知識集
こんにちは。
仲村和也です。
今、最も主流になる広告媒体といえば、ホットペッパービューティーです。
このホットペッパービューティーの集客力はやはり強いので、掲載料金が上がり続けていても頼らざるを得ないところがあると思います。
正直に言って、この広告費を使わずに集客が出来るのであればかなり利益は上がるでしょう。
ですが、よっぽどのブランディングがない限りは店舗としてサロンを構える以上、難しいところだと思います。
では、この広告媒体にただ掲載すればいいのか? というともちろんそれだけでは勝ちにはいけません。
どこまで使いこなしていくのかが重要になってくるのです。
どちらかというとサイトの方に目が行きがちですが、今回は紙媒体である本誌についてお話しします。
今はもう、アドバイザーに任せていますが、ネイルサロンを始めた頃は私もよく本誌を見て研究していました。
私の場合は、実際にホットペッパービューティーのクーポンなどを使うわけではないので、客観的なデータの分析です。
もちろん、実際にホットペッパーを利用しているお客様視点での意見も必要ではありますが、掲載する側の視点からの分析もしておくことが大切です。
掲載する際のポイントとなるのは、価格帯、デザイン、見せ方などです。
価格やデザインが、全体から見て共に平均的であったとしても、見せ方次第で全く変わってきます。
見せ方というよりは“魅せ方”に変わるのです。
ここをしっかりと見ると、意外と他店舗の戦略も見えてくるものです。
この店舗では、何を全面的に押し出して売りにしているのか? ポイントをどこにおいて集客しようとしているのか? また、本誌を毎号続けて見ていれば、売りどころを変えるのはどんな時期に行っているのか? なども解ると思います。
キャッチに多いのは、「いつでもオフ無料!」「サンプル豊富!」など、読んだお客様が来たくなるような内容のものです。
最近では、「リピーター率80%以上!」などといった、来店してくれたお客様がどれだけ満足してくれたのかをアピールするリピーター率について書いているサロンが多いように思います。
キャッチとは記事の最初の部分にある大きな見出しなどのことで、読者の目にはまずこのキャッチが飛び込んできます。
パッと見て魅力的な内容であれば、それがどんなものなのか? 細かい記事をさらに読みたくなってくるわけです。
いわば、詳細記事を読ませるために読者を惹きつける必要がある大事な部分です。
まずは、老舗サロンや人気店などでここをどのように載せているかを見てみましょう。
そして、デザインは毎号見ていると地域の流行りの傾向も解ります。
掲載している方はご存じだと思いますが、ホットペッパービューティーでの原稿の掲載の仕方には、“フォーマット原稿”と“デザイン原稿”などがあります。
“フォーマット原稿”はホットペッパー側があらかじめ用意したいくつかのパターンからデザインを選ぶ形で、“デザイン原稿”は掲載するサロン側が独自にデザインした原稿を入稿することになります。
これをどちらにするかでも見え方は変わってきます。
“フォーマット原稿”の場合だと、手間はかかりませんが、フォーマットを使っている他店舗と同じような感じになってしまいます。
一方、自分たちでデザインを考える必要のある“デザイン原稿”では、手間はかかりますがより独自性を出すことが出来るので、他店舗との差別化が図れます。
最初のうちは大変かもしれませんが、出来れば自分たちで考えたデザインで掲載していきたいところです。
どんなキャッチや文章がいいのか? 写真はどのように撮って載せるようにすると魅力的になるのか? 考えなければならない部分は沢山あります。
どうすればいいのかが解らないときなどは、人気店などの記事を参考にして、そのまま真似をするのではなく自分なりに変えて考えてみましょう。
自分のサロンの売りの部分が、しっかりと魅力的にお客様に伝わるような内容にすることが必要です。
ホットペッパービューティーでは全体的な掲載プランも複数用意されていますが、それぞれによって料金も違いますので、どのプランにするかもよく考える必要があります。
どんなプランにしたにせよ、大切なのは客観的に集客に繋がる広告を出せているか? ということです。
高い広告料を払う分の効果を、いかに出していくかにこだわっていかなければならない大切なところだと思います。
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