知識集

  • ネイルサロン経営について2025.10.12

    サロンの規模によるコンセプト設計 はとても重要

    こんにちは仲村和也です。

     

    そもそもなぜ規模によって何故コンセプト設計が変わるのか?

     

    ネイルサロンでの「小規模個人店」と「中から大規模サロン」では

    集客戦略・ターゲット・サービス提供の仕方が大きく変わります。
    規模に合わないコンセプトだと、新規集客やリピーター獲得もブランディングも難しくなります。

     

    まとめてみると…..

    ◆ 規模別コンセプト設計のポイント

    ① 個人サロン(1人〜2人規模)

    • 強み:オーナーの人柄・技術力・プライベート空間
    • コンセプト例
    • 「お客様一人ひとりに寄り添うオーダーメイド施術」や差別化、尖ったコンセプト
    • 集客の軸:口コミ・SNSでの“人柄発信”や限定感・安心感

    ② 小規模サロン(スタッフ3〜5人程度)

    • 強み:技術力・施術スピード
    • コンセプト例
    •  「トレンドに敏感な20〜40代向け、デザイン豊富サロン」
    • 「駅近・通いやすい
    • 集客の軸:ホットペッパービューティーやインスタでのデザイン発信

    ③ 中〜大規模サロン(6人以上、複数店舗展開)

    • 強み:安定したサービス提供・多店舗での認知・ブランド力
    • コンセプト例
    •  「豊富なデザイン、いつでも出来る」
    • 「通いやすい定額」
    • 集客の軸:ホットペッパービューティー、Googleやmetaなどブランディング広告

    ◆ なぜ規模によってコンセプト設計が変わるのか?

    ネイルサロンと一口にいっても、

    実際の営業形態はさまざまです。
    自宅の一室を活用して一人で運営する個人サロンもあれば、スタッフを数名抱える小規模サロン、

    さらには複数店舗を展開し大きなブランド力を持つサロンもあります。

     

    そして重要なのは、サロンの規模ごとに「できること」「強みとなる部分」「集客の方向性」

    がまったく異なるという点です。

     

    たとえば、小規模の個人サロンが大手サロンのように「低価格・大量集客」のスタイルを真似してしまうと、

    価格競争に巻き込まれ、結果的に利益が残らなくなってしまいます。

    逆に、大規模サロンが個人店のように「人柄や個人の雰囲気」だけに頼ったブランディングをすると

    全スタッフにその魅力を一貫して浸透させることは難しくなり、

    顧客体験にばらつきが出てしまいます。

     

    つまり、自分たちのサロンの規模に合ったコンセプトを設計することが

    効率よく集客し、リピーターを確保し、ブランドを育てていくために欠かせないのです。

     

    規模にそぐわないコンセプトで運営を続けてしまうと、

    • 集客ができない、リピートが増えない
    • 利益を残せない
    • サロンの強みがぼやけ、他店との差別化が難しいといった問題に直結してしまいます。

    逆に言えば、規模に合ったコンセプト設計を行えば、サロンの強みが最大限に引き出され、

    お客様に「このサロンだから通いたい」と選ばれる理由をつくることができるのです。

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