知識集

  • スタッフ教育ネイルサロンコンサルについて2016.02.20

    こんにちは!

    コンサリスタ・アドバイザーの後藤です。

    今日からまた、新しいクライアント様とスタート♡
    以前、初回アドバイザーコンサルティングでお会いしたオーナー様から継続サポートのご依頼があり、契約内容の確認も兼ねてお会いしてきました。

    初回アドバイザーコンサルの際に、「新人育成」について具体的なスケジュールがなく、研修が思うように進まないとのご相談も頂いていたので、研修プログラムとその具体的な内容、スケジュールを作成してご提案させて頂きました。

    研修プログラムとは?

    技術はもちろん、接客接遇やネイルサロン毎の各マニュアル(決まりごと)なども理解して実行できるまでを“新人育成のゴール”としなければ、安心してサロンを任せられないですよね。

    未経験のネイリストさんを雇用しても、経歴のあるネイリストさんを雇用したとしても、、いったい何を持ってデビューと考えるか?
    それを明確にするためのものが“研修プログラム”であり、そのプログラム全てに合格が出たらデビューと決めておくことが大切です。
    プログラムを教えていくためのスケジュールと具体的な内容を提示することで、新人ネイリストさんも目的と目標を持って研修期間に臨むことができます。

    近年、ネイル業界ではスクール卒業生などの技術レベルの低下が問題になっている部分があります。
    ネイルサロンにもよりますが、未経験者への技術指導に3ヵ月から半年以上、場合によっては1年も費やすこともあるといいます。
    通常だと、約3ヵ月の研修期間でデビューというのが一般的だとは思うのですが、この長いようで短い期間に、どのように研修させるかということがポイントになってくると思います。

    そのためにはネイリストたち自身が、どれくらいの期間にどんなことを覚えていかなければならないかということをしっかりと把握することが必要です。
    もちろん、教える側にしても同様で、いかに効率よく指導していくかが重要になってくるのです。
    技術的なこと、お客様に対する心構えなどやることは多岐に渡ると思いますが、最初のうちにこれらをしっかりと学んでいくか否かで、後々になって大きく変わってくると思います。

    ネイルサロン全体の統一感も大切

    また、“研修プログラム”は何も新人さんだけのためのものではなく、他のサロンで経験のあるネイリストさんにしても必要なものです。
    特に接客接遇やサービスの仕方というのは、ネイルサロンによって異なるものです。
    以前のサロンではこうだったからと、ネイリストさんによってそのやり方がバラバラになってしまうと、サロン全体として統一感がなくなってしまい、お客様を戸惑わせることにもなってしまいます。

    サロン独自の売りとして、“あのサロンに行くと、こういう接客とサービスが受けられる”という認識をお客様に持って貰うためにも、統一感は大切です。
    経験者の場合は技術的な部分では合格ラインだったとしても、接客接遇やサービスの部分で自分のサロンのやり方というものを覚えて貰うことが重要です。
    この部分だけで言えば、他のサロンでのクセが付いている経験者よりも、未経験で物事を素直に吸収できる新人さんの方が教えやすいかもしれません。
    そういう意味では、研修プログラムを新人さん用、経験者用と分けて作成しておくのもいいかもしれませんね。

    どちらにしても、研修プログラムを全て終えた時点をゴールとしてデビューさせる、という仕組みを作ることで、サロンの様々な業務がスムーズに行えるようになることは確かです。
    研修プログラムがあることによって、新人さんが入ってきたときのオーナースケジュールやサロンの予約枠など、事前に予定を立てやすくなるはずですよ♡

    今回のオーナー様とは、ご提案させて頂いた研修プログラムを更に詰めて、繁忙期には安心してお客様を任せられるスタッフを共に育てていくつもりです!!
    ネイリストさんの育成には苦労しているサロン様も多いと思いますが、全力でサポートさせて頂きます!!
    よろしくお願いいたします♡

中小企業でネイルサロンを購入したものの、悩んでいる…
企業が優秀なマネージャーを雇用するのではなく、
低コストで外部の専門マネージャーに任せませんか?

他にも開業コンサル、美容商材、顧問コンサル、集客・広報、ネイルサロンM&A、など、
様々なことに対応できます。まずはお問い合わせください。