知識集

  • オーナーについてネイルサロン経営について2016.04.29

    こんにちは。

    仲村和也です。

    経営に関してネイルサロンが初めてという方や、現在他にも経営をしていて副業でサロンをやりたい方、以前経営をしていたけれどそれを辞めて新たにネイルサロンをやろうとしている方など、色々な方がいると思います。
    今回は、以前何かしらの経営をしていたが上手くいかなかったという方にスポットを当てて、話しをしてみたいと思います。

    経営に失敗したときのトラウマ

    一度経営で失敗を経験してしまうと、もう二度とやらない、出来ない、という方が多いと思います。失敗するということはそれなりの理由があるわけですが、「従業員に裏切られた」「予想より遙かに集客数が少なかった」「思うように収益が上がらない」など、あれがこうだったこれがこうだったと、トラウマになってしまうことも沢山あると思います。
    自分がもう一度やろう…と思ったとしても、さらに周りの反対も大きくなることでしょう。

    ですが、初めから成功している経営者などはそう多くはいないものです。一時的に成功したとしても、それが長く続かずに苦労している方も沢山います。
    失敗して苦労を重ねて、経営の難しさを知って初めて、成功の道を歩み始める方が大多数ではないでしょうか?
    この事を考えると、再チャレンジする事は良いことだと思います。
    ただ、自分には向いていなかった、とスッパリ辞めるのももちろんありです。経験を元にそう判断したのならそれがいいと思いますし、変に固執して失敗を重ねてしまうようであれば、違う方向を模索した方が賢明でしょう。

    成功者に共通するのは、諦めず、失敗を分析できる能力

    どんな成功者にも共通していえるのは、粘り強く諦めないことと、過去を反省して失敗を分析する力があることだと思います。

    何が原因で失敗してしまったのか? あの時の判断は間違っていなかったのか? 他に方法はなかったのか? など、単純で当たり前のことのようですが、ここを明らかにせずに過去から逃げたまま再チャレンジしても、必ずまた同じ過ちを繰り返すのがオチです。
    また、失敗したことを自分以外のせいにしてはダメです。もちろん、外部的な原因によるものもあるかもしれませんが、それを見抜けなかった自分にも責任はあるわけです。

    「失敗は成功のもと」ということわざがありますが、この言葉の意味は、失敗することで自分のどのようなミスが原因だったのか、何をすると失敗してしまうのかが解るので、それを改善すれば成功へ繋げることが出来る、という意味です。

    嫌な経験を思い出すのは辛いことですが、そこから眼を背けずにじっくりと考えてみることはとても大切なことです。もし、自分ではどうもよく解らない、というのであれば経験豊かな経営者の知人などに相談するのも方法のひとつです。成功している方であればアドバイスのひとつもしてくれるかもしれません。
    再チャレンジを考えるのであれば、まずその前にこれまでの自分の行動を分析するのです。そこから見えてくるものはきっとあるはずです。その時に初めて「失敗は成功のもと」になるんだと思います。

    決して諦めない

    学生のスポ根ドラマみたいなことを、と思うかもしれませんが、これはビジネスの上でも必要なことだと思います。
    自分が正しいと思ったことをして失敗したのであれば、それを軌道修正しながら諦めずに再チャレンジしてみることです。一度では解らないこと、というのもあると思います。ただし、無駄に時間と資金をかけるわけにはいかないので、前述したようにしっかりと自分の過去の失敗と向き合うことは必要です。

    初めて経営に携わるよりも、過去に失敗の経験がある方の方が断然強いはずです。それは、お金を払ってどんなセミナーに行くよりも、どんなノウハウを買うよりも、実体験に勝るものはないからです。

    もし再度の挑戦をしたい方がいるのでしたら、過去をじっくりと見直して、改めてチャレンジして貰いたいです。

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