知識集

  • ネイルサロン経営について2016.02.08

    こんにちは。

    仲村和也です。

    このブログではよく、ネイルのことは解らずにビジネスとしてネイルサロン経営を始めるオーナー様に向けてお話ししていることが多いです。

    それでは、ネイリストがサロンの経営をする場合はどうなのか?
    今回はこのお話しをしていきたいと思います。

    ネイリストオーナーになるために必要なこと

    ネイリストは技術職なので、基本的には経営者とは考え方の違う方が多いのですが、
    やはりサロンを出すのであれば経営的なことを学ぶ必要があります。
    ただ、経営面の経理的なことは他の人間に任せてしまうことも出来ますし、総合的に見ると何も知らない方よりもネイリストの方の方がはるかに有利なことのほうが多いと思います。

    ですが、経理的なことを任せるとしても、自分もきちんと内容を把握する必要はもちろんありますので、多少なりとも勉強が必要です。
    そして、経理を見る相手に専門家を選ぶのであれば問題はありませんが、たとえばパートナーなどに任せる場合には、サロンをやっていく上でのビジョンなどをしっかりと共有できている状態にしておくことが重要です。
    もしお互いにバラバラな考え方だとすると、経理だけではなくいろいろな部分でトラブルが起こってしまう可能性も出てきます。

    さらにもうひとつ、スタッフをしっかりとコントロールできること、これは必須です。
    最高責任者として、サロン内のスタッフたちの状況をしっかりと把握して、的確に指示を出せることが大切です。
    もちろん、これもアドバイザーなどにサロン内のことを任せることも出来ますが、何も知らない、ではダメです。

    ネイリストオーナーであれば、自分がネイリストとして働いた経験があるだけに、雇われているネイリストとしての心理やスタッフ同士の人間関係などは未経験のオーナーよりもずっと解ると思います。
    サロンにとってネイリストたちの存在はとても重要ですが、コントロールするということは一筋縄ではいかないでしょう。
    なので、それを自分の経験から活かせるというのは、とても大きいことだと思います。

    ネイルサロン経営の持つ“可能性”

    ネイリストオーナーの年収について、これはよくネイリストに言うのですが、1000万くらいの収入も決して不可能ではありません。
    もちろん、そう簡単に出来ることではありませんが、今の時代、女性が年収1000万を狙える、もしくは話半分で500万を稼げるビジネスというのはそうはないと思います。

    ただし、この話しは安易に誰でも、ということではないです。
    何も知らずにサロンを出しては、よほどのビジネスセンスと運がない限りは失敗するでしょう。
    今までネイリストとしてネイルのことのみを考えてきた方なら尚更です。
    しかしここで言えるのは、自分自身が現場で施術に入れるのは何事にも増して強い、ということです。
    これが出来ないからこそ、私も含めてネイルが解らないネイルサロンオーナーたちは悩むことが多いのです。

    ネイリストの基本的な給料は世間的には決して高いとはいえません。
    ですが、ネイルサロンの経営は初期費用や資格の面などでも生活を変えて、経済的に豊かになれる可能性が他の職種よりも高いと思います。
    何も顧客が多くてキャリアの長いネイリストだけの話しではありません。
    ネイルサロンを出したいがためにネイリストの資格を取り、ほぼ未経験から開業してネイリストになって立派に経営している方もいます。

    すでにネイリスト方は、現場のことや必要な商材などを十分に理解しているわけですから、その他の経営的な部分の情報をしっかりと集めて、ぜひ夢に向かって進んで頂きたいと思っています。

    ちなみに、男性でも高収入が難しい現在、女性が中心であるネイルサロンの世界に挑戦してみるのもいいと思います。
    恐らく、女性以上に解らないことだらけでとても苦労するかもしれませんが、ビジネスとして考えても、ネイルサロン経営にはとても可能性があると思います。
    しっかりとビジョンを持って経営が出来れば、成功することが出来るはずです。
    何よりも私が生き証人なのです。
    最近では男性ネイリストの方も増えてきています。オーナーとしての可能性を追ってみるのもいいのではないでしょうか?
    ひとついえることは、もし男性でネイルサロンオーナーになるのであれば、信頼できる女性のパートナーやアドバイザーがいたほうがいいということです。
    男性では理解できない様々なことに対応して貰えるのはかなり心強いので、これは確かにいえることです。
    どちらにしても、決断してまず動くこと。これが大切なことです。

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