欠なもの”ということです。

    コストカットができる部分とは?

    コストカットは、やろうと思えばあらゆる部分ですることが可能だと思います。
    細かい部分では給料の振り込み手数料もそうです。
    ここはスタッフたちに強制はできませんが、会社の指定した銀行への振り込みにして貰うだけで、経費は全く変わってきます。
    発注の際の送料なども同じです。ある程度の量をまとめて発注して無駄をなくすことも小さいようですが大事なことです。

    商材なども、オープンから当たり前のように使用してきたものが実は不必要になっていることもありますので、ここを今現在の視線で確認するといいと思います。
    何となく決まったところで買っていたけど、メーカーを変えたらコストがグッと下がった、ということもあるので定期的なチェックが必要です。

    求人を出す媒体にしても現在では様々なので、できるだけ効果的で経費が安いところを探してみるのもいいでしょう。
    他にも、例えばチラシを作る場合などでも、出来が良くて安いものを提供してくれる所もああります。
    また、サロンのHPを業者に依頼している場合には、ここもコストカットの対象になります。これは、業者によってかなり費用に差がある部分なので、他のオーナーの方から情報を貰って、低価格で質の高いHPを作成、運営してくれるところを見つけるといいと思います。

    これらの部分で気をつけたいことは、コストカットしたことで、サロンのクオリティがあからさまに下がらないようにすることです。特に商材などは、スタッフの希望するものが全てとは言いませんが、直接お客様たちと接するスタッフたちの意見もしっかりと聞いた上で、変えた方がいいでしょう。

    人件費をどうするか?

    そしてネイルサロンにとっていちばん大きいのは人件費ですが、ここを必要以上に削ってしまうのはNGです。
    ただし、スタッフたちのシフトの組み方などはよく考える必要がありますし、この組み方ひとつでかなりのコストカットができることもあります。

    地域によっても異なるとは思いますが、基本的に集客の出来る土日祭日に、スタッフが平日と同じ人数では予約を取りこぼしてしまいます。
    逆に平日に土日のようなスタッフの人数がいても、これは無駄になってしまいます。
    もし、極端に集客の弱い曜日があるならば、その日を休業日にするなどの対応もしていったほうがいいかもしれません。
    ただし、その集客の弱さが一時的なものなのか永続的なものかの判断が重要です。
    一時的だった場合、違う曜日にお客様が来なくなったからといって、コロコロと休業日を変えるようではお客様も困惑してしまうでしょうし、最悪リピーターを失う可能性もあるので注意が必要です。

    また、サロンの閑散期にはアルバイトやパートのスタッフの出勤を抑えて、逆に繁忙期は多めに出勤して貰わなければなりません。
    ここら辺は、雇う側としては当然のコントロールではあるのですが、いくらアルバイトやパートといっても生活があるので、そのことを考えて上手くバランスを取ることも大切になってきます。

    こういったことが円滑にいくかいかないかも、日々のコミュニケーション次第です。ろくなコミュニケーションがないままに店の都合だけで言ったとしても、スタッフたちはいい顔をしないでしょう。
    日頃からスタッフたちと接していることで、初めて伝わることもあると思います。
    ある意味、人件費はカットしやすい部分でもあり、いちばん気を遣う部分でもあります。

    コストカットは経営に関わる部分でもあるので、人件費も含めて、抑えるところは抑えて、投資が必要なときにはしっかりと投資することが大切です。

  • ネイルサロンコンサルについて2016.02.29

    こんばんは!

     

    コンサリスタ・アドバイザー後藤です。

     

     

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    というお悩みも解消されます♪

     

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    その時の経験とさまざまなサロン様でアドバイザーとして多くのサポートをさせていただいた経験をもとに個々のサロン様に合わせた対応を第一にさせていただいております。

     

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  • ネイルサロンコンサルについて2016.02.26

    こんばんは!

