知識集
こんにちは。
仲村和也です。
ネイルサロンは、夏に向けてぐっと忙しくなるものです。夏の季節にいかにお店のファンを増やせるかがサロンをやるにあたってかなり重要ですので、気合いが入るオーナーも多いのではないでしょうか?
ですが、この頑張り時の繁忙期目前、オーナーにとっていちばん打撃を受けるのが、スタッフが突然辞めてしまうことですよね。これには、きっと頷いている方も多いと思います。
■日頃のコミュニケーションがピンチを救う
基本的に繁忙期前、特に夏前にお店を辞めるというのは、ネイリストとしてはあり得ないといった雰囲気はあります。この時期にサラッと「辞める」といえてしまうのであれば、ちょっと問題でしょう。ですが、どうにもならないような体調不良やプライベートの出来事が起こってしまうことはあります。
ネイリストが余っているサロン、というのを私は見たことがありません。どこのサロンにしてもギリギリの人数でやっていたり、常に足りない状態が現状だと思います。
故に突然のスタッフの退職、ましてや繁忙期直前であれば、急いで求人をかけてもスクールを卒業したての未経験の人ですら来ない、という状態になるので、かなり追いつめられてしまうことになってしまいます。
これには、残念ながら「はい、これが解決方法です!」というものはありません。
ですが、こういったピンチを救ってくれるのは、いつも私がいっているようにスタッフとの日頃のコミュニケーションに尽きると思います。コミュニケーションを日々密にしていれば、スタッフの微妙な変化を察知できて素早い対応が取れることは多いはずですし、どうにもならずに辞めてしまったとしても、残ったスタッフたちがその穴を埋めようと頑張ってくれるはずです。
こいうった対応が出来るかどうかは、オーナー次第だと思います。
■スタッフたちとの信頼関係を作るために
例えば別店舗からのヘルプや、スタッフが通し勤務、連続勤務をしてくれるか、人数が足りないときに代わりに出てくれるかどうかは、オーナーへのリスペクトがあるかどうかで変わってきます。
いちばん簡単なのは、時給などをアップして対応してもらう、ということですが、これが出来るか出来ないかというのもオーナーの力です。スタッフたちはお金を稼ぐために働いているのですから、無理をして貰うことに対しての対応としては当然のことです。
ただ、信頼関係というものは決してそれだけでは作れないものだとも思います。
日頃、スタッフたちとのコミュニケーションはちゃんとできていますか? スタッフ一人ひとりの顔と名前は解りますか? ほんのたまにしかスタッフたちと接していないのであれば、よく解らないかもかもしれませんよね。
時間があるときにサロンに顔を出す、現場の様子を見てみるなどをして、何気ない話しでもかまわないのでスタッフたちと会話をするのも大切なことです。
マイサロンで働いていて、お店のことをどう思っているか、現状で気になる部分、自分の将来をどう考えているか? などを聞いてみるのもいいでしょうし、仕事のこと以外でも音楽や映画、趣味の話しをしてみるのもいいでしょう。場合によっては聞くだけではなく、オーナー自身の話しも色々としてみるといいかもしれません。年齢や立場に限らずに、スタッフたちから教えられることも色々とありそうです。
コミュニケーションの場のひとつとしては、本当は食事や飲み会などが適しているとは思うのですが、最近の若い人たちはそういうものを嫌う傾向にあるとも聞きますし、そうであれば、サロンにいるちょっとした時間を活用するしかなさそうです。ですが、それでもいいと思います。
来るだけでサロンに緊張感が走りピリッとする…オーナーにはこういう存在感も必要だとは思いますが、やりすぎると避けられるようになってしまいます。わりと気軽に話しかけられる存在感、というのも必要ではないでしょうか?
