知識集

「ビジネスパートナー」
  • オーナーについてネイルサロン経営ネイルサロン経営について2016.05.07

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンをやっていく上でいちばん重要なのは「人」です。
    ネイリストオーナーであれば、自分の腕ひとつでやっていくことも可能かもしれませんが、身体はひとつしかありませんから、一定額以上の売り上げは不可能です。ある程度の規模までは自分が施術に入れるネイリストオーナーはとても強いですし、その後も全くネイルが解らないオーナーよりはメリットが沢山あるとは思います。
    ですが、ビジネスとして大きく成功したいのであれば“自ら稼ぐ”のではなく、自分がリーダーになって稼げるチームを作らなければいけません。実は、このシフトチェンジはとても難しいのです。

    思考が異なるネイリストとオーナー

    それまで現場で働いていた人間が部下に現場を任せるようになった場合、よく聞くのが「自分でやった方が早い」や「部下にも自分と同じようにすることを望む」ということです。
    これはネイリストオーナーでも同じで、施術を自分で出来てしまうが故に、全て同じようにしてもらわなければ気が済まない、という気持ちになってしまいがちですが、これではチームを作るのは難しくなってしまいます。このような思考は、技術者としての思考といえるでしょう。

    オーナーとして、店舗展開をビジネスとして考えるのであれば、思考を変えていかなければなりませんし、早い段階から自分の分身や協力者を作ることが重要になってきます。全ての方がそうではなのですが、技術者の方はビジネス思考というよりは、職人気質な方が多い傾向にあると思います。

    技術者であるネイリストと経営者であるオーナーとでは、考え方が異なってきます。両方の思考をバランス良く持っていればいいのですが、中々そうはいかないでしょう。
    最初のうちはいいと思うのですが、ある程度キャリアを積んできたら、ネイリストからオーナーへとシフトすることを考えた方がいいかもしれません。

    人を見極める力がいいチームを作る

    自分の足りない部分を補ってくれるビジネスパートナーを見つけたり育てることも重要です。どちらにしても、自分自身に何らかの魅力がないとパートナーを作るのは難しくなってきます。“秀でた技術力を持っている”“人心掌握術に長けている”などがあると思うのですが、そういう意味では、ネイリストオーナーはまずパートナー候補の方に技術力という点でアピールするのもいいかもしれません。もちろん、相手の方の持つ魅力も、しっかりと見定めることは必要です。

    そしてもうひとつ、チームを作るのに必要なのは、適材適所を見極める力と人に任せていくための仕組み作りです。
    一緒にやっていこうと決めた方たちはどんな部分が優れているのか、何を任せれば能力を最大限に発揮してくれそうなのかを、しっかりと把握することが大切です。
    ここで重要なのは、アドバイザーと店長の存在です。アドバイザーはオーナーと現場の人間との橋渡し役的存在となり、店長は技術的指導はもちろん、現場の人間関係などを把握してまとめてくれる立場です。
    この2人が優れていると、まとまりのあるいいサロンとなり、その魅力はお客様にも伝わっていくはずです。それだけに信頼できる方に任せたいところです。

    チャンスを活かすために

    ネイルが好きで、しかも自分自身も施術に入れるというのは、私には真似の出来ない素晴らしいことです。オーナーの立場としても、現場で施術しているスタッフたちの考えや悩みなどをリアルな感覚で理解することが出来るのではないでしょうか? 時間のあるときなどに自分も現場に立って施術を行うことで、お客様やスタッフたちとコミュニケーションが取れる、というのはとても大きな武器となるはずです。

    施術することが大好きでずっと技術者でいたい、と思っているネイリストの方も、もし大きなチャンスが来たときには、自分の立ち位置を変えることも視野に入れて、それをさらに拡げていくにはどうすればいいのか…? ということも是非思い描いてみて下さい。

