知識集

  • ネイルサロン経営について初期投資2016.04.30

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンだけに限らず、お店などの経営をしていくのであれば徹底的に無駄を省き、ここぞという時に資金を投入することが必要です。これが出来なければ、細々とした経営は成り立つかもしれませんが、大きな成長は望めません。
    オーナーとして、それはいつなのか? どこになのかを判断していくことはとても重要なことです。

    利益が生まれる前に必要な、資金を使う決断

    基本的に、目先の求人費や教育などにかかる人件費に投資が出来なくては、会社としての発展はありません。
    ビジネスの大半では、どうしても仕入れから始まります。ですので、当たり前のことではありますが利益が生まれる前に資金が必要となってきます。人件費なども含めて、まず最初に投資をしなければ発展は出来ないのです。

    例えば店舗展開をしたり、ネイルだけではなくマツゲエクステなどを取り入れるなど、どれをとっても初めに資金は必要になってきますが、それらによってしっかりと利益が上がると見込めるのであれば、資金をかけていく決断は大切です。特に、新しいことを始める場合などには、投資する資金の額も多くなってくるはずなので、より大きな決断が必要です。

    もちろん、投資をする前にはそれなりの準備は必須です。
    事業を広げるための店舗展開などでは、良さそうな立地条件の場所があったとしても真っ先に飛びつくのではなく、ライバル店の有無を始めとする周辺の地域情報をチェックして、どんな風に展開していくのかなどの考察が必要となってきます。マツエクの場合などは、店内の改装はどの程度になるのか? 新しく美容師免許を持っている方を何人雇えばいいのか? 往来のスタッフとの兼ね合いなども考えなければなりません。
    また、マイサロンで普段からお客様からの要望などを何気なく聞いておくようにする、というのも、今後のサロンの新しい展開を考えた場合には有効なことだと思います。
    いずれにしても、十分なリサーチをしてこれならいける、と確信ができてから資金の投入をしたいところです。
    ビジネスにおいてリスクのない投資などはありませんが、そのリスクをいかに最小限に止めるかも重要です。

    どこに資金をかけるか、も重要なポイント

    サロンがある程度軌道に乗って店舗数が増えていくと、事務所などを作ったりするオーナーも見受けられます。より豪華で広い事務所を持ちたい、という気持ちも解らなくはないですし、それこそ本人の自由ではあります。ですが、こういったところに必要以上にお金をかけるのであれば、お客様やスタッフのことを考えたサロン作りや人材育成、新しい機器の導入などに資金を使っていく方が、会社にとってよりよい未来があるのは明らかだと思います。極端なことをいえば、事務所などは必要最低限の広さと場所であれば仕事は十分に出来ます。もう一度、マイサロンを中心にいろいろな部分を見回してみるのもいいと思います。もしかすると、真っ先に資金を投入しなければならない部分を見落としているかもしれません。
    要は、本当に必要だと思える部分に資金を投入することが大切だ、ということです。

    そしてもうひとつ考えたいのは、スタッフたちへの給料面です。仕事が上手くいっているならば、ある程度はスタッフへの還元も考えてもいいと思います。サロンの月の売り上げが目標以上になったときには多少なりとも金一封を出すなど、やり方は色々あると思います。スタッフたちへのこういった待遇も、更なるやる気を促すという意味ではひとつの投資と考えてもいいのではないでしょうか?

    とはいえ、全てにおいて自分のビジョンはどこなのか? ということが重要ですので、それがきちんと見えていればいいと思います。

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