知識集

  • ネイルサロン経営について2016.01.14

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイリストが求人しているネイルサロンを探す際のポイントのひとつに、社会保険完備というのがあります。
    特に前職が一般企業の事務職だったりすると、社会保険がないのはあり得ないという方が多いです。
    社員希望=社会保険加入希望という方がほとんどですが、ネイル業界では、きちんと加入しているサロンはまだ多い傾向にあると思います。

    ネイリストたちには重要な社会保険

    まずは社会保険について、ざっくりとですが説明していきましょう。
    社会保険とは、国民の生活を保障するために国が設けた公的な保険制度のことです。
    その内容は、医療保険(健康保険)/年金保険/介護保険/雇用保険/労災保険
    となっています。
    このうち、介護保険は以前はなかったのですが、平成12年から加わりました。
    社会保険は、法人の場合には例え事業主ひとりだけだったとしても強制加入で、個人事業の場合には常時使用される従業員が5人以上であればこれもまた強制加入となります。

    個人事業で従業員が5人以下だったり、一部の業種では加入するかどうかは任意で選ぶことが出来ます。
    とはいっても、前述したように求人を探している人たちにとっては社会保険は重要ですし、加入していることできちんとした会社である、という印象を与えると思います。
    何より、従業員のことをちゃんと考えれば加入する必要はあるといえます。

    会社側には大きな負担でも…

    マイサロンも、個人事業から法人を立ち上げた時に社員のネイリストは加入しました。
    この社会保険ですが、ネイリストにとってはいいものかもしれませんが、雇用する会社側にとっては大きな負担になるのは事実です。
    ですので、求人誌には“社保完備”と記載されているのに、実際にはないという話しもよく聞きます。

    確かに会社的には負担ではありますが、これによって信頼度が上がり優秀な人材が獲得しやすくなりますし、離職率も下がるのでこの辺はメリットになります。
    ネイルサロンの経営はネイリストたちスタッフがいてこそなので、ここは先々を見据えてちゃんとしたほうがいいところでもあります。
    もし、まだ個人事業で社会保険に入っていなかったとしても、ゆくゆくはきちんと加入する意思があることをネイリストの面接の時に伝えておくといいと思います。

    社会保険の詳細については素人にはなかなか難しい部分が多いので、まずはハローワークや労働基準局などに行って相談してみるといいでしょう。
    計算方法なども細かくて難しいので、社会労務士がいると心強いです。
    まれに社会保険には入らなくていい、入りたくないという方もいますが、基本的には強制になります。
    ただし、労働時間や労働日数によって入らなくていい場合もありますので、社会労務士に相談して給料体系を考えることがポイントになってきます。

    ちなみに、社会保険などはその内容が変更されることもあります。当然それを知らせる通知は来るのですが、ついついおろそかにしがちな部分もあるので注意したいところです。
    なかなか手が回らないようであれば、専門家に頼んでおくと安心できるでしょう。

    社員には社会保険があって当然、というのが当たり前なようですが、まだ規模が小さい会社にとってのこの負担は大変だということをネイリスト側も理解して、それに伴うように頑張って貰いたいと思っています。

    また、スタッフたちの雇用の形態としては、社員、パート、アルバイトだけではなく、業務委託というのもあります。
    これらはそれぞれにメリットとデメリットがあるのですが、この業務委託についても、オーナーとして知っておいたほうがいいと思います。
    これについては、また次の機会に説明していきたいと思います。

    近年では、ネイル業界だけに限らずに、会社の経費の負担を減らす意味もあって正社員として雇うよりも契約社員やパート、アルバイト、派遣社員、さらに業務委託という形態で人を雇う会社が増えてきています。
    良い悪いは別にしても、そういう社会になっている中で、自分のサロンにとってどんな形態がいちばんいいのかを考えていく必要があると思います。
    もちろん、サロンにとって大切なスタッフたちの生活のことも考慮に入れることが重要です。
    社会保険なども含めて、オーナーとして最低限のことはやっておきたいところです。
    優秀なネイリストたちが集まってくれれば、それだけ自分のサロンも繁栄していく、ということを忘れないように、お互いに気持ちよく仕事が出来るようにしたいところです。

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