  • ネイルサロン経営について2015.12.09

    こんにちは。

    仲村 和也 です。

    いつも沢山のオーナー様と話をしますが、やはり話題に多くのぼるのはまず右腕となるパートナーをつくりたい。といった話です。

    そうゆうパートナーが居れば、、、と思っているオーナーはとても多いのです。

    特に私のように現場に出ないオーナーですとこのパートナーがいたうえでの軸が必要になります。

    ではこの軸はどのように作っていくものなのか。

    そこには残念ながら明確な答えというものはありません。

    但し、抑えていきたいポイント、抑えなくてはいけないポイントはあります。

    まず大切なのは焦らず時間をかける事です。

    お互い信頼関係もないわけですからまず仕事を通じ信頼関係がなくては右腕にはなりません。

    これが身内ならいいとは思いますがそうではない場合はまず時間をかけて築いていくことが必要です。

    この人が右腕だから一緒にやっていくんだ。と、決めてからはじめるのではなく気付いたらなっていたというパターンが理想です。

    ですが、そこを追い求めていたらいつそのような方が出てくるかわかりません。

    育ていくのももちろんありですが、ある程度人間関係のベースが出来ていて仕事に対する姿勢が見えている人と初めていくのもありです。

    お互いに依然せず自分の持ち場を責任もってとにかくこなしていけることができなくてはいけません。

    そしてそれに対し、正当に評価をすること。

    この正当に評価というのは一番わかりやすいのは給料です。

    とにかく店舗展開や店を任せるのであればここを出し渋っているようでは優秀な人材は来ないし定着してくれません。

    もっというなら信用されないのです。

    やはりビジネスでやっている以上ここを正当に評価する事が必要です。

    そしてその方が活躍できる場を提供する。

    店長もしくはアドバイザーとしてその方が店で活躍できるようにオーナーが

    バックアップ事です。

    やはりオーナーもそうですが店長やアドバイザーも現場で揉めたりぶつかる事も必ずあります。

    その時にしっかりと守ってあげること。これも大切なポイントだと思います。

  • オーナーについてネイルサロン経営2015.10.16

    こんにちは。

    仲村 和也です。

    昨日もブレーンについて書かせていただきましたが、ネイルサロンを経営していくにあたりどんなブレーンが必要か
    簡単に整理しますと

    【税理士】

    ⚪︎ 現在の売り上げや収支をみて新店舗の出すタイミングやそれによる税金対策

    ⚪︎ 融資の相談からアドバイス

    【社労士】

    ⚪︎スタッフが増えていくのでその仕組み作りや就業規則など

    ⚪︎給料計算(税理士も可能)

    ⚪︎雇用に関する手続きや労基のトラブル対応

    【弁護士】

    ⚪︎規約など作成以来・法的トラブルなど

    【クーポン系業者】

    ⚪︎今のネイルサロンの市場調査・デザインなど集客サロンの情報

    【仕入業者】

    ⚪︎ 新しい商品や今流行りの物などの情報

    ざっくりいうとこんな感じです。

    クーポン系業者というのはマイネイルの場合はホットペッパービューティーの担当者になります。

    一言でホットペッパービューティーと言っても代理店は沢山あります。

    ホットペッパーはリクルートがやっていますので価格やキャンペーン等については、一律ですしどこの代理店がいいなどということはないです。

    ただ、前回も税理士さんを例に説明しましたが担当者との相性はあると思います。

    積極的に原稿やクーポンについて色々な提案をする方もいればそうではない方もいます。

    担当者がよく変わってしまう場合もあるようですがこの担当者とコミュニケーションが取れていると色々な情報をくれたりするのでありがたいです。

    アクセスを、上げるためのアドバイスやギャラリーの写真の撮り方のコツなども教えてくれたりするので、オープンしたばかりのオーナーは心強いと思います。

    ホットペッパーから出力できるサロンレポートを見て対策を一緒に考えてくれるような方もいます。

    ここは先ほども言いましたが個人差があるので契約する時に何社か説明に来てもらうのもいいかもしれません。

    仕入れ業者も今何が動いているかなど情報がもらえますし、何よりお付き合いが長くなると価格の交渉が出来るようになってきたりもします。

    前回も書きましたが初めから今上げたブレーンが必要なわけではありませんが、いつ何が起きるかわからないのがビジネスです。

    いかに自分が安心してネイルサロンの経営をしていけるかを考えて動くことは大切なことです。

    無駄に経費を掛けるわけにはもちろんいきませんが、必要なところにはきちんと資本を使っていくべきだと思います。

    そして分その成果をしっかり出してもらえるようにしていくことが大切です。

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