知識集

  • スタッフ教育2016.04.14

    こんにちは。

    仲村和也です。

    先日、辞めるスタッフが出ないようにするためには賃金と環境が大切だということを話しました。
    環境については、まだ何も出来ない状態でも高めの時給を出していたにもかかわらず、辞められてしまった、という声を聞くことがあります。
    逆に、最低賃金でとても厳しい研修や状況にあるのに離職率が低いところもあるのです。
    今回は、ネイリストたちにとって重要な技術研修について話していきます。

    研修がない状態が生んでしまう悪循環

    小さなサロンに入った場合、しっかりとした研修があることは稀で、ほとんどは店長や周りのスタッフたちが何となく教えて何となく接客に入っていく形になってしまうことが多いようです。
    スタッフの人数が足りなかったりギリギリでやっているサロンが多いことを考えると、これはある程度は仕方がないことかもしれません。それでも伸びる新人の方もいるとは思いますが、先々を考えると決していい方法とはいえません。
    何となく接客に入るようになったという新人ネイリストの方からも、技術に関しての正解が解らないことが多くて困っている、といった声を聞くことがありました。

    よく職人の技は教えられるのではなく、見て盗むものだとはいいますが、サロンの場合には直接お客様と応対することは基本ですし、何となくで接していては、結局クレームが来たり最悪だとリピーター様まで失うことになりかねません。さらにスタッフも辞めてしまうという悪循環も生まれてしまいます。

    一から十まで技術を教えることは不可能だとしても、最低限の基本を教える、というのはネイリストにとって大切なことです。
    基本を教えれば、後は各ネイリストたちが自分なりに研究したり工夫をしていけるはずです。覚えの早い人や遅い人など、いろいろいるとは思いますが、その人にやる気があれば、きちんと教えておくことは無駄にはなりません。もちろん、せっかく教えたのに辞めてしまった、ということも多々あるかもしれません。
    そういった部分を、面接で100パーセント見抜くのは難しいことだといえますが、だからこそ、研修期間があるのだと思います。最初のうちの研修では、技術と共に新人の方のやる気を見る、ということだと思います。

    サロンとネイリストに有益な研修日を作る

    面接のときに、なぜそれまでのサロンを辞めようと思ったのか? という質問に対して、「このままだと成長できないと思ったから」といった返答が意外と多いです。ネイリストたちにとって、時給が良ければそれに超したことはないと思いますが、それだけが長く勤める理由ではないのです。
    せっかく技術者として成長していきたいと思っている方が多いのに対して、ネイル業界では育てられる環境が整っていないところが多くあるように思います。ですので、その環境を整えられるサロンは強い、ということがいえるのです。
    業界全体がそうだとしても、自分のサロンでは工夫をして新人をしっかり育てていく。このことで優秀なネイリストたちも生まれてきますし、マイサロンは当然のこと、ネイル業界全体としてもより向上していくことができるのです。
    新人を育てるための充実した環境というのは、他業界でもなかなか難しいものだと思います。特に技術が必要な接客業の場合、スタッフが足りないところが多いので、他ではどんな工夫をしているのか、ということを調べてみるのも参考になるでしょう。

    あるサロンでは月に一度、研修日として店長が技術を教える日を作った結果、技術力の向上はもちろん、離職率もグッと落ちたそうです。
    オーナーの立場からすると、1日サロンを開けないことで稼ぎが減る上に人件費がかかってしまう、という部分で悩むところではあると思いますが、これは必要な投資といえます。
    月に一度の研修でも、ネイリストたちが成長して利益が伸びれば、研修カリキュラムなどを組むことも出来るようになってくるはずです。
    技術を売るのがネイルサロンの基本といえますし、ネイリストたちがお客様に満足して頂ける技術を習得していけば、リピーターも増えていくはずです。多少の無理をしても、先々のことを考えて研修日を設定することは重要ではないでしょうか?

    ネイルサロンをやるのであれば、そして成功させたいのなら、とにかく人の育成が大切なのです。

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