知識集
こんにちは仲村和也です
今月は人時生産性の話になります。
これから開業されるオーナー様や顧問サロン様から価格についてご相談をよく頂きますが
まずは事業計画から
考えた売上とそして人時生産性を決めていきます。
ちなみに人時生産性とは
「1人が1時間稼働した場合に発生する生産性を測る指標」です
難しく考えず
1時間いくら売り上げればいいのか?
という事です。
ちなみに顧問サロンor私の知る限り
1番高いサロンで15000円
業界平均値約3500円
個人店ですと目標は4000円
このような数値になるかと思います。
もちろん高い方が利益はでます
(使っている商材などによる粗利益など細かい事は抜きにして)
この数値を決めるのもオーナーの仕事
正直正解はなく自分の決めた売上、利益に行く事が正解です。
固定費や宣伝費などかかる経費は各サロン様々です
ローカルエリアで家賃が安く宣伝もかけてないない場合
生産性が低くても利益が高いケースもあります。
話をまとめますと我が社の人時生産性は
いくらか?ここをまず軸として
きめておくと迷った時に一つの軸となり決めやすくなります。
ちなみによくワンカラーいくらか?という論争に
なりますがポイントはそれの時間です。
5000円で60分
7000円で90分
なら60分で5000円の方が利益があるという事です。
ちなみに高い方がもちろん売上、利益ともに
数字は出しやすいですが集客は難しくなるので
今度は集客をどうするのか?
という戦略を立てるという事になります。
経営というのはこのように
一つの事のみではなく
色々パズルのように組み合わせをし目標としている事業計画のに達成する事になります
こんにちは仲村和也です
最近はネイルパートナーさんにてセミナーが増えたり
他のコンサルの方とのタイアップのおかげで開業や顧問が
増えてきまして色々なご相談をお受けしますが
新規開業による集客に関しても非常に多いです。
開業に関してですが店を出すタイミングによりかなり集客に影響すると思って下さい。
というのも8月もしくは9月オープンの方が今のご依頼で多く
その場合やはり元々顧客がいないとなると閑散期に集客がやはり苦戦します。
多くのサロンはホットペッパービューティーを使っている
サロン様が多いですが
そもそも閑散期なのでホットペッパービューティーを使って予約するお客様が少ないのです。
いくらフォトギャラリーや口コミ・ブログをまめに更新しても
そもそもの見ている母数が少ないので思った以上の集客ができていないサロンが多いです。
最近は個人サロンのご依頼が多いのですが
大商圏ではなくランクもライトもしくはライトSの場合は概ね単価やコンセプトにもよりますが
オープンしてまもないサロンが閑散期に突入しますと
新規数一桁台から行けても20人程単価8000円の場合は良くて
15万から20万円というところです。
となると
8月オープンで11月位までホットペッパービューティーのみですとこのくらいが売上相場になります
また12月後半から繁忙期になりますがまた1月後半と2.3月は閑散期になり苦戦はしていきます。
もちろん並行してインスタ広告など他の媒体を使えば
状況は変わりますがそうではない場合の売上はこんな感じです。
ですのでやはり理想は4月くらいにオープン。
そこで6月位には集客が安定し6月から8月でしっかり集客して閑散期を迎える。
これが理想のスケジュールです。
となれば年末の今から店舗を探したりなど
開業準備をする時期かと思います。
開業の際はもちろん物件取得などタイミングもありますが
しっかり有利に経営をするためにも計画を立てていきましょう
こんにちは
いつもはできる限り具体的なノウハウを書く事が多いですが
久々にメンタル的の事も書かせてもらいます。
ネイルサロンですが業種としては小資本でかなり参入障壁が低く
独立はしやすい業態になります。
しかしそれでも10年後に残っているサロンは感覚として2から3割ほど。
サロンを作るのは簡単でもやはり継続して経営するのは厳しいという事です。
この際必要なのはメンタルと経営知識。
