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投資と回収の具体的なしくみ その③

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こんにちは。

仲村和也です。

「投資と回収」についての3回目です。
今回は人件費についてのメリットについてお話ししていきます。

基本的な条件さえ揃えば大きいリターン額

マイネイルでは、年末にトータル7人のネイリストの方が入ったことがありました。
ですが残念ながら、その内の2人は辞めてしまうことになりました。
ここでかかった投資額ですが、ざっくりというと7人×約50万円(デビューするまでにかかる、おおよその費用。「前回のその②を参照してみて下さい」)=350万円となります。
この7人は、全く筆も持ったことのない方や認定講師の方などもいますので、全員が同じ条件というわけではありません。
即戦力である認定講師の方はいきなり利益は出ますが、それだけに採用コストと時給が高いので、この7人の例はあくまでも平均としてこれくらい、と考えて下さい。

それではこの350万円に対して、リターンはどうなのか?

まずどんな広告媒体を使うにせよ、集客は出来ている(無駄なくネイリストたちが施術に入っている)状態と、1店舗に3人以上のネイリストがいること(3人以下の場合では固定費でまず売り上げが消えてしまうことがあるため)を前提にしてお話ししていきます。
ちなみにこの前提は、マイネイルや、都内・地方都市でホットペッパービューティーを使っているサロンの状態となります。損益分岐点の詳細部分は今回は割愛します。

今回の新人ネイリストの方が、将来的に50万円以上の売り上げになれば、純利益を約30万円ほど出すことが出来ます。5人が残ってくれたので5人×30万円となり、そのネイリストたちのおかげで月に150万円の利益が新たに生み出せるわけです。
こうなれば、デビューして3ヵ月で投資分を回収したことになります。
丸々1年で考えると、1800万円の利益です。投資350万円に対してこのリターンは、非常に大きいというわけです。

ざっくりとですが、これが「投資と回収」というわけです。
もちろん、この中にはいろいろな要素が絡んできますので、一概に全てがこうなるとはいえない部分もありますが、前述したようなネイルサロンの基本的条件が揃っているのであれば、大きいリターンは出やすくなるはずです。
最悪で、350万円を投資したのに全員が数ヵ月後に辞めてしまうようであれば、この投資は無駄に終わったことになってしまいます。
ですので、人材への投資を無駄にしないためにも、スタッフたちが辞めない環境作りが重要となってきます。

大切なのは人間関係とやりがい

辞めない環境作りとは何か? これも細かく考えると深いのですが、いちばんの環境は賃金と人間関係とやりがい、ということになると思います。

賃金は高いに越したことはないのですが、それだけではなく、スタッフ同士やオーナーとスタッフとの人間関係、ひとくちでいえば信頼関係があれば、辞めてしまうこともなくなるでしょう。特にオーナーの場合、現場には入れないことも多いと思いますし、店長やアドバイザーの方からスタッフ同士の関係や現場の雰囲気などはある程度把握しておくことが大切です。

やりがいについては、オーナー自身のビジョンを話したり、スタッフたちの目的などを聞いたりして、スタッフが「このサロンにいれば自分が成長できる、目的に近づける」と考えて働ければそれがベストです。たとえ最終的な目的が違ったとしても、そこまでの課程で一緒に頑張ろうと思えるなら、やりがいを持って仕事が出来るでしょう。

また、スタッフたちが快適に働けるような環境設備も、無理のない出来る範囲で構わないので整えることも頭に入れておくといいです。
オーナーとスタッフ同士、ギブアンドテイクの関係も必要です。お互いがお互いのことを考えながら仕事を続けていければ、良い状況の時にはみんなで喜び、悪いときにも全員で助け合って乗り切ることもできると思います。

オーナーとしては人件費だけではなく、こういった部分にも資本の投資が必要になります。
ですので、先ほどのように1800万円の利益となっても、丸々がそうではなく、さらにそこから新たな投資をしていくことになります。投資と回収はこれの繰り返しによって成り立っていくわけです。

今回は3回に渡って「投資と回収」の話しをしましたが、会社というものは、このようにして大きくなっていきます。
もっと具体的に話せばいろいろなことがありますし、説明するのに数時間はかかってしまうことになります。この3回で、その雰囲気だけでも解ってもらえたなら、と思います。

オーナーが会社を大きくしたければ、この投資と回収の大きさと、スピードを上げていくことです。あまり無理をしすぎれば失敗する率も高くなりますし、チマチマしすぎていては大きくは出来ません。
ここのバランスをどう考えていくか? そこはそれぞれのオーナー様がどうしたいのか、ということがポイントとなってくるでしょう。

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