知識集

「サポート」
  • ネイルサロンコンサルについて2016.02.22

    こんにちは!

    アドバイザーの後藤です!

    先日、顧問先のオーナー様と、ホットペッパービュティーの過去のレポートを参考にしながら新クーポンの詳細を決めていくミーティングをいたしました。
    この方は、1年ほどアドバイザーとして運営を任されているサロンの男性オーナー様。
    数字を分析することに長けていて、今サロンがどんな経営状態なのかを客観的に見られるオーナー様ですが、男性なので“可愛い”“今流行っている”など、女性が求めているデザインやサービスは解らないと言い切っている方です。

    お客様の感覚や流行が解らないときは…

    新クーポンのコンセプトに合ったデザインやサンプル作成で使用するカラーの選定をさせて頂きましたが、その後もお互いにPCで参考画面を見せ合いながら、あ~だこ~だと言いながら詰めていきました(笑)

    人には誰にでも得手不得手があると思いますし、男性なら女性の、女性なら男性の感覚や感性が解らないというのはよくあることだと思います。
    オーナー様はバイク好きで、よく「このバイクはここがカッコイイ」「こっちのバイクは鋭角的なフォルムが…」と話しして下さるのですが、私にはその違いが解らないのです(汗)
    私は正直に「全然違いが解りません」と言うのですが、オーナー様が同様に女性のネイルに対して“可愛い”や“流行のデザイン”、“人気のカラー”がなぜそうなのかよく解らない、というのは、きっと同じことなのだろうな、と思うわけです。
    ネイルに限らず、女性のファッションなどの流行はその流れも思いっきり速いです。特にネイルなどは常に最先端のものを取り入れていかないとお客様のニーズに応えられないことになってしまいますし、流行は女性でも追うのは大変なくらいですから(^^;)

    私としてはこのような感覚的なことに関しても力になっていきたいですし、アドバイザーの役割りの重要な部分だと思っています。
    また、私からの一方通行というわけではなく、解る範囲でもオーナー様からの意見なども取り入れて、お互いに意見を出し合いながらより良いものを生み出していくことも大切だと思っています。

    現場スタッフの意見の尊重も大切

    また、運営側で大枠を決めてから現場スタッフに企画書を見てもらい、どう思うかを聞くようにすると、コンセプトや目的を失わずに意見を聞くことも出来ます。
    全てを運営側だけで決めてしまうと、その後からではたとえ思うところがあったとしても、スタッフたちからの意見も言いにくくなるでしょう。
    お客様に直接対応するネイリストだからこその感覚というのもあるでしょうし、思いもよらないアイデアが出ることもあり得ます。
    オーナーとして“現場の意見も尊重する”というのを見せるのもいいことです。

    定期的にアイデア出しのミーティングなどを開くのもいいかもしれませんね。
    こういう時には、ベテランスタッフの意見はもちろんですが、新人の人の意見もきちんと聞いてみることも必要です。
    ネイルサロンの大切な部分に積極的に関わらせることで、責任感が芽生えてくるキッカケにもなるはずです。
    それに感性や感覚というものは、ベテランも新人もない部分もありますし、まだ様々なカラーに染まっていない新人だからこそ、というのもあると思うのです。
    何より一緒に何かを作り上げていく作業というのは一体感が生まれますし、スタッフたちがどんな感性を持っているのかを知るチャンスでもあります。

    その逆に、「わらからないから取りあえず現場に投げる」というのも、もちろん悪いことではありません。
    ですが、ただ現場に丸投げするのと、スタッフたちを信頼して任せる、というのとでは違うと思います。前者の場合は、スタッフにちょっと無責任な印象を与えてしまうかもしれませんね。
    なかなか現場に立つことが出来ないオーナー様でも、現場の状況を把握して出来る範囲で直接関わっていく姿勢でいれば、しっかりとサロンの舵取りをしていると現場に周知されますし、スタッフたちとの信頼関係を築いていくいい方法になるとも思いますよ(^^)/

    今回のこのサロン様では、“経営者がするべきことをする”“現場のスタッフはしっかりとお客様に入って貰える環境にしたい”と、当初から伺っていました。
    ですので、現場運営とは別に、オーナー様の不得意な部分で的確なアドバイスや意見を出して、舵取りのお手伝いもさせて頂いております♪

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