私もサロン経営でもう15年程になりますが
この二つのバランスは本当に大切だと思います。
経営をしていれば順風満帆で行く事はまずないと思っていいです
特に現場を知らない男性オーナーにはいつも思っている程楽な経営ではないと
話をさせてもらいます(もちろんその方の予算間などがあり何とも思わない事もありますが)
特にマインドやメンタルだけで乗り切れる
程簡単なビジネスではないと思ってください。
また自宅で月に10万くらい稼げればいいというスタンスならいいですが
人を雇うなら尚更メンタルだけは乗り切る事はできないと思ってください。
人を雇うには必要な手続きがあります
昔と違い今は労働環境(ルール)も非常に厳しいです。
また支払いをしないといけない税金
払わなくも知識があれば合法的に払わなくてもいい税金
などなど挙げればキリがないです。
これらもしっかり勉強していかないといけません
もしくはお金を使い専門家を雇うか?です
その知識武装して尚且つメンタルも必要と言う事です。
しかし
学歴もお金も人脈もない方でも自分で店を持てたり
月に50万もしくはオーナー業として100万を稼げる業種だと思います
他のBSに比べてその障壁は本当に低いと思います。
もちろんお金ではなく好きなネイルを自分の好きな時に仕事で
やれるだけもいいと言う方もいると思います。
何にせよ夢はある業種だとは今でも思っております
結局は経営知識・メンタル
このバランスはネイルサロン経営にとって必須だと思っております
こんにちは仲村和也です
ネイルサロン経営において
サロンのコンセプト設計はとても
大切なポイントの一つ。
ここも個人サロンと複数店舗サロンでは戦略は変わります。
特に店舗を出す立地でも大きく変わります。
個人サロンがコンセプト設計を
明確にして尖らせる必要があるのは基本的にほとんどのエリアになり
逆に必要がないのエリアはサロンが全くないようなローカルエリア。
この場合は尖らせるよりライバル店がないので
スタンダードなサロンがポイントになります。
ちなみに話は少しそれますが
基本的にコンセプトを尖らせるという事は
客層を絞るという事になります。
ただ個人サロンの場合は月に70人〜80人の集客が出来ればいいので尖らせても
しっかりリサーチしていればその位の目標はクリアできます。
では本題ですが
ほとんどのエリアで個人サロン
の場合他のサロンに比べて強みや得意な事をしっかりと全面に出していかないと
集客が難しいのです。
ホットペッパーでもインスタでもTikTokでも
とにかく
「他のサロンとどのように違うのか?」
「このサロンに行きどのようなメリットがあるのか?」
などを明確に差別化する必要があります。
コンセプトの作成に困った時はとにかく他店舗のリサーチです
ゼロから考えるよりも上手くいっているサロンの真似がポイントです。
コンセプトが明確になったら後は
それをどのように告知していくのか?ここも重要です
今はサロンが増えており
サロンの「見せ方」も注意しないといくらコンセプトや技術が素晴らしくても
埋もれてしまいます。
この見せ方を失敗すると集客には結びつきません。
昔はホットペッパーのみで集客できていても
今はインスタなどで動画を合わせ更にイメージをもってもらうなどの工夫が必要です。
新規のお客様には来店してもらう前に
自社のコンセプトをしっかりと明確にして
それがちゃんと伝わるように宣伝をする
ここをしっかりと詰めて下さい
融資について
個人サロンでも融資を受けて独立をされる方は沢山います。
結論から言いますと融資を受けるのは有りです。
ビジネスをしていて1番厳しい事は資金が底を尽きる事。
ですから1番の理想は
サロンの開業資金は手元にある状態でサロン資金を
融資で借りた資金で行う。
そして利益で返済これが理想です。
要は自分の資本では行わないという事です。
融資をしてもちゃんとした
ところで借りれば利息も1日数百円レベルです。
この利息ですら返済が厳しいのであれば
そもそもビジネスモデルは失敗していると思います。
ただやみくもに融資をした方がいい!