“サロンのために頑張れる”
“同じ職場の仲間たちを助ける気持ちを持てる”
“同じビジョンに向かうためにピンチを乗り越えようと協力する”
スタッフたちにこれらの思いがあるのであれば、それはオーナーやサロンにそれだけの魅力があるということです。
よく“ピンチはチャンス”といいますが、オーナーとスタッフたちが苦難を乗り越えることが出来たときに、さらに深い信頼関係が生まれることもあると思います。ピンチの時にこそ、それを信頼関係が生まれるキッカケにしていきたいですね。
問題が起きたときこそ、オーナーとしての器が試されます。冷静に、しっかりとした対応をしていくことが大切です。
こんにちは。
仲村和也です。
経営をしていて、いつも身をもって感じるのが人との繋がりの大切さです。
ネイルサロンをやる上のベースであるネイリストやアドバイザーたちもそうですし、税理士や社労士など、色々な方がいてくれるからこそ今が成り立っていることを実感しています。
どんな人でも、出会う人間によって生活や環境は変化していくものです。
人間はひとりでは生きていくことは出来ないので、人生においてこの人間関係は、自分に大きな影響を与える重要なものといって間違いないでしょう。
学生の頃には友人たちとの出会いがあり、社会人になってからはそれに加えてビジネス上の知人との出会いが生まれます。利害関係が発生するビジネスでの知人の場合、友人関係とは違ってその関係は複雑にはなってきますが、さまざまな出来事の中で自分にとって信頼できる人と出会えれば、その喜びも大きいはずです。本当に信頼できる人との出会いは、そうそうあるものではないので、その関係は大切にしていきたいところです。
■とても重要なメンターの存在
よく聞くかもしれませんが、メンターの存在は最も重要だと思います。
メンターとは、仕事や人生におけるサポートやアドバイスをくれる、優れた指導者や恩師、助言者、信頼のおける相談相手のことをいいます。
メンターと出会うことによって自分の思考パターンが変わったり、自分では思いもよらないような考え方を知ったりして、それまでとは違った物事の捉え方が出来るようになります。
直接的にメンターの存在がなかったとしても、みなさん誰かしら憧れの人や尊敬する人などがいることと思います。
以前、ビジネスはまず成功しているビジネスモデルを参考にして真似るのが近道だと、このブログでもお話ししたことがありますが、その人だったらこういう時にどうするだろうかと考えたり、やっていたことを取り入れたりするのもありだと思います。この場合は、例えばその人の書いている本を読んだり講演会に行ったりして、その人生や考え方をよく知ることも大切なことです。
ちょっと異なるかもしれませんが、メンターとまではいかずとも、自分の心のよりどころとなる存在があるのとないのとでは、何かあったときの気構えが違ってくるかもしれませんね。これはビジネスにおける著名人だけに限らず、それが芸能人であっても、スポーツ選手などであってもいいと思います。
■沢山作りたい、オーナー同士の繋がり
少し話しが逸れてしまいましたが、ネイルサロンをやっていくのにも色々な情報が重要になってきます。そして人間関係を大切にすることによって、より良い情報をいち早くチャッチ出来ることも多々あります。
同じビジネスをやっているオーナー同士の繋がりがあることで、ネイリストを紹介して貰えたり、最新技術や機器、優良な空きテナントの情報が入ってきたりと、さまざまなメリットが出てくると思いますし、逆にこちらからお役に立てることもあります。
この他にも、オーナー同士の繋がりを沢山持つことで色々な体験談を聞けたり、その人の考え方が自分とどう違うのかを知ったりすることもできるはずです。長年経営に携わっている人などに出会えれば、前述したメンター的な存在になることもあるかもしれません。
同じ苦労を分かち合う、という意味でもちょっと他ではいえないようなことも話し合えるでしょうし、ネイル業界の今後などに関して意見を出し合ったりも出来ます。
気心が知れて、ビジネスだけではなくもっと突っ込んだ友人関係が築ければ、こんなに嬉しいことはないでしょう。社会に出てからは、友人を作る機会というのはとても少ないと思いますし、好感度の高い相手と出会ったならば、積極的に交流を持つようにするのもいいでしょう。ただ、その相手が自分にとって信頼できるのかどうか、ということには気をつけたいところです。
