知識集
こんにちは。
仲村和也です。
私はあまりネイルの商材については書きませんが、この部分もネイルサロンをビジネスとしてやっていくためにはかなり大切なことのひとつといえます。
今回は、ネイルサロンでの商材についてのお話しをしていきます。
ネイルの商材の使い方や成分などについては、正直にいって私には解りません。
やはりこの部分はネイリストには到底かなわないと思っています。
しかしネイルサロンというビジネスをしていく上で、この材料費は全体の何パーセントなのか? などの数値の部分は細かく決めていく必要があります。
ちなみに、マイサロンでは当初は7%ほどで、現在では5%ほどになっています。
ただ好きな商材をガンガン使っているだけでは、利幅が減ってしまいます。
コンサルティングをしていて、もちろん私がオススメしているメーカーもありますが、皆様それぞれで使っているジェルメーカーが違います。
使っている理由はそれこそ沢山あるとは思うのですが、よく聞くのは“昔からこれをずっと使っている”“成分がいい”“ブランド力で安心できる”などです。
ですが、大切なのはこの理由の中にビジネスとしての研究が入っているか? ということです。
もちろん、使い勝手の良さもありますが、それに対する価格帯もとても大切です。
例えば、激安ネイルサロンと高級ネイルサロンでは基本的に使う商材は違ってきます。
当然のことですが、激安サロンで高い商材を使っているようではビジネスとして回りません。
コンビニのコーヒーと一流ホテルのコーヒーは違うのと同じです。
これがただのネイリストであれば、正直使う商材は何でもいいのです。
しかしオーナーとしてビジネスをやっていくために、まして店舗拡大を考えているようであれば、常にこの部分の見直しは必ず必要です。
これは経営者としての独自で重要な視点であり、ひとりのネイリストとしては考えないことです。
肝心なのは、今使っている商材よりも品質が良くさらに安いものはないか? ということを意識することです。
また、取り引きしているメーカーとはしっかり信頼関係を作って色々な交渉をし続けていきます。
マイサロンでは、現在そこはアドバイザーに任せていますが、場合によっては私も会ったりします。
アドバイザーには、常にこの材料の追求をお願いしています。
それくらい、商材選びは大切なのです。
ネイルサロンが登場してから、今では激安サロンだけではなく自分で出来るネイルキットもあります。
もちろん品質などはそれぞれで異なりますが、要はそれだけ商材も進化してきているということです。
メーカーサイドにしても、より良いものをより安く、ということで日々開発しているわけです。この部分を考えずに、ただ同じ物を使い続けているようでは、経営者としてマイナスです。
ここら辺は、メーカーと信頼関係を築くことで情報を貰えるでしょう。
もっといえば、他メーカーで安く良いものがあれば乗り換えることも視野に入れて考える、ということです。
古い付き合いだから…だけではビジネスを飛躍させることは出来ません。
大切なのは、常にアンテナを張っておいて新情報をしっかりとキャッチしておくことです。
その上で自分のサロンにはどれがいちばん適しているかを、ビジネスの視点も含めて決めていくことです。
もしネイルのことが解らないようであれば、前述したようにアドバイザーや現場の責任者などに常にチェックしておくように伝えておくべきです。
今まで多くの方になぜこの商材を使っているのか? と聞いても“昔から使っているから…”という答えばかりで、そこに具体的な理由がないことが多い気がしました。
でも、だからこそ、この業界はまだまだチャンスだと思っています。
他店があまり気にしていないような部分にポイントを置いて、そこを考えてみることで一歩抜きん出ることも可能です。
これは商材に限らずにいえることでもあると思います。
ネイルに関しての新情報をしっかりとキャッチして、誰も気にしていないような部分を見つけてより良くなるように対応していく。
これはオーナーである自分だけではなく、サロンのスタッフたちにも気にするように話しをしておくことも大切だと思います。
もし注意していないと思ったなら、今使っている商材についてさらに良いものはないか? ということをぜひ研究してみて下さい。
そして、ネイルも流行の速度の早いファッションの一部です。全てに於いてアンテナを敏感に張っておくことも大切でしょう。
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