というわけではなく
シンプルにこの4点程は注意して下さい
・政策金融公庫のような低利息のところで借りる
・借りた融資の無駄使いしない
・基本的に長期間で借入。
しかしサロンにかけた金額は2年程で返せるような投資金額にする
・出来る限り自分でやる。
業者などにお願いをして成功報酬を払うなど注意
また自己破産や税金の滞納などがあると融資は厳しいです。
そして融資はスタートした時が1番取りやすいです。
経営が厳しい時に融資をお願いしても中々厳しいので
スタート時まだ夢や希望のみで貸してくれる時が1番です。
ですのでしっかりタイミングも考えて融資を受けるようにして下さい
春に向けて出店するサロンが多いです。
最近はネイリスト不足から一般の方のサロン出店は
中々厳しいですがネイリストのサロン出店は本当に多いです
新宿ではホットペッパー内で300店舗以上あるので
かなりの多さかと思います。
その中で注意する事は
スタッフが数名また数店舗あるようなサロン
と個人サロンでは戦略は基本的に異なるという事です。
私の文章を読んでくれている方は基本的に個人サロンが
多いと思いますので個人サロン向けに書かせてもらいますが
まずポイントは
・店舗エリア
・コンセプト設計
・プライス設定
まだまだ沢山ありますが特に大切なのはこの3つ。
これを店舗型サロンを合わせてやると利益が出来ない
ケースが本当に多いです。
ようは新宿など大商圏エリアに通常あるようなネイルサロン
と同じようなものでは集客は難しいという事です。
ちなみに安いサロンは集客出来ても利益を残す事は難しいです
ネイルの技術にはそこまで必要なくても
利益を残す為に経営の圧倒的な知識と資金がないと
まず成り立つ事は難しいと思って下さい。
個人サロンで大切な事は
ライバルが少ないエリアでその地域ではまだ勝負出来る
コンセプトで高いプライス設定これです。
個人店なら目標設定にもよりますが月に数百人も集客しなくていいわけです。
ですので出店エリアに注意して必要としているメニューで高単価で集客。
これが個人店の戦略と思って下さい
みなさんこんにちは
2024年今年も宜しくお願い致します。
早速ですが今回のメルマガの内容はこちら
「独立と会社勤務はどちらがいいのか?」
この質問もよく頂きます。
ようは店で働きながらと個人で独立する
としたらどちらがいいのか?という事。
こちらですが
ポイントは2つ
・自由
もしくは
・安定
このどちらに焦点を合わせるか?これにつきます。
正直100人以上今まで独立している
ネイリストと話をしてきましたが
個人サロンのレベルではよくて大体60万の売上がいいところです。
自宅ならさておき、マンションなど物件を
借りてやるならそこから宣伝費など
引くと残り25〜30万位が相場です。
正直お勤めしている給料とさほど変わりません。
そこに有給も無ければ
社会保険的な保証もないです。
独立=稼げる!というイメージが
あると思いますが
人を雇ったり、店舗展開などしなければ正直そこまで変わりません。
ちなみに人を雇ったり店舗展開をしたら
一気に自由度は下がります。
ここのカテゴリーは自由とはちょっとニュアンスは変わりますね。
なので金銭の自由ではなく
1人で気楽に出来る。
自分だけの好きなネイルに没頭出来る。
休みたい時に休む事が出来る。
このようなところが自由というところです。
ですから独立=好きなネイルでお金持ち!とはならないので注意。
まとめると
・独立に向いている人。
1人が好き、組織に向かない
責任は自分でしっかり取れる人
野心があり将来的に業務拡大をして金銭的に豊かになりたい人
・会社勤務に向いている人
安定が好きな人。基本的に守られていたい人
責任は取りたくない
ネイルも好きだがプライベートもそれ以上に
充実させたい人
こんな感じかと思います。
もちろん会社勤務もサロンによるので
自分に合ったサロンに勤める事が大前提にはなります。
ご自分がどちらがあっているのか?考えてみて下さい!!
今年の9月は如何でしたでしょうか?
厳しいサロンが多かったかもしれません。
ホットペッパーの担当者と話をしたり
また顧問サロンの数値を見ても
やはり繁忙期に比べて下がったサロンが多かったと思います。
ただ問題なのはただ下がったね、、
ではなくその分析。
これが経営では大切なのです。
ほとんどのサロンがこの分析をしてなくて閑散期
という事で終わらせてしまいます。
例えばやはり繁忙期に比べて新規数のダウンはわかりますが
リピーターまで予想した以上に下がるのはNG。
ちなみに予想とは自社の目標ですね。
年間事業計画を立てているのならその計画以上に下がっているの
はNGという事です。
やはり秋になれば仕事上で出来ない方やフットの需要がないので下がるのは
仕方がないにしてもその割合をを把握しているのか?
では把握しているならその範囲内で収まっているか?です
またホットペッパーを活用しているのなら
リピーター分析などを活用して今月新規で来たお客様が
翌月、翌々月どのくらい帰ってきてくれるか?の把握なども大切。
これはおおよそですがいいところで4割 通常は2割ほど。
ただしほとんどリピーターで回っている場合はあまり参考になりません。
また新規の方に次回予約をお願いしても
予約で取りたい時間が
ほとんど埋まってしまっているパターンもあります。
例えば夜や土日などもう2〜3ヶ月後まで埋まっている場合は
新規様の次回予約が取りにくい場合など色々理由があります。
話はそれましたが
閑散期で下がっても上がってもまずは
事業計画通りにいっているのか?