もちろん、外部の方たちだけではなく、出会いがあって一緒に働いているマイサロンのスタッフたちとの繋がりも、より大切にしていければいいと思います。
私は日頃から、さまざまなオーナーの方とお会いする機会がありますが、これからもより多くの方との出会いがあり、ギブアンドテイクの関係が生まれていけばいいな、という思いでいます。
ネイル業界においても、さらに発展していくためには色々な技術や情報を共有し合って、発信していくことが重要ではないかと感じています。
こんにちは。
仲村 和也 です。
今日はミーティングについてです。
ミーティング は月一回何日に行なう。などと決まっているサロンも多いかと思います。
私もそのようにしていた時期もありましたが今は特に議題がない場合はしません。
コミュニケーションを図るといった内容でしたらいいとはミーティングは月に一度は必ずやる。というのもありだと思いますが、経営戦略的なものでしたらあまり意味を持たないかと思います。
例えば私にネイリストがどんなに一生懸命新しいネイルアートの技術を説明してもくれたとしても、残念ながら私はその内容の中身についてほとんど受け取れません。
逆にネイリストに細かい経営戦略を私が話してもネイリストにとっては意味のないことになります。
もちろん常に会社のビジョンについては伝えていっていますし、それについて質問があるならばもちろん対応します。
では、どのようなミーティングがいいのかといいますと、具体的にまず明確な主旨がそこにはありそこにむけてわかっている人間が必ずいる事というのが大切になってきます。
ミーティング = わかる人間がそこにいてその方中心に話が進み目的にいくこれが理想とも言われています。
特に明確な議題もなくただ集まるだけでは正直無駄でしかありません。
特に叱咤激励をするだけのミーティングは効果がないという事です。
しかし、いつもいいますがコミュニケーションはとても重要です。
ですので、ミーティングではなく、食事会などを定期的にするのは必要なことだと思います。
それぞれ持ち場は違くても同じ方向を見ていること、自分の責任をきちんと果たしていくことへの意識の擦り合わせはとても重要なことです。
なんとなく決まりにしたからやっているというミーティングがあるならば、見直してみるのもいいかもしれません。
オーナーはどんな瞬間も勤務時間内はスタッフへの給料が発生しています。
いかに意味のある勤務時間を過ごしてもらうかで会社の発展になっていき、ゆくゆくはスタッフに還元されるわけですので時間を有効に使う事はとても大切です。
こんにちは
仲村和也です
今日の話はネイルサロンをやっているオーナーに向けてですが
顧問サロンを見ていてもまた自社のサロンを見ていても
オーナーが100%の想いを注いでも相手が100%それに
答えてくれる事はまずないと思ってもいいと思います
私も今までこの仕事以外100人以上のメンバーを抱え営業職として
やらせてもらった時期はありますが正直その経験をしています
そこで思ったのはここまでやっているからそれに答えてやってくれるだろうという
想いがあるからでありそこは自己満足であると認識しています
話しながら見ているところが違うと言ったケースも多々ありいくらたっても交わらないという事も
多いです。
では現場スタッフとお互い同じところをみて仕事するためにはどうしたらいいのでしょうか?
となります
そこを動かすそのはマニュアルでありルール
感情をいくら注いでもという事は温度差は絶対的に出てきます
決してこれがダメという事ではありません
ここには気持ち=形がないもので測る事が出来ないのです
ですからそこに期待するのは非常に難しく
そこはあくまでも自分が好きでやっている
そこに恩を売っているという気持ちは持たない方が無難です
ならばルールを作る事になります
もうこういうものだ
と思った方がいいかもしれません
私は正直ネイリストとのコミュニケーションは好きでやっていて会社組織としての期待にはルールを作る
という事にしております
またこのルールですがおおまかな事は就業規則になりますが細かいペナルティー的な事はそのサロンごとに
変わってくると思います
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
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