知識集

  • ネイルサロン経営について2016.02.12

    こんにちは。

    仲村和也です。

    ネイルサロンの求人をかける際に、わりと集まりやすいのは新規サロンのオープニングスタッフです。
    これは、もうすでに出来上がっているサロンに入っていくことに抵抗のある方が多いからだともいえます。

    私はよく、ブログでオーナー対ネイリストといった関係性を話しますが、今回はネイリスト同士についてお話ししていきます。

    ネイルサロンは女性の職場

    このネイリスト同士の人間関係に悩むオーナーも多いです。
    3人以上の人が集まると、そこには派閥が出来たり、様々なことで“少数派”や“多数派”に分かれてトラブルが起きたりするようになります。
    人数が増えれば増えるほどその可能性は高くなりますし、これはある程度は仕方のないことではあります。
    要は、トラブルが起きたときにどう対処していくか? ということです。

    ネイルサロンというのは、男性ネイリストも増えてはきているそうですが、やはり女性の職場です。
    この女性ばかりの世界で何かしら人間関係の問題が起きていると、サロンの雰囲気が悪くなるのはもちろん、離職率も上がってしまうことになります。
    女性同士のトラブルの場合、長引いてしまうとかなり厄介なことになってしまうというのは、よく聞く話しです。
    となると、顧客も掴みにくくなってしまい悪循環が生まれてしまいます。

    長くいるスタッフがなかなか新人を受け入れてくれない、という悩みもよく聞きます。
    誰かひとりが、悪い意味でリーダーシップを取ってしまっているようなことも多々あるようです。
    特に、感情が優先して行動するタイプの人の場合には揉め事も多くなりがちだと思います。
    「喋り方などの態度が気にくわない」
    「自分とは性格が合わない」
    「仕事に対する姿勢がなってない」
    など、私情と仕事に関係することがごっちゃになってしまうことも多いかもしれません。
    ここら辺をしっかりと分けて考えて行動する人ならいいのですが、そうではなく、ましてやそれがベテランスタッフとなると対処するのも大変になると思います。

    単に早く成長して貰いたいから厳しく技術指導などをしすぎてしまうのと、新人を受け入れたくないがために悪意を持って接しているのかなどの見極めも必要です。
    前者の場合ならまだ注意もしやすいと思いますが、後者になると問題です。
    そんな時、オーナーが間に入って腹を割って話すことで解決するのであればいいのですが、簡単ではないことは事実です。
    特にオーナーが男性の場合だと、女性同士にしか解らない部分などは考えることが出来ないので、かえって問題をこじらせてしまう可能性もないとはいえません。
    また、対応の仕方によってはどちらかに贔屓しているというように捉えられてしまうこともあるかもしれません。

    サロン内の人間関係は大切なベース

    やみくもにしていいことではありませんが、状況によっては辞めて貰ったほうがいいこともあります。スタッフ同士の不協和音は必ずサロンの印象に繋がるからです。
    ただし、この場合にはしっかりとした判断が必要です。
    その人がひとりいることによって、明らかにサロン全体に悪影響を与えている、そして注意しても直そうとする意思がまったくない、などであれば致し方ないと思います。
    仮にそれがベテランスタッフだったりすると、一時的に集客や顧客に影響するかもしれません。
    ですが長い目でみれは、将来的に有望な新人が辞めてしまうよりも全然いいと思います。

    マイサロンの場合には、そのあたりもアドバイザーがしっかりと見てくれています。
    何かしらいつもと様子が違うと、アドバイザーが中に入って対応しています。
    やはり女性同士のことは女性の方が対応がしやすいのは確かです。
    アドバイザーがいなかったとしても、男性オーナーがいきなり介入するのではなく、店長などの責任者に対応してもらうようにするのが得策でしょう。

    サロン内の環境を整えるのはとても大事なことです
    特にネイルサロンでは、ネイリストたちスタッフの存在がその将来を左右するといっても過言ではありません。
    そういう意味でも人間関係は大切なベースとなります。
    “みんなで新人をしっかりと育てていこう、そしてサロンを発展させよう!”
    スタッフたち全員にそういうビジョンを持って貰うためにはどうすればいいのか? オーナーはこれを考える必要があります。

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