     

    コンサリスタ・アドバイザー後藤です。

     

     

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    (有難う御座います。5枠終了となりました)
    大変有難いことに現在5枠が終了となりましたが、お問い合わせがとても多くご対応させていただいている間に受付枠が全て埋まってしまいました。
    ご迷惑をおかけ致しまして大変申し訳ございませんでした。

     

     

     

    3月15日以降の日程になってしまいますが

     

    ※2月末までにお申込みいただいた方に限り

     

    アドバイザーコンサルティング

    【初回】90分無料

     

    現在、こちらのメニューでご対応させていただいております。

    「なんか気になるな~」

    「どんな事をやってくれるんだろう?」

    「こんなことでもお願いできるのかしら?」

     

    「で、アドバイザーって何する人??」

     

    また

    「後藤ってどんな人?」っていう方も多いと思います(笑)

     

    2月29日までお申し込みいただければ【無料】で対応させていただきますのでお気軽にお申込み下さい♪

     

     

    住まいが千葉県の柏なので 基本的に都内近郊になりますがお茶したり~♡美味しいケーキを食べながら~♡でも(笑)

    スカイプで話してみたいもOK♡

    2月末までお申込みいただいた方、無料です♡ お気軽にご連絡下さい(^^)/

     

     

    ※2月末までにお申込みいただいた方に限り

    アドバイザーコンサルティング

    【初回】90分無料

    (3月15日以降での日程になります)

     

    ★お申込みフォームはこちら★

     

     

    アドバイザーコンサルについてのご質問やお申し込みについてのお問い合わせもお気軽にどうぞ♪

     

    ★お問い合わせフォームはこちら★

     

    3月15日以降のスケジュールですが

    現在、対面・スカイプ・お電話・メール

    各ご相談方法共に

    3月15日

    3月16日

    3月18日

    3月20日

    3月21日

    3月29日

    3月30日

    3月31日

     

    上記お日にちに関しまして、終日受付枠は終了となっておりますm(__)m

     

    キャンセルが出る事もございますので上記お日にちご希望の方はお申込みフォーム内の【ご希望の日時】にご入力下さいませ♪

     

    • アドバイザーって?

     

    サロンオーナー様のブレーンとなり、現場運営に特化したサポートをしております。

     

     

    • コンサリスタの顧問アドバイザーはここが違う!

     

    一番は実際にサロン様まで毎回訪問させていただくことです。

    オーナー様からご相談をいただき「〇〇するといいですよ」「解決のために〇〇をしましょう」というように、ただアドバイスをするようなサポートではありません。

    顧問となり、オーナー様の抱えているお悩み解決のために実際に現場スタッフやサロンの状況を見てアドバイスし、それらを実行していくサポートです。

    だから

    『アドバイスしてくれるのはいいけど、それをどうやって現場に落としこんで実行していけばいいの?』

    というお悩みも解消されます♪

     

    また、オーナー様の「こういうことしてみたい!」というアイディアの落とし込みスケジューリングのお手伝いや、それが実行されるよう現場運営までをサポートさせていただいく事も

     

    オーナー様のお仕事がスムーズに、そしてサロン様のさらなる発展に繋がるよう

    よきパートナーとして『安心して何でも相談できる人』です。

     

    業務委託での契約になるので、そのポジションで新たにスタッフを雇う必要がなくなり余計な手間・コストを省くこともできます。

     

    たとえ同じ業種のサロンオーナー様でもお仕事に対する思いや、環境、お悩みはさまざまです。

     

     

    技術者ではない私がスタッフを雇用しネイルサロンをオープン

    5ヵ月目からは一店舗40万円の利益を安定して出すことができました。

    オーナーとして良いことも悪いことも含めて本当に多くの事を経験し学んできました。
    その時の経験とさまざまなサロン様でアドバイザーとして多くのサポートをさせていただいた経験をもとに個々のサロン様に合わせた対応を第一にさせていただいております。

     

    今月末まで無料でアドバイザーコンサルティングも再開しておりますので疑問や不安がある方、是非ご利用下さいね

    (^^)/

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