知識集

  • ネイルサロン経営2017.07.06

    こんにちは。

    仲村和也です。

    今回はネイルサロンにおける平均利益を中心にお話をしていきましょう。

    サロンを継続していくための利益は?

    この話題は、新しいオーナー様に毎回聞かれることです。
    平均利益は、まずネイルサロンでも他のサロンでも、
    “回転数×席数×店舗数”というような計算式になります。

    ザックリといいますと、だいたい30万から50万が相場だと思います。
    そしてネイリストオーナーの場合だと、現場に入れるのなら自分のお給料と合わせて
    プラスで20万から30万がいいところでしょう。
    ですが残念ながら、オープンしても1年持つサロンは半分もないと思います。
    もちろんサロンの規模にもよりますが、やはりビジネスですからある程度のリスクはあります。
    その逆に、1店舗の利益を50万オーバーに上げているサロンもあるのです。
    そこがビジネスの面白いところなのです。

    今現在、もうネイルサロンは数多くありますが、サロンのある1点を変えるだけで一気に利益を上げることも出来るのです。
    これに関しては、ネイルサロン業界はまだまだチャンスはあると思います。

    その方法といえば、
    例えば
    「価格」
    「時間」
    「デザイン」
    「宣伝の方法」
    「他業種とのタイアップ」
    などなど、上げればいくらでもあります。
    もちろんこれらにどれだけの資金をかけられるかということも絡んではきますが、ここを従来のサロンと比べて、ひとつでも他にはないものを作るだけでビジネスになってきます。

    ですからまず、出店サロンや顧問のオーナー様には、
    土台を作ったら次は自分のサロンの何が強みか? 他にないものを探していくのも大切だと伝えています。

    他店にはない、自分のサロンならではの強みを作る

    私の場合を言うと、このコンサルティングがそうです。

    自宅サロンでのコンサルやネイリストコンサルの方はいても、
    私のように全く現場にいない複数店舗のオーナーコンサルタントはいないのです。
    ひとくちにコンサルティングといっても、経営形態やオーナーによって内容は変わってくるので、ここを考えたわけです。
    そこにニーズがあると思い、そこをビジネストして捉えて、その業務も分業にしました。

    このように、見方や考え方を変えれば、いくらでも利益は上げることが出来ます。
    私のコンサルティングは自分の立場を考えてのことですが、自分ではなく、サロンのネイリストたちスタッフの得意な部分や力を入れている部分などがあれば、そこを基に考えていくことも出来るでしょう。
    また、ネイル技術以外のことでも、接客接遇にひと工夫を加えてリラクゼーション的なものを考えたりするのもアリだと思います。

    カリスマネイリストでもいれば、それがいちばんの売りにはなるでしょうが、そういう存在はそう簡単にいるものではないですし、とにかくどんなことでも、
    「うちはここが他店にはない売りだ!」というものがあれば強いです。
    これだけネイルサロンが増えている現状を見ると、ネイルの技術云々は、正直いってどこもそう差はないはずです。
    そうなってくると、人気店になるためのポイントとなるのはアイデアだといえるのではないでしょうか?
    発想の転換は斬新なアイデアを生み出してくれます。
    オーナーひとりであれこれ悩んでいるよりは、アドバイザーや店長、現場のスタッフたちから色々とアイデアを募集するというのもいいかもしれません。
    “うちのサロンには特徴がないな…”と思うのなら、そういう部分を作っていけばいいのです。

    そしてそれだけではなく、売りが出来たならその部分をメインにしてお客様に知らせることも大切です。
    ホットペッパービューティーなどでの広告でもいいですし、サロン関係のSNSで発信するのもいいと思います。
    とにかくその売りをお客様に“知って貰う”ことです。
    体験してくれたお客様が、口コミにでも書いてくれたらしめたものです。

    ただしこれらをやるには、まずは起業や独立をしたことがない場合には技術的なことはもちろん、接客接遇などにしてもサロンの基本の土台を作っていくことが大切になるので、覚えておいて下さい。
    最初から突飛な経営戦略をしても、基本がしっかりしていなければ意味がありません。
    まずはしっかりとしたサロン作りから始めて下さい。

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