いっていないのなら尚更その分析をする
分析したら問題が明確になるのでその改善。
これの繰り返しです。
ちなみにようやく求人の動きも出てきました。
特にサロンに新しい形など入る時はこの計画が
大きく変わる事もあるので注意です。
こんにちは仲村和也です。
今年はいよいよコロナの影響もほとんどなく繁忙期を迎えています。
繁忙期はだいたいどこのサロンでも新規の来店が増え売り上げも伸びる事が多いです。
しかしポイントなのはこの繁忙期に来て頂ける新規の方を
「閑散期」に繋げられるのか?そしてサロンの「ファン」にできるのか?
ここが大切。
その理由は、安定したサロン経営にはリピーター確保が必要だから。
数あるネイルサロンの中から
自分のサロンを選んで来店して頂いた新規のお客様です。
このチャンスを活かし
リピーター様になって貰えるようにすることが重要。
忙しくなる時期にお客様を迎え入れる
体制、仕組みを整えることも大切ですが
その新規の方に
“いかに定着して頂いているか?”
ここがサロン経営を長くしていく上で重要なのです。
繁忙期というものは
体制さえ整っていれば集客はできます。
重要なのは、新規が多くなるその時に、
今までのお客様へのさらなる満足はもちろんのこと、
新しくリピーター様になって頂くために“
閑散期に備えて”何をしていくか?
これの計画が大切それを考えて行動することです。
繁忙期だから売り上げが良い
閑散期だから売り上げが悪い
これだけで終わってしまっては
安定的な経営は難しいです。
ちなみに、繁忙期にも関わらず売り上げがあまり伸びない
状態であったとしたら、
何かしらの問題が必ずあるケースが多いので早急な改善の必要。
どんなメニューやサービス、キャンペーン、物販を提供すれば
またサロンに来たいと思って貰えるのか?
1年間を通して、繁忙期と閑散期がどの時期なのかは
あらかじめ解っていることです。
なので年間スケジュールを立てる、それに沿ってキャンペーンなど
やっていくのも効率的。
サロンのある地域には
どんな人たちが多く集まるのか?
そのお客様たちのニーズは
どのようなものなのか?
同じ地域のライバル店では、
どのようなサービスが人気なのかなどを
リサーチすることも大切です
こんにちは
仲村和也です
個人サロン・自宅サロン 目標集客やリピーターの目安は?
どのくらいですか?と質問を頂きます
サロン経営をしていく時に
目標や計画はとても大切。
これがないとどこに向かっていいのかわからなくなる
ではどのくらいの集客が出来たらいいの?
またリピーター様はどのくらいいたらいいの?
という質問もよく来ます。
もちろんこれには明確な答えはなく
大切なのは自分がどの位の売上を出したいのか?
また利益を出したいのか?となります。
しかし平均的に皆さんどのくらい
の計画なの?と気になる方も多いかと思います
では皆さんどのくらいか?
個人サロンもしくは自宅サロンのように
小規模サロンの場合
おおよそ平均的に月に15人程で
その3割の位が次回また来てくれる
このような目標が多いです。月に15人新規の方が
来て5人の方が再来。
この計画でいくと
月のリピーター様60名
もちろん離脱するお客様もいますが
平均的に目標はこのようなケースが多いです
ちなみに単価を8000円とすると
60名×8000円=480000円
そこに毎月約15名程の
新規様で120000円。
1年後の目標
新規様12万(15名)+リピーター48万(60名)
計60万(75名)
このような売り上げを目標にするサロンが多いです。
また目標数字を決めたら
その集客にかける宣伝コストなどもしっかり計算をしましょう。
最初はもちろんリピーター様がいないので宣伝費はかけていいですが
リピーターが増えてくれば広告宣伝費下げていく
目標は1年後有料広告を使わなくても運営出来る
これが出来たらベストです
中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
企業が優秀なマネージャーを雇用するのではなく、
低コストで外部の専門マネージャーに任せませんか?
他にも開業コンサル、美容商材、顧問コンサル、集客・広報、ネイルサロンM&A、など、
様々なことに対応できます。まずはお問い合わせください。